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旧友の依頼で、マープルは変わり者の男と結婚したキャリイという女性の邸を訪れた。その家は非行少年たちを集めた少年院で、異様な雰囲気が漂っていた。キャリイの夫が妄想癖の少年に命を狙われる事件が起きたのも、そんななかでだった。しかも同時刻に別室で不可解な殺人事件が発生していた!
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Posted by ブクログ
アガサ・クリスティの作品は、トリックもそうだが、それ以上に『人間』を鮮やかに描いている。人間が引き起こすすべての事件は、人間が人間であるが故に起こるのだ。そういうメッセージをいつも勝手に受け取っている。 一応このアプリにはネタバレ防止の機能があるが、私は結構それを見てしまう質なので、私と同じような...続きを読む方が折角の楽しみを奪われないように、細かいことは書かない。
相変わらずクリスティーは心理描写が上手すぎてそこらの小説よりも安心して読める。 ストーリーを読み進める中で何処を軸に推理を進めれば良いのか迷ってしまった。一瞬だけあの方法を想像したもののあまりにも想像の域を出ない推理だったのですぐに放棄してしまったくらい。 今回登場する容疑者は主に三つのタイ...続きを読むプに分けられるように思う。善人、演者、精神異常者。だからこそ登場人物たち全てに対して表と裏があるように勘繰ってしまう。夢見がちな人間に見えたキャリイでさえも終盤には浅い人間ではないことが判るのだ。クリスティーは読者の抱いた印象を崩す事無く人間の意外な一面を描くことが非常に得意なように思える。 また最後にはこの物語から悪人が1人残らず居なくなってしまうのは驚き。それは殺されたりしたということではなく犯人も被害者も含めてあらゆる人物が善い心を持っていたことが判るのだ。これは他のジャンルだったら有り得るかも知れないが、ミステリで中々出来る芸当ではない筈だ。 流石はミステリの女王と言わざるをえない。
初めて呼んだクリスティーさんの作品がこれでした。 ミス・マープルの可愛らしさからの推理が大好きでした。
中編ぐらいでもよかったかも?と思うけど、面白かったのでよし。 相関図が複雑なので、家系図をつけてほしいと思った。
1954年発表、ミス・マープルものの第5作。非行少年たちの更生施設が隣接するストーニーゲートで起こる不可解な事件。イリュージョンといえば聞こえはいいが、派手さはなく、登場人物たちの証言もあやふやで推理ゲームとしての旨みはそこまでない。しかし推理劇としての面白さは別格。人間性から犯人、結末、真相を読み...続きを読む取ることができるか、マープルとクリスティに試される一作。
魔術の殺人はミス・マープルのドラマ版を先に見ていて、その後本書を読んだ。大まかなトリックは小説もドラマも変わりないが、小説ではより深く登場人物の深層心理に迫っていて、読み応えがあった。
マープル第五作。 事件発生までの人物描写と、 それを元にした推理、解決の流れが これまで読んだマープルの中で一番良かった。 彼女が魔女みたいな気もしてくる。
事件自体はシンプルで犯人はすぐに分かってしまったけど、事件が起きるまで、ミスマープルが話の中心だったところは、ちょっと新鮮だった。学生時代の友人を助けにいく話なのだけど、この友人がちょっと不可思議な人。その謎が分かった時は、ちょっと感動した。
予想通りの展開にならないところが良い。 冒頭からミス・マープルが登場しているのも新鮮だった。 事件自体はそこまで難しくないけれど、相関図が複雑すぎて久々にカバー袖の登場人物欄を活用した。 それにしてもミスリードが巧い。 誰かの台詞が伏線だってこと、分かっているのに気づけないんだよなあ。
【マープル】 1952年クリスティー62歳で、マープル長編12作品のうち5番目の作品。 マープルの学生時代の友人に「妹の身に良からぬことが起きる予感がする」と頼まれて、マープルは友人の屋敷に赴くと…。 最初の夫とその子ども、2番目の夫とその子ども、3番目の夫、実子と養女とその旦那もいて…もう人間...続きを読む関係が複雑過ぎるよー。 人数が多いのと魅力のある登場人物がいなかったので、誰にも感情移入できずに終わってしまった。 邸宅で非行少年ばかりを集めた少年更正施設をしていたり、妄想癖のある青年も出てくる。 もう色んなことがてんこ盛りなので、面白みが薄くなっている感じがした。 ★2.5 マープル長編の未読は残りあと3作品。 執筆した順番で最後の3作品を読まずにとっておいた。 楽しみでもあり、マープルが終わってしまう寂しさもある。大切にゆっくり読もう。
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魔術の殺人
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