山田順子のレビュー一覧
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『探偵小説の黄金時代』のマーティン・エドワーズが選んだ、本にまつわる英国ミステリ・アンソロジー。
各作品の前にある作家紹介や解説も良かった。作家の背景や当時のことを知ってから読むと味わい深くなる。
古典英国ミステリ好きにはたまらない一冊だった。
特に印象に残った作品(面白かった順)
■ロイ・ヴィカーズ『ある男とその姑』
断トツの1位。倒叙が好きでこれまで読んできたけど、ここまで見事な作品にはなかなか出会えない。
コロンボの〈あの作品〉を彷彿とさせる、誰にも文句の付けようのない綺麗な鋭いオチ。
単にトリックを見せるための物語ではなく、「焦るがゆえに余計なことをしてしまうよね」という人間心理 -
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Posted by ブクログ
蔦屋重三郎が生まれ育った吉原のことが詳しく書かれた本でした。
吉原の遊び方から始まり、蔦重が吉原を細見(吉原の案内本)にどのように記したのか、そして吉原の様子や女郎達がどのように1日を過ごしたのかなどがとても分かりやすく書かれていました。今まで漠然としたイメージしかもっていなかったことが、はっきりと分かり、とても興味深く読みました。そして、大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の吉原風俗考証担当の山田順子さんが著者なので、ドラマで描かれた部分がとてもよく分かりました。この本を読んでいれば、初めからドラマがもっと分かりやすくなり、楽しめたのにと残念に思いました。
巻末には、安永4年細見「籬 -
Posted by ブクログ
ゴースト系は全く読まなかったから、おそらくこれが初。
主人公の姉弟はアイルランドからイギリスへ渡る。(この背景にはジャガイモ飢饉があってね、船のチケットをとれた人はアメリカ等に行き、取れなかった人はまずイギリスへ向かったと、この前の予習で知った。)逃れてきたイギリスの屋敷で何とか仕事をするようになった2人。しかし奉公することになった家の人たちも何だかおかしいし、屋敷にも不穏な気配を感じる。やっぱりちょっと怖かった笑
p.338〜339の姉が今まで抱えてきたことを話したシーンはぐっときたな。
あと、「物語と嘘の違い」に対する考えも名言だった。
名言だった!(大事なことだから2回言う)
年の瀬 -
匿名
ネタバレ 購入済みGreat details
The book has compressed knowledge on kimono and kimono accesories yet I love the details and snippets of origin or history added into it. The explanations are superb. I hope there'll be more historical narration on the changes of of kimono through the century or each decades.
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Posted by ブクログ
「肩甲骨は翼のなごり」も素敵でしたが、これはまた雰囲気が違います。
デイヴィッド・アーモンドの、ほのぼのとして可愛らしい、すべてが優しいお話。
ある日、バスの運転手バートのもとに、天使がやってきた。定年間近でつまらない日々だったのが、突然輝きだします。
ポケットに入る小さな天使。
妻のベティと二人で可愛がります。
学校の調理師をしているベティは、職場にも天使を連れて行きました。
アンジェリーノと名付けた天使に、生徒たちは大喜び。
そんな様子をうかがい、天使をさらおうとする悪人たちがいましたが。
だけれど小悪党すらも、この夫婦と天使にかかっては、いつまでも悪い奴でいられない。
本当の悪人は出 -
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