弁護士アイゼンベルク

弁護士アイゼンベルク

小説・文芸
1,425円 (税込)

7pt

凄腕の女性刑事弁護士アイゼンベルクの元に、ホームレスの少女から弁護の依頼が持ち込まれる。少女の友人のホームレスの男が若い女性を殺害し、死体を損壊した容疑で逮捕された件だという。驚いたことに、その男がアイゼンベルクの元恋人だったという衝撃の事実が判明する。若くして名声を得た物理学教授だった彼が、なぜ路上生活を送り、殺人の被疑者となったのか? 二転三転する事態と、熾烈極まりない裁判の果てに姿をあらわす、あまりに意外な真実。ドイツ推理作家協会賞受賞作家が放つ傑作ミステリ!/解説=川出正樹

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

弁護士アイゼンベルク のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ドイツの作家「アンドレアス・フェーア」の長篇ミステリ作品『弁護士アイゼンベルク(原題:Eisenberg)』を読みました。

    「ハラルト・ギルバース」の『オーディンの末裔』に続き、ドイツ作家の作品です。

    -----story-------------
    凄腕の女性刑事弁護士「アイゼンベルク」は、ホームレスの少女から弁護を依頼される。
    友人のホームレスの男が、女性の殺害容疑で逮捕された件だという。
    驚いたことに、彼は「アイゼンベルク」の元恋人だった。
    物理学教授の彼がなぜホームレスになり、殺人の被疑者に? 
    二転三転する事態と熾烈な裁判の果てに明らかになる、あまりに意外な真実。
    一気読み必至の傑作エンターテインメント! 
    解説=「川出正樹」
    -----------------------

    紅毛緑眼、デザイナー眼鏡がトレードマークの女性刑事弁護士「ラヘル・アイゼンベルク」を主人公としたシリーズの第一作です、、、

    「ラヘル」は、20人の職員を抱えるアイゼンベルク&パートナーズ法律事務所を率いる刑事事件専門の敏腕弁護士… ミュンヘン市内の高級住宅地ニンフェンブルクに思春期真っ只中の娘「ザーラ」と暮しており、法律事務所の共同経営者で契約や会社法の専門家である夫「ザーシャ」とは、1年前に彼が事務所の司法修士生だった若い女性「パウラ・ホルベルク」と浮気したため別居中だが、仕事の利便上、やむ得ずパートナーシップを継続しており、法律事務所内の空気はぴりぴりしている。

    そんな中、「ラヘル」はホームレスの少女「ニコレ・ベーム」から、殺人犯の容疑で逮捕されたホームレスの男「ハイコ・ゲルラッハ」の弁護を依頼される、、、

    2015年(平成27年)4月、鋭利なナイフで両手を切り落され、その両手を頭部に釘で打ちつけられた女子大生「ヨハナ・メント」の遺体が発見され、「ハイコ」は、犯行時刻に犯行現場近くで目撃された証言と映像記録、被害者の遺体に付着していた毛髪等のDNA鑑定結果から、容疑者として逮捕されたのだった… そして、「ハイコ」は「ラヘル」の昔の恋人で、元物理学者だった。

    その3ヵ月前の2015年(平成27年)1月の雪の舞う寒い夜、コソボからドイツに逃げて来た「レオノーラ・シュコドラ」と「ヴァレンティナ」の母娘がオーストリアとの国境を越えて南ドイツの山道を車で走行していた… そんな彼女の動向を追っていた二人の男、「パトリック・ランゲ」と「アルノルト・マルクヴァルト」は林道に潜み、目の前を通過した「レオノーラ」の車を追うべく車を発進させた、、、

    「ハイコ」にとって致命的な証拠を揃えて堅固に築かれた検察側の主張を、「ラヘル」はいかにして切り崩すのか?
    そもそも、大学の物理教授だった「ハイコ」は、なぜ路上生活者となり、事件の被疑者となったのか?
    「パトリック」と「アルノルト」に終われる「レオノーラ」と「ヴァレンティナ」の母娘の運命は?
    そして、それらはプロローグで触れられた「ラヘル」の絶体絶命の状況に、どう繋がっていくのか?

    「パトリック」と「アルノルト」の悪事を暴き、「ラヘル」が「ハイコ」の無罪を勝ち取るまでの展開は、法廷での検察vs.弁護士というリーガルサスペンス要素が強かったのですが… その後、「ラヘル」の身に危険が迫り、別荘に監禁される展開は、エンターテインメント性が高いサスペンス要素が強くなり、どんどん作品の中に引き込まれていきましたね、、、

    ここまでの展開で脇役的な存在だった「ラヘル」の依頼人で男爵の「フォン・メットゲニヒ=ホイエルスバッハ」が活躍する場面は意外でしたね… そして、エンディングで仄めかされる「ラヘル」の姉「ハナ」の死にまつわる「ラヘル」のトラウマの存在。

    第二作も読んでみたくなる終わり方でしたね… 読んでみたいな。



    以下は、主な登場人物です。

    「ラヘル・アイゼンベルク」
     刑事弁護士

    「ザーシャ・アイゼンベルク」
     ラヘルの夫。弁護士

    「ザーラ・アイゼンベルク」
     ラヘルとザーシャの娘

    「パウラ・ホルベルク」
     ザーシャの恋人

    「カルステン・ディルブレック」
     ラヘルとザーシャの同僚。弁護士

    「ヤニーナ・エーベルト」
     ラヘルとザーシャの同僚。弁護士

    「ラウラ・シュトック」
     ラヘルの部下

    「ヨハナ・メント」
     大学生

    「ニコレ・ベーム」
     ホームレスの少女

    「ハイコ・ゲルラッハ」
     ホームレス。元物理学教授

    「ヘンリク・シュヴィント」
     上級検事

    「ザビーネ・ヴィットマン」
     検察官

    「エマヌエル・シュタング」
     法医学研究所所長

    「フォン・メットゲニヒ=ホイエルスバッハ」
     男爵。ラヘルの依頼人

    「ミロスラフ・オックスミヒェル」
     クラッカー

    「カスパー・ハイム」
     ザーラの同級生

    「レーザ・ハイム」
     カスパーの父親。弁護士

    「レオノーラ・シュコドラ」
     コソボからドイツに来た女性

    「ヴァレンティナ・シュコドラ」
     レオノーラの娘

    「アルビーナ・ツィンマーマン」
     レオノーラの友人

    「パトリック・ランゲ」
     警察官。レオノーラを追う

    「アルノルト・マルクヴァルト」
     上級警部。レオノーラを追う

    「ヴェルナー・オービンガー」
     上級巡査

    「カイ・フェルバーベック」
     ラヘルの元依頼人

    0
    2023年03月25日

    Posted by ブクログ

    読み応えありの、ドイツリーガルミステリ。

    女子大生の猟奇的な死体が発見され、元大学教授のホームレス・ハイコが逮捕されます。
    弁護士のラヘル・アイゼンベルクは、ハイコの友人のホームレスの少女から彼の弁護を依頼されますが、なんとハイコはラヘルの元彼で・・・。

    息もつかせぬ、先の読めない展開で一気に引き込まれます。
    中盤まで女子大生の猟奇殺人事件の件と、コソボから逃亡してきた母娘が大ピンチに陥っている様子が交互に展開されるのですが、これらの要素がどう繋がっていくのか・・・二転三転するプロットに続きが気になりすぎてページを繰る手が止まらん!という感じです。
    いかにも“バリキャリ”なラヘルのキャラも良いですね(好き嫌い別れると思いますが・・)。彼女の私生活の場面もドイツ特有(?)の文化やライフスタイルが描かれていて、興味深かったです。
    ドキドキハラハラの終盤を経て、ラストはホッと一息、と思いきや、エピローグではラヘルの“秘密(闇?)”を示唆したまま、“え?どういうこと?気になるんだけど!”という意味深な終わり方でした。
    これは続編を読むしかないですね!

    0
    2022年09月28日

    Posted by ブクログ

    面白い!

    ドイツの推理小説と、日本では数が少ない作品ですが、複数の異なる国が地続きであるヨーロッパ特有の背景も物語に盛り込まれていて、それがこの作品の伏線にもなっています。

    いやぁ、結末(の一歩前)は「そう来たか」と。複雑な事件を解決したのに、まだページが結構余っていたので「変だな?」とは思ったんですよね。

    二作目も翻訳されている様なので、読んでみたいと思います。

    0
    2020年06月26日

    Posted by ブクログ

    腕利きの弁護士が鋭い洞察力と行動力を武器に窮地に陥った依頼人を救う。
    弁護士アイゼンベルク、面白かったー。

    0
    2019年06月16日

    Posted by ブクログ

    アイゼンベルグのキャラがいい。人を使い慣れたバリキャリ弁護士。テンポもよくスピーディー。小気味よく読めた。日常描写も好み。

    0
    2018年06月05日

    Posted by ブクログ

    凄腕の女性弁護士にホームレス少女からの弁護依頼。殺人の被疑者は元恋人の物理学者。コソボから逃げてきた母子から、一族の復讐のため夫の居場所を聞き出そうとする刑事と異母弟。問い合わせてきたミュンヘンの女子学生。

    如何にして、何故敏腕になったかが垣間見える、がっつりミステリー。

    0
    2019年04月14日

    Posted by ブクログ

    先日読んだ『償いは、今』とストーリーでカブっているが、本作品の方が骨太。テレビドラマの原作という印象は同じだが、作者は長年テレビドラマの脚本を手掛けてきただけあって、映像的で疾走感のある仕上がりとなっている。

    主人公が囚われの身で絶体絶命のシーンから始まり、視点が変わり時間も前後して複数の事件が並行していくというストーリー。一体どのように交錯するのかの興味で引っ張り、弁護士の人生と法廷劇をうまく絡めている。

    二転三転の展開と衝撃的な結末もあって面白いが、もうひとつ物語にコクがない。終盤は強引にバタバタしすぎであまり好きじゃない。でもってこのヒロインも好きになれなかった。意味深なラストだったけど、続編は読まないわ、多分。

    0
    2018年07月15日

    Posted by ブクログ

    凄腕の女性弁護士アイゼンベルクは、ホームレスの少女から弁護を依頼される。彼女の友人のホームレスの男が若い女性を殺害し、死体を損壊した容疑で逮捕されたのだ。しかもその男がアイゼンベルクの元恋人だったと判明する。高名な物理学教授の彼がなぜホームレスになり、殺人の被疑者に? 二転三転する事件と、法廷での熾烈な論述戦の果てに明らかになる、あまりに意外な犯人。ミステリドラマの脚本家としても名高いドイツ推理作家協会賞受賞作家が贈る傑作ミステリ!

    リーガル・サスペンスを期待していたのだが、全然違う展開になってしまった。ご都合主義もいいところ。

    0
    2018年05月06日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    またひとつ面白いシリーズの登場。テンポよく進み、スピード感を感じられる展開、次から次へと起こる出来事。飽きさせないストーリーで面白い。主人公はじめ登場人物たちが魅力的なのもいい。弁護士としての、母親としての顔があってそのどちらもがこの先が楽しみになるしテキパキとした動きもいい。事件の緊迫した場面と娘と過ごす場面のメリハリも効いている。次作へつながりそうなラストも興味深い。早く続きが読みたい。

    0
    2018年07月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    馴染みがないドイツの人名は難しいし、最初は主人公のラヘルがちょっと苦手かも…と思ったのだけど、面白かった。
    現在の事件と過去の出来事がどう繋がっていくのか気になり、一気読み。
    ラヘルには難しい年頃の娘や別居中の夫がいて、それぞれとの関係や日常部分も興味深く読んだ。
    2作目も気になる!

    0
    2021年03月02日

弁護士アイゼンベルク の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

創元推理文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す