亡国のハントレス

亡国のハントレス

1,430円 (税込)

7pt

第二次大戦後、激動の時代に消えた殺人者
“ザ・ハントレス”の正体とは――

「戦場のアリス」(「本の雑誌が選ぶ2019年度文庫ベストテン」第1位/本の雑誌増刊『おすすめ文庫王国2020』)著者が放つ全米ベストセラー!

第二次大戦のさなか、ドイツ占領下のポーランドに“ザ・ハントレス”と呼ばれた殺人者がいた。
森で人を狩り、子供や兵士を殺した冷酷な親衛隊将校の愛人。
その女に弟の命を奪われた元従軍記者の英国人イアンはナチハンターとして行方を捜し、1950年春、手がかりを追って大西洋を渡る――。
一方、米国ボストンでは、17歳の娘ジョーダンが父親の再婚相手に不審を抱き……。
壮大な歴史ミステリー

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

亡国のハントレス のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ナチス親衛隊将校の愛人であり「ザ・ハントレス」と呼ばれる殺人犯を追う歴史ミステリ。
    ザ・ハントレスを追うイギリス人の元従軍記者と、ザ・ハントレスに殺されず逃げ延びた元ソ連空軍の女性操縦士と、カメラマン志望のアメリカ娘という3人の視点で物語は進む。
    ザ・ハントレスがどのように身分を隠して潜伏しているか

    0
    2025年03月21日

    Posted by ブクログ

    第二次世界大戦中に存在した「ザ・ハントレス」を追う英国人イアン。父の再婚相手に不信感を持つ米国人ジョーダン。シベリアバイカル湖で育ったロシア人ニーナ。それぞれの視点で描かれる物語は絡み合い1人の女へと辿り着く。……最高に面白い→

    歴史ミステリー、というにはミステリー弱めやけど、私は読んで良かった!

    0
    2022年05月30日

    Posted by ブクログ

    実に750頁超え、本に手にした時は厚さにビビるが、読み始めたら止まらない。ジョーダン、ニーナ、イアンこの三人の名前の章が順繰りに進んでいくが、キャラクターが立っており、どの章の話も実に面白い。其々の支線が途中から交わって一つになるのもまた、ワクワクさせる。

    0
    2022年05月30日

    Posted by ブクログ

     今年の後半は、第一次・第二次世界大戦の時代に展開した作品を、いつになく多く読んだ気がしている。しかも現在を描くものより、むしろ戦争を描く作品に良作が多いようにも思う。P・ルメートル、S・ハンターと続き、このケイト・クインがダメ押しであった。

     ケイト・クインは、前作も『戦場のアリス』で印象的な世

    0
    2021年12月31日

    Posted by ブクログ

    第二次世界大戦でハントレスと呼ばれた殺人者を追う。戦闘機に乗る女性飛行士のニーナ、ハントレスに弟を殺害されたイアン、戦争から五年後にいるジョーダン。戦時から戦後へと時間を行き来しながらハントレスを追う物語。ニーナの戦闘機に乗る描写の迫力は読み応えがあるし、イアンのゲット立てる計画やジョーダンの恋や義

    0
    2021年10月06日

    Posted by ブクログ

    久々の700ページ越えは、その本の重さをさらに際立たせるような、“重い”物語。

    生と死が背中合わせの“戦争”が終わると、今度はいつまで経っても目醒めない“悪夢”が人を苦しめる。

    償いと許し
    怒りと怯え

    人の人生(未来、希望)を突然暗闇に引き摺り込む“戦争”という暴力は、始めることより終わること

    0
    2025年08月30日

    Posted by ブクログ

    コロナ社会になってのここ二年、北欧東欧ソ連ものが大半を占めている。特にナチ発掘の作品。

    「戦場のアリス」でそれまで雑駁にしか認識できていなかった「血の通った戦争ストーリー」を読み、構成の素晴らしさ似た作品にない完成度に驚きを覚えた。続いてのこの作品も厚みは全く感じさせない 素材を撚り併せた結果に来

    0
    2022年04月11日

    Posted by ブクログ

    ジョーダン、ニーナ、アンネリーゼ。国籍も年代も異なる女性の1945年を挟んだ約750ページの物語。各章ごとに主要人物の名があるので読み易かったが、さすがにまじめな750ページを軽く読める筈はなく、途中何度か心折れた。が、やはり完読して良かったとつくづく思うし、その厚みに相応しい骨太の作品だった。

    0
    2021年11月07日

    Posted by ブクログ

    長編で、途中で話が絡まり過ぎてしまっいる印象があったけど、頑張って最後まで読んでよかった!
    かなり最後になって来ないと、良さが分からないかも❗️

    0
    2025年07月02日

    Posted by ブクログ

    第二次大戦中にナチスの手先として数々の暗殺行為を行い「ハントレス(女狩人)」と呼ばれる女性がいた。彼女の行方を追うナチ・ハンター、ソ連空軍で「夜の魔女」と呼ばれた元パイロット、そして父親の再婚相手に疑問を抱くアメリカ人女性。ハントレスを追う三者のストーリーはとても面白かったのですが、そのぶん「ハント

    0
    2022年05月03日

亡国のハントレス の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ハーパーコリンズ・ジャパン の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す