川副智子のレビュー一覧

  • ポアロのクリスマス〔新訳版〕

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    家族が集まる楽しいクリスマス
    そこで殺人事件が起き…

    クラシックな雰囲気がこのシーズンにピッタリでした
    そしてストーリー自体も古さを感じさせないおもしろさ
    どの作品もですが結末には驚かされました
    さすがアガサ・クリスティ

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    2025年12月27日
  • ポアロのクリスマス〔新訳版〕

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    大富豪の主が殺され、はたして犯人は集まった家族のうち誰なのか…っていう王道展開がワクワクする。それぞれに秘密や謎があって、どれが真相に繋がっていくのか予想しながら読むのが楽しい。時代的なものかもしれないけど、身体が弱い妻に5人も子供を産ませるなんて恐ろしいな…。

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    2025年12月20日
  • ヨー・ファン・ゴッホ=ボンゲル 画家ゴッホを世界に広めた女性

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    原書はオランダ語、2019年刊。邦訳書は636ページ+カラー口絵48ページ。圧巻のひとことに尽きる。
    ヨー・ファン・ゴッホ=ボンゲル(1862-1925)。あのゴッホ(フィンセントorヴァンサン)の弟、テオの奥さん。彼女なくしては、現在私たちが知るようなゴッホは存在しえなかった。なぜなら彼女がゴッホのほぼ全作品を管理することがなければ、そしてゴッホとテオの間で交わされた途方もない量の手紙を保管し公刊しなければ、ゴッホの作品の真価、その制作過程、さらにはゴッホその人についても、なにも知りえなかっただろうから。(なんだか、宮澤賢治の草野心平や宮澤清六、カフカのマックス・ブロートみたいだ。)
    ゴッホ

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    2025年12月04日
  • 身代りの女(新潮文庫)

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     掛け値なしの傑作というのは、こういう作品のことを言うのではないでしょうか。『身代りの女』というタイトルと簡単な作品紹介だけを見て、作品の良し悪しとは別に、自分の小説の興味のベクトルとは別の方を向いてそうだな、という気持ちがあったのですが、読んでびっくり、なんでいままで読まなかったのかと後悔してしまいました。ラストまでどう転ぶか分からない物語をぜひ楽しんで欲しいので、事前情報はあまり持たずに読んだほうがいいような気がします。でも、それでも簡単に内容に触れるとしたら……。

     卒業を間近に控えた名門校に通う仲良しグループ六人。メーガン、フェリックス、アンバー、ザヴ、ダニエル、タリサ。輝かしい未来

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    2025年02月02日
  • ポアロのクリスマス〔新訳版〕

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    最後の方まで犯人がわからなかった。クリスマスに読んで欲しい一冊。アガサクリスティのほぼ台詞だけで展開されていくのに世界観がしっかり描写されていく文章には本当に脱帽です。

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    2025年01月09日
  • 身代りの女(新潮文庫)

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    全体的に漂う不穏感に先が気になって一気読み。寝る前に読んだらダメな本。
    結末は賛否両論ありそうだが、個人的には悪くないと思う。終盤からラストにかけて、もう少し丁寧に描写されていればもっと良かったかも。

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    2024年12月09日
  • 身代りの女(新潮文庫)

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    ネタバレ

    読書家さんの本棚で見つけた。
    メーガンは何故1人で罪を被ったのか?他の5人に何を求めているのか?5人はどうするのか?謎だらけで話が進んでいく。ラスト30ページになっても結末がわからず、600ページ越えの作品だったが、飽きることは全くなかった。

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    2024年10月11日
  • アキレウスの歌

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    日本語版が絶版かつ古本もめちゃ高いので、原書を買いました。それくらい好きな本です。こんなにも美しいBL本があったとは…海外BLの奥深さをまざまざと感じます。もはや国内だけでは満足できなくなったので、もっと海外作品に目を向けなくては、そう思わせてくれました。

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    2024年08月04日
  • ダッハウの仕立て師

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    悲惨な救いのない人生。読んでいてやるせない気分になったが、臨場感があるストーリー。表に出てこない戦争に翻弄された1人の女性の物語に心を打たれた。名作だと思う。

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    2024年07月05日
  • ポアロのクリスマス〔新訳版〕

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     偏屈な老当主が館で殺害され、現場は密室だった。これだけでも「面白そう‼️」と思わせるのに充分なのに、ポアロの捜査や意外な犯人など、魅了的な要素が満載でとても面白かった。

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    2024年01月05日
  • アリとダンテ、宇宙の秘密を発見する

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    表現などが美しく、想像するのが楽しかった。
    アリとダンテの家族が優しくて、自分もそうでありたいと思った。もしもゲイやレズビアンのカップルが周りにいたら、世界がもっと広かっただろうなと思う。先入観や固定観念に囚われていると思う。

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    2023年12月28日
  • ポアロのクリスマス〔新訳版〕

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    もう世界のアガサクリスティはさすがです。ずっと飽きさせない。人物が交差しながらそれぞれの人物像を浮き上がらせる。
    ポアロの存在の安心感。最後の最後は清々しくそれぞれの場所に戻っていける

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    2023年12月18日
  • アリとダンテ、宇宙の秘密を発見する

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    言葉の端々までなんと美しい物語だろうか。

    10代後半のアリの違和感や、やり場のない感情やダンテと交わす会話、両親とのアレコレ。
    大人になりつつある揺れ動く感情の全てが瑞々しい。

    アリは父の戦争へ行った過去と、刑務所にいる兄について隠してる両親に苛立ちを覚えていたが、
    その両親の成長もあって、親世代にも刺さる。

    とても良い読後感で余韻に浸ってる。

    続編もあるらしいので翻訳されますように。

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    2023年10月14日
  • アリとダンテ、宇宙の秘密を発見する

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    『アリとダンテ、宇宙の秘密を発見する』

    よすぎて言葉にならない。
    むりやりスリルやサスペンスを盛りこんでくる話ではないし、主人公ふたりもその両親たちも、いろいろあれど地に足のついたひとたちなのに、常に何かのきわを爪先立って歩いているような冴え冴えとした緊張感がある。

    だれかを全力で愛するということは、常に先の見えない、剣が峰に立たされたような不安を強いるものなのかもしれないな。お互いの気持ちだけでなく、世間の目、親の反応、気になることはたくさんありすぎる。ましてや時は1987年。今ですら、同性を愛することに対してはありとあらゆる偏見があるのに。

    だからこそ、だれもいない砂漠でのいくつもの

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    2023年09月19日
  • ホワイト・フェミニズムを解体する――インターセクショナル・フェミニズムによる対抗史

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    本書はホワイトフェミニズムの深刻な問題点を批判・解体するために、そのカウンターヒストリーであったインターセクショナルフェミニズムの歴史を追うものである。
    邦題、表装、前書きの印象から、「煽動的でヒステリックな極左ラディカリズムの啓発本」を警戒する読者がいるかもしれないが、内容はとても上手く書かれた人権運動の歴史ヒストリーである。
    原題のほうが分かりやすい⇒『迷惑な白人女:フェミニズム対抗史』。
    ホワイトフェミニズムという批判は、平等や人権という概念が抱えた自己矛盾問題への強烈な反撃である。要約すると、「シスジェンダーの異性愛者の先進国のキリスト教徒の白人女性」が、自分自身の個人的地位や権力取得

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    2025年04月09日
  • ホワイト・フェミニズムを解体する――インターセクショナル・フェミニズムによる対抗史

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    今読むべき本。「トランスジェンダー問題」など続々とインターセクショナル•フェミニズムについての本が邦訳されていることに感謝。

    歴史的な制約を無視したドグマ化した議論に感じられる部分もあるけれど、筆者の徹底した姿勢に強く共感を覚えるし、文明化でも浄化でも最適化でもなく連帯が必要なのだと改めて。

    最適化の罠はすぐそばにあるので改めて自戒

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    2023年02月25日
  • レヴィンソン&リンク劇場 皮肉な終幕

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    ブラックジョークの詰め合わせみたいな一冊で、死体がごろごろ転がっているっていうのに何度かうっかり爆笑してしまった。とりわけ『強盗/強盗/強盗』や『ジョーン・クラブ』みたいな天丼ネタが面白くてお気に入り。アリバイ作りが失敗したミステリとしての『愛しい死体』も、ものすごく良かった。ブラボー!

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    2022年10月28日
  • ビール・ストリートの恋人たち

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    社会には、ほかの人に害を及ぼす人をやむを得ず拘束して隔離する仕組みや施設は必要だと思う。社会への信頼を保って、社会を存続させるためには必要なことだ。

    でも、その仕組みに差別が組み込まれていると、罪の無い人やその周りの人の人生を破壊してしまう。社会のシステムに差別が組み込まれていると、そのシステムはかえって社会を破壊してしまう。

    私はボールドウィンの描く人生の複雑さがずっと好きだ。

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    2021年03月21日
  • ビール・ストリートの恋人たち

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    今まで私が読んできた海外の小説はどれもこれも白人が主人公だったんだな、と改めて思い知らされた。

    この小説には様々な差別の眼差しがある。
    例をひとつだけ挙げるとすれば、貧しくて家を買うのも一苦労なのに、そもそもここに住みたい!と思っても内見もさせてもらえないのだ。
    それは彼らが「黒人だから」。
    私が読んできた海外小説の主人公達はそういう状況に陥ったことはない。
    誰もが皆んな学校に通えるくらい貧しくない家庭状況で、当たり前のように勉強をしていて、大学を入学したり卒業したり就職したり。
    そして誰かから肌の色だけで決めつけられて、あからさまな差別を受けたりしない。
    通りを歩いているだけでジロジロ見ら

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    2021年01月24日
  • ビール・ストリートの恋人たち

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    権力が今以上に堂々と人種差別をする時代だった70年代。憎悪以外のなにものでもない理由で無実の罪をきせられ収監された男と、彼の子どもを妊娠している女、そして彼らを救おうとする家族の奮闘。ラブストーリーなんだけど、これはちょっとすごいです。とてつもない絶望と瑞々しい希望のイメージが、交互に湧き上がり畳みかけてくる文章。小説というより迫力ある絵画を見たような気持ち。映画版もすぐ見て、そちらも良かったけど原作とは別物の良さ。文字でここまで光と闇を「見た」っていう気分になれることってそうそうないから、みんな小説版を読んでほしい!

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    2020年03月12日