作品一覧

  • キル・ショー
    3.4
    1巻1,485円 (税込)
    「衝撃」に次ぐ「衝撃」。驚異の新人登場! 4月の朝、突然失踪した16歳の少女。 サラに何が起こったのか? 26人の事件関係者の「証言」から浮かびあがる 10年前に全米を揺るがした事件の「真実」とは?  アメリカ東部の田舎町フレデリックで、16 歳の女子高生サラ・パーセルが失踪した。 手がかりゼロ、目撃者ゼロ。家族の同意の もと、大手テレビ・ネットワークによって その事件をリアルタイムで報道する連続リ アリティ番組が制作され、全米は不安と熱 狂の渦に叩きこまれる。いくつもの悲劇と スキャンダルを引き起こした番組の放送か ら10年。26人の事件関係者の証言から浮 かびあがる謎に包まれた事件の真相とは? 特異な叙述形式と意想外の展開。才気煥発 の「実録犯罪」ミステリーをご堪能あれ! 大量の伏線が緊張感と疾走感を支え、独特の声とユニークな視点を持つ鋭く描写されたキャラクターたちが物語に立体感と真実味を加味する。アメリカのトゥルー・クライムに対する執着についての痛烈な社会批評を包含した、魅力的なフィクション。 ――カーカス・レビュー
  • バイデンの光と影
    5.0
    全米20万部突破! 世界13カ国で刊行! ピューリッツァー賞受賞者が、 バイデン氏本人、オバマ前大統領をはじめ100人以上におよぶ綿密な取材に基づいて、 その「人となり」を描いた究極の評伝! もっとも不幸で、もっとも幸運な男 すべてが限界を超えたアメリカ、そして日米関係の行方は? 【解説 上智大学教授 前嶋和弘氏】 日本にとってもバイデン政権誕生の意味は大きい。 強い日米関係を軸とするところはバイデン政権でも変わらない。中国の台頭、北朝鮮の核・ミサイル開発に代表されるように、日本をめぐる安全保障上の環境は安倍政権前よりもかなり悪化している。この中で、日米同盟をどう深化・進化させるかは日本側にとっても大きな課題である。(中略) また、米中の「新冷戦」がさらに進展し、バイデン政権時の米中関係はさらに対立が激しくなる事態も予想される。米中関係を意識し、アメリカとの関係を考えないといけないという連立方程式の時代になっている。(中略) 中国の台頭という大きな変化の中でバイデン氏がどんなリーダーシップをとれるのか。 アメリカ大統領として、何を重視し、どういう選択をしていくのか、その価値判断の軸を知るために、本書は日本人にとっても重要な一冊になる。――本書より 【目次】 第1章 災厄の年 第2章 人柄 第3章「大人になりなさい」 第4章 副大統領 第5章 外交問題 第6章 幸運と不運 第7章 魂をかけた戦い 第8章 バイデン政権を待つものは?
  • ナイトメア・アリー 悪夢小路
    4.0
    1巻1,155円 (税込)
    ギレルモ・デル・トロ監督 映画化!  見世物小屋、タロット、降霊術… 野心的な奇術師の魂の彷徨を描く異形のカルト・ノワール! スタン・カーライルは、カーニヴァルの巡回ショーで働くしがないマジシャンだ。だが彼には野心があった。いつの日か華々しい成功と大金を掴んでみせる。同じ一座の占星術師ジーナと関係をもち、読心術の秘技を記したノートを手に入れたスタンは、若く美しいモリーと組んでヴォードヴィルへの進出を果たすが……タロットの示す運命とファム・ファタールに導かれて、栄光と絶望の果てに男がたどり着く衝撃のラストとは。特異な世界観で魅了する闇色のカルト・ノワール、登場! (解説・霜月蒼)
  • 遺伝子学者が教える ケンブリッジ式絶対真実のダイエット
    5.0
    「簡単にやせられる」というダイエット法はウソである。 ★世界有数の科学者による、ケンブリッジ大学での20年に及ぶ肥満研究の成果が日本初上陸!★イギリスBBCの人気番組「クリーン・イーティング」でも話題沸騰!★パレオ・ダイエット、グルテンフリー・ダイエット……人気ダイエットの真偽を最新の科学的根拠でわかりやすく解説! ・ジーンズがきつくなったのは遺伝子のせい? ・脳は、体重が減ることをなににもまして嫌う・体重を減らすことが困難な人がいるのはなぜなのか・肥満の原因はあなたの頭のなかにある・「デザートは別腹」は進化のなごり・空腹度によって渇望するカロリーの密度は変わってくる・グルテンフリーのドーナッツは結局のところドーナッツ・肉、糖は体に悪いのか?・食物摂取量を脳がいかにコントロールしているか……ほか
  • 若返るクラゲ 老いないネズミ 老化する人間
    3.6
    老いて、死ぬ。それは必然なのだろうか? ベニクラゲは若返り、ハダカデバネズミには老化が見られない。では、人間は? なぜ老いるのか? 人間には自己治癒力があるというのに…。本書は、私たちが進化の過程でどうやって「老化を獲得」してきたのか、その「老化の役割」とは何かを最新の科学から読み解いていく。
  • バイデンの光と影

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    【バイデンは「つながること」に対して飽くなき欲望を持っている】(文中より引用)

    政治家としての輝かしいキャリアを築き上げながら、私生活では絶望の淵を覗くような経験も持つバイデン大統領。その人となりを描きながら、バイデン大統領が米国にどのような影響をもたらすかを考察した作品です。著者は、ピューリッツァー賞作家のエヴァン・オスノス。訳者は、編集者を務めたこともある矢口誠。

    過去のエピソードにも足を運びながら、的確に人物像を描き出していく筆がお見事。また、その人物像から導き出されるバイデン大統領の可能性と限界に関する指摘も唸らされるものがありました。本人へのインタビューも興味深い内容が多く、バイ

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    2021年08月31日
  • 遺伝子学者が教える ケンブリッジ式絶対真実のダイエット

    Posted by ブクログ

    遺伝学の学者が、それこそ色々なダイエット法を遺伝学的にぶんせきする。
    家族の病気をなんとかしようと食事法を各種あたって見て、しっくり行かない部分をよみとくことができた。昨今のダイエットブームやアメリカ健康オタクのダイエット法がリン率する中、真反対の方方などに困惑することがままあるが、
    思ったとおり個人差が大きいものだったといえる。
    夫婦でほとんど同じものを食べていて、方や色々病気になり、いっぽう私はさほど大きな怖いことはない。この事実を鑑みて違いを分析して食べるものを検討するのが正しいということだ。ダイエット法に悩まされている方にはおすすめできる。

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    2021年06月02日
  • 若返るクラゲ 老いないネズミ 老化する人間

    Posted by ブクログ

    まさに目からウロコが落ちる話ばかり。
    結論的に言うと、生物の寿命と老化現象というのは未だ未解明の部分が多い。そもそも、生物の細胞は自己修復と複製を繰り返すことにより新しくなり新たな細胞に生まれ変わる。このシステムが壊れなければ老化をするはずがない。(植物は老化せず、何百年も生きる樹木があることは誰でも知っている)しかし、実際はそうではない。
    著者は、「生物の寿命は、個体によるのではなく、種族全体、ひいては生態系全体を守る為に遺伝子により決まっている」と主張する。
    例えば、牧草とウサギとキツネの関係を考えてみると、ウサギの寿命が高すぎれば、ウサギの数が多くなり、ウサギの住んでいる場所の牧草を食べ

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    2019年02月15日
  • キル・ショー

    Posted by ブクログ

    本編前の編集者覚書の時点で父親刑務所いるの分かってるし、どうすんの?と思ったけどしっかりミステリーとしても面白いし、社会への問いかけ的な要素あり考えさせられる。バズりと匿名文化の弊害や陰謀論、リアリティショーの裏表、リベラリズムと白人男性の立場など、この話が実際に起きているかのような説得力がある。ヤフコメ民とかX廃人の皆様に読んでほしい一冊。

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    2024年06月04日
  • キル・ショー

    Posted by ブクログ

    アメリカの田舎町で起きた少女失踪事件から10年後、その顛末を多数の証言から描き出すドキュメンタリー風ミステリー小説。以前読んだ『トゥルー・クライム・ストーリー』と似た構成だが、メタな仕掛けを仕込みまくってあちこちに振り回されるような『トゥルー〜』と異なり、こちらはもっとシンプルで読みやすく、社会風刺の要素も強い。実録犯罪ものはよく鑑賞するし、恐らく今後も読んだりするが、たまにはこういうので冷や水を浴びておくのがいいと思う。

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    2024年05月04日

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