【感想・ネタバレ】アキレウスの歌のレビュー

あらすじ

〈オレンジ賞受賞作〉半神の少年アキレウスに出会い、強い絆を結んだ王子パトロクロス。しかし、トロイア戦争が始まり、二人の上に暗い影を投げる……神々が人間に干渉するギリシア神話の世界を鮮やかに語り直した戦いと青春の物語/掲出の書影は底本のものです

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

日本語版が絶版かつ古本もめちゃ高いので、原書を買いました。それくらい好きな本です。こんなにも美しいBL本があったとは…海外BLの奥深さをまざまざと感じます。もはや国内だけでは満足できなくなったので、もっと海外作品に目を向けなくては、そう思わせてくれました。

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2024年08月04日

Posted by ブクログ

これ隠れた傑作でしょう(米ではベストセラー)!ギリシャ神話をよく知っている人からは賞賛を受け、特にギリシャ神話好きでもない私みたいな人(アキレス腱やトロイの木馬くらいしか知らなかった)はハラハラしながら楽しく読めてしまう。これも著者の知識量と整理力、そして何よりストーリーテリング能力のなせる技かと。パトロクロス目線の文体は、激しい感情を内包しながら抑制が効いていて、ひたすら物哀しくて美しい。元の「イーリアス」をちゃんと読みたくなったし、この著者の次の作品「Circe(キルケ)」 もすでに購入した。

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2019年01月29日

Posted by ブクログ

流石は長年にわたり読み継がれてきたイリアスです。ストーリー構成が見事です。読んだ後にわだかまりが残ることもありません。主人公達が友情を超えた深い愛情で結ばれていますが、そこは女性作家ならではです。心情が丁寧に描かれていますので違和感なく読むことができました。真っ直ぐな主人公達が導かれる運命に惹かれて最後まで読む手が止まりませんでした。
私はとても好きな本です。

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2016年09月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

名前は知っている程度の知識しかない神話ベースの物語。なのでいきなり荒唐無稽なファンタジーが挿入されるので、文章は一人称「ぼく」の視点で噛み砕いて易しいのに理解が及ばないことも…。
ブロマンス期待して読んだらガチだった。しかしスッキリしない終わりかた。結局「ぼく」は二人とも愛してしまったんでしょうね。

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2019年08月26日

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