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  • 身代りの女(新潮文庫)
    3.7
    1巻1,320円 (税込)
    卒業を間近に控えたパブリック・スクールの優等生6人が自動車で逆走。母娘3人の命を奪う大事故を起こしてしまう。20年後、一人で罪を被り刑期を務めあげたメーガンが、国会議員、辣腕弁護士ら、いまや成功を収めている5人の前に姿を現す。彼らと交わした“約束”を果たさせるために……。身代り契約の果ての惨劇を、周到に仕組まれたプロットと圧倒的筆力で展開する、予測不能サスペンス。(解説・大矢博子)

ユーザーレビュー

  • 身代りの女(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

     掛け値なしの傑作というのは、こういう作品のことを言うのではないでしょうか。『身代りの女』というタイトルと簡単な作品紹介だけを見て、作品の良し悪しとは別に、自分の小説の興味のベクトルとは別の方を向いてそうだな、という気持ちがあったのですが、読んでびっくり、なんでいままで読まなかったのかと後悔してしまいました。ラストまでどう転ぶか分からない物語をぜひ楽しんで欲しいので、事前情報はあまり持たずに読んだほうがいいような気がします。でも、それでも簡単に内容に触れるとしたら……。

     卒業を間近に控えた名門校に通う仲良しグループ六人。メーガン、フェリックス、アンバー、ザヴ、ダニエル、タリサ。輝かしい未来

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    2025年02月02日
  • 身代りの女(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    全体的に漂う不穏感に先が気になって一気読み。寝る前に読んだらダメな本。
    結末は賛否両論ありそうだが、個人的には悪くないと思う。終盤からラストにかけて、もう少し丁寧に描写されていればもっと良かったかも。

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    2024年12月09日
  • 身代りの女(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読書家さんの本棚で見つけた。
    メーガンは何故1人で罪を被ったのか?他の5人に何を求めているのか?5人はどうするのか?謎だらけで話が進んでいく。ラスト30ページになっても結末がわからず、600ページ越えの作品だったが、飽きることは全くなかった。

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    2024年10月11日
  • 身代りの女(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    悪ふざけで罪のない命を奪った6人。大人になってからも目先のことにとらわれてしょっちゅうミスチョイスするので、展開が思わぬ方向に開けて行って、意外とページターナー本だった。
    善人は死に悪人が生き残る。みんな我が身だけが大事。
    「あなたならどうする?」と問われている気がした。

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    2025年11月07日
  • 身代りの女(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    6人の若者達の度胸試しによって死亡事故が発生、その罪を1人で被ることを条件に少女は5人の仲間達と協定を結ぶ。

    どういう方向に話が転ぶのか分からない疑心暗鬼のイギリスサスペンス。

    傲慢な若者達が選択を間違え続けて右往左往する展開は無関係の読者からすると最高のエンタメ。

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    2025年09月15日

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