エルヴェルテリエの作品一覧

「エルヴェルテリエ」の「異常【アノマリー】」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 異常【アノマリー】

    小説・文芸

    3.9
    1巻1,320円 (税込)
    〔ゴンクール賞受賞〕殺し屋、売れない作家、軍人の妻、がんを告知された男。彼らが乗り合わせたのは偶然か、誰かの選択か。パリ発の航空機がニューヨークに向けて降下をはじめたとき、異常な乱気流に巻きこまれる。乗客は奇跡的に生還したかに見えたが。先読みできない衝撃のエンタメ小説! 解説/斜線堂有紀

ユーザーレビュー

  • 異常【アノマリー】

    Posted by ブクログ

    多彩なジャンルで描かれた群像劇で予測不能のエンターテイメント小説でした!俺はめちゃ好きかも

    ある飛行機が不可解な現象に遭遇してしまう。
    始めはぶっちゃけ中だるみ感はあるが、異常が発生した後半からは一気に引き込まれた。
    単にSF作品の枠には収まらず、この異常現象に巻き込まれた人々は、時に痛ましく、時に恐ろしく、そして時にコミカルな描写で書かれていて楽しく読めました。
    ラストの展開も中々の斬新な感じで非常にグッド!

    0
    2026年07月27日
  • 異常【アノマリー】

    Posted by ブクログ

    はじめは文学を読んでいるつもりでした.
    静かで端正な文章が続き,人物が驚くほど丁寧に描かれていきます.

    けれど,物語は思いもよらない方向へ進みます.
    まるで短編SFにありそうなおとぎ話のような設定が現れます.
    それを奇抜なアイデアとしてではなく,文学としての風格をもって描き切っているのが圧巻です.

    不思議な設定に頼るのではなく,その中で生きる人たちの迷いや選択を丹念に積み重ねていきます.
    だからこそ,読み終えたあとに残るのは設定の面白さだけではありません.
    人間そのものを描いた物語を読んだという満足感です.

    本が好きな人にこそ,ぜひ読んでほしい一冊です.
    SFが好きだからではなく,文学が

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    2026年07月17日
  • 異常【アノマリー】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    3ヶ月前の自分が目の前に現れたら。
    あるいは、3ヶ月後の世界で自分に会ったら。
    「私」の人生をどう分かち合うべきなのだろう。

    多くの登場人物が出てくる群像劇のような作品だが、どのエピソードも読みごたえがある。みんな何かしら抱えていて、幸せとは言えずとも満足して終わっているように見える。

    掛詞や韻などが目立つのが印象的。「禅なる死は単なる死ではない」みたいな、おそらく原書での言葉遊びを日本語で再現したのだろう訳文も楽しい。

    ところで、アメリカの大統領は馬鹿にされすぎではないかw

    0
    2026年06月13日
  • 異常【アノマリー】

    Posted by ブクログ

    早くも今年のベストじゃないかと感じるほど面白かった。何を言ってもネタバレになってしまうのだけれど、本を愛するすべての人に自信を持っておすすめしたい作品だと感じた。

    0
    2026年06月04日
  • 異常【アノマリー】

    Posted by ブクログ

    1ページ目から心を鷲掴みにされた。文体の濃淡、緩急、温冷が流麗。構成の骨組みは、無駄なく洗練されているが故に堅固。
    圧巻。
    満場一致の永年本棚ステイ作品です。
    フランス語が読める今生だったらなぁ…!

    「無量空処ってこんなん…?」とラストで感じたので、呪術廻戦をまた読んでみる。

    0
    2026年05月16日

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