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ゴシック小説に夢中な十七歳のキャサリンは、逗留先のバースで社交界デビューを果たす。舞踏会で知り合ったヘンリー・ティルニーに惹かれ、彼の妹とも懇意になる。親友の兄ジョン・ソープの身勝手な妨害のために、関係が危うくなりもしたが、ついにティルニー家の自宅に招かれることに。そこは小説の舞台さながらの古い元僧院だと聞き、キャサリンの期待はいやがうえにも高まるが……。夢見がちな女子の成長と恋愛を描く。
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Posted by ブクログ
格調高いとはいいかねるがわかりやすい新訳。いや、でもやっぱりオースティンはちくま文庫の中野康司かなあ。お話はゴシック小説に耽溺するあまり現実と創作の区別がつかない主人公や、通俗的な登場人物への皮肉など、初期作品ながらもオースティンらしさに満ちている。父将軍は、いるよねこんな人。訳者解説も良かったです...続きを読む。意外とオースティンのファーストチョイスに向いているかも。
自分の話を誇張して話すナルシストなジョンみたいな人はどの時代にもいるね〜。 最初から最後までジョンは嫌な奴。でも彼がいなかったらこの物語は成り立たない。 厳格で冷静なティルニー将軍はキャサリンみたいな物事を多角的に見ず一喜一憂する人が苦手そうなのに、彼女に優しいのは何故なんだろう。 ↑の謎は終盤に明...続きを読むらかになる。将軍も単純な人だ..... 妄想癖のあるキャサリンの暴走っぷりがノーサンガー・アビーに到着してから炸裂するのが面白い。オースティンもキャサリンを描くのが楽しかったのではないか。キャサリン、憎めなくて可愛い。 偏見にとらわれずに人、物事を多角的に見ることが大切だと改めて思った。
途中、ハラハラしたりイライラしたり、がんばれーと思ったり。小粒ではあるけれど、軽快で楽しかった。キャサリン、なかなかいいキャラですね。
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