海外小説ランキング(月間)

  • 薔薇の名前[完全版] 下
    1位
    北イタリアの修道院を訪れた、バスカヴィルのウィリアム修道士と見習修道士アドソ。ウィリアムは院長から、数日前に起きた、細密画家であった修道士の死について調べるよう依頼された。それは事故ではなく殺人であった。しかも修道士の不審死はさらに続き、「ヨハネの黙示録」の記述に沿うように起きていく。そしてすべての鍵は、迷宮構造を持つ文書館に隠されているらしい……。巻末には、エーコ自身による覚書(本編刊行後1983年に発表されたもの)、執筆のために書き溜めたメモや、登場人物や建造物のデッサン等も併録した。全体を通して、故河島英昭氏に代わって(覚書については英昭氏の準備訳稿が存在した)、河島思朗氏が訳文全体を見直し(特にラテン語関連は精査)、作者による訂正、削除についても細部にわたって確認した。
  • 暗殺者の奪還 下
    2位
    冒険アクションの最高峰〈グレイマン〉シリーズ最新作 極寒の強制収容所に捕らわれたゾーヤを救うため、グレイマンはロシア入国を目指し、脅迫や賄賂、殺人などあらゆる手を尽くすが!
  • 赤と白とロイヤルブルー
    無料あり
    3位
    2019年goodreadsベスト・ロマンス賞第1位 王子との恋を描く全米ベストセラー! 真実の愛は、ときに奪い取るもの―― アメリカ大統領の息子と英国の王子が恋に落ちたなら…… アメリカ初の女性大統領の長男アレックスは、英国のフィリップ王子のロイヤル・ウエディングへの参列を前に憂鬱だった。フィリップの弟ヘンリーとアレックスは、女性誌に載る回数を競うライバル同士だと言われるが、いつも冷淡なヘンリーがアレックスは苦手だ。その夜の晩餐会でも、冷ややかな態度をとる王子の肩に思わず手をかけた次の瞬間、一緒にウエディング・ケーキの上に倒れ込んでしまった。米英戦争勃発かと世間は大騒ぎになり、二人は全世界に向けて仲のよさをアピールすることになるが…… 原題:Red, White & Royal Blue
  • 帰ってきたヒトラー 上下合本版
    4位
    ヒトラーが突如、現代に甦った!周囲の人々が彼をヒトラーそっくりの芸人だと思い込んだことから勘違いが勘違いを呼び、本当のコメディアンにさせられていく。その危険な笑いで本国ドイツに賛否両論を巻き起こした問題作。本国で250万部を売り上げ、42言語に翻訳されたベストセラー。 ※本電子書籍は、「帰ってきたヒトラー 上・下」の合本版です。
  • 物語の「森」を抜けて
    5位
    すべての物語を書きたい人/楽しみたい人に贈る、ストーリーテリングの「虎の巻」。 これまでの脚本術や創作術が教えてくれなかった物語の「なぜ」を探求し、解き明かす。 映画、ドラマ、演劇、小説── 時代を超えて息づく面白さの法則と理由をたどる、新しいストーリーの旅へ。 なぜ子どもの書く物語は、何世紀も昔から語られてきた物語形式をくり返すのでしょうか。 なぜ私たちは過去にあった物語の再発明を続け、それを新鮮で楽しいと感じるのでしょうか。 英国のドラマプロデューサーとして数々の人気作品の物語を仕掛けてきた著者ジョン・ヨークは、物語構造とは何かを探求する旅に出かけました。 これまで何百冊と書かれた脚本術や創作術の本を分析し、仕事をともにした脚本家全員に聞き取り調査を行い、無数の映画やドラマの物語を吟味し……やがてヨークはあらゆるストーリーテリングの真の原型にたどりつきました。それこそが、本書が教えてくれる「森への旅」です。 本書では、物語構造の歴史的な展開をたどり、古今の物語理論が提唱したパターンを徹底的に解明し、その神話のベールを取り去ります。そして、五幕構成を中心とした新しい構造の考え方を提案します。 脚本術の探求はストーリーテリングの歴史的、哲学的、科学的、心理的な旅へと広がりを見せ、私たちがなぜ物語を書き、楽しむのか、その秘密に迫っていきます。 物語構造はどのように機能するのか/主人公はなぜ能動的でなければならないのか/ナレーションはいかにドラマをだいなしにするか/ドラマの最終回直前で、たくさんの登場人物が死ぬのはなぜか/なぜフィクションに出てくる警官や医者は一匹狼ばかりなのか/人物描写がいかに物語の構造そのものに不可欠なものであるか…… 「森への旅」に喩えられるロードマップを通じて、「物語とは何か」そして「人はなぜ物語るのか」を解き明かす、すべての創作者と読者のための「虎の巻」です。 <本書で取り上げるおもな物語理論・脚本術の提唱者・実践者> アリストテレス(『詩学』)、テレンティウス(五つのステージ)、ラヨシュ・エグリ(ドラマティック・ライティング)、ウラジーミル・プロップ(『昔話の形態学』)、シド・フィールド(三幕構成)、デイヴィッド・マメット、ジョーゼフ・キャンベル(英雄の旅)、クリストファー・ボグラー(作家の旅)、クリストファー・ブッカー(七つの基本プロット)、フライターク(フライタークのピラミッド)、ロバート・マッキー(ストーリーテリング)、ブレイク・スナイダー(SAVE THE CATの法則)ほか ストーリーテリングは、人間にとって必須の関心事であり、誰にとってもほとんど呼吸と同じぐらいに大切なことだ。焚き火を囲んで神話を語った時代から、ポスト・テレビ時代の物語の急拡大まで、物語は人々の人生を支配している。それを理解しようとすることは、われわれの務めと言ってもいい。ドラクロワは、知識への恐れを簡潔にこうつっぱねている。「職人になるためにはまず学ぶことだ。学んだからといって、天才になれなくなるということはない」。どの時代の物語においても、必ず登場してくるモチーフがひとつある──人に生命力を与える秘密を隠し持った、暗い森への旅だ。その森に何がひそんでいるか、本書で見つけていこうと思う。すべての物語はここから始まる……。 (本書「はじめに」より)
  • パリ 下
    6位
    政治は腐敗、ブルジョワが隆盛を極め、労働者は貧困に喘ぐ19世紀末パリ。建設中のサクレ・クール寺院が見下ろす悪徳と矛盾の町で、信仰を失い魂を彷徨わせる一人の神父がいた――。

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  • 天空の都の物語
    7位
    全米図書賞最終候補作にして、ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー。『すべての見えない光』のピュリッツァー賞作家が、本と物語、そして図書館を愛するすべての読者に贈る最新長篇。 紀元一世紀に書かれたギリシャの散文物語『天空の都の物語』。そこには、ある羊飼いが空にある理想都市に旅をするも、やがて地球に帰還するというストーリーが描かれていた。『天空の都の物語』は訳され、欠けた部分を補われながら、時代と場所を越えて人々をつなぎ、彼らの心の灯となっていく。 15世紀、陥落を前にしたコンスタンティノープルで生きる少女。現代アイダホの図書館で、テロに巻き込まれる老人。未来で、人類が生存可能な新たな惑星を探す宇宙船に乗る少女── 危機が迫る中、『天空の都の物語』が彼らに伝えた「語り継ぐ意味」とは。
  • 七王国の騎士
    8位
    『七王国の玉座』で語られる時代から約百年前、デナーリスから遡ること数代、前王朝ターガリエン家による統治が続くウェスタロス大陸で、諸国を遍歴して城から城へと渡り歩く“草臥(くさぶし)の騎士”ダンクと、その従士となった少年エッグ──数奇な運命を背負う二人の波瀾万丈の冒険を描く。海外ドラマの最高峰「ゲーム・オブ・スローンズ」へとつながる中篇「草臥の騎士」「誓約の剣」「謎の騎士(ミステリ・ナイト)」の3篇を収録。
  • 再誕の書
    9位
    世界的名優キアヌ・リーブス×SF・幻想⽂学の⻤才チャイナ・ミエヴィルの共著! 殺戮の運命に呪われた不死者・ウヌテ。彼の秘密を解き明かそうと試みる特殊機関〈ユニット〉だが、作戦中、死体が蘇る異変が起き……。 古代の⼒と現代の戦争、そして不死の超越者を描く壮⼤なダーク・ファンタジー!! 伝説的コミック『BRZRKR』の世界を、数々の賞に輝いた『都市と都市』などで知られる⻤才・ミエヴィルが、10年以上の沈黙を破り描く! **************************** 私の⼤好きな作家の⼀⼈、チャイナ・ミエヴィルと共同で⼩説『再誕の書』を執筆できることをとても嬉しく思う。この⼩説は、私が創作し、作家のマット・キントと作画のロン・ガーニーと共同執筆したマンガシリーズ「BRZRKR」からインスピレーションを受けている。 このシリーズは、不死⾝の戦⼠が時代を超えて戦う物語だ。 私は「BRZRKR」の世界を⾮常に愛しているので、もっと探究したいと思い、そのための最良の⽅法のひとつが、⼩説だと思った。 ––キアヌ・リーブス (「Keanu Reeves announces new novel with China Miéville - THE BOOK OF ELSEWHERE」Random House Youtubeより) **************************** 【各紙誌絶賛! !】 ★「『再誕の書』は、パルプ⾵でアドレナリン全開のスリラーであると同時に、死、時間の移ろいやすさ、そして⼈間であることの意味について描いた、物悲しく実験的な⼩説でもある」 ──ニューヨーク・タイムズ紙 ★「アクション満載、超暴⼒的、そして道徳的に曖昧……不死⾝の古代戦⼠の試練と苦難を、極めてスタイリッシュかつ美しく描き出す…… 実存的な憂鬱を切り取った、愉快なアクションミステリー……溢れる想像⼒と完璧なスタイルが、深い喜びをもたらす読書体験を提供している」 ──ロサンゼルス・タイムス ★「驚くほど、そしてガタガタと⾳を⽴てるほど⾯⽩い読み物だ。⾎まみれで時代をまたぐアクションスリラーである『再誕の書』は、信じられないほど⾎なまぐさい原作をひねり、暴⼒の循環性についての瞑想へと昇華させている」 ──サンデー・タイムス
  • 「書き出し」で釣りあげろ
    10位
    後半から面白い作品は、そこまで誰も読み進めてはくれません。数ヶ月、数年かかった力作、大切な作品だからこそ書き出しで読者に見限られたくない。そんな不安を払拭させてくれる必読書です。 ―― 肥前文俊 (ライトノベル作家/「書き出し祭り」主催) はじまりよければ全てよし! 小説の「書き出し」に特化した唯一無二の物語執筆術、ここに登場! 名作に共通する揺るぎない事実、それは「書き出し」がすぐれている点です。やっとの思いで書き上げた作品なのに、文学賞に応募しても審査を通過しない、小説投稿サイトでアクセスが伸びない、同人誌を作ったものの手にとってもらえない……もしかしたら大多数の読者や編集者は、最初の数行で読むことを止めてしまっているのかもしれません。 本書では、オープニングシーンを構成する10の要素を細かく分析し、レイモンド・カーヴァーやガブリエル・ガルシア゠マルケスといった一流の作家たちによる多種多彩な作品を例に、その書き出しのどこがどのようにすぐれ、なぜ読者を惹きつけるのかを具体的に解説していきます。また、きっかけとなる出来事を作りあげるための詳細な手順や、バックストーリーを詰めこみすぎるといったよくある失敗を避けるコツ、オープニングシーンの適切な長さや場面転換の方法、登場人物の紹介や伏線の張り方に加え、多数の出版エージェントや編集者からのアドバイスも聞くことができます。 名作の書き出しのみを集めた書籍や特集などはあるものの、具体的に何をどう書けば良い作品になるのか、オープニングがどれほど重要な意味を持つのかを詳細に説いた書籍はこれまでありませんでした。本書では、読者が思わず唸る物語の書き出し方について指南する、唯一無二にして絶対的な一冊と言えるでしょう。 書き出しの一文から読者を引き込み、思わず最後まで読んでしまう物語の書き方を伝授した、ありそうでなかった「はじまり」の書き方指南書です。
  • 言語の七番目の機能
    11位
    記号学者・哲学者のロラン・バルトが大統領候補ミッテランとの会食直後の交通事故がもとで死亡。そして彼が所持していたはずのある重要な文書が消えていた。これは事故ではない! 捜査にあたるのはジャック・バイヤール警視と若き記号学者シモン・エルゾグ。二人以外の登場人物は、フーコー、エーコ、ドゥルーズ、ガタリ……といった綺羅星の如き面々。そして舞台はパリ、ボローニャ、イサカ、ヴェネツィア、ナポリへと……。言語の七番目の機能とは何か? 『HHhH』の著者による驚愕の記号学的ミステリ。アンテラリエ賞、Fnac小説大賞受賞作!/解説=吉川浩満
  • カラマーゾフの兄弟(下)
    12位
    1~3巻 1,045~1,155円 (税込)
    父親殺しの嫌疑をかけられたドミートリイの裁判がはじまる。公判の進展をつうじて、ロシア社会の現実が明らかにされてゆくとともに、イワンの暗躍と、私生児スメルジャコフの登場によって、事件は意外な方向に発展し、緊迫のうちに結末を迎える。ドストエフスキーの没する直前まで書き続けられた本書は、有名な「大審問官」の章をはじめ、著者の世界観を集大成した巨編である。
  • 密やかな炎
    13位
    全米370万部突破の文芸ミステリ! 平穏な家庭にひそむ嘘と秘密が一家を燃やす━━ リチャードソン家の邸宅が燃えた。厳格な母が管理する「完璧」な家だった。唯一の悩みは反抗的な末娘だが、今は姿を消していた。一家の貸家に住んでいた母娘ももういない。誰が、なぜ火をつけたのか。焼け跡で家族が見つけた真実とは? 胸に迫る文芸ミステリ
  • ヴァイパーズ・ドリーム
    14位
    Jazz漫画の金字塔「BLUE GIANT MOMENTUM」原作者・NUMBER 8氏推薦! 「行間から聴こえるジャズが、激烈な闇を鼓舞する。」 英国推理作家協会 2024年度最優秀歴史ミステリー賞(ヒストリカル・ダガー)受賞作。 「本作は読む者を虜にさせる真のジャズ・ノワールである。」 ──デイヴィッド・ピース 1961年、ニューヨーク。ジャズ全盛のハーレムで最も怖れられる麻薬密売人クライドはその日、自身が犯した殺人を後悔していた。殺しは今夜で3度目だが、悔いたのははじめてだった。自責の念に沈むさなか、ジャズ界の庇護者パノニカから「3つの願い」を訊かれ、因縁を探る彼の思索は遠い過去へと跳ぶ。1936年にトランペッターを志し田舎からひとり大都会に出てきてからの日々、そして愛する歌姫に出会ってからの日々へと……。 1930年代から60年代、マイルス・デイヴィス、チャーリー・パーカー、セロニアス・モンクが活躍したあの激動の時代を、ハメットの衣鉢を継ぐ文体で描ききる、虚実混交のノワール。〈解説・霜月蒼〉
  • 悪夢工場
    15位
    「キングがホラーの達人なら、リゴッティはホラーの化身だ。」(ニューヨーク・タイムズ)――祈りなのか、呪いなのか。アメリカのカルト作家による救済なき傑作群が、本邦初単行本化。 「そう、この世界の人々が、神ならぬ新たな神の存在に勘づいていることを漏らしてしまったのは、せいぜい一世紀前のことだった。」 H・P・ラヴクラフトやフィリップ・K・ディックと並び称され、ブラム・ストーカー賞を4度受賞した、文学史上最も危険な作家が、ついに上陸! 【目次】 戯れ (若島正 訳) アリスの最後の冒険 (白石朗 訳) ヴァステイリアン (若島正 訳) 道化師の最後の祭り (宮脇孝雄 訳) ネセスキュリアル (若島正 訳) 魔力 (若島正 訳) 世界の底に潜む影 (若島正 訳) ツァラル (若島正 訳) 赤塔 (若島正 訳) 編者あとがき  若島正
  • ホワイト・ティース(下)
    16位
    成長したアーチーの娘・アイリーとサマードの双子の息子・ミラトとマジドは、遺伝子工学者のチャルフェン一家と関わり、生命倫理にふれる研究をめぐる問題の渦中へ……。 移民家族が直面する悲喜劇を知的でユーモラスに描く、ジャマイカ系イギリス人作家の衝撃作。カリブ海やインド亜大陸からヨーロッパにわたる壮大な家族の物語を背景に、歴史、信条、遺伝子などさまざまな差異を抱えて混沌の街ロンドンで生きる人々を描く。分断と混沌の深まる時代に希望の光を放つ、21世紀の必読書。全2巻 ブレイディみかこさん推薦! 「この本、いちおう社会派で、すでに古典と呼ばれているんです。 こんなにヤバくて笑えてぶっ飛んでるのに。 繚乱と咲く、移民たちのサーガ! ストリートの歴史はなんと猥雑でカオスなことか。 多文化共生の諸問題をごった煮にしておおらかに笑い飛ばす、才気煥発な本である。」 西加奈子さん推薦! 「これはすべての呪われた、そして祝福された人間の物語だ。 きっと100年後も、200年後も読み継がれるだろう。 人間がどうしようもなく、抗い難く、救い難く、人間でしかないことを、こんなに面白おかしく、鮮やかに、完璧に書かれた小説がこの世界に存在することに感謝したい。 20年前に誕生したこの傑作を、これから初めて読むことが出来る人に嫉妬する。そう思っていたけれど、何度目だって衝撃は変わらなかった。いや、増した。著者が描いたこの世界に、私たちは近づけているのだろうか。」
  • 愛と精霊の館(下)
    17位
    相続したのは、幽霊屋敷!?魅力的な弁護士助けを得てソニアは古の謎に立ち向かう ソニアのもとに届いた、予想外の情報――若くして亡くなった父には、生後すぐに引き離された双子の兄弟がいたという。そのおじが逝去し、彼が遺した広大な屋敷を、ソニアが相続するというのである……海辺に建つ古い館へやって来たソニアは、すっかり惚れこんでしまう。しかし、屋敷内で怪奇現象が頻発する! 彼女を助けてくれるのは、魅力的な弁護士トレイと、愛すべき仲間たち。過去にいったいなにが起きたのか? そして〈失われた花嫁〉とは? ノーラ・ロバーツが贈る、新3部作開幕編。
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ
    18位
    【2024年本屋大賞翻訳小説部門第1位】 完璧な人生なんてないけれど、「これでいい」と思える今日はある。 ネットで人気を博し韓国で累計25万部(2023年9月26日現在)を突破した、心温まるベストセラー小説! ソウル市内の住宅街にできた「ヒュナム洞書店」。会社を辞めたヨンジュは、追いつめられたかのようにその店を立ち上げた。書店にやってくるのは、就活に失敗したアルバイトのバリスタ・ミンジュン、夫の愚痴をこぼすコーヒー業者のジミ、無気力な高校生ミンチョルとその母ミンチョルオンマ、ネットでブログが炎上した作家のスンウ……。 それぞれに悩みを抱えたふつうの人々が、今日もヒュナム洞書店で出会う。 新米女性書店主と店に集う人々の、本とささやかな毎日を描く。
  • 冷酷なプリンス
    19位
    妖精国で育った人間の娘・ジュード。 王子を模擬試合で負かしたことから命を狙われるようになり……陰謀に満ちた世界で闘うジュードの成長とロマンスを描く壮大なファンタジー! 2019年カーネギー賞ノミネート! 2018年goodreads大賞YAファンタジー部門第3位! ジュードは人間の娘だが、両親を殺され、妖精国で育てられた。美しいけれど『感情を持たない』妖精のいじめは残酷で壮絶だったが、17歳になったとき、自分の居場所を見つけるため妖精国で騎士になる決心をする。だが剣の技術を磨き、模擬試合で対戦した王の息子カーダン王子を打ち負かしたことから命を狙われるようになり、カーダンと次の王位を争う兄デイン王子のスパイとなって王権争いにも巻き込まれていく――陰謀や欺瞞に満ちた世界で闘うジュードの成長とロマンスを描く壮大なファンタジー! 原題:The Cruel Prince(The Folk of the Air, 1)
  • おちゃめなパティ、カレッジへ行く(新潮文庫)
    20位
    恋に、おしゃれに、勉強に。いまという瞬間をわしづかみにして、かたく抱きしめるんだ。大学四年生のパティが暮らすアメリカの女子寮で「見抜かれないように最大の嘘をつく」ゲームが大流行。ところがパティがうっかり種明かしを忘れたために、ありえない噂が学内にまわってしまい大慌て――。大学を卒業した直後のウェブスターが、当時の女学生の生活をいきいきと描いた記念碑的デビュー作。
  • バウムガートナー
    21位
    S・T・バウムガートナーは九年前に先立った妻アンナの不在を今も受け容れられずにいる。書斎で彼女のタイプ原稿を読み耽り、物忘れがひどいなか、ルーツの地ウクライナを旅したときの摩訶不思議な出来事を書き残す。そんな彼に恩寵が……来るべき日を意識していたとしか思えない、オースター作品のエッセンスが宿る名作。
  • わたしたちの図書館旅団
    22位
    1918年、フランス北部。ニューヨーク公共図書館(NYPL)の司書ジェシーは、前線からわずか65キロメートルに位置するブレランクール村に到着した。〈荒廃したフランスのためのアメリカ委員会(CARD)〉のメンバーとして、ドイツ軍との戦いで破壊された図書館の再建を目指すためだ。ジェシーは傷ついた住民に本を届け、兵士に戦地での慰めとなる一冊を紹介し、子どもたちに読み聞かせをおこなっていく。だがドイツ軍が村に迫ってきて……。1987年、アメリカ。ニューヨーク公共図書館の記憶保管課(リメンバランス)で、収蔵されている資料を保存用に撮影する仕事をしているウェンディーは、1918年に発表された〈荒廃したフランスのためのアメリカ委員会〉の会報に興味を惹かれる。第一次世界大戦中、有志の女性たちが集まって、フランス北部再建のために働いたという団体――。そして戦地に渡ったジェシー・カーソンという司書の存在を知り、彼女について調べはじめるが……。『あの図書館の彼女たち』の著者が贈る傑作長編!
  • 草の竪琴
    23位
    1940年代アラバマ州の田舎町。母を亡くした少年コリンは遠縁にあたるドリーとヴェリーナの老姉妹に引き取られる。ドリーは妹との諍いを機に、コリンとメイドのキャサリンを連れてツリー・ハウスで暮らし始めるのだが……。初期の名作「草の竪琴」のほか、「最後のドアを閉めろ」「ミリアム」「夜の樹」の短篇3作を収録。
  • 《ドラキュラ紀元》われはドラキュラ――ジョニー・アルカード〈下〉
    値引きあり
    24位
    ドラキュラが支配をふるう世界を マニアックな遊びを満載して物語った 《ドラキュラ紀元》完全版シリーズ第4弾!(上下巻) 時はいよいよ90年代。 ジョニー・アルカードのゆく末は? そしてジュヌヴィエーヴ、ケイト、ペネロピのヴァンパイア三人娘は、 この時代をどう生きるのか―― ====== 本書収録の全12話を俯瞰してみたとき、 浮かびあがってくる裏テーマともいうべきものがある。 それが、「われはドラキュラ」だ。 シリーズ第1巻『ドラキュラ紀元一八八八』最後の登場シーンにおいて、 ドラキュラは、「われはドラキュラなり」と名のりをあげた。 本書においては、プロローグで、 ドラキュラはふたたび少年にむかって同じ台詞を告げている。 そしてその後も、ドラキュラ本人によるものではないけれども、 さまざま場面でこの台詞がくり返し使われている。 最後にこの言葉を口にする者は――。 そしてその場面は――。 (訳者あとがきより) ====== 裏設定を綴った補遺2編も収録! 電子版は、本文と登場人物事典との間をジャンプして参照することができます。
  • 鏡の男 (下)
    25位
    捜査線上に浮かぶ謎の男 怒涛のクライマックス! 捜査線上に浮かぶ謎の男、〈シエサル〉。彼はいったい何者なのか。ヨーナは公園で吊されていた遺体の頭部に小さい烙印が押されているのを発見し、過去の事件との接点を見出す。催眠で得たマルティンの謎めく目撃証言と僅かな手がかりで事件を追うヨーナだったが……。 一方、夫に証言をさせたパメラのもとに犯人からと思しき脅迫状が届き、彼女が養子に迎えようとしていたミアが誘拐されてしまう。パメラ自身にも魔手迫るなか、はたしてヨーナは少女を救うことはできるのか──人気シリーズ待望の最新作。
  • アウトランダー 時の旅人クレア3
    26位
    クレアは自分が20世紀からタイムスリップしてきた人間だという秘密をジェイミーに告げる。ジェイミーはクレアの言葉を信じて彼女を未来へ返そうとするが、クレアは愛する彼との人生を選ぶ。二人はジェイミーの故郷へ向かい、つかのま平穏な日々を過ごすが、それは長く続かなかった。ジェイミーが宿敵ランダル大尉に捕らえられ、絞首刑を宣告されてしまったのだ! 大人気ロマンティック大河ドラマの傑作、感動の完結篇!
  • イーサン・フロム
    27位
    『無垢の時代』の作家の別の顔、待望の新訳 「ものいわぬ白い雪原のように寡黙なイーサン・フロム。その“雪”の下には、『嵐が丘』のヒースクリフを思わせる孤独な魂の死闘の物語があった」――小川公代氏(英文学者) マサチューセッツ州スタークフィールドで冬を過ごすことになった語り手の「私」は、足をひきずった寡黙な男をたびたび見かけていた。聞くに、イーサン・フロムなるこの土地の男で、かつてひどい「激突」を起こして以来、足が不自由になったのだという。思いがけず「私」はフロムに馬橇で駅まで毎日送迎してもらうことになるが、ある晩、ふたりは帰り道に吹雪に巻き込まれ、フロムは途上にある自宅に「私」を招き入れる。そこで「私」が目にしたものとは――。寒村の孤独、親の介護、挫かれた学業、妻の病……厳冬に生を閉ざされた主人公フロムを襲う苦難、そんな日々に射し込んだささやかな幸福、その果てに待ち受ける悲劇を精緻な技巧で描くアメリカ文学の古典。
  • 三十棺桶島
    28位
    悪名高い伯爵と結婚した末に、幼い息子と実父を一度に失う悲劇に見舞われたヴェロニク。14年後、彼女は悲しみを忘れるべく遠くの町で働き成功していたが、偶然見た映画の一場面で、見知らぬ土地の小屋に自分のサインが刻まれていることに気づく。探偵の情報をもとにその小屋に行ってみると、中には男性の遺体が! それは新たな惨劇の始まりに過ぎなかった。不吉な伝説と企みに満ちた島を舞台とした、怪盗ルパンシリーズの傑作。
  • かもめのジョナサン【完成版】
    29位
    「飛ぶ歓び」「生きる歓び」を追い求め、自分の限界を突破しようとした、かもめのジョナサン。群れから追放された彼は、精神世界の重要さに気づき、見出した真実を仲間に伝える。しかし、ジョナサンが姿を消した後、残された弟子のかもめたちは、彼の神格化を始め、教えは形骸化していく……。新たに加えられた奇跡の最終章。帰ってきた伝説のかもめが自由への扉を開き、あなたを変える!
  • ナイン・ストーリーズ
    30位
    サリンジャー自身が自分の書いた作品から選び出した9編の短編作品集。いわゆるグラス家物語の端緒をなすと考えられる「バナナフィッシュに最良の日」を含む9編が収められている。現代人の分裂する心情を清新な文体と歯切れのいい会話を通して、極めてシンボリックに描くこの作品集には、短編作家としてのサリンジャーの特質が遺憾なく発揮されている。読書そのものが「挑戦」ともなる作品集。
  • シグマフォース シリーズ⑮ ウイルスの暗躍 下
    31位
    パンデミックの間、勇気を持って、そして敢然と働き続けた、 すべての医師、看護師、職員、関係者の皆さんに。ありがとう。 ――ジェームズ・ロリンズ 21世紀はウイルスとの戦い―― 最新の科学的見地をもとにベストセラー作家が 〝現実〟を描き、〝未来〟を予見する…… 世界35カ国で翻訳、全世界累計2,000万部以上突破のベストセラー・シリーズ最新作! ウイルスがなければ我々は誰一人として存在していないかもしれない。 事実、遺伝学者の中にはウイルスこそがこの惑星での生命の起源なのかもしれないと考える人もいる。 いつの日か、母なる自然がその武器を我々に向けることは避けられない。 その時に自然が選択する武器はウイルスだろう。 ――本文より ◉歴史的事実から――コンゴ自由国による植民地支配の残酷さについて ジョセフ・コンラッドの小説『闇の奥』(一八九九年発表)はコンゴ川を行き来する蒸気船の船長だったコンラッド自身の経験に基づいて執筆されていて、彼は自らが目の当たりにしたコンゴ自由国による植民地支配の残酷さについて、「人間の良心の歴史を大いに傷つけた実に不快な略奪の所業」と描写した。十余年の間に、一千万人のコンゴ人が殺害された。英国の探検家エワート・グローガンも次のように記している。「すべての村が焼かれて灰と化し、私が国を逃れる時にはあらゆる場所に死体が転がっているのを見た。その死体の姿といったら――それが恐ろしさを如実に伝えていた!」 では、どのような経緯でこうした非道な行為が起きたのか? 悲しいことに、医学と科学技術の進歩がその原因だった。しかし、こうした残虐な行ないは、この血塗られた時代にシェパード牧師が経験した唯一の「恐怖」ではなかった。長老派教会の黒人牧師でアメリカ人のウィリアム・ヘンリー・シェパードにまつわる別の話が骨の間に埋もれていた。それは地図、遺物、そして彼とは別の、もう一人のアフリカの有名な黒人キリスト教徒の伝説と関係する話だ。 ほとんどの人々はその物語を知らない。 今までは。 〈下巻・あらすじ〉 ウィリアム・シェパード牧師が残した手がかりを頼りにウイルスの発生源と奇病の治療法を探すグレイたちは、コンゴのジャングルの奥深くに分け入る。一方、拉致された医師たちの捜索に当たるタッカーとケインは、敵が拠点とする場所への潜入に成功した。だが、任務を遂行する彼らを阻むのは、感染症を利用しようと企む鉱山王のノラン・ド・コスタだけではなかった。ウイルスに感染した動物もグレイやタッカーたちに牙をむく。ジャングルの奥深くに位置する「骨の王国」に到達したグレイたちの驚くべき発見と、タッカーとケインの強い絆がウイルスの正体と敵の野望に迫る中、奇病はコンゴのジャングルから都市部に広がり、世界には新たなパンデミックの危機が訪れようとしていた。
  • 老人と海(新潮文庫)
    32位
    八十四日間の不漁に見舞われた老漁師は、自らを慕う少年に見送られ、ひとり小舟で海へ出た。やがてその釣綱に、大物の手応えが。見たこともない巨大カジキとの死闘を繰り広げた老人に、海はさらなる試練を課すのだが――。自然の脅威と峻厳さに翻弄されながらも、決して屈することのない人間の精神を円熟の筆で描き切る。著者にノーベル文学賞をもたらした文学的到達点にして、永遠の傑作。
  • 女優エヴリンの七人の夫
    33位
    7回結婚した彼女が真実に愛する人は? ハリウッド黄金期に活躍した大女優が人生の最期に明かした秘密と贖罪の物語 雑誌『ヴィヴァン』の新人記者モニークは、隠遁生活を送る往年の大女優エヴリン・ヒューゴの独占記事を任される。エヴリン自身がモニークを指名してきたというのだ。なぜ自分が選ばれたのか困惑しながらも、モニークは女優が住むマンハッタンの高級アパートメントに向かった。現在79歳のエヴリンはグラマーで優雅な女優として一時代を築き、七度に及ぶ結婚生活を送り、その波乱に満ちた伝記を執筆し死後出版するよう提案してきた。怪しみながらも同意したモニークは、悲痛の事実を知らされることに… 号泣必至と話題、全米ベストセラー小説!
  • ロボット・イン・ザ・システム
    34位
    大人気シリーズ、衝撃のクライマックスへ!  思春期突入で悩み多きロボット・タング、相変わらず我が道を行く長女ボニー、空回り気味ながらまだまだ父親として成長中のベン、仕事に忙しいなか家族を温かく見守る妻エイミー。ひょんなことから彼らの家に老婦人ミセス・カッカーが同居することになり、隣人のミスター・パークスは気が気でない。さらに人生休暇中のベンの姉ブライオニーの一家もそれぞれ悩みや問題を抱えている。  そんなこんなで今日もてんやわんやのチェンバーズ家に、東京に住むベンの親友カトウが家族を連れて突然やって来た。どこか様子のおかしいカトウ。やがて、チェンバーズ家の固い絆を壊しかねない衝撃の事実が発覚する。その背後には、あのタングの生みの親の影が…。  舞台化、映画化も大反響、ぽんこつロボット&ダメ男と一家の愛おしい日々を描くイギリス発人気シリーズ第6弾、衝撃のクライマックスへ!
  • ノー・カントリー・フォー・オールド・メン
    35位
    コーエン兄弟監督映画「ノーカントリー」原作 ヴェトナム帰還兵モスがメキシコ国境付近で発見した死体と大金が、更なる殺戮を呼ぶ。〈国境三部作〉後の衝撃作。解説/佐藤究
  • 海底二万里(上下)合本版(新潮文庫)
    36位
    ときは1866年、大西洋に謎の巨大生物が現れた! 異形の〈怪物〉の目撃譚に人々はおののき噂した。白鯨か? 伝説の怪異か? はたまた超自然現象か? 議論が沸騰するなか、アロナクス教授はその正体を暴くため、使用人のコンセイユとともに高速フリゲート艦に乗り込む。それが、驚くべき旅の始まりになるとも知らずに──。少年から大人までをも魅了する海洋冒険ロマンの傑作、新訳。 ※当電子版は新潮文庫版『海底二万里』上下巻をまとめた合本版です。
  • 光の鎧(下)
    37位
    欧州の覇権をかけた英仏の激突 ワーテルローの戦いの後、キットを待ち受ける運命とは? 18世紀末からヨーロッパを吹き荒れた「革命」の時代。 フランスのナポレオンが軍事侵攻を繰り返し、英国もまた長期にわたる戦争に巻き込まれていた。 キングズブリッジの住人たちも、第一〇七歩兵連隊として戦いの地に出向くことに。そんななか、囚われのナポレオンが復権を果たし、ついにワーテルローの地で一大決戦の幕が切って落とされる……。 労働問題、侵略と戦争、市民と国家。現代にも当てはまるテーマに巨匠フォレットが絢爛たる筆致で挑む。 キングズブリッジ・シリーズ堂々の完結編!
  • フロント・サイト3 ファイヴ・ドールズ
    完結
    38位
    スワガー・サーガ中篇三部作最終巻。 ボブ・リー・スワガーVs.連続殺人鬼 血塗られた切り裂き魔の正体を追え! 巨匠ハンターがジャッロへの偏愛をこめて 『極大射程』以前のボブ・リーの活躍を描く! ホットスプリングズ市警は、女性の死体を切り刻み、内臓を抜き出す残虐な連続殺人事件に頭を悩ませていた。 本来ならFBIを呼ぶところだが、街のイメージが台無しになる。なるべく内密に捜査を行ってほしい、というのが、街のお偉方や資本家の希望だった。 市警本部長ベティガーは一計を案じて、ベトナム帰りの元海兵隊軍曹にして天才的狙撃手ボブ・リー・スワガーを捜査班に招く……。 33歳のころのボブ・リーを探偵役に巨匠ハンターが新境地に挑む。中篇三部作最終章!(解説・千街晶之)
  • ファウスト(二)
    39位
    1~2巻 781~990円 (税込)
    追求の精神の権化ファウストは、行為の人として“大きな世界”での遍歴に入る。享楽と頽廃の宮廷から冥府に下った彼は美の象徴ヘレネーを得るが、美はたちまち消滅してしまう。種々の体験を経た後、ついに彼は、たゆまぬ努力と熱意によって、人間の真の生き方への解答を見いだし、メフィストーフェレスの手をのがれて、天上高く昇る。文豪ゲーテが、その思想を傾けつくした大作の完結編。
  • 心の鏡〔新版〕
    40位
    人間への愛、心の不思議さ キイスの入門篇たる短篇集! 著者の代表長篇『アルジャーノンに花束を』の原型である中篇版のほか、奇妙な能力をもつ少年マロと弁護士デニスの運命の出会いを描く表題作、万能コンピュータがひきおこす騒動をユーモラスに描いた「エルモにおまかせ」など全七篇を収録。キイスの温かな魅力をあますところなく伝える、日本オリジナル作品集。
  • 《ドラキュラ紀元一九一八》鮮血の撃墜王
    値引きあり
    41位
    実在・架空の人物・事件が入り乱れて展開する、壮大な物語、第2弾! ドイツ軍最高司令官ドラキュラの指揮の下、血の色の翼が戦場の夜空を切り裂く! 秘録・欧州ヴァンパイア大戦。 ~~~~~~~ イギリスを逃れ、ドイツ軍最高司令官となったドラキュラ。 その策謀を暴くため若き英諜報部員は空から敵地に迫る。 迎え討つはレッド・バロンこと、 撃墜王フォン・リヒトホーフェン男爵! 一方、エドガー・ポオも撃墜王の拠点、マランボワ城を訪れる。 祖国アメリカを捨てた彼は、なぜ独軍要人に呼び出されたのか。 そして、空の戦士たちが集う城で起きていることは――? 本編に初訳となる章「間奏曲」を追加し、以下の作品・資料を収録した完全版!(※印は本邦初訳)  「ヴァンパイア・ロマンス~ドラキュラ紀元一九二三」(書下ろし中編小説)※  「レッド・スカイ」(映画アウトライン)※  「著者による付記」※  訳者による詳細な「登場人物事典」(改訂版) 電子版は、本文と登場人物事典との間をジャンプして参照することができます。
  • 《ドラキュラ紀元一九五九》ドラキュラのチャチャチャ
    値引きあり
    42位
    実在・架空の人物・事件が入り乱れて展開する、壮大な物語、第3弾! ドラキュラの結婚式がおこなわれるローマに飛んだジャーナリスト、ケイトが遭遇したのは、長生者(エルダー)ばかりを狙う謎の“深紅の処刑人”! ~~~~~~~ 1959年、ローマ。 ドラキュラは、モルダヴィア公女アーサ・ヴァイダと結婚しようとしていた。 ジャーナリストのケイトは、死期を待つボウルガードと、彼を世話する美少女ヴァンパイア、ジュヌヴィエーヴを訪ねてローマに飛ぶ。 そこには英国のスパイ、ボンド中佐も。 その華やかな映画の都ローマに、ヴァンパイアの長生者(エルダー)を狙う謎の“深紅の処刑人”が出現し、町を恐怖に陥れる。 その目的とは、果たして――? 本邦初訳の中編「アクエリアス──ドラキュラ紀元一九六八」、「著者による付記」も収録。 電子版は、本文と登場人物事典との間をジャンプして参照することができます。
  • ドラキュラ紀元一八八八
    値引きあり
    43位
    実在・架空の人物・事件が入り乱れて展開する、壮大な物語、開幕! 吸血鬼ドラキュラ、大英帝国に君臨す! ヴィクトリア女王と結婚し、大英帝国を手中に収めたドラキュラ。 だが、人間とヴァンパイアが共存する社会は、わずか3年ののち、 ヴァンパイアの女だけを狙う切り裂き魔〈銀ナイフ〉の凶行に揺らぎだした。 政府の秘密機関〈闇内閣〉の命を受けた諜報員ボウルガードは、 500歳の美少女ジュヌヴィエーヴとともに切り裂き魔を追う―― 本編に加え、世界観を追補する短編「死者ははやく駆ける」や「もうひとつの結末」等、初訳資料も完全収録した完全版! 電子版は、本文と登場人物事典との間をジャンプして参照することができます。
  • 封神演義(下)
    44位
    1~3巻 880~902円 (税込)
    中国易姓革命の火の手はいよいよ熾烈に燃えさかる。仙界人界入り乱れての大混戦に飛び交うおびただしい宝貝(パオペエ)(秘密兵器)。数知れぬ武将の魂魄が次々と封神台へ飛ぶ。紂(ちゅう)王打倒の西岐軍はついに四伯侯会盟の地孟津に達した。そのまま一気に都朝歌(ちょうか)に迫り、やんぬるかな紂王は摘星楼に自焚する。伝奇巨編。全3巻。(講談社文庫)
  • モンテ=クリスト伯2
    45位
    密輸船の乗組員となったダンテスは、モンテ゠クリスト島に上陸し、ファリア神父の言葉どおり莫大な財宝を発見する。それから9年後、「モンテ゠クリスト伯」を名乗る富豪が、イタリア旅行中の若い二人のフランス貴族に接触し、次々と寛大な申し出をするが……。復讐の序章となる「ローマ編」。
  • モーセの災い 【上下合本版】
    46位
    歴史から学ばざる者は、それを繰り返す運命にある── 〈古細菌〉と謎のウィルスが 現代に〈十の災い〉を引き起こす── 〈シグマフォース〉が旧約聖書“出エジプト記”の謎を追う! 全世界で日本でベストセラー! シリーズ最新作! 十の災いが本当にエジプトに起きたのだとしたら、 それが再び、今度は世界規模で起きることがありうるだろうか? その質問に対する答えは、恐ろしいことに……「ありうる」だ。 ――ジェームズ・ロリンズ アフリカで発生した奇病と、 地球温暖化を食い止めるための夢のエネルギー網── 一見、無関係なような二つの要素が絡みながら、 舞台は、灼熱の砂漠やジャングル、そして極北の地へ! ★巻頭に『モーセの災い』前日譚にあたる、セイチャン&コワルスキ登場の短編『クラッシュ・アンド・バーン』を特別収録! 〈あらすじ〉二年前にアフリカの砂漠で行方不明になったハロルド・マッケイブ教授が半ばミイラ化した状態で発見され、その死体から謎の病気が広がる。シグマフォースのペインター・クロウ司令官は旧友のサフィア・アル=マーズから調査を依頼されるが、サフィアも何者かに拉致されてしまう。グレイ・ピアース、セイチャン、ジョー・コワルスキは、教授の娘のジェーン、教え子のデレク・ランキンとともにスーダンに赴き、旧約聖書の出エジプト記の「十の災い」を研究していた教授の資料から病気の原因と治療法の発見を試みる。サフィアの奪還を目指すペインターは、彼女が極北の地のオーロラ・ステーションにいることを突き止める。施設を運営するのは発明家ニコラ・ステラを崇拝する実業家サイモン・ハートネルだった。 ◆歴史的事実から──出エジプト記と十の災い モーセによってエジプト人にもたらされた十の災いを科学的に説明しようとの試みは、これまでにも数多く行なわれている。言うまでもなく、この問題に関する本書の記述のほとんどは推察と憶測によるものだが、科学的な検証にも基づいている。例えば、約三千五百年前に起きた地中海の火山テーラの噴火は、人類史上最大の規模であったと考えられている。それだけの規模の噴火に伴う火山灰が引き起こした大気および気候の変動は、かなりの影響を及ぼしたと思われる。それによって赤道付近にもオーロラが発生したのだろうか? 二〇〇六年のアラスカの火山オーガスティンの噴火は、噴煙中に大規模な雷が発生したことから研究の対象になった。その威力はオーロラに影響を与えるほどであったと言われている。 著者について [著者プロフィール] ジェームズ・ロリンズ James Rollins 1961年イリノイ州生まれ。1990年代後半から作家としての活動を始め、2004年に発表した『ウバールの悪魔』に登場した「シグマフォース」を、2005年の『マギの聖骨』から本格的にシリーズ化。以後、『ナチの亡霊』『イヴの迷宮』などを経て、2019年1月にアメリカで刊行予定の最新作“Crucible” に至るまで、シリーズは十三作(『ウバールの悪魔』も含めると十四作)を数える。歴史的事実に基づきながら、最新の研究成果や科学技術を取り入れて構成した緻密なストーリーには定評があり、アクションシーンの描写でもアメリカで一、二を争う作家との評価を得ている。「シグマフォース・シリーズ」から派生した元兵士のタッカーと軍用犬ケインを主人公とする「タッカー&ケイン・シリーズ」(グランド・ブラックウッドとの共著)も、『黙示録の種子』、『チューリングの遺産』の二作が刊行されている。 ジェームズ・ロリンズのオフィシャルサイト ■http://www.jamesrollins.com [翻訳者プロフィール] 桑田 健 Takeshi Kuwata 1965年生まれ。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒。主な訳書に『痛いほど君が好きなのに』(ヴィレッジブックス)、『すべてはゲームのために マイ・ストーリー』(ソニーマガジンズ)、『マギの聖骨』『イヴの迷宮』などの「シグマフォース・シリーズ」、『THE HUNTERS ルーマニアの財宝列車を奪還せよ』、『THE HUNTERS アレクサンダー大王の墓を発掘せよ』、『黙示録の種子』『チューリングの遺産』(以上、竹書房)、『オバマノミクス-「持てる者への優遇の経済」から「持たざる者への思いやりの経済」へ』(サンガ)、『地球 驚異の自然現象』(河出書房新社がある。
  • 眠り姫 下
    47位
    殺人犯として逮補されたロジャーは精神異常の徴候を見せはじめ、その鑑定をうけもった精神科医のアイリーンは調査の過程で、夫の殺人を暴露するキャロルの催眠下の発言に疑問を抱く。彼女が精神療法家としてあらゆる技術を駆使してキャロルの心のなかをさぐるうちに明らかになった真実は、あらゆる想像を超えた衝撃的なものだった…現代精神医学上の問題である“睡眠障害”とグリム童話の名篇を融合させた記念碑的長篇。
  • 五番目のサリー 下
    48位
    ブロンドで青い目をした楽天家デリー、長い黒髪の教養あふれる画家ノラ、赤毛で歌やダンスが得意な女優志望のベラ、すべての男を憎む乱暴者ジンクス。サリーは自分に耐えられない事件にでくわすと、無意識のうちに四つの人格のいずれかにスイッチしてしまう。これが記憶喪失の原因だった。ある事件をきっかけにサリーは、精神科医ロジャーの治療をうけることになるが……五重人格のサリーの心の軌跡を鮮やかに描く感動作。
  • アルケミスト 夢を旅した少年
    49位
    羊使いのサンチャゴは、彼を待つ宝が隠されているという夢を信じ、アフリカの砂漠を越えピラミッドを目指す。様々な出会いと別れを経験し、少年は人生の知恵を学んでゆく――。
  • わたしたちが光の速さで進めないなら
    50位
    廃止予定の宇宙停留所には家族の星へ帰るため長年出航を待つ老婆がいた……少数者に寄り添う心温まる未来を描く短篇集、文庫化!
  • ほんのささやかなこと
    51位
    1985年、アイルランドの小さな町。寒さが厳しくなり石炭の販売に忙しいビル・ファーロングは、町が見て見ぬふりをしていた女子修道院の〝秘密″を目撃し――優しく静謐な文体で多くの読者に愛される現代アイルランド文学の旗手が贈る、史実に基づいた傑作中篇
  • 帰ってきたヒトラー 下
    52位
    テレビで演説をぶった芸人ヒトラーは新聞の攻撃にあうが民衆の人気は増すばかり。極右政党本部へ突撃取材を行なった彼は、徐々に現代ドイツの問題に目覚め、ついに政治家を志していくことに…。静かな恐怖を伴ったこの爆笑小説は、ドイツで大反響を巻き起こした。本国で250万部を売り上げ、映画で240万人動員したベストセラー小説。
  • 風と共に去りぬ(第1巻~第5巻) 合本版
    53位
    アメリカ南部の大農園〈タラ〉に生まれたスカーレット・オハラは16歳。輝くような若さと美しさを満喫し、激しい気性だが言い寄る男には事欠かなかった。しかし、想いを寄せるアシュリがメラニーと結婚すると聞いて自棄になり、別の男と結婚したのも束の間、南北戦争が勃発。スカーレットの怒濤の人生が幕を開ける――。小説・映画で世界を席巻した永遠のベストセラーが新訳で蘇る! ※当電子版は『風と共に去りぬ』(第1巻)~(第5巻)の全五巻をまとめた合本版です。
  • シェイクスピア全集 ヘンリー八世
    54位
    滑稽、悲哀、苦悩、歓喜、陶酔……。奇蹟としか言いようのない深い洞察力によって人間のあらゆる感情を舞台の上に展開させたシェイクスピアの全劇作を生きた日本語に移した名翻訳。

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  • クローディアの告白 下
    55位
    すでに連続殺人の真犯人は逮捕され、事件は解決していた。だが、大きな謎がまだ残っていた。聴取でクローディアは殺人現場を詳細に説明していたのだ。なぜ犯人しか知るはずのない事実を知っていたのか?隠された真実を探り出すため、キイスはクローディアの病んだ心の奥深くへと踏みこんでいく…挫折をくり返しながらも精神分裂病に悩むクローディアを励まし、著者自身が真実を解き明かした驚異のノンフィクション。
  • あの本は読まれているか
    56位
    冷戦下のアメリカ。ロシア移民の娘であるイリーナは、CIAにタイピストとして雇われる。だが実際はスパイの才能を見こまれており、訓練を受けて、ある特殊作戦に抜擢された。その作戦の目的とは、反体制的だと見なされ、共産圏で禁書となっているボリス・パステルナークの小説『ドクトル・ジバゴ』をソ連国民の手に渡し、言論統制や検閲で迫害をおこなっているソ連の現状を知らしめることだった。そう、文学の力で人々の意識を、そして世界を変えるのだ。一冊の小説を武器とし、危険な極秘任務に挑む女性たちを描く傑作長編!/解説=大矢博子
  • 嗤う猿
    57位
    四猿殺人鬼、再び。 消えた四猿を追う刑事と、シカゴを震撼させる新たな連続殺人―― そして待ち受ける驚愕のラスト! 「見ざる、聞かざる、言わざる」になぞらえ猟奇殺人を繰り返した“四猿”が忽然と姿をくらましてから4カ月――シカゴを震撼させる新たな事件が発生した。公園の池で凍った少女の死体が発見されたのだが、体には拷問の形跡や不可解な点が多々見られ、その奇怪な手口に世間は“四猿の再来”と騒ぎ立てる。一方、四猿を長年追う刑事ポーターは独自の捜査を進めていくなか、ある違和感に気づき……。 ジェフリー・ディーヴァーやジャック・ケッチャムら大御所作家がこぞって絶賛する、スリラー界の新星。『悪の猿』に続くシリーズ第2弾!
  • アンデスの黄金(下)
    58位
    黄金のヘビ、悪魔の血、太陽神… アンデスの神学、その実相へ 神話、考古学、科学が融合するロリンズの新骨頂! サムとメンバーたちは秘密部屋の奥に洞窟の入口を発見する。奥へ奥へと探索を進める彼らはやがて巨大なネクロポリスの只中にいた。誰がこんなものを? なんのために? 背後には奇っ怪な生き物の影が迫る。 一方、法医学者ジョーンの協力を得たヘンリーは、ミイラに神秘的な能力を持つ未知の物質を発見する。そしてこの物質を狙う謎の集団がヘンリーたちを襲う! この物質はいったい? 集団の目的は? インカは何を隠し持っているのか? 大胆な想像力が歴史と戯れるアドベンチャー巨編!
  • 猿の罰
    59位
    予測不能の完結編! 見ざる、言わざる、聞かざる――四番目の猿、最後の“死の裁き”。 「父よ、お許しください」 各地で発見される“祈る死体”の意味とは。 シカゴの街を震撼させる連続殺人鬼〈四猿〉と、事件を追う刑事ポーター。ふたりが昔知り合いだったと匂わす写真が発見され、捜査本部は騒然となる。訳がわからぬまま勾留され追いつめられるポーターをよそに、各地で次々と見つかる「父よ、お許しください」と懺悔の句が添えられた“祈る死体”。それは四猿による最後の裁きの始まりだった―― すべての謎が解けるとき、その結末に驚愕する。怒涛の完結編!
  • 日の名残り
    60位
    短い旅に出た老執事が、美しい田園風景のなか古き佳き時代を回想する。長年仕えた卿への敬慕、執事の鑑だった亡父、女中頭への淡い想い、二つの大戦の間に邸内で催された重要な外交会議の数々……。遠い思い出は輝きながら胸のなかで生き続ける。失われゆく伝統的英国を描く英国最高の文学賞、ブッカー賞受賞作。
  • ジェラール・フィリップ 最後の冬
    61位
    1959年夏、ジェラールは体調不良に苦しみ始める。本人そして家族にとって苛酷な4か月を綴った、胸締め付けられるクロニクル。 目次 ラマチュエル  一九五九年 八月 セルジー  一九五九年 九月 トゥルノン通り  一九五九年 十月 ヴィオレ医院  一九五九年 十一月五日 ヴィオレ医院  一九五九年 十一月六日 ヴィオレ医院  一九五九年 十一月七日 ヴィオレ医院  一九五九年 十一月八日 ヴィオレ医院  一九五九年 十一月九日 モンパルナス大通り  一九五九年 十一月九日 ヴィオレ医院  一九五九年 十一月十日 ヴィオレ医院  一九五九年 十一月十一日 ヴィオレ医院  一九五九年 十一月十二日 ヴィオレ医院  一九五九年 十一月十三日 ヴィオレ医院  一九五九年 十一月十四日 ヴィオレ医院  一九五九年 十一月十五日 ヴィオレ医院  一九五九年 十一月十六日 ヴィオレ医院  一九五九年 十一月十七日 ヴィオレ医院  一九五九年 十一月十八日 ヴィオレ医院  一九五九年 十一月十九日 木曜 トゥルノン通り  一九五九年 十一月二十日 金曜 トゥルノン通り  一九五九年 十一月二十一日 土曜 トゥルノン通り  一九五九年 十一月二十二日 日曜 トゥルノン通り  一九五九年 十一月二十三日 月曜 トゥルノン通り  一九五九年 十一月二十四日 火曜 トゥルノン通り  一九五九年 十一月二十五日 水曜 トゥルノン通り  一九五九年 十一月二十六日 木曜 途上 一九五九年  十一月二十七日 金曜 ラマチュエル  一九五九年 十一月二十八日 土曜 マルリー・ル・ロワ  一九五九年 十一月二十九日 日曜 訳者後書き
  • 通い猫アルフィーと3匹の教え子
    62位
    そこは世界一かわいい“猫の学校”。 今度はアルフィー、 やんちゃ盛りな仔猫たちの先生になる!? シリーズ累計16万部突破! 大ヒット、ハートフル猫物語第8弾。 新しく3匹の仔猫が家族に加わり、にぎやかになったエドガー・ロードに悲しい出来事が――アルフィーの通い先の一軒が引っ越すことになったのだ。落ちこむアルフィーだが一方で、やんちゃ盛りの仔猫たちのお世話に毎日てんてこ舞い。頭を抱えたアルフィーは3匹を立派な猫にするため“学校”を開こうと思いつき……。猫の授業は波瀾だらけで、またしても事件の予感!? ハートフル猫物語、第8弾!
  • 山の王(下)
    63位
    謎の連続誘拐殺人犯「山の王」を追え! 「迷宮入り事件とさまよえる魂」課の長となったアスカーは、心臓発作で倒れた前任者サンドグレン警視が、スミラ失踪事件につながる重大な手がかりを追っていたことに気付き、独自に事件の調査を進める。  アスカーは幼馴染で廃墟研究家でもあるマーティン・ヒルと協力して真相に肉薄していくが、連続誘拐殺人犯「山の王」もまたアスカーのことを標的に据えていた……。  魅力的なキャラクター、サイコ犯との息詰まる攻防、意想外の展開。北欧警察小説の新たな傑作、ここに登場!〈解説・若林踏〉
  • 嵐が丘
    64位
    イングランド北部のヒースの荒野の一画に建つ暗い雰囲気の屋敷「嵐が丘」。そこを借りようと訪れた青年は、その夜、屋敷の怨霊かと思われるものが出現する悪夢に悩まされる。翌日、彼はこの屋敷の召使いだった年輩の女性から、屋敷にまつわる愛憎とすさまじい復讐の物語を聞かされた。
  • 遠い声、遠い部屋(新潮文庫)
    NEW
    65位
    13歳の誕生日、ジョエルのもとに手紙が届く。母を亡くした彼を生き別れた父が引き取るという。父のいる南部の古い屋敷で待っていたのは、ミス・エイミーとその従兄弟のランドルフ。アイダベルという風変わりな少女とも親しくなるが、なぜか父は姿を現さず、屋敷では奇妙なことが続き……。早熟の天才・カポーティのデビュー長編にして幻想的魅力をまとう米文学の記念碑的作品を、村上春樹が新訳。
  • 悪党たちのシチュー(新潮文庫)
    66位
    落ちぶれていた辣腕ジャーナリストのシトロンは、くせ者政治屋ヘールに雇われる。現政権の大きな弱みともなるスキャンダル情報を入手すべく、協力を求められたのだった。勇躍、中米の軍事国家へと調査に向かったシトロンは、隠蔽されていた同国での過去の不祥事の内実を探りにかかるが……。あらゆる面白さをごった煮(スープ)にし、思わぬ展開と粋な対話で編み上げた、騙(かた)りと企みのタペストリー!(解説・小野家由佳)
  • 聖週間
    67位
    聖夜の朝、娘は家族に撃ち殺された――。 クリスマスの朝、人気女優カタリーナ・ミルルートの娘レーニが散弾銃で殺害された。 4か月後、復活祭をひかえた聖週間の木曜日、クロイトナー巡査の友人・ラウベルトが運転する配送車の荷室から、女性の死体が発見された。 女性は十数年前、交通事故で大火傷を負い、美しい顔の半分を失った元女優のハナだった。 ハナは古い3階建てのアパートに住んでいた。アパートの壁には百枚近くの写真が貼られていたが、その中にカタリーナ・ミルルートのスナップ写真があった。写真の裏にはレーニが殺された日の日付が書かれていた。 ラウベルトはハナとの関係を否定したが、運送会社の防犯カメラには、前日の晩、二人が会っている姿が映っていた。 やがて捜査の途上に、ハナが2週間前からメールをやり取りして、その後ミースバッハを訪れ、行方不明となったルーマニア人女性が浮かび上がる。 ヴァルナー警部とクロイトナーが辿り着く悲しい事件の真相とは? ドイツ推理作家協会賞新人賞を受賞して華々しくスタートを切った大ヒット《ヴァルナー&クロイトナー》シリーズ。 今作、第三弾に至ってクロイトナー巡査のキャラクターが炸裂。南ドイツの傑作警察小説!
  • 房思琪の初恋の楽園
    68位
    今の日本で読まれるべき、台湾の実話にもとづく不滅の傑作 「記憶に傷がつくほどの衝撃を受けた」――綿矢りさ 「性暴力被害で自分を責めてしまう仕組みを理解できる本」――小川たまか 芸能界における未成年者への性虐待、学習塾や学校の教員など、権力者や教育者による子どもへの性虐待の報道が後を絶たない。本書に綴られているような出来事が次々と明るみになり、大人はどのように子どもを守っていけばいいのか、社会の構造的な問題について、様々なところで議論されている今こそ必読の書としてUブックス版で緊急出版する。 文学好きな房思琪と劉怡婷は、台湾・高雄の高級マンションに暮らす幼なじみ。美しい房思琪は、13歳のとき、下の階に住む憧れの妻子ある五十代の国語教師に作文を見てあげると誘われ、部屋に行くと強姦される。異常な愛を強いられる関係から抜け出せなくなった房思琪の心身はしだいに壊れていく……。房思琪が記した日記を見つけた劉怡婷は、5年に及ぶ愛と苦しみの日々の全貌を知り、ある決意をする。 解説:小川たまか
  • 短くて恐ろしいフィルの時代
    69位
    脳が地面に転がるたびに熱狂的な演説で民衆を煽る独裁者フィル。国民が6人しかいない小国をめぐる奇想天外かつ爆笑必至の物語。ブッカー賞作家が生みだした大量虐殺にまつわるおとぎ話。
  • 阿Q正伝・狂人日記 他十二篇-吶 喊
    70位
    1巻 858円 (税込)
    人が人を食うという妄想にとりつかれた「狂人日記」の「おれ」、貧しい日雇い農民でどんなに馬鹿にされても「精神的勝利法」によって意気軒昂たる阿Q。表題二作とも辛亥革命前後の時代を背景に、妄想者の意識・行動をたどりながら、中国社会の欺瞞性を鋭くえぐり出す。魯迅最初の作品集『吶喊』の全訳。

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  • 若い読者のための世界史 改訂版
    71位
    歴史は「昔、むかし」の物語。さあ今から昔話をはじめよう――。『美術の物語』の著者がやさしく語りかけるように、時代を、出来事を、そこに生きた人々を活写する。ネアンデルタール人の登場から自ら体験した第二次大戦まで。一九三六年の初版刊行から半世紀を経て復刊されて以来、各国で読みつがれてきた“物語としての世界史”の古典。文庫上下巻を合本とし、最新版を参照して訳文を見直した、待望の改訂版。 目次 1 「昔、むかし」 2 偉大な発明者たち 3 ナイル川のほとり 4 日月火水木金土 5 唯一の神 6 だれもが読める文字 7 英雄たちの時代 8 けたちがいの戦争 9 小さな国のふたつの小さな都市 10 照らされた者と彼の国 11 大きな民族の偉大な教師 12 偉大なる冒険 13 新しい戦い 14 歴史の破壊者 15 西方世界の支配者 16 よろこばしい知らせ 17 帝政のローマ 18 嵐の時代 19 星夜のはじまり 20 アッラーの神と預言者ムハンマド 21 統治もできる征服者 22 キリスト教の支配者 23 気高く勇敢な騎士 24 騎士の時代の皇帝 25 都市と市民 26 新しい時代 27 新しい世界 28 新しい信仰 29 戦う教会 30 おぞましい時代 31 不幸な王としあわせな王 32 その間に東欧で起こったこと 33 ほんとうの新しい時代 34 暴力による革命 35 最後の征服者 36 人間と機械 37 海の向こう 38 ヨーロッパに生まれたふたつの国 39 世界の分配 40 わたし自身が体験した世界史のひとこま
  • ササッサ谷の怪 コナン・ドイル奇譚集
    72位
    シャーロック・ホームズはここから始まった? 幻のデビュー作「ササッサ谷の怪」から、最後の小説となった「最後の手段」まで。探偵小説のみに留まらない希代のストーリーテラー、ドイルの魅力を再発見する名短篇全十四編を収録。〈解説〉北原尚彦
  • おちゃめなパティ(新潮文庫)
    73位
    アメリカの女子寄宿学校、聖アーシュラ学園で暮らすパティは好奇心旺盛で正義感の強い女の子。ある日、同級生と学外の英国人との恋の噂が学園中を騒がせる。毎週届くスミレの花束。でも、その恋人って実在するの――? 疑問を持ったパティは、親友のコニーとプリシラと共にあるいたずらを仕掛ける。果たして恋人の正体とは? 『あしながおじさん』のウェブスターがおくる永遠の少女小説。(解説・梨木香歩)
  • 賢者ナータン
    74位
    キリスト教,イスラム教,ユダヤ教のうち,真の宗教はどれか? 舞台は十字軍時代のエルサレム.難題を突き付けられたユダヤ教徒の商人ナータンが「三つの指環」の寓意で示した和合の道は,人々を大きな奇蹟へと導く.寛容とはなにかを問う啓蒙思想家レッシング(1729-81)の代表作.分断の時代に読まれるべき古典.

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  • 大聖堂 夜と朝と(下)
    75位
    中世の全き闇を抜けて、新時代の曙光が差す!  巨悪との長き戦いに遂に決着の時が ウェールズとの戦いに遠征に出たウィルウルフの帰還を待ちわびるラグナ。 ドレングズ・フェリーの修道院長として、院と村の発展に精力を傾けるオルドレッド。 そして、 建築職人として腕を上げ新たな夢に踏み出そうとするエドガー。 そんな三人の前に、果てなき野望を増大させたウィンスタンの一派が立ちはだかる……。 長く続いた暗黒の中世が終わり、夜明けを迎えようとする時代の変換点で、それぞれの人生が交錯し、思いもかけない光彩を放つ。 巨匠フォレットが満を持して贈る『大聖堂』の前日譚!
  • わたしたちが孤児だったころ
    76位
    上海の租界に暮らしていたクリストファー・バンクスは十歳で孤児となった。貿易会社勤めの父と反アヘン運動に熱心だった美しい母が相次いで謎の失踪を遂げたのだ。ロンドンに帰され寄宿学校に学んだバンクスは、両親の行方を突き止めるために探偵を志す。やがて幾多の難事件を解決し社交界でも名声を得た彼は、戦火にまみれる上海へと舞い戻るが……現代イギリス最高の作家が渾身の力で描く記憶と過去をめぐる至高の冒険譚。
  • 洋上都市
    77位
    「洋上都市」はヴェルヌならではのエンターテイメント中編だ。19世紀後半、大西洋を横断してアメリカへ向かう屈指の巨船「グレート・イースタン号」を舞台に(ヴェルヌ自身もその航海を経験した)、若い男女や、さまざまな人間を配して、そこに巻き起こるドラマを活写する。最後はナイアガラ瀑布を眼前にクライマックスを迎える。他に「老時計士ザカリウス」ほか好評を得たヴェルヌの初期の短編3作を収録した。
  • アウトサイダー―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫)
    78位
    廃城をさまよう天涯孤独の男。彼はそこで何と遭遇したのか(表題作)。ランドルフ・カーターは、二百年ぶりに発見された銀の鍵と共に消息を絶つ(「銀の鍵」)。冥(くら)き伝承の蟠(わだかま)る魔都アーカム。ギルマンの棲む屋根裏部屋で起きた、人智を超越した事件(「魔女屋敷で見た夢」)。唯一無二の光芒を放つ作品群から、おぞましくも読む者の心を掴んで離さぬ十五編を訳出。これがラヴクラフトの真髄だ――。
  • 怪談
    79位
    「耳なし芳一の話」「雪女」「むじな」「ろくろ首」……。日本をこよなく愛したハーン(日本名、小泉八雲)が、古来の文献や伝承をもとに流麗な文章で創作した怪奇短篇集。日本の文化、伝統、習慣を世界に紹介し、いまや「日本文学の古典」として読み継がれるハーンの代表作。昆虫エッセイ「虫の研究」も収録。
  • その犬の歩むところ
    80位
    『神は銃弾』で「このミステリーがすごい!」第1位。 『音もなく少女は』で「このミステリーがすごい!」第2位。 名匠ボストン・テランが帰ってきた。 犬を愛するすべての人に贈る感涙の傑作。 傷ついた人々のそばに、いつもその犬がいた。 GIV――ギヴ。それがその犬の名だ。その孤独な犬の首輪に刻まれていた三文字だ。傷だらけで、たったひとり、山道を歩んでいた犬の名だ。彼はどこから来たのか。どこで、なぜ、こんなにも傷だらけになったのか。彼は何を見てきたのか。どこを歩んできたのか。 犯罪が、天災が、戦争が、裏切りがあった。世界が理不尽に投げてよこす悲嘆があり、それと戦い、敗れる者たちを見守ってきた一匹の犬がいた。 この世界の不条理と悲しみに立ち向かった人たちに静かに寄り添っていた気高い犬。 『神は銃弾』でみせた荘厳な世界観、『音もなく少女は』でみせた崇高な人間の強さ、そしてボストン・テランにしか生み出せない乾いた詩情をたたえる文体。傷ついたひとたちの悲劇と救済を描く感動の最新作。
  • 秘密の花園
    81位
    コレラで両親を失ったメアリーはヨークシャーの叔父のもとへひきとられた。荒野のはずれにある屋敷は陰気で謎めいていて、夜になると風まじりに子供の泣き声がきこえてくるような寂しい場所だったが……心に悩みをもつ少年と少女が、豊かな自然の恵みにふれることで、明るさと健やかさをとりもどしてゆく。全編から太陽の光と土の匂いが香りたつようなバーネット夫人の傑作。
  • マリーゴールド町 心の洗濯屋さん
    82位
    韓国で35万部突破!!疲れた心にじんわり沁みる ヒーリングファンタジー小説の決定版! エッセイ『好きに生きても大丈夫』の著者による、初の長編小説。 韓国では発売から約1カ月で10万部を突破し、総合ベストセラー小説1位に。 世界各国で翻訳が決定し、話題沸騰!  ――たとえば、の話だけど。  後悔していることをやり直せたら、  心の傷になっている落ちないシミみたいな痛みを消せたら、  あなたは幸せになれる?  本当にそれを消すだけで、幸せになれるのかな。 「悲しみを癒す力」と「願いを現実にする力」を持つ少女ジウン。 ある日突然、愛する両親が消え、ジウンはひとりぼっちになってしまう。 魔法の力で何度も生まれ変わり、あちこち探し回るが、両親は見つからない。 100万回目に生まれ変わったとき、ジウンは「心の洗濯屋さん」を開くことを決意する。 夢に破れた青年、失恋の痛みを抱える女の子、家族との関係に悩むインフルエンサー……。 訪れてきた人々の「心の痛み」を洗濯するうちに、ジウンはある大切なことに気づく。 真夜中に突然現れた不思議な洗濯屋さんの物語。
  • 輪廻の蛇
    83位
    第二次世界大戦前後の時期のアメリカを、色濃く反映した短編集。主人公たちの生き生きとした行動や、彼らがうごきまわる世の中の的確な描写はハインラインならでは。本書に収めたのは、既刊の『失われた遺産』『魔法株式会社』に続く「未来史」シリーズ以外の短編集だ。1929年、アナポリスの海軍兵学校を卒業後航空母艦勤務をしたハインラインは、体をこわして退役、以後、「生命線」でSF作家としてデビューするまで、UCLAの理数系大学院に学び、さまざまな職種を転々とする。「象を売る男」の元セールスマン、「わが美しき町」の腐敗政治家とたたかう地方新聞の記者、「歪んだ家」の建築家などの描写に、その体験が生かされている。
  • 異邦人(新潮文庫)
    84位
    母の死の翌日海水浴に行き、女と関係を結び、映画をみて笑いころげ、友人の女出入りに関係して人を殺害し、動機について「太陽のせい」と答える。判決は死刑であったが、自分は幸福であると確信し、処刑の日に大勢の見物人が憎悪の叫びをあげて迎えてくれることだけを望む。通常の論理的な一貫性が失われている男ムルソーを主人公に、理性や人間性の不合理を追求したカミュの代表作。(解説・白井浩司)
  • ナルニア国物語7 最後の戦い
    85位
    大ザルがロバにライオンの皮をかぶせた偽アスランの「命令」により、木々の精霊は切り倒され、もの言う馬たちは奴隷のように働かされている。その光景を見たティリアン王は激怒し、剣を抜くが……。カロールメン国の大軍や邪神タシュまでがナルニアに到達する絶体絶命の状況で、物語は思わぬ方向へと動き出す! 衝撃の最終巻!(解説・山尾悠子)
  • 長安一、逃げ場のない食堂
    NEW
    86位
    全1巻 779円 (税込)
    大理寺の官営食堂に、新人の厨娘がやってきた。 まずいことで名高い食堂? 行くわけがない。 役人たちは鼻で笑った。 「食堂?絶対ごめんだ」 ——しかし、数日後。 「今日のメニュー、竹の子と豚肉の煮込みらしいぞ」 「……あの匂い、反則じゃないか?」 昼前から漂う香りに、 通りすがりの官吏が足を止め、 隣の役所の連中まで、塀越しに恨めしそうな顔をする始末。 かつて食堂を嗤っていた高官たちも、 次第に沈黙し、 やがて視線を逸らしながら、こう言い出す。 「お、おい……」 「……ついでに、俺の分も買ってきてくれ」 まずい食堂は、こうして—— 長安一、逃げ場のない人気スポットになった。
  • 地の糧(新潮文庫)
    87位
    君はすっかり読んでしまったら、この本を捨ててくれ給え。そして外へ出給え――。語り手は、青年ナタナエルに語りかける。「善か悪か懸念せずに愛すること」「賢者とはよろずのことに驚嘆する人を言う」「未来のうちに過去を再現しようと努めてはならぬ」。二十代のジッドが綴った本書は、欲望を肯定し情熱的に生きることを賛美する言葉の宝庫である。若者らの魂を揺さぶり続ける青春の書。
  • 聖なる夜に抱きしめて
    88位
    大作家三人による夢の競作。愛と感動のクリスマス・アンソロジー! 雪深いコロラドに戻って亡き父の牧場をどう経営しようか途方に暮れるメドウの前に、隣接する大牧場の経営者ダルが現れる。彼女にとってダルは天敵、少女の恋心を踏みにじった傲慢で意地悪な男。でも彼の前では緊張してドジばかり…… D・パーマー「スノウ・マン」の他、猛吹雪のなか閉じ込められた二人を描くL・マッケンナ「キャスのカウボーイ」、オーストラリアの牧場王国を舞台とした真夏の物語、M・ウェイ「アウトバックの夫」の三作を収録。 巨匠によるクリスマス・ストーリー夢の競演!
  • 火の柱【合本版】
    89位
    世界2000万部の突破の第ベストセラー『大聖堂』の正統なる続編! 著者 ケン・フォレットの最高傑作! と翻訳者が絶賛する究極の歴史大河ロマン ※このコンテンツは、扶桑社刊「火の柱(上)」「火の柱(中)」「火の柱(下)」(ケン・フォレット[著] 戸田裕之[訳])の合本版です。 【あらすじ】 16世紀中葉のイングランド。大聖堂を擁する河畔の商業都市キングズブリッジで貿易を営むウィラード家は、カトリックでありながらもプロテスタントに対しても寛容な家柄だった。一方、商売敵でもあるフィッツジェラルド家は頑ななカトリックで、両家の仲は決していいとは言えなかった。 ネッド・ウィラードとマージェリー・フィッツジェラルドは恋仲だったが、彼女の両親の反対にあって引き裂かれる。失意のネッドはサー・セシルを頼ってエリザベス・チューダーの下で仕事をするようになるが…エリザベス・チューダーは、メアリー・ステュアートとイングランドの王位をめぐって争っている最中だった。 その争いは次第に暴力的な傾向を帯びて、ついにはフランス、スペインをも巻き込む宗教戦争へと突入していく。 英仏宗教戦争、激動の16世紀。争う、エリザベスとメアリー・ステュアート。二人の女王とともに運命に翻弄される市井の民の運命は? 圧倒的な筆力と、波瀾万丈の展開。大ベストセラー『大聖堂』『大聖堂-果てしなき世界』につづく、キングズブリッジ・シリーズ最新作!
  • 地下室の手記
    90位
    極端な自意識過剰から一般社会との関係を絶ち、地下の小世界に閉じこもった小官吏の独白を通して、理性による社会改造の可能性を否定し、人間の本性は非合理的なものであることを主張する。人間の行動と無為を規定する黒い実存の流れを見つめた本書は、初期の人道主義的作品から後期の大作群への転換点をなし、ジッドによって「ドストエフスキーの全作品を解く鍵」と評された。
  • 二輪馬車の秘密【完訳版】
    91位
    夜更けの街を走る二輪馬車のなかで、身元不明の紳士が殺害された! 事件は予想をこえたドラマティックな展開を見せる…… 19世紀ミステリー界最大のベストセラー。横溝正史の抄訳でも知られる記念碑的作品が完訳で登場! 江戸川乱歩曰く、「たった一冊の本だけで探偵小説史に名を連ねている作家……この実に奇妙な作家の名はファーガス・ヒューム」。その作品こそ、『二輪馬車の秘密』である。 ガボリオの『ルコック探偵』に触発されたヒュームが書きおろし、1886年にメルボルンで自費出版したところ、たちまち大ヒット。作家の生前に、全世界で75万部を売りあげ、『月長石』やシャーロック・ホームズをはるかにこえて、19世紀ミステリー界最大のベストセラーとなった。 深夜の馬車の乗客が殺害されるという導入部から、検死審問、被害者の身元捜査、容疑者特定と追跡、心理戦と法廷劇を経て、物語は予想外の展開をたどる。謎解きの興趣のみならず、都市風俗の活写、叙述スタイルの変化、そして人間ドラマとロマンスが全編をまとめあげる、ミステリー黎明期の記念碑的作品。 横溝正史の抄訳版につづき、完訳版登場!【電子・PODオリジナル版】
  • ドストエフスキー後期短編集
    92位
    マイナスをすべて集めればプラスに転化しうる──思索に思索を重ねた末に辿りついた、ドストエフスキー後年の逆説の世界観がちりばめられた後期傑作──「おとなしい女」「ボボーク」「百姓マレイ」など8短編を収めた。
  • ドストエフスキー前期短編集
    93位
    「罪と罰」「白痴」「悪霊」「未成年」「カラマーゾフの兄弟」といった後年の代表的長編を読み解く鍵を内包する前期(1848~65)短編集。「初恋」「クリスマスと結婚式」「弱い心」など、「新しいゴーゴリの出現」と激賞されて華々しくデビューしたドストエフスキーの才気ほとばしる作品5編を収めた。
  • 英国王の暗号円盤を解読せよ!(下)
    94位
    クライブ・カッスラーの歴史ミステリー冒険「ファーゴ夫妻シリーズ」最新刊! 歴史の闇に葬られた財宝伝説の壮大な謎にファーゴ夫妻が挑む! 財宝のカギを握るのは、謎の地図と王家の暗号円盤。歴史的遺物の不思議なシンボルが導くものとは? 財宝に執念を燃やす「海賊」が正体を現す! 海賊の歴史書の初版本が奪われた直後、古書店主が謎の死を遂げた。さらにファーゴ夫妻の宿泊先の部屋が何者かに侵入される。二人が問題の本を調べると、じつはレミが買った複製版こそ貴重な初版本だと判明した。強盗から守るため、殺された店主がすり替えていたのだ。そしてこの本には、島の地図と謎の文字が描かれた「暗号円盤」が隠されていた! こうして二人は800年前に宝探しの冒険に巻き込まれていく――。 Clive Cussler クライブ・カッスラー テレビ業界から作家に転身、1973年に架空の組織NUMA(国立海中海洋機関)に所属する特殊任務官ダーク・ピット・シリーズ第1作『海中密輸ルートを探れ』で作家デビュー。以後、同シリーズをはじめ、作品は世界的ベストセラーとなっている。印税をもとに実際にNUMAを設立し、多くの沈没船や行方不明船を発見している。 ファーゴ夫妻シリーズは、本作から新たにロビン・バーセルが四代目の共著者に就任。
  • アリス連続殺人
    95位
    『オックスフォード連続殺人』に続く アルゼンチン発の傑作本格ミステリー 碩学の名探偵セルダム教授、再臨。 ルイス・キャロルの喪われた日記をめぐる 奇怪きわまる死の連鎖の謎に挑む! スペイン最高の文学賞、ナダール賞を受賞。 「私」はアルゼンチンから来たオックスフォード大学の給費留学生。2年目の課題として筆跡に関するプログラムの開発に取り組むなか、旧知の数学者セルダム教授から秘密の依頼を受ける。 ルイス・キャロルの喪われた日記にまつわる、新出の書類の筆跡鑑定をしてくれというのだ。 ルイス・キャロル同胞団内部に蠢く不穏な空気を破ってやがて幕を開ける悲劇。アリスと数理数列に彩られた知の迷宮に挑むセルダムの叡智が見出した真実とは。 アルゼンチン発、本格ミステリーの新地平!(解説・三門優祐) ◆奇妙奇天烈な極上の「謎解きミステリ」。 本作に盛りに盛られた数々の要素は、まさに英国の黄金時代ミステリを彷彿とさせてくれる。しかし、作者はそれを見事に統御し、複雑怪奇な謎、丁寧な伏線呈示と回収、そして意外ながらしっかり論理的な解決の物語を作り上げた。たとえすれっからしのマニアであっても、その腕の冴えに満足し、結末では「ひぇーっ!」と叫び声をあげてしまうこと間違いなしである。――三門 優祐(ミステリ評論家)解説より
  • ティファニーで朝食を(新潮文庫)
    96位
    第二次大戦下のニューヨークで、居並ぶセレブの求愛をさらりとかわし、社交界を自在に泳ぐ新人女優ホリー・ゴライトリー。気まぐれで可憐、そして天真爛漫な階下の住人に近づきたい、駆け出し小説家の僕の部屋の呼び鈴を、夜更けに鳴らしたのは他ならぬホリーだった……。表題作ほか、端正な文体と魅力あふれる人物造形で著者の名声を不動のものにした作品集を、清新な新訳でおくる。
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)
    97位
    セシルはもうすぐ18歳。プレイボーイ肌の父レイモン、その恋人エルザと、南仏の海辺の別荘でヴァカンスを過ごすことになる。そこで大学生のシリルとの恋も芽生えるが、父のもうひとりのガールフレンドであるアンヌが合流。父が彼女との再婚に走りはじめたことを察知したセシルは、葛藤の末にある計画を思い立つ……。20世紀仏文学界が生んだ少女小説の聖典、半世紀を経て新訳成る。(解説・小池真理子)
  • 大破壊【合本版】
    98位
    このコンテンツは、扶桑社刊「大破壊(上)」「大破壊(下)」(クライブ・カッスラー/ジャスティン・スコット[著] 土屋晃[訳])の合本版になります。
  • 七つの裏切り
    99位
    レイモンド・チャンドラーが「ウルトラ・ハードボイルド」と評した幻の作家の代表作7編を収録した傑作集。 町なかで別人と間違われて呼び止められた男。そのまま倒れこんでしまった相手を助けてタクシーに乗せたものの、彼はすでに絶命していた。こうして町の裏世界に関わることになった男は、驚くべき行動に出る…… 強剛な文体とスピーディな展開、複雑なプロットと鮮烈な謎解き。1930年代、伝説の雑誌「ブラック・マスク」を飾るも早々に姿を消したポール・ケイン、復活。 〈解説〉木村仁良
  • 大追跡【合本版】
    100位
    このコンテンツは「大追跡(上)」「大追跡(下)」(クライブ・カッスラー[著] 土屋晃[訳])の合本版になります。