19世紀イタリア怪奇幻想短篇集

19世紀イタリア怪奇幻想短篇集

1,100円 (税込)

5pt

3.3

野生の木苺を食べたことがきっかけで、男爵の心と体が二重の感覚に支配されていく「木苺のなかの魂」、〈真実の口〉ドン・ペッピーノの忠義心が試練の数々に直面する寓話風の「三匹のカタツムリ」ほか、世紀をまたいで魅力が見直される9作家の、粒ぞろいの知られざる傑作を収録。全9作、本邦初訳。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

19世紀イタリア怪奇幻想短篇集 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    19世紀イタリアの怪奇短編集です。今までこのような古典アンソロジーは無かったのではないでしょうか。やや古さは感じるものの、さすが光文社古典新訳文庫、飽きずに読み進める事ができます。二重人格もの「木苺のなかの魂」怨霊が迫る「ファ・ゴア・ニの幽霊」が良かった。

    0
    2022年01月23日

    Posted by ブクログ

    読み応えある9作家の短編集。

    怪奇幻想といっても幽霊…SFなど種類が分かれているので、ネタバレが大丈夫な方であれば最初の説明書きを読んで興味のある話から読み進めるもよし。順番に読むもよし。

    どの作家も日本での知名度が高くない分、素敵な宝物に偶然出会った感覚を味わえること間違いなし。

    0
    2022年01月11日

    Posted by ブクログ

    I read this book two months ago. On the whole, some are interesting, but others are not.
    My favorite works are “The soul in the raspberry", &qu

    0
    2024年07月23日

    Posted by ブクログ

    日本ではなじみの薄いイタリア文学のそのまたなじみのない作家たちを集めたちょっとふしぎでこわい短編集。あまりはまるものがなかった。

    0
    2022年12月16日

    Posted by ブクログ

     19世紀後半の、日本では全く知られていないイタリアの作家たちによる幻想短編集。
     怪奇小説であっても全体的にあまり暗いトーンを感じず、明るい雰囲気がある。
     無数の作品から選び出したアンソロジーなのだろうから、確かに様々なアイディアによる短編が集まっており、それはなかなか楽しい。が、「これは」と身

    0
    2022年04月29日

    Posted by ブクログ

    「知られざる」イタリア19世紀作家のの幻想短編集。とくにアッリーゴ・ボイト『黒のビショップ』、ルイージ・カプアーナ「夢遊病の一症例』、ヴィットリーオ・インブリアーニ『三匹のカタツムリ』が面白かった。とくに『黒の…』は極めて劇的、と思っていたら、ヴェルディのオペラの台本作家ということで成る程と納得。

    0
    2021年03月22日

    Posted by ブクログ

    編訳者によれば、
    リアリズムが重んじられたために発展が遅れたものの、
    19世紀半ば、E.A.ポオ作品の輸入と、
    独自の文学運動の波によって花開いたという
    イタリア幻想小説から選りすぐられた9つの短編が収録されている。
    主なテーマは「死者の帰還」「強迫観念」「奇譚」といったところ。
    もっと“変な話”を

    0
    2021年02月08日

    Posted by ブクログ

     イタリアの幻想味のある文学というと、カルヴィーノやブッツアーティを読んだことはあるが、本書は「19世紀」という括りでまとめたものである。こうした入手しやすいアンソロジーでなければ、おそらく一生読むことのなかったであろう作品に出会えたことに、先ずは感謝を申し上げたい。
     
     また解説で、イタリア文学

    0
    2021年01月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトルの通りに全て作者の異なる9作品を収録しているのですが、どの作品も面白くて、かなり充実したアンソロジーでした。

    以下、特に気に入った作品の感想を記します。

    「木苺のなかの魂」

    男爵が見た目はそのまま急に乙女になってみんなが戸惑うというお話で、幽霊ものではあるのだけど少しコミカルな感じもあ

    0
    2024年12月18日

19世紀イタリア怪奇幻想短篇集 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

光文社古典新訳文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

橋本勝雄 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す