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Posted by ブクログ
ドイツミステリの新シリーズ、めっちゃ面白かった。
大聖堂で殺された牧師、「17」の鍵、主人公の刑事の行方不明の妹、かつての仲間、臨床心理士のバディ、精神病院の謎の患者……
主人公のトム(刑事)の過去のできごとと現在起きている事件の章が交互に描かれ、謎が謎のままだいぶ引っ張られるしなんと完結しない(事件自体は一応終わるけど)。
訳者あとがきによるとこのシリーズは四部作なので、連ドラでいう「ひとつの大きな謎」がずっと物語の底に通奏低音として流れているタイプのシリーズのようだ。たぶん。
正直、発売直後にこの『17の鍵』をすぐに読まなくてよかったと思った。1ヶ月後に続編の『19号室』が出て、わたしは二冊同時に手に入れてから『17』を読み始めることができた。じゃないとモヤモヤした割には「通奏低音」の詳細を忘れてしまいそうなので(あくまで個人的な見解)。
殺人事件以外にも未解決の気になる謎だったり登場人物の過去だったり、気になることがたくさん開陳されて終わった印象なので、ちゃんとすっきり明示されるといいな……と楽しみ&ドキドキ。
Posted by ブクログ
ドイツミステリーは初めて。現代の事件でありながらもベルリンの壁について何度も象徴的に触れられており、改めてネットで調べたり。国家が力を持ち過ぎてしまった時代、人権が軽視された時代。
このあたりの時代背景がシリーズ全体を貫く筋になっていくのかなと予想。
ところで、トムが現場に気ままに立ち入り、勝手にいじり、隠蔽までするため、私の中のリンカーンライムが激おこ。主役2人はメンタルが擦り傷だらけなかんじで現場にいるのにいつもそれどころではなくいっぱいいっぱいなので、ちょっと落ち着いてから業務に従事した方がいいんじゃないかな、、と声をかけたくなります。
そんな不安定な基盤にある登場人物たちがどのように活躍していくのか、続きも気になります。
Posted by ブクログ
ベルリン大聖堂の丸天井に女性牧師の死体が吊り下げられていた。トム・バビロン刑事は遺体の首に17と刻まれた鍵が掛けられているのを見つける。トムは少年の頃に川底で見つけた死体のそばにあったのと同じ鍵。当時その鍵を妹に貸したところ妹が行方不明に。以来トムは仕事の傍ら妹の行方を探している。事件を追ううちにトムは…。
なんとも猟奇的な出だし。なぜこんな殺され方をするのか。1998年のトムの過去と2017年の現在の事件が交互に語られる。この過去の過ち、妹のこと、家族のこと、トムはいくつもの秘密を抱えている。トムと組んで捜査をする臨床心理士のジータは良い役割を演じるが彼女もまた秘密を抱えている。
「秘密があるのはお互いさま」ジータとは、そう言って互いの秘密には触れないことをルールとし捜査は進む。このジータとの男女の信頼関係いいですね。こういう2人は恋愛関係になってはいけない。シリーズものだしね。あの時トムと一緒に経験した旧友たち、謎めいた精神科病院、過去と現在が複雑に絡み合い、話は疾走する。最初に広げた謎がすべて解決するわけではない。ラストでも犯罪は半分しか解決しない。モヤモヤは残るがそこは続編に続くのであります。
Posted by ブクログ
ベルリンで起きた猟奇殺人事件を追う警察官、彼の過去にもある秘密があり事件と関わりが…
過去と現在を行ったり来たりする構成で、殺人事件の謎を追うとまた新たな謎が提示され
おいこの段階で未解決の謎が幾つかあるのに、最後までに回収されるのかい?と思いきや…未解決のまま完結
えー!と思いきやシリーズ物らしく続編があるんですって。そこで色々回収されるらしい。ほっと一息笑。
英米系の人物の名前にはある程度馴染みがあるけど、ゲルマン系の名前って馴染み薄くて頭に入りにくく、しかも女性か男性かがファーストネームだけでは分からなかったりして読んでて苦戦したけど慣れてきました。
続編も読んでみるかな。
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