川副智子のレビュー一覧
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ネタバレ最終試験を終え、アルコールの絶えない退廃的な日々を送るオール・ソウルズ校の成績優等生6人組。
調子に乗った愚行の極みで、真夜中の高速道路を逆走するという肝試しがグループ内の流行りごととして横行。
それまでは幸運にも何事もなかったが、最終試験の結果発表の前日、唯一やっていなかったダニエルにお鉢が回ってきたところで悲劇が起こるべくして起こる。
慌てて現場から逃げ去った6人だが、罪の意識、それ以上に自分たちが捕まる恐怖から責任の押し付け合いで右往左往。
そこでメーガンからの提案。
「わたしがやる(自首する)わ。全員の人生を台無しにするなんて馬鹿げてる。だれかひとりが残りのみんなを救えばいいのよ。た -
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ラストの急展開を再々読
導入の第一部、20年後の第ニ部に入ってゆき、まあぐいぐい読ませるが、ラストはまず一回では理解できず、再読したがその日は理解できなかった。
翌朝読み直し、ようやく理解できた。
あの夜、メグの提案に乗ってしまい警察に届けなかったばっかりに、結局あの夜のドライバーのダンが最後気が触れてハンマーを下ろし獄中のメグを救えたのに逆をしたタリサを殺し、約束を破り結婚したサヴを殺した。
ただ首謀者フェリクスが、ダンの仕業に最後気づき、ギリギリ間に合い、その時潰れてたアンバーと20年服役したメグを救った、と。
まあ、ラスト展開が急すぎて、まだスッキリしないので、星四つで。
疑問 -
Posted by ブクログ
ネタバレ・あらすじ
イギリスが舞台。
有名伝統校の監督生グループである6人組メグ、フェリックス、タリサ、アンバー、ザヴ、ダン。
6人は大学入試試験前夜に車道を逆走するといういつもの度胸試しを行った所、対向車と事故を起こしてしまう。
救護せずに逃げ出した6人は対応策を話し合う中で、誰か一人を犠牲にして警察に自首する案を採用する。
誰がその一人になるべきか……。
そんな中メグが自分一人で運転していた事にして自首すると主張した。
他の5人全員がメグに対して義務を負う、という条件の下で。
そしてメグは事実を記した念書と写真を撮り次の日に警察へ出頭する。
そして20年後メグは出所し、それぞれ成功した5人のもと -
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった…やっぱりクリスティー作品には登場人物たちの様々な会話、行動、思惑を絡め合わせて事件を複雑に見せる技術はもちろんのこと、それ自体に魅力があることがすごい!
そもそもポアロが外国人というのもあるけど、今回はイギリスの富豪の一家にスペイン人女性や南アフリカの青年も混じって、その土地で育った人々の個性が滲み出てくるような会話や人物描写が楽しかった。
あとこの作品の冒頭に、『マクベス』の引用がある。
「あの老人にこんなにたくさんの血があったなんて、だれが考えたでしょう……」
そして、クリスティーが義兄から「もっと血が大量に流れる元気で凶暴な殺人」をと望まれてこの作品を書いたことが記されてい -
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Posted by ブクログ
ネタバレ本当は6人全員で罪を背負うはずだったのに、1人が肩代わりした事で、20年後に出所した彼女にそのツケを払わされる話。
荒唐無稽なことはあまり起こらずに、メーガンが1人1人に静かなお礼参りをしていき、そのストレスで罪を償う機会を逃し続けた5人がとんでもない被害妄想をして暴走する。
最後まで読み、メーガン視点で考えると5人はかなり滑稽にみえる。メーガンがどこまで本当のことを言っているのかが曖昧で底知れぬ怖さがある。
最後の展開が違ってたら神作品だったかも…絶対にメーガンじゃないって分かってるし、ここに来て連続殺人はいきなりぶっ込んできたように感じる。脅すだけのつもりだったのよって…まさか!そんな -
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ネタバレアリとダンテ、ふたりは最初から意気投合し、親友となった。やがて、ダンテはアリのことを好きになるが、アリはダンテを拒否する。
しかし、事故に遭いそうになったダンテを命懸けで救ったり、ダンテのために戦ったりするアリの姿に、アリの両親はアリの本当の気持ちに気づく。
何とも素晴らしい話だった。別に私は男同士が好き合う話が好きな訳ではない。(女同士の恋愛モノは何故か大好きだが。)ただ、自分の気持ちになかなか素直になれないもどかしさ、苦しさがこの時期の少年ならではの気持ちとしていきいきと書かれている本書は、とても好きだ。本書には性別云々と言うより、人として誰かを好きになることが書かれている気がする。
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