福田恆存の作品一覧
「福田恆存」の「シェイクスピア」「演劇入門 増補版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「福田恆存」の「シェイクスピア」「演劇入門 増補版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
素晴らしい天才の世界は、4大悲劇と呼ばれる、中でもリア王の大惨劇の世界は、登場人物の惨めさが群を抜いていて。舞台用の残酷できらびやかな詩的な言葉で語られていく。
愚かな親の決断は愚かな子供をますます愚かな泥沼に引きずり込む。ブリテンという広大な領土と位を餌に老後を安楽に暮らそうとしたのが間違い。見る目が曇っていたのに気がついた時は手遅れ。
いつの世にも変わらない心情は身に染みて読める。老いに心身ともに蝕まれ、恵まれた生涯だと思っていたのが、権威も位もなくなって初めて経験するような、並みでない恐怖と落胆。幾重にも重なったショックのあまり命を縮める結果になった。
それでもなかなか自分を顧みること
Posted by ブクログ
“青春は手に負えない気ちがい兎”
“あの人、1番いいときで、少しばかり人間以下、1番わるいときは、獣より少しばかりましというお人柄なのだから”
求婚してくる人をポーシャが1人ずつこき下ろすシーン、ポーシャの口悪すぎて最高やった。全然ここだけじゃないけど、口説き文句でも悪口でも、節々になんかこう流麗な言い回しが多くて、原文も読んでみたいなーと思った。私の知ってる皮肉大好きなイギリス人英語教師がシェイクスピアを研究していたという過去にも合点がいった
しかしまたユダヤ人、黒人奴隷に対する描写がこれまた面白い。
当時の奴隷やユダヤ人の扱い方がそれこそひとつの言い回しからひしひしと感じられる
まぁもう
Posted by ブクログ
心に残ったのは、登場人物たちの「感情の揺らぎ」。リア王の言動は、その瞬間の気分によって大きく変わり、子どもたちへの態度も一貫しない。それが物語の不穏さを生み出し、読者として「自分はどうだろうか」と考えさせられた。多分、規模は違うけど、自分も似たようなもんだろーと。
立場や役職にかかわらず、人はときに自分の都合で物事を解釈してしまう──その普遍的な姿が作品全体に映し出されているように感じた。
また、メタファーや難解な言葉が多用されていて、読みながら「もっと教養を深めたい」と思わせてくれ、深い背景知識があれば、さらに豊かな読み方ができそうだ。
余談で、リア王が嵐の中に身をさらす場面です。自分では経