太陽がいっぱい

太陽がいっぱい

息子ディッキーを米国に呼び戻してほしいという富豪の頼みを受け、トム・リプリーはイタリアに旅立つ。ディッキーに羨望と友情を抱くトムの心に、やがて殺意が生まれる……ハイスミスの代表作。

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太陽がいっぱい のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ちょっと、三島由紀夫さんのような。
    水面下に脈々と流れる、異常で変態な、ぞくぞくぬめっとする不安感というか。足下の地面がぐにゃっと軟化しそうな味わい。この本には、それが上手くマッチしていていました。

    若くて才能があるのに、努力してもどうにもならない境遇の自分と。
    なにもしなくても親の巨額な財産で、

    2
    2017年10月09日

    Posted by ブクログ

    The Talented Mr. Ripley
    Patricia Highsmith, 1955

    有名な映画「太陽がいっぱい」の原作。映画も見てストーリーは知っているのにそれでも面白い。
    いかに彼が冷淡で神経質で、いかにイタリアの広い青い空と対照的か、

    0
    2025年08月06日

    Posted by ブクログ

    映画『リプリー』が大好きなので、原作をずっと読んでみたいと思っていた。

    イタリアに行ったまま帰らない息子ディッキーを連れ戻して欲しいと、富豪に頼まれたリプリーだったが…

    読んでいると、マット・デイモンとジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウの映像が自然と脳内再生される。

    倒叙が大好きなので、「

    0
    2025年08月03日

    Posted by ブクログ

    素晴らしい…
    なぜも、こんなに、惹き込まれるのか。
    まるで動く絵画を観ているかのような小説。

    しかし、二度と叶わない望みとしては、、
    映画を観る前に原作を読みたかった。
    私は『リプリー』→『太陽がいっぱい』→『原作本』の順だったのだけど、
    リプリーの印象があまりにも強烈すぎて……
    終始マットデイモ

    0
    2025年08月01日

    Posted by ブクログ

    アラン・ドロンの映画で知って、ずっと気になっていた作品。
    まず印象的だったのは、リプリーのゲイ的視点。
    ライバル的女性への感情や人間の観察具合がとてもゲイゲイしい。
    そしてこの作品の読みどころは、自分がだんだんリプリーなんじゃないかと感じるくらいの心理描写だろう。
    昔のサスペンスらしく、
    たまたま運

    0
    2017年04月30日

    Posted by ブクログ

    金持ちの息子を連れ戻すよう頼まれるが、当人のイタリアでの自由な生活が羨ましくなり、なりすまそうと考える…というサスペンス。
    映画版も続編も気になる。

    0
    2025年09月28日

    Posted by ブクログ

    これは…正直アラン・ドロンよりマット・デイモンのほうがリプリーっぽさあるな。翻訳めちゃ読みやすかった。

    0
    2025年04月03日

    Posted by ブクログ

    破滅に向かってほしいのに、全然向かってくれない!彼が不安に思う未来に対してヨーロッパ描写の何と美しいことか!リプリーを応援してないはずなのに周囲の人の間抜けさにイライラさせられる!
    ただのヤバいやつをこんなに魅力的に見せられるとは!

    0
    2024年04月27日

    Posted by ブクログ

    これは完全犯罪と言えるのだろうか…
    トムの衝動的で突飛な殺人と、臆病なまでに練るに練られた計画的な偽装工作の連続。
    そして、あまりにも幸運すぎる逃亡劇とその最後。

    この作品では、事件自体の完全さというよりも、トム自身の感情の浮き沈みと、はたまた何があってもうまく立ち回る身のこなし、そして綻びをうま

    0
    2022年08月01日

    Posted by ブクログ

    ルネ・クレマンとアラン・ドロンの映画「太陽がいっぱい」は封切られた時に観た。映画全盛時代ゆえ鮮明に覚えている。テーマ音楽と明るい青い海とドロンの美貌が強烈な印象だった。

    マット・ディモンのリメイク「リプリー」はTVで観た。これはこれで「トム」と「ディッキー」の関係を同性愛的に色濃く描いていて陰影が

    0
    2021年09月04日

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