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人質交渉人
ニューヨーク市警の人質交渉人アビー・マレンに、30年以上会っていなかった知人のイーデンから電話がかかってくる。彼女の携帯に、8歳の息子を誘拐したと連絡があったという。犯人は500万ドルを要求。一般人には払えそうもない異様に高額な身代金に疑問を抱きつつ、アビーはイーデンに寄り添い、指示を出して犯人との交渉に乗り出すが――。人質交渉人は、犯罪者の心理を深く考察し、適切な言葉で相手の心を変えて、事件解決へと導くプロフェッショナル。圧巻の交渉術と緻密なサスペンスを堪能できる、一気読み必至のミステリ3部作が開幕!/解説=若林踏 -
〈金庫破りときどきスパイ〉シリーズ
第二次世界大戦下のロンドン。金庫破りのエリーは、ラムゼイ少佐とともにドイツのスパイ活動を妨害する任務についてきた。だが亡き父の恐るべき秘密を知ってしまい、ショックから立ち直れずにいた。そんなある日、エリーは新聞に載っていた強盗事件の記事に違和感を覚え、ラムゼイ少佐を訪ねる。どうやら裏にもっと大きな陰謀があるらしいとわかり、ふたりはタッグを組んで調査にあたることに。しかし聞き込みの最中に、ホテルの一室で女性の遺体を発見して……。凄腕の金庫破りと堅物の青年少佐の謎解きを描く人気シリーズ、急展開の第4弾!/解説=大津波悦子 -
あの図書館の彼女たち
1939年パリ。20歳のオディールは、アメリカ図書館の司書に採用された。本好きな彼女は女性館長や同僚、個性豊かな図書館利用者たちとの絆を深めていく。やがてドイツとの戦争が始まり、図書館は病院や戦地にいる兵士に本を送るプロジェクトを開始する。だがドイツ軍がパリを占領し、ユダヤ人の利用者に危機が訪れ……。1983年アメリカ。12歳の少女リリーは、“戦争花嫁”と呼ばれる孤独な隣人オディールの謎めいた過去が気になりはじめ……。ある女性の人生を通して、人々にかけがえのない本を届け続けた図書館員たちの勇気を伝える感動作。/解説=山崎まどか -
恋のスケッチはヴェネツィアで
大伯母の最期の言葉は「ヴェネツィア」だった。遺品のスケッチブックと3本の鍵の謎を解くため、キャロラインは水の都へ向かう。 -
ミルキー杉山のあなたも名探偵26 おくれてきた名探偵
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「まにあわないはずなのに」、「ムッシュと密室のなぞ」、「ストーカーをさがせ」の3つの事件を収録しています。 「まにあわないはずなのに」では、高級時計店から逃げた強盗・トーイボーイをつかまえるため、ミルキーとともこが電車に乗って手がかりをさがします。「ムッシュと密室のなぞ」では、ミルキーの天敵・怪盗ムッシュが登場。猫神さん夫妻の家にある名画を、またまた守りとおせるでしょうか。「ストーカーをさがせ」では、うぬぼれやのアイドル・紅井ばらひこからストーカーさがしを頼まれますが、犯人の正体はいったい? 「事件編」をよく読めば、ミルキーより先に事件を解決できるかもしれません。「解答編」はそのあとにどうぞ! どの巻から読んでも楽しめる、小学校で大人気の謎解きシリーズです。 -
シャードッグ・ホームズ
フリアとディエゴは連れ子どうしの「半分きょうだい」。二人のもとに、人の心を読めるエスパー犬 “シャードッグ・ホームズ” がやってきた。ある日シャードッグが、お散歩中に攫われてしまう。きょうだいで力を合わせて救い出せ! 総ルビ、小学校低学年~ -
ヒート 2
NYタイムズ・ベストセラー第1位 名匠マイケル・マン監督が、MWA受賞作家と放つ話題作! アル・パチーノとデ・ニーロ共演の伝説の映画『ヒート』につながる物語。 リアルなキャラクターと力強いストーリーテリングで、見事に引き込まれる。逃走する犯罪者と追いつめようとする警察官を真に活写した作品のひとつ。 ――ドン・ウィンズロウ 『ヒート2』 は瞬く間に私のお気に入りの犯罪小説になった ――ジェイムズ・パタースン 映画『ヒート』のファン必読 ――USAトゥデイ紙 1988年シカゴ。 クリスは切れ者のニール率いる強盗団の仲間とメキシコの麻薬カルテルの現金貯蔵庫を狙っている。 一方、殺人課の刑事ハナは高級住宅地を襲う残忍な連続強盗殺人を追っていた―― 7年後、LAの銀行強盗事件で男たちの運命が交錯したとき、血で血を洗う悲劇が産声をあげる。 追う者と追われる者、米国、南米、アジアを跨ぐ犯罪組織の抗争を壮大なスケールで描く、伝説の映画『ヒート』続編! -
ポリス・アット・ザ・ステーション
刑事〈ショーン・ダフィ〉シリーズ最高傑作 クロスボウで射殺された麻薬密売人。事件の裏には北アイルランドを揺るがす秘密があった。ショーンは捜査中、IRAに襲われ…… -
ミルキー杉山のあなたも名探偵24 おかげさまで名探偵
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 30周年をむかえた人気シリーズの24作目。今回は、「商店街ばくだん事件」、「ぴょんぴょん時計」、そして「市民ホール連続スリ事件」の3編です。 「商店街ばくだん事件」では、探偵の仕事がないからと、ミルキーがアルバイトの面接にむかった商店街で、ばくだんさわぎがおこります。「ぴょんぴょん時計」では、公園のお祭りで、会場のみんなの時計にいたずらした犯人を推理。「市民ホール連続スリ事件」では、マジックショーの暗やみで連続スリ事件が。読者のみなさんは、ミルキーより先にトリックを見やぶれるでしょうか? 文章をよく読んで、絵をすみずみまで見て、いっしょに推理してみてください。 -
ジェームズ・ボンド・シリーズ
「恥辱を与えて殺害せよ」――ソ連国家保安省内の殺害実行機関SMERSH(スメルシュ)へ、死刑執行命令が下った。標的は英国秘密情報部の腕利きのスパイ、007のコードを持つジェームズ・ボンド。かつてソ連側に敗北をもたらした彼を陥れるために、SMERSHの作戦計画立案者が送りこんだのは、英国秘密情報部が飛びつくに違いない、魅力的な餌を抱えた国家保安省の美女だった。ヨーロッパとアジアが交わる混沌の都市イスタンブールやオリエント急行を舞台に、巧妙に張りめぐらされた二重三重の罠。最大の危機がボンドを襲う! 新訳で贈るシリーズ最高傑作。/解説=戸川安宣、小山正 -
八頭の黒馬
八頭の黒馬と棒線で消された耳の写真――奇妙な手紙に刑事たちの表情が凍りつく。幾度も苦汁をなめさせられた天才犯罪者デフ・マンが帰ってきたのだ。おりしも公園で女の死体が発見されたばかりだった。写真と殺人には何か関連が? クリスマス目前のアイソラで刑事たちに最大の危機が迫る! -
八千万の眼
今日も全国の視聴者に笑いかけていた人気スター、ギフォードはパントマイムを始めた途端、床の上にくずおれた。検死の結果は毒殺――殺しの動機を持つ者は多い。が、四千万の視聴者の前でどうやって速効性の毒物を使ったのか? 並行して起きた二つの事件にTV界の内幕を絡めて描く力作! -
灰色のためらい
空はどんよりとくすみ、空気は刺すように冷たい。木工品を売りに田舎から出てきたロジャーは、警察署に行こうとしながら、なぜかためらった……寒風の下に起る男女の悲喜こもごもの人生模様と悪魔に魅入られたかのような残虐な殺人! シリーズ中初めて犯罪を構成する側から事件を描く異色作 -
リトル・グリーンメン 〈MJ-12〉の策謀
ジョン・O・バニオン、大統領をも番組に呼べる、超売れっ子のテレビ・パーソナリティ。このプリンストン出の秀才は、首都ワシントンの最高レベルのセレブたちの人気者だ。ネイサン・スクラブスもワシントンの住人だったが、彼は古いビルの奥にあるオフィスにひとり、各地で主婦がUFOに拉致され暴行されたという報が入るのを待つばかり。007を夢見ていたのに、〈MJ=12〉なる怪しい機関に回されたのだ。やけになった彼の、華々しい活躍ぶりが癇に障るバニオンを拉致してやろうという思いつきがすべての始まりだった。抱腹絶倒の大陰謀小説! -
夜歩く
カーの処女作。「私にとって単調で退屈ということは許されざる罪悪」というカーは、本書に対する自信のほどをのぞかせて、こう言う。「神経質な読者に悪夢をもたらし、パズルの玄人(くろうと)に頭痛をおこさせれば、私は満足だ」本書『夜歩く』は成功を収め、カーは職業作家として立つ。彼は別の機会に書いた。「私の野心は今もなお真に傑出した推理小説を書くことであるが、いまだに達成したとは正直、思わない。作家がこう述べるとき、その本音はほかのすべての推理小説がつまらないものに見えるような傑作をものしたいということである。無論、それは不可能だ。しかし、いつまでも試みつづけることはできる」 -
陳浩基『13・67』の魅力とは【文春e-Books】
オールタイムベスト級の傑作と話題沸騰! 華文(中国語)ミステリーの記念碑的作品の魅力を余すところなく紹介する 作品の冒頭を抜粋した「お試し版 『13・67』」や週刊文春に掲載された佳多山大地氏による書評「華文ミステリーの新星、掛け値なしの傑作」、またジャーナリスト・野嶋剛氏によるインタビュー「『13・67』と香港人のアイデンティティー」などで、作品の魅力と著者・陳浩基さんの素顔に迫ります。 【『13・67』とは】 現在(2013年)から1967年へ、1人の名刑事の警察人生を遡りながら、香港社会の変化(アイデンティティー、生活・風景、警察=権力)をたどる逆年代記(リバース・クロノロジー)形式の本格ミステリー。どの作品も結末に意外性があり、犯人との論戦やアクションもスピーディで迫力満点。 本格ミステリーとしても傑作だが、雨傘革命(2014年)を経た今、67年の左派勢力(中国側)による反英暴動から中国返還など、香港社会の節目ごとに物語を配する構成により、市民と権力のあいだで揺れ動く香港警察のアイデンティティーを問う社会派ミステリーとしても読み応え十分。 2015年の台北国際ブックフェア賞など複数の文学賞を受賞。世界12カ国から翻訳オファーを受け、各国で刊行中。映画化件はウォン・カーウァイが取得した。著者は第2回島田荘司推理小説賞を受賞。本書は島田荘司賞受賞第1作でもある。 -
ベールキン物語
ロシアを代表する文豪の一人。プーシキンの示唆に富んだ含蓄のある短編5編。「その一発」射撃の達人シルヴィオ。相手が幸せの絶頂の時、決闘の相手は訪れる。果たしてその一発は撃てるのか。プーシキン自身も決闘による傷で亡くなっている。「吹雪」偶然の吹雪によって引き裂かれた恋人たち。やがて男は戦死。女は3年もの間、悲嘆にくれていた……。「葬儀屋」自分のことを卑下していた葬儀屋は過去自分が埋葬した亡者たちを呼び寄せてしまう。「駅長」勤勉実直な駅長はある日愛娘をさらわれてしまう。「百姓令嬢」利発でお転婆なリーザは美男子と評判のアレクセイを見たくてたまらない。しかし親同士は犬猿の仲。そこで村娘に変装して出かけるのだが……。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。 -
合本 悲しみのイレーヌ その女アレックス 傷だらけのカミーユ【文春e-Books】
ピエール・ルメートルが放つ傑作ミステリ、カミーユ警部シリーズの三部作を合本に! あなたの予想を全て裏切る究極のサスペンス! 「悲しみのイレーヌ」 異様な手口で惨殺された二人の女。カミーユ・ヴェルーヴェン警部は部下たちと捜査を開始するが、やがて第二の事件が発生。カミーユは事件の恐るべき共通点を発見する……。ミステリ賞4冠に輝く衝撃作。あまりに悪意に満ちた犯罪計画――あなたも犯人の悪意から逃れられない。解説・杉江松恋 「その女アレックス」 おまえが死ぬのを見たい――男はそう言ってアレックスを監禁した。檻に幽閉され、衰弱した彼女は、死を目前に脱出を図るが……しかし、ここまでは序章にすぎない。孤独な女アレックスの壮絶なる秘密が明かされるや、物語は大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進するのだ。イギリス推理作家協会賞受賞作。 「傷だらけのカミーユ」 カミーユ警部の恋人が強盗に襲われ、瀕死の重傷を負った。一命をとりとめた彼女を執拗に狙う犯人。もう二度と愛する者を失いたくない。カミーユは彼女との関係を隠し、残忍な強盗の正体を追う。イギリス推理作家協会賞受賞、痛みと悲しみの傑作ミステリ。解説・池上冬樹 -
埋められた時計
第二次大戦に戦傷を負って帰還した青年ハーリーは、恋人アデールの運転するクーペに揺られて、南カリフォルニア山中にある彼女の別荘へと赴いた。明るい太陽と澄んだ山の空気は、なまなましい戦闘の記憶に暗くなりがちのハーリーの心に、元気と希望を与えてくれた。が、ふと別荘ちかくの落葉の中に身を横たえた彼は、あたりの静寂を破って音高くひびく時計の音にびっくりする。ブリキの箱に入った目覚し時計が、地中に埋められていたのである……。銀行の金を使いこみ、なお多額の金を持ち去った親戚の男の死に絡んで、カリフォルニア山中に展開される不気味な殺人事件。メイスン、デラ、私立探偵ポール・ドレイクのトリオが活躍する、スピーディな傑作ミステリ。 -
7は秘密
「盗まれたんです。家族を」1846年の真冬。創設まもないニューヨーク市警の警官ティムは、黒人の血が混じった女性ルーシーから助けを求められる。妹と息子が悪辣な逃亡奴隷捕獲人に拉致されたのだ。ティムは兄ヴァレンタインの助けを得て彼女たちを助け出し、兄の家に匿った。だが翌々日の朝、その家で首にローブの紐が巻きついたルーシーの死体を発見してしまう。兄に嫌疑がかかることを恐れたティムは死体を移動し、犯人を追って捜査を開始する。弱者への暴力や黒人奴隷売買が横行する苛酷な時代に、青年警官はただ一人真実を求め奔走する。/解説=酒井貞道 -
悪魔に奪われた骨
発見された三体の背骨の喪われた死体。FBIが恐るべき事件の真相に迫る!ウィスコンシン州ミルウォーキーで、背骨を抜き取られた女性の惨殺死体が発見された。地元FBIの要請で現場にかけつけた検死官ジェシカ・コランは、手慣れた刃物の使い方をひと目見て、初めての犯行ではないと確信する。現地の特別捜査官ダーウィン・レイノルズは過去に二件、同様の殺人事件があったことを告げ、同一犯説を主張するが、それを容易に証明することは難しい。ジェシカは、レイノルズとともに事件を精査するうち、しだいに事件にのめり込む彼の言動に疑問を抱くようになる……。 -
ユダの覚醒【上下合本版】
独立記念日――シグマフォースのグレイ・ピアース隊長のもとに、かつて闘ったギルドの女工作員セイチャンが、重傷を負って助けを求めてくる。その直後、グレイたちはギルドのメンバーに襲撃された。グレイとセイチャンは、巻き込まれたグレイの両親と共に、命からがら逃げ出す。セイチャンは組織のある計画に反発し、抜け出してきたという。その計画とは、マルコ・ポーロと『東方見聞録』の謎にまつわるものらしい。一方、シグマのモンク・コッカリスとリサ・カミングズも、ある島で発生した奇病を調査するため向かった先で謎の集団から襲撃を受けていた。突如発生した人肉を欲するようになる奇病と「東方見聞録」から削除された空白の期間――真実を記した秘密の書――それらが解明される時、人類の内側に潜む大いなる謎が明らかになる……。 ※本電子書籍は「ユダの覚醒 上」「ユダの覚醒 下」を1冊にまとめた合本版です。 -
刑事たちの四十八時間
不気味なわらべ歌が残る英国中西部の炭鉱の村で、夫婦と幼児が突如失踪した。ロンドン警視庁のディ警部補とハマースミス巡査部長が捜索に派遣されたが、与えられたのはわずか二日間。採掘による坑道のため沈みつづけ、やがて滅びゆく運命にある村を襲う春の吹雪。原因不明の奇病が蔓延し、不気味な目玉が発見される中、正義を固く信じるディ警部補、我が身の危険を顧みないハマースミス巡査部長、愁いを帯びた法医学検査官キングスリーの苦闘が始まる……。迷信と因習に満ちた村の犯罪の闇と、刑事たちの光がせめぎ合う、ノンストップ警察小説。シリーズ第2弾! -
偽証するオウム
その日の新聞は、億万長者セイビン殺害事件の記事で埋まっていた。物とりではなかった。札のつまった紙入れも宝石類も奪われていず、死体のかたわらには、彼がいつも身辺から離したことのない愛玩用のオウムが、すさまじい叫びをあげて人を呼んでいたという……。メイスンは、セイビンの息子チャールズの訪問を受ける。セイビンの莫大な遺産をめぐって、義母のヘレンと連れ子のスティーヴが何か策謀をめぐらしている。事件の真相を調査するとともに、二人の狙いを探りだして自分の権利を守ってほしいという。メイスンに、チャールズは二つの事実を打ち明けた。そのうちの一つは、死体のそばにいたオウムが、セイビンのかわいがっていたのとはちがうオウムであることだった……シリーズ初期の傑作。 -
モルディダ・マン
合衆国大統領の実兄がリビアに誘拐された。自国側の大物テロリストがCIAの手に落ちたと考えたリビアが報復に出たのだ。しかし、CIAはその件には一切関与していなかった。一触即発の事態を収拾すべく、ホワイトハウスは“モルディダ・マン”を雇った――国際紛争のはざまで大国を手玉にとる男どもを描き、巨匠が真骨頂を示す傑作。 -
森で昼寝する猫
〔トラ猫ミセス・マーフィ〕ゴシップが恋愛話くらいなんて平和すぎるわ! 退屈していたトラ猫ミセス・マーフィの前に運良く(?)事件が。コンピュータ・ウイルスの侵入に紛れて銀行のデータから大金が消えたのだ。さらにミセス・マーフィが不審な血の付いたバイクを発見した直後、近くの森で死体が見つかる。猫探偵の無敵の活躍、第3弾 -
鋼
「おれを殺したりはしないよな?」「だめか?」「やめてくれ。永久にムショ暮らしだぞ!」「おれはまだそれほど歳じゃない。何年か無駄にしたっていいさ」殺人罪で11年の刑務所暮らしを終えた元私立探偵のクルツは、すぐにファリーノ・ファミリーのドンの邸宅を訪れる。高齢のドンが負傷して以来、弱体化してしまったファミリーのトラブルを解決してやろうというのだ。1カ月前、ファミリーの内情を熟知している会計士が失踪した。時を同じくして、ファミリーの生命線である密輸事業に妨害が頻発する。荷物を運ぶトラックが次々とハイジャックされるのだ。対立組織の差し金か、FBIの介入か、あるいはファミリー内部の裏切りか。背に腹はかえられないのか、ドンはクルツのオファーを受け入れる。だが、調査に着手したクルツの背後に、早くも殺し屋の影が…。正義か?悪か?鋼鉄のハートと腕っぷしで街の暗部を叩き切る、非情の男ジョー・クルツ。SF&ホラーの鬼才が挑む、ハード・アクションの会心作。/掲出の書影は底本のものです -
雪嵐
大雪に見舞われたニューヨーク州の街バッファロー。元私立探偵のジョー・クルツは三人組の男に命を狙われたが、返り討ちにした。やがて、彼らの雇い主が以前手助けをした男であることがわかった。ファリーノ・ファミリーの後継者であるその男リトル・スキャグはいま刑務所で服役中だが、姉のアンジェリーナを介して指令を下したようだった。彼女を脅してそれを確かめたクルツは、そこで意外なことを聞かされる。彼女がゴンザガ・ファミリーのドン、エミリオ・ゴンザガを殺したいと思っていること。そして、ゴンザガがクルツの恋人を殺させた当人だという衝撃の事実も。ファリーノ・ファミリーがゴンザガに乗っ取られようとしていることも、後で判明した。この時クルツは、一人のバイオリニストから、娘を殺した犯人を捕らえてくれという依頼を受けていた。だが、強力な権力を持つその犯人はクルツに追っ手を差し向けてくる。それをかわしながら、クルツはアンジェリーナを利用してゴンザガへの復讐計画を整えていくが…。鋼鉄のハートを持つ男ジョー・クルツと、一筋縄ではいかない者たちの熾烈な闘い。鬼才が『鋼』に続いて放つハード・アクション・シリーズ第2作。/掲出の書影は底本のものです -
セントラル・パーク事件
カメラマンのビンゴと助手ハンサムは、ニューヨークの街頭写真師だ。通行人や旅行者の写真を撮ってカードを渡し、25セントを送ってきた客にできた写真を送るのが商売。ハンサムは背が高く二枚目で、ご婦人方にもて、そのうえ、新聞に出ていることならなんでも憶えているという超人的な記憶の持ち主。その日も、二人は、セントラル・パークで、観光客相手に写真を撮っていた。7年前、公園の名物男ピジョン氏が、五十万ドルの生命保険をかけたまま謎の失踪を遂げたところだ。「ピジョン氏が失踪したその場所で撮ったあなたのお写真、すばらしい記念品になります」そう言ってカードを差し出すと、だれもが受けとった。商売は上々だった。だがその夜、暗室で昼間の写真を引き伸ばしていたハンサムは、笑っている男女を撮った写真の背後に、あのピジョン氏が写っているのを発見した! -
遺骨
司法人類学会の長老がバス事故で悲劇の死を遂げて十年、その遺骨が博物館に展示されることになった。それを記念する学会に出席するため、ギデオンはオレゴンへ飛んだ。ところが遺骨が何者かに盗まれるという不可解な事件が起こり、つづいて博物館の近くから謎の白骨死体が――ギデオンの鮮やかな推理が冴える! -
氷の眠り
アラスカの氷河で発見された一片の人骨から、意外な事実が判明した。三十年前に遭難したとされていた調査隊員は、実は殺されていたのだ。ギデオンはFBI捜査官のジョン・ロウとともに事件の再調査を開始するが、その直後に新たな殺人が……厳寒の地で深まっていく謎にスケルトン探偵が挑む人気シリーズ第五弾 -
クイーン犯罪実験室
ポーとリンカンの署名付稀覯本が売りに出されたが、売主は公平を期すため、それをある場所に隠し、発見した者に獲得させることにした。ところが売主は急死してしまい、隠し場所を示す記号だけが残された……暗号に挑戦する歴史ミステリ他、知的パズル16篇。クイーンはすべての謎を解決するが、さて、あなたは? -
アメリカ銃の秘密
ニューヨークのスポーツの殿堂で行なわれたロデオ。いっせいに銃声がとどろいた瞬間、ロデオのスター、バック・ホーンの身体が馬上でぐらりとかしぎ、トラックに滑り落ちた・・・・・・二万人の大観衆が見守るなかで、犯人はいかにして犯行を成し遂げ、凶器を隠しおおせたのか? -
無罪 INNOCENT
かつて検事補殺しの裁判で無罪を勝ち取り、今や判事の座に昇りつめたラスティ・サビッチ。彼の妻バーバラが変死した、遺体の発見から通報までに空白の一日があったことに疑惑を抱いた検事局の調べで、サビッチに愛人がいたという事実が浮かび上がった。次々に状況証拠が積みあがる中、かつてサビッチの裁判で屈辱的な敗北を喫した地方検事トミー・モルトは、ついにサビッチを妻殺しで訴追することを決意した。そして因縁の法廷が幕を開ける。サビッチは妻を殺したのか、遺体発見後の空白の時間は何を意味するのか、彼は何を隠しているのか? 嘘と真実と駆け引きが白熱する。そして衝撃の真実はすべてが終わったあとに明かされる。それはあまりに悲しく痛ましく、人間の愛と憎悪を描き出す――。歴史的名作『推定無罪』続編の名に恥じぬ重厚なる傑作! -
ネルーダ事件
南米チリで探偵をしているカジェタノはカフェで、この稼業を始めるきっかけとなった事件を思い出していた。それは1973年、アジェンデ大統領の樹立した社会主義政権が崩壊の危機を迎えていた時のことだった。キューバからチリにやって来たカジェタノは、革命の指導者でノーベル賞を受賞した国民的詩人ネルーダと出会い、ある医師を捜してほしいと依頼される。彼は調査を始めるが、ネルーダの依頼には別の目的が隠されていた。メキシコ、キューバ、東ドイツ、ボリビアへと続く波瀾の捜索行。チリでベストセラーを記録した話題作。/掲出の書影は底本のものです -
ロング・プレイス、ロング・タイム
超話題のタイムリープ×ミステリ×家族小説! 愛する夫ケリー、18歳のひとり息子トッドと、平凡で幸せな生活を送っていた離婚弁護士のジェン。10月30日に日付が変わったばかりの深夜、その人生が一変する。帰宅したトッドがジェンとケリーの目の前で、見知らぬ男性を刺し殺したのだ。トッドは逮捕され、呆然としながら眠りについたジェンが目覚めると、カレンダーは10月28日の朝に戻っていた。それ以降、ジェンは眠るたびに時間を遡っていく。やがて事態を把握したジェンは、何とかして息子の事件の原因を探り事前に食いとめようとする。自分の子育てや人生そのものに問題があったのではないかと思い悩みながら、時を遡って「2度目の今日」を体験していくジェンが最後に辿り着いたのは……。 リース・ウィザースプーンがブッククラブで激推し、NYタイムズ、サンデータイムズ等主要メディアのベストセラーリスト入り。「一気読み必至」「超ページターナー本」「主人公に共感!」と欧米で話題の、タイムリープ×ミステリ×家族小説! (底本 2024年3月発売作品) -
クレアが死んでいる
カルヴァー街の本屋で暴漢が拳銃を乱射したとの通報をうけキャレラとクリングはただちに現場に向った。血に塗れた三人の男たち。第四の被害者を見たクリングは絶句した……それは、恋人クレアの惨死体だった。復讐の念に燃えた刑事たちの執拗な捜査活動をリアルな筆致で描く渾身の作。 -
砂男
スウェーデンで年間最も売れたクライム・ノベルを記録! 司法精神医学局閉鎖病棟に収容された史上最凶のシリアルキラー……。全身が、不気味な寒気に襲われる 【内容】 ある激しい雪の夜、一人の男がストックホルム郊外の鉄道線路沿いで保護された。それは、ベストセラー作家レイダルの13年前に行方不明になった息子ミカエルだった。彼は、自分と妹フェリシアを誘拐した人物を「砂男」と呼んだ――。当時、国家警察のヨーナ警部は捜査にあたったが、それがきっかけで彼の人生は一変していた。相棒サムエルとユレックという男を逮捕。判決後、ユレックは不吉な言葉を吐き、閉鎖病棟に収容される。そこへ妹の監禁場所を知るため、公安警察のサーガが潜入捜査を開始する! -
怒り
ポーランド発、完徹必至の傑作ミステリ上陸。 ポーランド北部オルシュティン市の工事現場で、白骨化した遺体が見つかった。現場に向かった検察官テオドル・シャツキは、現場が病院に続く地下の防空壕だったことから、戦時中のドイツ人の遺体と考えていた。ところが検死の結果、遺体の男は10日前には生きていたことが判明、この短期間で白骨化することはあり得ないという。さらに調査を続けると、複数の人間の骨が入り交じっていた。やがてこの男は、大量の顆粒の配水管洗浄剤に生きたまま埋められて死んだことがわかる。そして真相に手が届こうとした時、シャツキ自身の身に思いもよらぬ事件が……。 ポーランド本国でベストセラーとなり、欧米では「ポーランドのP・ルメートル」と大絶賛された本邦初登場の作家による、大傑作ミステリ! -
フィフティ・シェイズ・ダーカー
※本作品は2015年7月まで販売しておりました単行本電子版(上下巻)の文庫電子版(上中下巻)となります。 本編内容は単行本電子版と同じですが、巻割が変更となっております。 『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』続篇――激動のラブストーリー、第二部! グレイの暗い秘密にたじろいだアナは、彼を心から愛しながらも別れを告げることに。念願の出版社に就職し、グレイのいない人生を築こうとはするものの、毎晩涙にくれ、考えられるのは彼のことだけ。そんなときグレイに「ルール」抜きの新たな関係を築こうと提案されるのだが……。世界的ベストセラー三部作第二弾、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の待望の続篇登場! -
ゴッサムの神々
新たなる名探偵、登場!1845年、ニューヨーク。バーテンダーのティムは街を襲った大火によって顔にやけどを負い、仕事と全財産を失ってしまう。新たに得た職は、創設まもないニューヨーク市警察の警官だった。慣れない仕事をこなしていたある夜、彼は血まみれの少女とぶつかる。「彼、切り刻まれちゃう」と口走って気絶した彼女の言葉どおり、翌日胴体を十字に切り裂かれた少年の死体が発見される。だがそれは、ニューヨークを震撼させた大事件の始まりにすぎなかった……。不可解な謎がちりばめられた激動の時代を生き抜く人々を鮮烈に活写した、圧巻の傑作ミステリ。MWA最優秀長篇賞最終候補作。 -
連闘
〔競馬シリーズ〕敬愛するカシリア王女が危機に――夫が、銃器製造の分野に進出を狙う会社の共同経営者に脅迫を受けているという。その男の手から夫妻を救い出すため、キットは再び立ち上がったが、敵はすでに彼の身辺にまで卑劣な罠を……『侵入』の主人公が揺れる恋のなかで挑む新たな闘い!
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