サロメ

サロメ

妖しい美しさで王エロドの心を奪ってはなさない王女サロメ。月光のもとでの宴の席上、7つのヴェイルの踊りとひきかえに、預言者ヨカナーンの生首を所望する。幻想の怪奇と文章の豊麗さで知られる世紀末文学の傑作。R.シュトラウスのオペラ「サロメ」の原典にもなった。幻想的な美しさで話題を呼んだビアズレーの挿画をすべて収録。

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サロメ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    今度オペラを見に行くので、久しぶりに読みました。かれこれ10年ぶりくらい…?以前読んだのは高校生か大学生なりたてかの多感な時期で、ひどく美しく耽美な戯曲に、そしてその日本語を書いた福田恆存に、くらくらしていた記憶がある。
    久しぶりに読み返してそこまでの陶酔感が得られなかったのは、再読だからか、年だか

    0
    2023年06月01日

    Posted by ブクログ

    こういった登場人物一人ひとりが独自のベクトルを持っていて、象徴的な描写に富んでいるもの。いかにも戯曲的・構造的で好き。セクシー。ビアズリーの挿絵もエロティックで良い。
    「とある出来事をきっかけに主人公の内面が変化する~」みたいな、信念の軽薄なものは好きじゃないからとても満足。悪役は悪役のままで悪党の

    0
    2020年04月11日

    Posted by ブクログ

    オスカー・ワイルド作『サロメ』は、預言者ヨハネの斬首のエピソードを下敷きにした戯曲である。新約聖書マタイ伝に記された「聖者の生首を所望する姫」という猟奇的な逸話は、モローやシュトゥック、カラヴァッジオなど多くの芸術家に取り上げられてきた。その中でもワイルドの戯曲は、創作としてのサロメの決定版といった

    0
    2022年09月06日

    Posted by ブクログ

    元祖School Days、というわけじゃないですが、パートナーの首を切って所有するというのは、時代を超えた愛の表現なのでしょうか。
    首を愛するとういうのは、相手の身体性と同期するような快感がありますね。

    0
    2019年07月07日

    Posted by ブクログ

    最初はビアズリーの挿絵付きの英語版を手に入れましたが、当時は英語が苦手で読めなかったため、戯曲の内容はこちらの日本語訳で読みました。
    神もご照覧あれ!あの有名な洗礼者ヨハネのエピソードが、世紀末の寵児ワイルドの手で見事なまでにイカれたストーリーに生まれ変わりました。是非ともビアズリーの挿画と一緒にご

    0
    2018年09月17日

    Posted by ブクログ

    新約聖書をもとに預言者ヨナカーンの首を欲する美しきサロメと、サロメを取り巻くユダヤの王エロドとその妃エロディアス。どんどん先を読みたくなる岩波文庫の福田恆存訳。

    0
    2017年04月23日

    Posted by ブクログ

    うーん、艶美!
    すごく好みドストライク。今はワイルドがツボだな。

    痛覚と悦楽が紙一重であるように、美と醜悪もまた根本は同じなのかもしれない。
    私の指先は若きシリア人の血を踏みしめ、ぱりぱりと銀にきらめく空気を吸い、欲望にまみれた王の視線を全身に浴びた。
    未だに内臓の奥がエロティック。

    0
    2018年06月08日

    Posted by ブクログ

    周囲を虜にし、また危惧させるほど魔性の美貌を誇る王女サロメの、預言者ヨカナーンへの執着たるや! どれほど本人から拒まれようと恋慕し、己が手中に入れんとする様が恐ろしい。狂気ここに極まれり。

    なぜエロド王はサロメのことをずっと視ていたのか?
    ヨカナーンが非難していたのは本当にエロディアス妃だったのか

    0
    2025年05月20日

    Posted by ブクログ

    文学の力を体現したような文章と訳で、内容は非常に面白かったのだが、ビアズリーの挿絵で全部ぶち壊されていて笑ってしまった。盛り上がって引き込まれていくシーンでヌルッと出てくる気の抜けた「サロメの化粧」等々は全く関係なさすぎてワイルドの文学に対する冒涜としか思えないのだが、ワイルドとビアズリーの当時のバ

    0
    2025年05月07日

    Posted by ブクログ

    わずか90ページだが濃密。オスカーワイルドのサロメ。王女サロメはサイコパスなのか、欲望の奴隷なのか。サロメの欲するものは預言者ヨナカーンの首。ビアズリーの挿絵も強烈で凄く、インパクトのある本でした。

    0
    2025年03月09日

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