ポアロのクリスマス〔新訳版〕

ポアロのクリスマス〔新訳版〕

小説・文芸
1,760円 (税込)

8pt

富豪の一族が久方ぶりに集った館で、偏屈な老当主が殺された。犯人は家族か使用人か。聖夜に起きた凄惨な密室殺人にポアロが挑む

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ポアロのクリスマス〔新訳版〕 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    流石はミステリの女王
    今作は冒頭にある通りアガサ・クリスティが義兄から
    「もっと血が大量に流れる元気で凶暴な殺人」が読みたいと言われて書いた作品です
    リクエストに答えて血がドバドバ流れる殺人事件が起こります
    それもクリスマスに
    しかも密室
    トリック、犯人、登場人物どれをとっても唸ります

    0
    2026年01月11日

    Posted by ブクログ

    思わず唸るポアロの推理!
    さすがとしか言いようがありません。
    クリスマス前に読み始めたのに、年越してしまいました笑

    0
    2026年01月06日

    Posted by ブクログ

    家族が集まる楽しいクリスマス
    そこで殺人事件が起き…

    クラシックな雰囲気がこのシーズンにピッタリでした
    そしてストーリー自体も古さを感じさせないおもしろさ
    どの作品もですが結末には驚かされました
    さすがアガサ・クリスティ

    0
    2025年12月27日

    Posted by ブクログ

    大富豪の主が殺され、はたして犯人は集まった家族のうち誰なのか…っていう王道展開がワクワクする。それぞれに秘密や謎があって、どれが真相に繋がっていくのか予想しながら読むのが楽しい。時代的なものかもしれないけど、身体が弱い妻に5人も子供を産ませるなんて恐ろしいな…。

    0
    2025年12月20日

    Posted by ブクログ

    最後の方まで犯人がわからなかった。クリスマスに読んで欲しい一冊。アガサクリスティのほぼ台詞だけで展開されていくのに世界観がしっかり描写されていく文章には本当に脱帽です。

    0
    2025年01月09日

    Posted by ブクログ

     偏屈な老当主が館で殺害され、現場は密室だった。これだけでも「面白そう‼️」と思わせるのに充分なのに、ポアロの捜査や意外な犯人など、魅了的な要素が満載でとても面白かった。

    0
    2024年01月05日

    Posted by ブクログ

    もう世界のアガサクリスティはさすがです。ずっと飽きさせない。人物が交差しながらそれぞれの人物像を浮き上がらせる。
    ポアロの存在の安心感。最後の最後は清々しくそれぞれの場所に戻っていける

    0
    2023年12月18日

    Posted by ブクログ

    血縁とは呪縛のようなもの。時には自らの手で断ち切らなくてはならない。そして、人生はその人の周りを見ればその結果がわかる……。

    タイトルの可愛さとは裏腹に、描かれるのは「シメオン・リーという老人がその人生で積み重ねてきたものの総決算」である。舞台はクリスマスを迎えるゴーストン館だが、温かな暖炉や家族団らんとは無縁で、集まった家族達の間にはギスギスした空気が漂っている。
    屋敷の当主シメオン・リーは、家族の弱点や不満をよく知り、彼らの感情を面白半分にかき回すような老人だ。そんな彼のもとへ、ばらばらに暮らしていた家族たちが呼び寄せられ、やがて血なまぐさい事件が起きる。

    登場人物は多い。名前をずらりと並べられると、途端に誰が誰だか分からなくなりそうだったが、それぞれの性格と配偶者がはっきり書き分けられているため、混乱はすぐにおさまった。個性はその話し方にも表れており、「ああ、いるいる! こういう人!」という説得力がある。
    特に女性たちが魅力的で、賢く気配りのできるリディア、芯のあるヒルダなど、彼女たちの存在が屋敷の空気を支えている。

    面白いのは、誰もが怪しいのに、誰も本当に殺人までしそうには見えないところだ。恨み、金、虚勢、嫉妬、過去への執着。それぞれに動機らしきものはある。しかし彼らを見ていると、彼らの奥にある弱さや愛情、良心も見えてくる。誰もが嘘をついているのに、その嘘が必ずしも殺人に繋がっているわけではない。
    私は性格分析に気を取られ、最後まで犯人が分からなかった。

    ポアロの人物評はなかなか辛口だが、人の本質を暴き立てるだけではない。誰が何を恐れ、何に縛られ、どんな虚勢を張っているのか。家族それぞれの隠された性質や弱みが言語化されたことで、ゴーストン館の空気が少し変わった。

    ラストは事件中、ずっと張り詰めていた皆の空気が緩んでいる。
    アルフレッドとハリーも、すぐに打ち解けることはできずとも、時間をかければいずれ笑顔でハグを交わせる関係になれる気がする。また、嫌われ者のシメオン・リーにしても、家族の性格や人間性を見抜く鋭い目があればこそ、あのような挑発ができたのだろうと思うと、彼の存在の歪な複雑さも味わい深い。

    楽しいクリスマスとはいかなかったが、事件が一つの区切りになって、皆が前向きに進めるようになった。皆が意地を張ったり争ったりするのをやめ、相手と自分の欠点を認めたからこそだろう。自分から弱みを晒すのは勇気が要るが、ポアロによって本質を言い当てられたからこそ、彼らは長年の意地や葛藤を手放せたのではないだろうか。これならきっと、来年のクリスマスは楽しく過ごせるはずだ。
    事件後のアルフレッドとリディアの会話からは、彼ら本来の穏やかさと互いを思いやる気持ちが伝わってくる。まるで二人を包む温かな空気に触れるようで、こちらも思わず口元が緩んでしまう。

    いつも凄いなーと思うのは、各個人に確固たる意思と性格や背景から来る動機があること。これが文章の羅列である小説をミステリーたらしめてるのかも。
    あとがきによると、実験的な作品でもあるらしい。たしかに、今まで読んだポアロものとは少し空気が違う。トリックもオチも挑戦的で、読んでいる間ずっと「どうも何かいつもと違うぞ?」と疑問符を飛ばしていた。
    ああでも、こうなってくると、時系列順にアガサ・クリスティーの作品を追っても良かったかな……という気になってくる。シリーズの変化が追えて面白いかもしれない。

    「血なまぐさい事件を」という依頼で書かれた作品とのことだが、血が多いだけで描写自体がグロテスクなわけではない。家族の不和、人物描写、クリスマスへの皮肉、そして最後に空気が緩む瞬間を楽しむ屋敷ミステリーだった。

    0
    2026年09月28日

    Posted by ブクログ

    クリスマスに集まった家族に怒る殺人事件が舞台。時期はクリスマスだけど、クリスマスっぽさは無い話だった。「マクベス」からの引用から幕が開いたり、『クリスマス・キャロル』を模したようなストーリー構造なのがお洒落で良い。犯人も(私には)予想外の人物で、ポアロの名推理を楽しめた。被害者があまり同情できる人物でなかったからか、事件解決後に残された関係者達のハッピーエンドを匂わせるラストにホッとした

    0
    2025年12月24日

    Posted by ブクログ

    初のアガサ・クリスティ。一気に読んだ!
    海外の人の名前を覚えるのがとにかく苦手な私が、混乱せずに読めたくらい、登場人物がキャラ立ちしている。
    犯人は…全く予想がつかず、読んでいくと「この人が犯人…いや、違うのか!」とどんどん裏切られていくハラハラ感。
    最終的には…ぜひ一読を。
    いや、もう一回結末知ったうえで読んで伏線を辿りたいな。
    トリックもさることながら、世界観に飲み込まれる心地よさ。ハッピーなクリスマス感は薄いけど今の時期におすすめのミステリー。

    0
    2025年11月28日

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