作品一覧

  • 恐怖を失った男
    4.6
    1巻1,430円 (税込)
    頭の怪我によって恐怖を感じなくなり、連邦保安官を退任したベン。彼はかつての上司から行方不明の娘を捜索するよう依頼される。
  • 渇きの地
    4.1
    1巻2,310円 (税込)
    オーストラリアの田舎町で牧師が銃を乱射し、五人を殺して射殺された事件が発生した。町を訪れた記者のマーティンは、取材の中で牧師をかばう住民が多くいることを知る。だが、ひとりの老人が住民の言うことは信じるなと告げ……。事件の真相と町の秘密とは?
  • 真珠湾の冬
    4.2
    1巻2,200円 (税込)
    1941年、ハワイで起きた白人男性と日本人女性の惨殺事件。容疑者を追う米国人の刑事は、辿り着いた香港で太平洋戦争の勃発に遭遇する――戦禍の太平洋諸国で真相を追い求める男の彷徨を描くエドガー賞(アメリカ探偵作家クラブ賞)最優秀長篇賞受賞の大作
  • ハンターキラー 潜航せよ 上
    3.9
    1~6巻990~1,056円 (税込)
    ロシア海軍提督がクーデターを画策。アメリカとの緊張状態を作り出すため、自国艦とアメリカ原潜を撃沈する。急を知った米海軍は原潜をロシア領海へ急行させ、さらに提督配下の潜水艦基地へ特殊偵察部隊を潜入させる。その彼らの目前で思わぬ事態が! 世界を揺るがすクーデターを阻止できるのか?
  • 国家にモラルはあるか? 戦後アメリカ大統領の外交政策を採点する
    3.0
    1巻3,190円 (税込)
    アメリカ民主党政権で高官を務めた経験がある政治学者のジョセフ・ナイが、フランクリン・ルーベルトからトランプまでの各大統領における外交政策を調べ、彼らの外交政策を、その意図、手段、そしてその結果どうなったかという三つの観点から採点と考察をおこない、彼らの大統領としての資質を分析する
  • マンハッタンの狙撃手
    4.1
    1巻1,386円 (税込)
    記録的な寒波に見舞われるマンハッタンで連続狙撃事件が発生。天才的な空間把握能力を持つ元FBI捜査官の物理学者ルーカスは、かつての同僚の要請で捜査の前線に舞い戻る。犯行が移動中の被害者の頭部を正確に撃ち抜いた長距離狙撃であることを突き止めるがその直後、さらなる犠牲者が出てしまう。犯人に関する憶測が飛び交う中、ルーカスが辿り着いた真相とは……摩天楼で繰り広げられる頭脳戦を鮮やかに描いた傑作!
  • 冬の炎
    3.0
    1巻1,232円 (税込)
    人探しを依頼されて、赴いた冬山。しかしそこで見つかったのは、若い男女の無残な遺体だった。哀切なハードボイルド・サスペンス
  • 潜入 モサド・エージェント
    -
    1巻1,166円 (税込)
    かつてモサドの腕利き諜報員だったレイチェルが突然失踪した。その秘められた理由とは? リアルに描き出す現代スパイ戦の内幕
  • 眠る狼
    3.4
    1巻1,254円 (税込)
    【アンソニー賞、マカヴィティ賞、ストランド・マガジン批評家賞最優秀新人賞受賞】 帰ってきてほしい――10年前に故郷を離れ陸軍で海外勤務についていたバンに、長い間音沙汰の無かった祖父から届いた手紙。ベテランのプロの泥棒である祖父の弱気な言葉に胸が騒いだ彼は、10日間の休暇をとって帰郷する。だが空港からなつかしき祖父の家に着くと、そこでは頭に銃撃を受けた祖父が倒れていた! 人事不省の祖父を問い詰めることも出来ないバンは、手掛かりを求め、旧知の仲である祖父の仕事仲間に協力を仰ぐ。どうやら祖父は最後の大仕事を行なっていたらしいが……昂奮と哀愁がクロスするサスペンス
  • 黒い波 破滅へのプレリュード
    3.3
    1巻1,166円 (税込)
    中国の鉱山町で突如として核爆発が起きる。中国政府はなぜ自国に核兵器を使用した? インドでは地震計が不可解な震動を記録し、さらに世界各地で異常な事件が続発する。いったい何が起きているのか? 急速に増殖する究極の脅威。全人類滅亡の危機に、人々はどう立ち向かうのか? 超大型パニック小説堂々開幕
  • ナイスヴィル3 悪夢の終焉 上
    3.0
    1~2巻1,100円 (税込)
    その夜、ナイスヴィルの町で一家四人惨殺事件が起きた!犯罪捜査部のニック刑事たちは、容疑者の少年の行方を追う。だが、その少年は廃棄された地下の水道トンネルで奇怪な姿で発見された。同じ夜、ベテラン警官がいきなり町のチンピラを射殺する。今まで銃を抜くことすらなかった男がなぜ?そして、その遺体を遺棄する手助けをしたのは、半年前に死んだはずの、あの男だった……注目のホラー大作、いよいよ最終章へ。
  • ナイスヴィル2 忍び寄る闇 上
    3.0
    1~2巻1,100円 (税込)
    強盗犯の脱走、壮絶なカーチェイス、武装犯の籠城……ナイスヴィルの町では事件が次々と起き、地元警察も翻弄される。いっぽう、不可解な消失事件から生還した少年が奇妙な言動で周囲の人々を怪事件の渦中に巻き込んでゆく。そして、町を覆う不吉な影がいよいよその姿を現わしはじめた。三部作いよいよ佳境に!
  • ナイスヴィル 上──影が消える町
    3.0
    1~2巻968円 (税込)
    全米平均の5倍の頻度で失踪事件が発生する町、ナイスヴィル。今また、一人の少年が忽然と消えた。それも監視カメラの前から、一瞬のうちに、まるで掻き消すように。そして数日後、長年封印されていた墓場から昏睡状態の彼が発見された。はたして少年に何が起きたのか? それから一年後、少年が目を覚ますのを待っていたかのように、凶悪な銀行強盗の潜伏、裕福な老婦人の失踪など、事件が頻発する。この町には不吉な何かがあるのか……全米を注目させたホラー小説シリーズ登場。
  • Mr.スペードマン
    3.0
    1巻1,012円 (税込)
    俺の名はスペードマン。ゴミ処理人だ。標的の名前だけ教えてくれればいい。そいつが死ぬ。それだけだ――テロ攻撃で汚染され、住民の大半が立ち去ったニューヨーク。残った人々は仮想世界に引きこもり、それすらできない貧乏人だけがうろついている。そんな街で殺し屋稼業をする俺は、ある日18歳の女性の殺害依頼を受けた。子どもは殺さない主義の俺だったが……荒廃した街に生きる一匹狼!
  • ピルグリム〔1〕 名前のない男たち
    4.0
    1~3巻946円 (税込)
    アメリカの諜報組織に属する十万人以上の諜報員を日夜監視する極秘機関。この機関に採用された私は、過去を消し、偽りの身分で活動してきた。あの9月11日までは……引退していた男を闇の世界へと引き戻したのは〈サラセン〉と呼ばれるたった一人のテロリストだった。彼が単独で立案したテロ計画が動きはじめた時、アメリカは名前のない男にすべてを託す! 巨大スケールと比類なきスピード感で放つ、超大作サスペンス開幕!
  • レッド・スパロー(上)
    4.7
    1~2巻924円 (税込)
    たぐい稀な美女ドミニカはバレリーナを志すが、足を骨折して夢を絶たれた。父が急死すると、彼女はSVR(ロシア対外情報庁)の高官である伯父ワーニャによって、その美貌を利用した企みに加担させられる。その後ドミニカはSVRに入り、標的を誘惑するハニートラップ要員となった。やがて彼女は、命を受けCIA局員のネイトに接近する――ロシア国内に潜み、彼に機密情報を流し続けるCIAのスパイを探り出すために
  • KGBから来た男
    3.8
    1巻1,144円 (税込)
    旧ソ連のグラーグ(強制労働収容所)で生まれ育った元KGB諜報員ターボ。ニューヨークで調査員として暮らす彼は、銀行の会長マルホランドから誘拐された娘の救出を依頼された。この時から因縁深い人物が次々と現われる。今はマルホランドと結婚している彼の別れた妻、KGB時代の同僚、彼をグラーグから救い出しKGBに入れた恩人。誘拐事件を探るターボは、やがて恐るべき陰謀を知る。巧妙に練り上げたサスペンス巨篇。
  • 恐怖を失った男

    Posted by ブクログ

    ハードボイルドで渋く、非情な面もありながら優しさも持ち合わせている主人公ベンは、数々の特殊部隊で経験を積んだ銃器・格闘のスペシャリスト。「恐怖」の感情を失っているので、淡々と戦闘の準備をし、淡々と敵を倒していく。しかし感情そのものを失っているわけではないため、味方が殺害されれば憤るし、相手に対する同情心や憐憫も持ち合わせている。恐怖を感じないからこその無敵感が痛快。
    著者のキャリアに裏打ちされた詳細な描写、手に汗握る戦闘シーンと息の詰まる隠密行動、ウィットに富んだ会話など、この方だからこそ書けるストーリー。ワシントン・ポーシリーズとはまた違った面白さ。

    0
    2024年07月18日
  • 恐怖を失った男

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    元連邦保安局の凄腕ケーニグは6年間逃亡中に元上司の長官から行方不明になった娘を探してくれと頼まれる。極悪な組織を見つけ、孤独な闘いに挑む。

    アクションと銃器蘊蓄の嵐。すごく好み。ラストでなんでこんなことになったのか種明かしされると、それもまた巧い。ワシントン・ポーシリーズとは全然違うけどいい。

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    2024年07月17日
  • 恐怖を失った男

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    ネタバレ

    ワシントン・ポーシリーズのクレイヴンによる新シリーズ。まさかのNVレーベルから出版。

    ポーのシリーズとは全く異なり、ただひたすらにアクション。ミステリ要素は全くない(のでNVレーベルなのも納得)。

    事故により恐怖を感じ取れなくなったベン。それでもなんとか連邦保安官局の特殊捜査官を続けていたが、ある時を境に姿を消す。それから6年後、友人でもあり上司でもあったミッチがベンを探し当て接触してくる。。。

    本当に007とか、ミッションインポッシブルを見ているよう。良くも悪くも勢いで読めるため、結構な厚さだけど感じさせてくれない。
    あえての欠点は、ベンがあんまりにも強いので安心することと、それぞれの

    0
    2024年07月15日
  • 恐怖を失った男

    Posted by ブクログ

    連邦保安官局の元指揮官ベンが主人公の一人称語りのアクション満載小説。
    ベンは過去に頭部に受けた銃弾のせいで、恐怖を感じない病気になっていた。崖っぷちに立とうが銃口を向けられようがまさに、怖いものなし!元上官の娘の捜索に向かうが、、、兎に角、敵が強い。しかも賞金稼ぎにも狙われている。調子が良すぎる様に描かれているが、ちゃんと戦い作法の蘊蓄が彼の強さの正当性を表している。アメリカを舞台にしたシリーズみたいなので楽しみ。イギリスを舞台にしたポー刑事とは真逆の作品。

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    2024年07月13日
  • 恐怖を失った男

    Posted by ブクログ

    連邦保安官局のベン・ケーニグは頭部へ銃弾を受け、恐怖の感情を失った。さらにマフィアから懸賞金をかけられたベンは、任務に支障をきたし逃亡生活を余儀なくされる。ある日、彼は連邦保安官局に拘束され、かつての上司から行方不明になった一人娘の捜索を命じられる。死地へ向かうことを躊躇しないベンは、不倶戴天の敵ジェンと事件を追うが…。

    新シリーズ開幕。蘊蓄満載のジャック・リーチャーといった感じ。次作も楽しみ。

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    2024年06月27日

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