作品一覧

  • 桜待つ、あの本屋で
    3.9
    奇蹟、あります。 それは、世界のどこかにある不思議な本屋―― 世界14カ国で刊行決定! 世界のどこともわからない場所に、その本屋はある。 店の前には神秘的な桜が一本たたずんでいて、 なかでは少女と三毛猫がコーヒーを淹れながら 次の客が来るのを待ちわびている。 この店に来られるのは後悔や悲しみを抱えている人だけ。 店と客をつなぐのは、一冊の本―― 桜の季節、そのページをめくったときに 店への扉は開かれる。 不思議な本屋に迷い込んだ人たちと、 そこで起きる〈奇蹟〉を描いた、心に沁みる一作―― 累計130万部突破『四日間の奇蹟』著者が贈る最新作。 第一話「かんじんなことは、目に見えない」 第二話「百年はもう来ていたんだな」 第三話「陽気で無邪気で残酷なら」 第四話「四月の気層のひかりの底を」
  • 父と僕の終わらない歌
    -
    1巻1,210円 (税込)
    アルツハイマーになった父の人生に 「歌」がもう一度光をくれた──奇跡の実話! 映画化決定! 2025年5月23日(金)公開 出演:寺尾聰 松坂桃李 監督:小泉徳宏 その日、認知症の80歳男性が歌手デビューしたというニュースが世界中を駆けめぐった。彼の名前はテッド・マクダーモット。3年前にアルツハイマー型認知症と診断され、陽気な性格は怒りっぽくなり、息子のことも忘れ始めていた。そんななか家族でドライブ中、車内の曲に合わせテッドが歌い出した。それは奇跡の始まりだった──歌で笑顔を取り戻し、長年の夢を叶えた父テッドの半生を息子が綴る、感動の実話! *本書は、過去にハーパーコリンズ・ノンフィクションから配信されておりました『父と僕の終わらない歌』の文庫版となります。 本編に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。
  • 黄蝶舞う
    3.6
    1巻660円 (税込)
    平清盛が保元・平治の乱を制し、源義朝を死に追いやったのは有名な史実だ。そして嫡男・頼朝が囚われながらも死を許され、伊豆に配流になったのもよく知られる。清盛亡き後、頼朝は平氏を滅亡させ、鎌倉幕府を開いた。史上初の武家政権。しかし、初代頼朝・二代頼家・三代実朝ら3人の源氏の将軍は、いずれも悲劇的な死を遂げている。その数奇な因果は何を物語るのか。本書は、代表作『君の名残りを』で、タイムスリップ青春小説として平家物語の時代を描いた著者が、源家三代の将軍と、頼朝と北条政子の娘・大姫、実朝を暗殺した頼朝の子・公暁の5つの死を、妖しくも幻想的に描く連作時代小説である。死してなお続く清盛と頼朝の葛藤と、史書も記録しない頼朝の死の謎を描いた「されこうべ」をはじめ、実朝の死への道行きに寄り添った表題作「黄蝶舞う」など5篇の幻想譚を収録。ミリオンセラー『四日間の奇蹟』の著者が挑んだ新境地。解説:末國善己。
  • ミッドナイト・ライブラリー
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    全英1位!世界43カ国刊行 その図書館には “選ばなかった人生”が待っていた。 BTSメンバーも読んだ 各国でロングセラーの話題の1冊がついに日本解禁! ――あなたには、やりなおしたい過去はありますか? ノーラはその日人生のどん底にいた。飼っていた猫を亡くし、仕事をクビになり、 いくら悲しくても話を聞いてくれる家族も友人もいない。頭をめぐるのは後悔ばかり。 「私がもっといい飼い主だったら」「両親にも亡くなる前にもっと親孝行ができていたら」 「恋人と別れなければよかった」「故郷に戻らなければよかった」 生きている意味などもうないと、ノーラは衝動的に自らの命を絶とうとする。 だが目覚めたとき、目の前には不思議な図書館が佇んでいた――。 英米Amazonで驚異の20万レビュー超え。 『In the SOOP』でRMやV、JINをはじめとするメンバーがこぞって読んだことでも話題の、 今こそ読みたい、優しさに満ちた世界的ベストセラー小説。
  • 四日間の奇蹟
    値引きあり
    3.6
    1巻455円 (税込)
    第1回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作として、「描写力抜群、正統派の魅力」「新人離れしたうまさが光る!」「張り巡らされた伏線がラストで感動へと結実する」「ここ十年の新人賞ベスト1」と絶賛された感涙のベストセラー。脳に障害を負った少女とピアニストの道を閉ざされた青年が山奥の診療所で遭遇する不思議な出来事を、最高の筆致で描く癒しと再生のファンタジー。
  • 新装版 君の名残を 上
    値引きあり
    4.3
    1~2巻588円 (税込)
    累計130万部突破『四日間の奇蹟』の著者・浅倉卓弥が描いた、渾身の浅倉版「平家物語」である『君の名残を』が装いも新たに復刊します。幼馴染みで、剣道部主将を務める高校生・原口武蔵と白石友恵は雨が降りしきる下校途中、忽然と姿を消してしまう。二人が目覚めたそこは平安末期、動乱の前夜だった……。現代の高校生が、突然、平安時代の末期にタイムスリップし、それぞれが重要な歴史上の人物として生きていく壮大な歴史ロマンスです。
  • 北緯四十三度の神話
    3.5
    1巻600円 (税込)
    「大事な人の死は、たぶん決して忘れることはできません──」ラジオの深夜番組DJをしている快活な妹・和貴子と、卒業後も大学で生物工学の助手として働く勤勉な姉・菜穂子。姉妹は中学時代に両親を事故で亡くし、祖父母に育てられた。北の街を舞台に、対照的な2人の微妙な距離が丁寧にたどられていく。ふたたび大切な人の死を経験したことをきっかけに、ボタンを掛け違ってしまった、それぞれの想い。その行き着く先は──。清冽な感動を呼ぶラスト。

ユーザーレビュー

  • 桜待つ、あの本屋で

    Posted by ブクログ

    ネタバレ


    最初はあらすじを読む前に完全にタイトルと表紙の儚くて幻想的な暖かい雰囲気に惹かれました

    内容は全四章の連作短編です
    最後の章で、ようやくこの物語の核に触れられます

    中々に重く感じる内容もあり、人によっては未だに覚悟のいる描写もあるかと思いますが、心の整理と再生、前へ進むための背中を押してくれる物語です

    どの話にも共感できる部分、これから経験していくであろう想像が混ざりあっていて、うまく言葉にまとめられませんが、人としての生きる力を支えてくれるような気がします

    タイトルにもありますが、桜の描写がとても綺麗で美しい風景が目に浮かびます

    どんな時代のどんな場所とも繋がることの出来る本を、

    0
    2025年11月25日
  • ミッドナイト・ライブラリー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    半分哲学の本ですが、反哲学のお話でもある。
    自分は哲学にも疎いのでとても勉強になる面白い一冊だった。
    真面目に向き合った上に得られる思考でノーラの環境は何も変わらないが、視点を変える強さを手に入れた。

    自分がこれまでにもたらせた選択の結果に目を向け、今得られた全てを持って全力で生きたいと思った。

    0
    2025年11月23日
  • 桜待つ、あの本屋で

    Posted by ブクログ

    本屋という言葉と表装に反応してしまった本
    思わず手にとってしまう本は

    そういう本は
    今の自分に必要な本なんだと思う。
    沢山想像しようと思った。

    0
    2025年10月11日
  • 桜待つ、あの本屋で

    Posted by ブクログ

    咲良という名のお店 ワインカラーのジャンパースカートの女の子と三毛猫 しっかり私の心に入り込みました

    本とはまさに未知への扉 

    素敵な本に巡り会えました

    0
    2025年07月11日
  • 桜待つ、あの本屋で

    Posted by ブクログ

    表紙に惹かれて購入。

    "よく晴れた春の日の、満開の桜の木の下で"
    桜舞うベンチに座り、この本を開いて、桜に思いを馳せながら、この物語を読み進めたいな。

    0
    2025年06月28日

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