作品一覧

  • 孔雀と雀 アラブに消えゆくスパイ
    4.0
    1巻1,936円 (税込)
    エドガー賞最優秀新人賞ほか7冠の傑作スパイ小説 CIA職員シェーンの最後の任務は中東バーレーンの反政府運動を探ること。だが、爆破テロが国王の自作自演である疑惑が浮上し……
  • マクマスターズ殺人者養成学校
    3.9
    1巻3,080円 (税込)
    上司を殺したいほど憎むクリフは、謎の人物から多額の支援を受けて殺人技術を教えるマクマスターズ校に入学した。学校の場所は厳重に隠されており、生徒たちでさえもそのありかは知らない。さらに、マクマスターズ校に入学した生徒が外界に戻る方法は二つしか存在しない。無事に卒業するか死体となって運び出されるかだ
  • インフルエンサーの原罪 上
    4.0
    1~2巻1,452円 (税込)
    SNSを駆使したコンゲームを描く、全米で大絶賛のミステリ 詐欺師のニーナとラクランは、大金を奪うためインフルエンサーのヴァネッサに近づく。だが、簡単なはずの仕事は予想外の展開に……。
  • 黄金の檻
    4.5
    1巻1,496円 (税込)
    ストックホルムの高層アパートで、CEOの夫と暮らすフェイ。夫の成功のために全てを捧げた末に獲得した、誰もが羨む人生。しかし幸福だったはずの家庭が次第に彼女らしく生きる道を奪っていく。夫の束縛と裏切りで傷ついた妻の、一生をかけた復讐が始まる。スウェーデン犯罪小説の女王の、新シリーズ第一作。
  • もし今夜ぼくが死んだら、
    3.4
    1巻1,386円 (税込)
    フェイスブックで自殺を仄めかす少年。その裏にある盗難車による轢き逃げ事件。小さな町の暗部。SNSでのバッシング。少年の母・弟・捜査官・目撃者。4人の登場人物の視点から描かれる、嘘と秘密の5日間。アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀ペイパーバック賞受賞作!
  • 私のイサベル
    4.3
    1巻2,310円 (税込)
    20年前に失った娘を忘れられないステラ。父を亡くして深い孤独を抱える女子大生のイサベル。愛ゆえの行動が娘を怒らせてばかりのイサベルの母シャスティン。偶然と悪意が絡み合い、ふたりの母親とひとりの娘がついに出会うとき、恐ろしい真実が明らかになる。
  • その部屋に、いる
    4.0
    1巻1,144円 (税込)
    休暇でパリに来た夫婦。しかし宿泊先のアパルトマンには何か不快な雰囲気がただよっていた……「泊まってはいけない部屋を味わう」。背筋の凍るホラー・サスペンス登場!
  • 第五の福音書 上
    -
    1~2巻990円 (税込)
    【国際スリラー賞最優秀長篇賞受賞作】ヴァチカンに住むアレックス神父のもとに、兄シモンからの助けを求める電話が入る。アレックスが駆けつけると、そこには殺害されたヴァチカン美術館学芸員ノガーラの死体と、呆然とする兄の姿があった。東西に分裂したキリスト教会の再統一のきっかけにすべく、聖骸布の展示会を企画していたノガーラは、聖骸布の真偽を判定する鍵となる「第五の福音書」の存在をつかんでいたらしいが……世界を揺るがす衝撃の発見をめぐる謎と策謀を描く!
  • 真紅のマエストラ
    5.0
    1巻1,276円 (税込)
    ロンドンの画商でアシスタントとして働いていたジュディスは、上司の不正を暴こうとする。だが、卑劣な上司は逆に彼女を策略にはめて解雇した。職を失い、体を売るまでに身を落としたジュディスだったが、ある事件をきっかけに逆襲に転じる……ヨーロッパ美術業界を舞台に、危険な復讐劇を描く傑作サスペンス!
  • カルニヴィア1 禁忌
    3.9
    1~3巻1,320~2,200円 (税込)
    ヴェネツィアの教会の石段で、女性の死体が発見された。死体はカトリックの女性には許されない司祭の祭服を着て、腕には奇妙な模様のタトゥーがあった。憲兵隊の大尉カテリ-ナは捜査を開始する。その頃、米軍基地に赴任した少尉のホリーは、旧ユーゴ内戦時の記録の公開を求める女性と面会した。ホリーは記録を調べるが、やがてその女性の死を知る。カテリーナとホリーは協力し、ソーシャル・ネットワーク「カルニヴィア」の創設者ダニエーレとともに、二人の女性の死に潜む陰謀に迫る。
  • ユー・アー・マイン
    3.7
    1巻1,320円 (税込)
    夫、妻、双子の男児、そしてもうすぐ女児が生まれる幸せな家。そこにひとりのベビーシッターがやってきた――33歳のゾーイは、巧みに反抗的な双子をてなずけ、夫は彼女を信頼するようになる。だが、妊婦のクローディアにはなにかがひっかかる。ひそかに家のなかのなにかが微妙に変わっていく。そのころ、街では妊婦が残忍な手口で惨殺される事件が起き、さらに同様の事件が……全世界の女性をうならせた、衝撃の結末が待つサスペンス。
  • 米中対決―見えない戦争―
    3.7
    1巻1,144円 (税込)
    投資会社に勤務する若者ギャレットは、大量の米国債が中国によって密かに売りに出されていることに気づいた。報告を受けた財務省は市場の混乱を未然に防止する。一方ギャレットは、DIA(国防情報局)に極秘プロジェクト、アセンダントの一員としてスカウトされる。サイバー攻撃など、さまざまな形でアメリカに打撃を与え続ける中国に対し、彼は驚くべき方法で敢然と反撃を開始する。現代の新たな戦争を描く衝撃の話題作
  • 死への旅
    3.6
    1巻968円 (税込)
    東西の冷戦でふたつに割れたヨーロッパ。その西側陣営で科学者たちが次々に失踪していた。いままた、めざましい成果をおさめた科学者が行方不明に。東側の陰謀か誘拐か? 事件を追う英国情報部は科学者の妻に瓜ふたつの女性をスパイとして敵地に放つ……会心の冒険スパイ小説。

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ユーザーレビュー

  • マクマスターズ殺人者養成学校

    Posted by ブクログ

    殺人の技術を教える学校の学院長が自ら執筆したキャンパス紹介本、という体裁の本。
    作中、例として3人のキャンパスライフと卒業後の様子(標的の暗殺とその後)が紹介されている。
    卒業後の様子のパートは、殺人の準備計画段階やアリバイ工作のために巻き込まれてしまう一過性の一般人がたくさん登場するが、そういう端役の名前は覚えずストーリーを追うと読みやすい。
    ユーモア満載のミステリというほどではないが、書名やあらすじから受ける印象とは違い、シリアスな話ではない。
    結末もハッピーエンド気味だが、ラストのオチも効いていて、かなり面白く読めた。

    0
    2024年11月05日
  • マクマスターズ殺人者養成学校

    Posted by ブクログ

    すごく面白かった!学院生活は華やかかつ不穏でハラハラワクワクしたし、3名の生徒の卒業論文、その評価まで読んでいて楽しかった。

    クリフの卒業論文は肝が据わっていて最高。クリフとフィードラーの心理戦、「最後の賭け」が素晴らしい。ドリアも手際が良い。そしてジェマ!

    削除対象の人間性にまつわる描写も好き。小ネタが多く歴史的ゴシップとか著名人に詳しいともっと楽しめただろうと思うが、ノリと雰囲気で面白い。結構ボリュームがあって読むのに10日かかったけど、エンタメパワーと終盤のたたみ方が好みでテンション上がった。前半のアカデミックな部分と後半の卒論実行部分、どちらもとても良かった。

    0
    2024年08月26日
  • その部屋に、いる

    Posted by ブクログ

    映画を見てる感じがした。
    夫婦それぞれの目線で『泊まってはいけない部屋』で起きる災難。
    心理描写が怖かった。
    こんな部屋、泊まりたくない…

    0
    2023年09月17日
  • カルニヴィア1 禁忌

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ネットで見かけて。

    ヴェネツィアが舞台というだけで、華やかな印象を受ける。
    強力な建築規制があり、許可を得るには強力なコネが必要だとか、
    憲兵隊はレストランで店主が代金を請求しないとか、
    マフィアのことは誰もしゃべらないとか、
    負の側面もちりばめられているが、その華やかさは失われない。

    それは、世界的な観光地が登場するからなのか、
    バスではなくヴァポレットに乗っているからなのか、
    カソリック教会の強大な力が見え隠れするからなのか。

    それだけではなく、
    ヴァーチャルなヴェネツィアである「カルニヴィア」や、
    オカルトのシンボルかと思われたクロアチアのタトゥー、
    人身売買にユーゴスラヴィアでの

    0
    2023年04月15日
  • 黄金の檻

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    エリカ&パトリックシリーズの作者だったので。

    面白いか、面白くないか、と言われれば、
    面白かった。

    若くして大富豪となった男の妻フェイが、
    浮気され娘も奪われて離婚される。
    そのあとの彼女のサクセス・ストーリーが上手くいきすぎとはいえ、
    リベンジがコンセプトというヘアケア製品と香水が売れる気がしないとはいえ、
    ちらりと見てしまった裏表紙の「復讐劇」の期待は裏切っていない。

    フェイの子供時代からの秘密も、
    殺人も犯罪行為も、
    夫の非道ぶりも、
    ラストに登場する人物も、
    ぶっ飛んでるとはいえ、読者としては「許せる」。

    悲しかったのは、
    フェイの長年の親友クリスが真実の愛を見つけながら、

    0
    2022年10月16日

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