山田順子のレビュー一覧

  • たんぽぽ娘

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    おとぎ話のような雰囲気のあるロマンチックなSF短編集。表題作の『たんぽぽ娘』のみ既読でしたが、やはりこれが最高の出来。
    『エミリーと不滅の詩人たち』『主従問題』『神風』『河を下る旅』も好み。
    面白くないなと思うものもあり玉石混交の感はあります。

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    2015年08月09日
  • たんぽぽ娘

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    ・R・F・ヤング「たんぽぽ娘」(河出文庫)の 「編者あとがき」にかうある。「ヤングの短編集を編むとき、ぼくが特化したのは、ロマンスものーーというか、彼のボーイ・ミーツ・ガールものである。ほか の作家ならいざ知らず、彼の作品中ずばぬけた出来ばえを見せているのはボーイ・ミーツ・ガールものとそのさまざまなヴァリエーションだった」(384 頁)。確かに、これはこの通りの短篇集である。これ以上でもなくこれ以下でもない、ボーイ・ミーツ・ガールもの集成である。巻頭の「特別急行がおくれた日」から最後の「ジャンヌの弓」までの全13編、外れはない。どれもおもしろい。
    ・巻頭の「特別急行がおくれた日」は蒸気機関車運

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    2015年03月09日
  • たんぽぽ娘

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    奇想コレクション最終回配本。で持っているのに
    文庫本を買ったのは、ざっくりとした短い話で
    ふわっとしたい気分になりたいときに
    ポケットに入れておけるから。
    それにしても、ちょっと前まで
    入手困難な幻の名作がうちに3冊もある。
    ネットで英語版、苦労して読んだ反動だ。

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    2015年01月13日
  • 本好きに捧げる英国ミステリ傑作選

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    本に関する短篇を集めたアンソロジーで16篇収録。
    ビブリオミステリって本が謎の中心にあるものと思っていたが、もう少し意味が広くて、本に関わればなんでもOKという感じらしい。このアンソロジーもバラエティに富んだ作品が収録されており、思ってたのとは違ったが逆に面白かった。
    ベストはロイ・ヴィカーズ「ある男とその姑」、ヴィクター・カニング「性格の問題」。

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    2025年12月05日
  • 本好きに捧げる英国ミステリ傑作選

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    少しづつ楽しめるのが良い。忙しかったからか疲れてたからか読むのにかなり時間がかかってしまったが。
    ロイ・ヴィカーズやクリスチアナ・ブランドが特に面白かった。

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    2025年11月15日
  • たんぽぽ娘

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    古き良きSFを堪能した。昔は古典SFに集中していた時期があったがご無沙汰だった。この手のSFで良いのは何かと豊かなアイディアに出会える事だ。特に表題作、これに胸を打たれた。なんとロマンチックな。今であればこの物語のあとまで描かないといけなくなるのだが、カチンと切っているところが良い。他の作品もなかなかに良かった。やはり好きなジャンルには手を伸ばしていくべきなのだな。

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    2025年10月31日
  • たんぽぽ娘

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     本作品を知ったきっかけはビブリア古書堂事件手帖。
    同名タイトルの栞子さんの本棚で『たんぽぽ娘』一度読んでいるがロバート・F・ヤングの他の作品も読んでみたいと思い手に取った。

    『たんぽぽ娘』が面白かったので他の作品もきっと素晴らしいものが多いだろうと期待を胸に宝箱を開けるような気持ちで本を開いたのだが思っていたのと少し違っていた。
    というのも『たんぽぽ娘』の持つ物語の雰囲気と他の作品がちょっと違う感じだからかな。
    『たんぽぽ娘』は甘くて切なく余韻が残る読後感があり、情景描写やあの有名な「おとといは兎を見たわ、きのうは鹿、今日はあなた」という詩のような世界観が他の作品からは感じられなかった。

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    2025年10月12日
  • 赤い館の秘密

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    クマのプーさんの作者が書いたミステリー小説とは知らずに読み始めたけど、何と100年ほど前の作品だそう。古さは全く感じず、ぐいぐいと内容に引き込まれた。別の作品もあるのかな。あるならぜひ読んでみたい。

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    2024年12月07日
  • 赤い館の秘密

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    ネタバレ

    プーさんの作者がミステリを書いてるとは知らなかった!まんまと釣られた。

    古典作品という事もあって変なややこしさは無く、途中で何となくトリックはわかると思う。

    ホームズ役とワトスン役のキャラクターが良い。軽快な会話をしながらしっかり連携して情報収集したりと読みやすい。

    瞬間記憶持ちは強い。些細な違和感を紐解いてじわじわ真相に近づくやり方。

    金田一耕助のモデルっていうのちょっとわかる。

    訳者のあとがきでちょっと微妙な気持ちになった。

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    2024年11月20日
  • 豪華客船オリンピック号の殺人

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    死が訪れるのは6割がた経ってからだから、無理に邦題を揃えなくても。まだまだ続くとは。
    船長の謎は??

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    2024年11月07日
  • たんぽぽ娘

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    ネタバレ

     本作は13の短編を収録した本で、作品の多くがロマンス的で、ボーイミーツガールという特徴がある。本作のなかでも有名なのが「たんぽぽ娘」であるが、これは主人公が出会った若い女性と主人公の妻の関係がポイントである。

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    2024年10月20日
  • 赤い館の秘密

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    『クマのプーさん』は子どもの時に読んだけど、同じ作者が推理小説を書いてるなんて知らなかった。
    しかもその作品は、乱歩ベスト10の堂々8位。

    裏表紙からあらすじ少し。
    赤い館で銃声が轟いた。死んだのは15年ぶりに館の主マークを訪ねてきた兄だった…。

    推理小説なのにずっと優しい。
    クマのプーさんがいつ登場しても違和感ないんじゃないか?ってくらい全部ほんわかしてる。
    A・A・ミルンさんという人は、上品で優しい紳士なんだろうなと読んでてずっと感じた。

    この作品は、ホームズのような超人的な名探偵とへっぽこワトソンではない。
    素人探偵のギリンガムは、性格が良くて優しくて、ワトソン役を褒めて伸ばすタイ

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    2024年10月19日
  • たんぽぽ娘

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    ネタバレ

    好きだなというお話と意味がわからないお話が顕著すぎた。読み終えることが目的になってしまいよくわからない作品がたくさんあった…。

    ・特別急行がおくれた日
    あまりよく分からなかった。列車を動かしている人たちは実は列車のパーツ、擬人化みたいな話?
    ・河を下る旅
    各々自殺した男女が、(夢の中?意識朦朧としてしいる中)河を下る中で出会い、恋に落ち、やっぱり生きたいと思うお話し。幻想的で好きだった。
    ・エミリーと不滅の詩人たち
    アンドロイドの詩人家たちを愛する博物館勤務の女性のお話。これも好きだった。
    ・神風
    ちょっとこれもよく分からなかったけど、昔の「お国のために死ぬ」みたいなお話し。自国の男性と敵国

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    2024年09月26日
  • 図書室の怪 四編の奇怪な物語

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    読みやすい本かというと、少々ためらうところはある。
    しかしミステリーやホラーというジャンルでありがちな、悪意満載の内容ではなく、むしろ悪意は少なめ、過去の悪行に巻き込まれる子孫という感じだった。
    表題に4編の奇怪な物語とあったので、同じ長さの短編をまとめたものかなとおもったが、実際は表題にある『図書室の怪』が2/3くらいを締めていた。
    若干増長なところはあるけれど、表題作品はとても面白かった。

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    2024年05月07日
  • 赤い館の秘密

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    「くまのプーさん」を書いた人がこんなに本格的なミステリーを書くんだ!という驚きを常に抱きながら楽しめた。

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    2024年01月29日
  • たんぽぽ娘

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    昔のSF仕立てのファンタジー。やはりこの手のジャンルは短編がいい。

    牧歌的という言葉が似合う。テーマはボーイ・ミーツ・ガール。昔の少女マンガを読んでる感じ。都合よすぎな面は否めないけど、手にした時の期待値よりは面白かった。

    「失われし時のかたみ」。さだまさしの「博物館」って唄に似てるなって思った。

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    2023年12月28日
  • メナハウス・ホテルの殺人

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    アガサ賞デビュー長編賞受賞との事で手に取ってみた本書。

    戦争で夫を亡くして寡婦になったジェーンは、裕福な叔母・ミリーの付き添いで、エジプトのメナハウス・ホテルに滞在していましたが、ある日偶然若い女性客の死体を発見してしまいます。
    それによって、地元警察から疑われる羽目になってしまったジェーンは、容疑をはらすべく真犯人を見つけようと独自に動きだしますが・・・。

    第二の殺人、全員“何かありそう”なホテルの宿泊客たちの人間模様、魅力的で謎めいているメンズとのロマンス等々・・・確かに、“クリスティー風味”な感じはありますね。
    主人公・ジェーンの読んでいる本も『茶色の服の男』だったりするのも、著者の

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    2023年10月25日
  • ウェッジフィールド館の殺人

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    英国の領主屋敷で発生した事件… ロマンスと異国情緒を感じるミステリー #ウェッジフィールド館の殺人

    ■あらすじ
    1926年イギリス、戦争で夫を亡くしてしまった主人公ジェーンは、叔母とともに英国屋敷に滞在をしていた。ある日、館の使用人が自動車事故で命を落としてしまう。自動車を調べると、ブレーキに細工がされていることが発覚する。かつてエジプトで事件を解決していたジェーンは、叔母に頼まれて捜査を始めるのだった。

    ■きっと読みたくなるレビュー
    大きなお屋敷と広大な大地を背景に、大空に羽ばたくプロペラ機…
    時代も国も違っていますが、目の前に美しい情景が浮かんでくるんですよ。異国情緒や壮大な自然を感じ

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    2023年09月19日
  • 赤い館の秘密

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    物語の最後、「そうか、では、そこで殺人が起ったら、わたしに知らせてくれたまえ。探偵仕事にも慣れてきたからね」というギリンガムの台詞があり、この先、ギリンガム&ベヴァリーのコンビでシリーズ化される雰囲気満々なのだが、実際にはミルンは、この1作しかミステリを書いてない(残念!)。

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    2023年09月09日
  • ウェッジフィールド館の殺人

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    前作がとても面白かったので。夫の戦死により不幸な結婚生活に終止符を打った女性が主人公。かなりの方が感想に書かれてるように「首をかしげる」とか「眉をつり上げる」「腕をたたく」の言い回しが多用されていて残念。内容もミステリーより恋愛の要素強めになってて残念。

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    2023年08月21日