川副智子のレビュー一覧

  • 晩夏の墜落 下

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    アメリカの映画プロデューサー・テレビ番組プロデューサー・脚本家・作曲家・作家・映画監督作家「ノア・ホーリー」の長篇ミステリ作品『晩夏の墜落(原題:Before the Fall )』を読みました。

    「アリス・ラプラント」に続き、アメリカのミステリ作品です。

    -----story-------------
    数々の人気海外ドラマを手掛けたクリエイターによるアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長編賞受賞作

    〈上〉
    メディア界の要人がチャーターしたプライベートジェット機が大西洋上に墜落。
    この惨事に巻き込まれた画家の「スコット」は救出した男の子とともに夜の海を命がけで泳ぎきり、奇跡的な生還を果たす。

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    2023年02月16日
  • 晩夏の墜落 上

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    アメリカの映画プロデューサー・テレビ番組プロデューサー・脚本家・作曲家・作家・映画監督作家「ノア・ホーリー」の長篇ミステリ作品『晩夏の墜落(原題:Before the Fall )』を読みました。

    「アリス・ラプラント」に続き、アメリカのミステリ作品です。

    -----story-------------
    数々の人気海外ドラマを手掛けたクリエイターによるアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長編賞受賞作

    〈上〉
    メディア界の要人がチャーターしたプライベートジェット機が大西洋上に墜落。
    この惨事に巻き込まれた画家の「スコット」は救出した男の子とともに夜の海を命がけで泳ぎきり、奇跡的な生還を果たす。

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    2023年02月16日
  • ビール・ストリートの恋人たち

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    レイプの冤罪で逮捕されたことを背景にしてるが、純粋に無実が証明されるというようなスッキリさを感じさせない鬱を感じる作品だった。姉と母の活躍も見れてる点ではフェミニズム小説でもある作品と感じる。理不尽さをしっかり描写しながら、人間ドラマもしっかり描写されてるのが非常に良い点だ。

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    2023年01月07日
  • 【電子特別版】レヴィンソン&リンク劇場 突然の奈落

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    一冊目の方がインパクトのある話が多かったけれど、二冊目は最後の数行であっけらかんと引っくり返してしまうような『こなれた』印象を感じた。『鳥の巣の百ドル』、『最高の水族館』などの、欲張り過ぎたから痛い目を見るという、なかなかヘヴィーなジョークが多く、苦笑したり震えあがったり。そこが面白い。『氏名不詳、住所不詳、身元不詳』のオチの付け方があまりにも予想外で、だから気に入ってしまった。

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    2022年11月14日
  • 【電子特別版】レヴィンソン&リンク劇場 突然の奈落

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    リチャード・レヴィンソンとウィリアム・リンクの二人はテレビミステリードラマ「刑事コロンボ」の原案作者。その二人が書いた短編のミステリー集。
    なるほど捻りが効いた話が多い。

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    2022年07月17日
  • 【電子特別版】レヴィンソン&リンク劇場 突然の奈落

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     各編20ページほどで、手軽に読めて面白い。 

     十分な計画をして犯罪を敢行する、ある機会に巡り合って犯罪に手を染めることを決意し実行する、状況はいろいろだが、思わぬ結末が待っていた、そんな作品が何編か。

     狭義のミステリーではないが、いざこざから勢いあまってクラスメートの腕に傷を負わせてしまった少年の感情の揺れを描いた「ちょっとした事故」。印象的な作品。

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    2022年07月11日
  • 【電子特別版】レヴィンソン&リンク劇場 突然の奈落

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    またもや短くも見事な物語にハラハラドキドキしながら没頭し、そして小気味よく奈落の底に突き落とされる。そんな快感?が10編待ち受けているシリーズ第2弾。夢中になって読み進めてしまうこと請け合いだが、あまりにも予想外すぎる結末に納得いかない読者も出てくるのではあるまいか。

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    2022年07月05日
  • レヴィンソン&リンク劇場 皮肉な終幕

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    『刑事コロンボ』『ジェシカおばさんの事件簿』等の推理ドラマで世界を魅了した名コンビが、ミステリー黄金時代に発表した短編小説の数々!

    郵便配達人が知った大事件の秘密を描くデビュー作「口笛吹いて働こう」を筆頭に、コロンボの原型となった殺人劇「愛しの死体」など、田舎町からショウビズ界まで、さまざまな舞台で展開される、多彩な犯罪物語や怪談といった、謎と興趣に富んだバラエティあふれる作品を収録。

    愛しの死体が最高。ドラマ版の殺人処方箋よりも良いのではないか。

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    2021年09月11日
  • ジェーン・スティールの告白

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    若い女性が波乱の半生を告白する形で始まる作品。
    名作「ジェーン・エア」の発表後さほどたっていない時代設定で、ヒロインも愛読しているという。
    かなりひねったパスティーシュでもあります。

    母を亡くしたジェーン・スティールは、意地悪なおば一家に虐げられ、寄宿学校に送り込まれます。
    そこは想像を絶する過酷な環境でした。
    「ジェーン・エア」にも似た学校は登場し、それは実際に作者シャーロット・ブロンテが姉妹と共にいた施設がモデル。当時は教育に名を借りたとんでもない虐待があったのです。
    そこでどうなったかというと…
    ヒロインの名字からして、エアならぬスティール。清楚なジェーン・エアに比べたら、鉄の女?(笑

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    2020年09月27日
  • ビール・ストリートの恋人たち

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    ボールドウィンの名を久々に見たような気がするが、映画になったため新訳で出たんだね。

    人種差別の面もさることながら、恋愛小説としての純度が高い。19歳の”ティッシュ”の目で語られることで、なお一層ヒリヒリする。

    選曲がクール。

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    2019年02月20日
  • ダッハウの仕立て師

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    ネタバレ

    とても読みやすく翻訳された本だった。

    戦前・戦時中の話は早く読み進めたくて仕方がなかった。
    フィクションとわかっていても、史実に基づいていたノンフィクションではないかと思えてしまうほど。

    純粋にお店を持つという夢を持ち続けていたエイダ。
    ひどい仕打ちにも耐え生き延び、戦争が終わった時には心底ホッとした。
    人を信じては騙され、侮辱され、ボロボロになっていく様は読んでいても痛々しかった。
    理不尽なストーリーだったが、読み応えがあった。

    手に職があるって大切なことだし、素敵だと思った。

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    2017年04月18日
  • ダッハウの仕立て師

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    1939年ロンドンの貧しい家庭に育ったエイダは、婦人服のドレスメーカーとして店を持ちたいと思っていた。裁縫のセンスもよく、スタイルも美貌も兼ね備えていた。町の仕立て屋で働いているが、ハンガリーの伯爵だと名乗るスタニスラウスに言い寄られ、家族に言わずに二人でパリへ渡る。
    しかし、パリにいる間に戦争がはじまりロンドンに帰れなくなってしまう。
    やがてスタニスラウスはパリからベルギーへ脱出すると言う。その途中、エイダはスタニスラウスとはぐれてしまう。エイダは修道院へ駆け込み尼として住まわせてもらうが、そこもドイツ軍に襲われ、収容所(ダッハウ)に入れられる。
    過酷な収容所の生活の中で、エイダはその裁縫の

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    2017年02月26日
  • ポアロのクリスマス〔新訳版〕

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    ポアロシリーズ。
    季節的にマッチしているかな、と思って手にとってみたけど…メリークリスマス!とは陽気に言えない血みどろな展開(汗)
    登場人物も、こんなクリスマスは二度とごめんだ!って言っているしw

    富豪の老当主シメオンは、クリスマスに一族を呼び寄せるが、この老当主が一癖も二癖もある偏屈爺さんで、呼び寄せた人達に難癖つけて、彼らが憤慨している様子を見て愉しんでいる。ちょっと変わった老当主で、挙句に密室で殺されちゃう。

    アクの強い老当主が被害者という設定が、前作の『死との約束』と共通している。本作はストーリー性への没入度は前作ほど高くなかったけど、一体誰が犯人なんだろう??っていう謎解きの展開

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    2025年12月25日
  • ポアロのクリスマス〔新訳版〕

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    ポアロシリーズ17作め。1938年の作品。
    クリスティー文庫のポアロシリーズは34作あるので、やっと半分です。
    『ポアロのクリスマス』は2003年の村上啓夫訳を2年前に読んでますが、順番にしたがって新訳版も読んでみました。
    細かいところまでは覚えてませんが、全体的にセリフがやわらかく読みやすくなっている印象です。

    (村上訳)
    「あなたは、大人の節度ある眼でそれを回想するかわりに、子供の判断でそれを見ようとなさるからですわ」

    (川副訳)
    「過去に起きたことを当時の少年の気持ちで判断してはだめ。もっと穏やかに、おとなの目で振り返らなくては」

    さすがに犯人もトリックも覚えているので、伏線回収し

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    2025年11月11日
  • アリとダンテ、宇宙の秘密を発見する

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    書店でよく見かけていたのと友人からの勧めで読んでみた。舞台は1980年代後半のアメリカ、メキシコ国境の街エルパソ、著者もメキシコ系アメリカ人ということもあり、主要な登場人物はアメリカ生まれのメキシコ系2世の高校生たちで、思春期の人間関係(友人同士、親子関係)で子供たちが成長していく様子が描かれる青春小説である。移民ならではの家族の複雑な事情もあって、心理的な葛藤や人間関係での悩み、高校生特有の苦しみがあるのだが、周りにいる人間が優しさと愛に溢れていて、安心に包まれて読める作品だった。

    芸術作品におけるLGBTQテーマが多く入ってくるような時期に出版されたせいか、日本においては「LGBTQ」を

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    2025年11月05日
  • ポアロのクリスマス〔新訳版〕

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    ネタバレ

    『死との約束』を書いている途中に、この被害者設定をそのまま借用して、直球の本格を書こうと思いついたのだろうか。またもや財力で一家を支配し、家族をゲームの駒のように動かして楽しむ富豪が登場する。おそらく『メソポタミヤの殺人』のような広義のものを除き、ポアロ初の密室らしい密室。実際は、終盤にとある証言が出てようやく、不可能状況(犯人消失もの)だったということが判明する。
    【ややネタバレ】

    記憶に残る伏線を大量に敷き、それでもなお欺いてくる真犯人の隠し方の上手さはいつも通りだが、今回はクリスティーでは滅多にお目にかかれない物理トリックで新鮮だった。
    さすクリ要素は死体発見時の引用セリフ「あの年寄り

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    2025年10月21日
  • 身代りの女(新潮文庫)

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    小島秀夫監督のヒデミス2024に選出されていたため気になって購入。

    序盤からずっと展開が気になって読み進めていたが、色々と疑問(というか気になる点)を残したまま急展開で終わってしまってちょっと残念かな。

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    2025年03月21日
  • 身代りの女(新潮文庫)

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    超優等生達が起こした事故、罪を被ったひとりの女性が出所後にどうするか。恐ろしい復讐のストーリーと思って読んでいて、途中でそれだけじゃないことに気付きます。徐々に明らかになっていく過去や、登場人物達の弱さが切なくもあります。

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    2025年03月18日
  • 身代りの女(新潮文庫)

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    凄い傑作だと思った。ラスト近くまでは。
    みんな同じような感想を持ってるから、それこそがこの作品の弱点なんだと思う。登場人物が絶望感に満たされたところで読み終えるのが良いかも。

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    2025年03月17日
  • 身代りの女(新潮文庫)

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    身代わりになった女性が刑務所から出所した後の他の5人の心理描写が引き込まれるくらい良かっただけに、終盤があまりにもあっさりと終わってしまって少し残念...
    本当は星3.5くらいにしたいが、不完全燃焼に終わったので星3に

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    2025年03月14日