エルヴェルテリエのレビュー一覧

  • 異常【アノマリー】

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    ネタバレ

    3ヶ月前の自分が目の前に現れたら。
    あるいは、3ヶ月後の世界で自分に会ったら。
    「私」の人生をどう分かち合うべきなのだろう。

    多くの登場人物が出てくる群像劇のような作品だが、どのエピソードも読みごたえがある。みんな何かしら抱えていて、幸せとは言えずとも満足して終わっているように見える。

    掛詞や韻などが目立つのが印象的。「禅なる死は単なる死ではない」みたいな、おそらく原書での言葉遊びを日本語で再現したのだろう訳文も楽しい。

    ところで、アメリカの大統領は馬鹿にされすぎではないかw

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    2026年06月13日
  • 異常【アノマリー】

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    早くも今年のベストじゃないかと感じるほど面白かった。何を言ってもネタバレになってしまうのだけれど、本を愛するすべての人に自信を持っておすすめしたい作品だと感じた。

    0
    2026年06月04日
  • 異常【アノマリー】

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    1ページ目から心を鷲掴みにされた。文体の濃淡、緩急、温冷が流麗。構成の骨組みは、無駄なく洗練されているが故に堅固。
    圧巻。
    満場一致の永年本棚ステイ作品です。
    フランス語が読める今生だったらなぁ…!

    「無量空処ってこんなん…?」とラストで感じたので、呪術廻戦をまた読んでみる。

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    2026年05月16日
  • 異常【アノマリー】

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    全3章構成で第1章は何を読まされてるんだろうと思いながら読み、2章に入る直前に「異常」事態が発覚。そこから一気に面白い。

    登場人物がやたら多いなと思っていましたが、多いことにちゃんと意味がある。

    あらすじを調べず読むべしと聞いていたのでその通りにしましたが、ネタバレを踏んでも全く作品の価値が損なわれない小説だとは思います。SF・哲学・サスペンスなどいろんな要素が絡んでて飽きない。読んだことないタイプのあらすじ。傑作!

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    2026年03月27日
  • 異常【アノマリー】

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    途中から、うわなんだこれ!大好き!って大興奮。私が好きな、鈴木光司さんのリング(全シリーズ)ではないのかこれは。終盤でさらにありえない展開になって嘘でしょ何これ、ばかり笑
    あのね、スケールがデカすぎる、いろいろ笑 まあ未曾有の出来事に全世界規模で対処しようとするところはヘイルメアリーを思い出した(読んだ直後です)。「キンペイに連絡を」とかなんなん?笑

    翻訳物はちょっと…などと好き嫌いしていた自分が恥ずかしい。文体が訳者さんの味なのか、フランス語的な味なのか、「異常」さを演出する原作者の味なのかはわからないが、現在形が多用されていて私にはそれだけで異常な空気感だった。不穏なだけじゃなくて時々笑

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    2026年03月23日
  • 異常【アノマリー】

    H

    購入済み

    面白かった! 最初は、取っつき難い作品ではないか、何か訳が分からないと思われます。やっぱり翻訳物は解り難いと思っていましたが、読み進めば、目が離せなくなります。私は、後半は一気読みでした。

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    2026年02月15日
  • 異常【アノマリー】

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    登場人物が多いので、あらすじを追うのに難儀をしますが、本書に挟まれている「登場人物表」がとても役立ちました。本書は483ページほどの作品です。140ページあたりから、「異常」なことの内容が伝えられてきます。それ以降終わりまで一気に読み切る面白さです。この作品は、前知識ない状態で読み始めてもらいたい作品なので、私も物語については触れません。小説が好きな友人にはお勧めしたい作品です。

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    2026年06月07日
  • 異常【アノマリー】

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    ネタバレ

    なんかすごいものを読んだ。
    一体どういう結末なんだろうと思って読んでたけど、異常事態が淡々と綴られていくこと自体を楽しんで読むのが正解だったのかな
    各国の偉い人、どう考えてもモデルがいる(笑)

    もう1人の自分がいたらいいのに、って割と昔から思ってたので私だったらこの異常を割とすんなりと受け入れてしまいそう。
    それもそれで異常、かもしれない。

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    2026年06月16日
  • 異常【アノマリー】

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    ネタバレ

    中盤の、何が起こったかわかるところがめちゃくちゃ面白い。でもそこがピークで、残りは余韻だけな気も少ししてしまう。訳者あとがきにも書いてあったけれど、こういう事件があったらどうなるだろう、というの一本で遊び倒している。
    終わりはきちんとあるけれど、ページ数も少ないし、最後の展開にあまり重きを置かれていないような感じがする。後半はずっとそんな感じ。思考実験としてすごく面白いし、創作物などでこういうシチュエーションを今後考える時に思い出される本だと思う。

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    2026年06月14日
  • 異常【アノマリー】

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    ずっと気になっていた作品を、満を持して読んだ。

    第一章は登場人物たちの日常が延々と描かれる。人数も多く、正直やや退屈。しかし章の終わりで衝撃的な展開を迎える。

    そこから先は、「一体何が起きているのか」という謎を追う話というより、その異常な出来事に直面した人々がどう生き、どう判断するのかを描く。SF的な仕掛けを用いているが、読後の印象はむしろ哲学的な思考実験のよう。

    第一章の日常描写が生きてくるのもそこから。様々な人物の視点や生活が描かれ、それぞれが同じ現象にどう向き合うのかが示される。読みながら何度も「自分だったら」と考えた。

    SFやミステリーとして読むと、謎解きやカタルシスは少ない。

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    2026年06月06日
  • 異常【アノマリー】

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    ネタバレ

    異常事態の全容が明らかになった時、映画『シン・ゴジラ』を思い出した。人智を超えた事態が発生した時、人類はどう行動するのかをシミュレーションしているような内容だったのが共通しているからだろう。

    一部の時点では、多分描写されている人物達には皆、後々重要な変化が訪れたりするんだろうなぁとうっすら予想しながら読み進めていたが、正直集中力が続かなかった。ピックアップされている人物が多すぎることに戸惑いがあったので。
    二部以降は筆者の意図も理解でき、一部を読み流していたら面白さが加速していく波に乗れなかったな、とちょっと得した(?)気分になった。

    重複者を日常へ戻すにあたり対策を講じる中で、宗教面にも

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    2026年05月30日
  • 異常【アノマリー】

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    ものすごく繊細に、そして情緒的に、でも大胆に書かれた作品
    難しい部分はあれど、読み込むうちに不思議と自然に、この作品の世界観に引き込まれていく素敵な感覚に陥るのが本作の魅力だと思う

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    2026年05月16日
  • 異常【アノマリー】

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    ネタバレ

    非現実的な展開に直面した人々がいかに葛藤し、行動するか。存在しないifであるにも関わらず、登場人物一人一人にすごく心を動かされた。

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    2026年05月03日
  • 異常【アノマリー】

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    前半は全く意味が分からなかったがそういうこと?となってからあっという間に読み終えた。SFでありながら哲学的な内容で考えさせられることも多々あった。時間を置いて再読したい。

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    2026年04月14日
  • 異常【アノマリー】

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    なんとなく久しぶりに本が読みたくなって買ってみたら思ったより面白くて、大事に読んでるうちに最初の方忘れて読み返して、を繰り返しているうちにもう最初の方読みたくないけど誰が誰だかわからないなとなってしまって途方に暮れています

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    2026年04月13日
  • 異常【アノマリー】

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    SFかと思って購入したら、ちょっと様子が違う。よく見ればハヤカワのシリーズもepi文庫。カズオ・イシグロと同じカテゴリ。
    読み始めからどんどんと違うシチュエーション、違う人物のストーリーが展開される。
    そのまま第1部は終わり。
    第2部から急展開でSFチックになって楽しいのだが、なぜそんな展開になったかを明確にされることも無くやっぱりSFではないよなぁ と思いつつも読み進めた。
    登場人物が多すぎて名前見ただけではどういう素性の人だったか思い出さないと言う苦労はした物の最後までたどり着いた。ラストうなりましたー

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    2026年03月17日
  • 異常【アノマリー】

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    第一部は特に大きな事件が起きるわけでもなく、登場人物たちの日常が繰り広げられる。
    第二部に入った途端、なんだこれは!?と感嘆せずには居られない話になった。
    確かにあらすじ見ずに読んだほうがいい。
    ラストはどうゆうこと?

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    2026年03月12日
  • 異常【アノマリー】

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    何だこれは?と思いながら読んだが、何だこれは?となりながら読む本であった。
    文が面白くて気持ちいいので、こういう文が読みたかったんだよ〜と楽しい時間でした。

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    2026年03月08日
  • 異常【アノマリー】

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    ネタバレ

    一応SFなのかな、と思う。
    エルヴェ・ル・テリエという作家、寡聞にして存ぜず。この度話題になったということで初めて手にした。

    久しぶりの★4をつけたいと感じる作品。
    同じ飛行機が時間を異にして現れ同じ人が現れるーいずれも本物、というアイデアはなんとなく他のSFにもありそうな気がするのだが、それが大勢で、その中の複数の人にフォーカスし彼らの人生や事態への対応法などで人間を描く、というアイデアがなんだか新しい。
    そういう意味では、道具はSFだが、描かれているのは人間だ。
    問題の現象が起きた理由については、「シミュレーション仮説」というものが物語内で推測されている。実際にそれが正しかったのかどうか

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    2026年02月27日
  • 異常【アノマリー】

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    様々なジャンルのお話が詰まっている、オムニバスな雰囲気を持ちながら、どんどんページをめくるスピードが上がり、一気に読んでしまった。
    翻訳がとても良かったので読みやすかった。
    異常な体験が出来た

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    2026年02月25日