作品一覧 2023/11/07更新 アキレウスの歌 試し読み フォロー アリとダンテ、宇宙の秘密を発見する 試し読み フォロー ジェーン・スティールの告白 試し読み フォロー ダッハウの仕立て師 試し読み フォロー 母を燃やす 試し読み フォロー 晩夏の墜落 試し読み フォロー ビール・ストリートの恋人たち 試し読み フォロー ポアロのクリスマス〔新訳版〕 試し読み フォロー レヴィンソン&リンク劇場 試し読み フォロー 1~9件目 / 9件<<<1・・・・・・・・・>>> 川副智子の作品をすべて見る
ユーザーレビュー ポアロのクリスマス〔新訳版〕 アガサ・クリスティー / 川副智子 偏屈な老当主が館で殺害され、現場は密室だった。これだけでも「面白そう‼️」と思わせるのに充分なのに、ポアロの捜査や意外な犯人など、魅了的な要素が満載でとても面白かった。 Posted by ブクログ アリとダンテ、宇宙の秘密を発見する ベンジャミン・アリーレ・サエンス / 川副智子 表現などが美しく、想像するのが楽しかった。 アリとダンテの家族が優しくて、自分もそうでありたいと思った。もしもゲイやレズビアンのカップルが周りにいたら、世界がもっと広かっただろうなと思う。先入観や固定観念に囚われていると思う。 Posted by ブクログ ポアロのクリスマス〔新訳版〕 アガサ・クリスティー / 川副智子 もう世界のアガサクリスティはさすがです。ずっと飽きさせない。人物が交差しながらそれぞれの人物像を浮き上がらせる。 ポアロの存在の安心感。最後の最後は清々しくそれぞれの場所に戻っていける Posted by ブクログ アリとダンテ、宇宙の秘密を発見する ベンジャミン・アリーレ・サエンス / 川副智子 言葉の端々までなんと美しい物語だろうか。 10代後半のアリの違和感や、やり場のない感情やダンテと交わす会話、両親とのアレコレ。 大人になりつつある揺れ動く感情の全てが瑞々しい。 アリは父の戦争へ行った過去と、刑務所にいる兄について隠してる両親に苛立ちを覚えていたが、 その両親の成長もあって、...続きを読む親世代にも刺さる。 とても良い読後感で余韻に浸ってる。 続編もあるらしいので翻訳されますように。 Posted by ブクログ アリとダンテ、宇宙の秘密を発見する ベンジャミン・アリーレ・サエンス / 川副智子 『アリとダンテ、宇宙の秘密を発見する』 よすぎて言葉にならない。 むりやりスリルやサスペンスを盛りこんでくる話ではないし、主人公ふたりもその両親たちも、いろいろあれど地に足のついたひとたちなのに、常に何かのきわを爪先立って歩いているような冴え冴えとした緊張感がある。 だれかを全力で愛するというこ...続きを読むとは、常に先の見えない、剣が峰に立たされたような不安を強いるものなのかもしれないな。お互いの気持ちだけでなく、世間の目、親の反応、気になることはたくさんありすぎる。ましてや時は1987年。今ですら、同性を愛することに対してはありとあらゆる偏見があるのに。 だからこそ、だれもいない砂漠でのいくつもの場面が、ことのほか甘美に感じられる。自分を守るものもさえぎるものも何もない砂漠で、無防備なまま、時には満天の星をあおぎ、時には雨に打たれ……。 自分という人間と対峙するのも、困難なことだ。アリはずっと自分から目をそむけてきたけど、それは彼だけじゃない。アリの両親にもそれぞれ封印し、目をそむけてきた過去がある。各人がそれらと対峙する覚悟を決めたとき、自分だけでなく家族みんなが変わっていく。 こまやかで清冽で、愛とユーモアに満ちた小説だった。 Posted by ブクログ 川副智子のレビューをもっと見る