エルヴェルテリエのレビュー一覧

  • 異常【アノマリー】

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    奇想天外な展開に頁を捲るごとに驚かされるが、それ以上に、前半で多様な人物像を丁寧に描いたからこその、後半でのそれぞれの物語に圧倒され夢中になって読み進めてしまった。様々なジャンルを縦横無尽に横断し、思考実験を繰り返し、壮大な世界観を展開する無謀とも言うべき試みながら、破綻することなく極上のエンタメ作品であることに只々、驚愕。

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    2026年01月11日
  • 異常【アノマリー】

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    登場人物が多いので、あらすじを追うのに難儀をしますが、本書に挟まれている「登場人物表」がとても役立ちました。本書は483ページほどの作品です。140ページあたりから、「異常」なことの内容が伝えられてきます。それ以降終わりまで一気に読み切る面白さです。この作品は、前知識ない状態で読み始めてもらい作品なので、私も物語については触れません。小説が好きな友人にはお勧めしたい作品です。

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    2025年10月12日
  • 異常【アノマリー】

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    各分野のデティールがすごく(殺し屋・ミュージシャン・医者・学者・FBIなどなど)細かく知的で楽しめる。人は3ヶ月で状況も考え方も変わってしまうものです♪

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    2025年09月30日
  • 異常【アノマリー】

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    折角ならネタバレ無で読んだ方が楽しめると思います。

    カズオイシグロとかみたいな、文学をベースに結構強めにエンタメまぶした感じですが、ベースの人間を描くという部分が確りしているのでいい小説読んだわ。という非常に良い気分になりました。

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    2025年09月28日
  • 異常【アノマリー】

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    評判どおり、第一部のラスト数行で思わず声が出そうになるほど驚きの展開が待っていた。
    いや、むしろここから物語の幕が一気に開いたような、それぐらいの衝撃を受けた作品だった。
    並大抵の知識や想像力では、この作品は作れないだろう。

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    2025年08月30日
  • 異常【アノマリー】

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    好きなYoutuberが表紙だけ載せていたのでなーーーーんにも考えずに購入&読んでみた。

    前半ダラダラ読んでて意味が分からなくなったので途中で最初から読み直した。
    それでもまぁ意味は分からなかったけれども
    後半に入った瞬間の「なるほどな」と

    あの感覚は面白かったな。

    全体通して好きなカテゴリの本ではないけれども、だからこそ普段触れ合わない世界観として読めてよかったとも思う。

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    2026年01月25日
  • 異常【アノマリー】

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    ネタバレ

    最初はミステリーっぽく、後半からはSFの要素が強くなる。「もう一人の自分」が発生してしまった人たちの反応を、いろんなパターンで見られて面白い。
    自分だったらスリムボーイズみたいに「もう一人の自分」と一緒になりたい。各国の首脳が本名で出ていて大丈夫なのかと心配になったけど、リアルな感じが出ていてよかった。ジョアンナが1番かわいそう。あとディヴィッドのお兄さんと奥さんもしんどい。ルイは大人過ぎて逆に心配。
    1人ずつ時系列を整理して読むとわかりやすくなって、最初から読んだときと印象が変わってそれも面白い。
    ぜひ映画化してほしい。

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    2026年01月21日
  • 異常【アノマリー】

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    前からずっと気になっていた本。
    文庫化して、やっと手に取る。

    冒頭の章で早々と二回ほど挫折して、他の本へ浮気。
    読み終わると、早く読んでおけば良かったと後悔。
    途中、第二部あたりからどんどん面白くなり、思わず笑えるシーンもあり、前半部分の点々とした人物描写が後半に凄く活きてくる。
    ミステリーともSFとも取れるし、神学論争やコメディ、恋愛、物語の中の入れ子状の物語など、登場人物の誰に心情移入するかによって多数の読み方もできる。
    小ネタや様々な言葉遊びも多い。

    ラストは驚きつつ、これは翻訳家泣かせだろうな、という視覚効果も。
    積読のまま挫折するより、読んでみて良かった。

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    2026年01月17日
  • 異常【アノマリー】

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    ラストはどういうことなのかな?
    エールフランス006便を爆破するという選択について、私たちをシミュレートする存在たちから不合格を下されて、私たちの存在が抹消されたということかな?

    ダブルと対面したときどうなるのか、がとてもリアルで引き込まれた。
    デイヴィッドと奥さんのやりとりが悲しかった。愛する人が末期癌によって死に近づいていく様を二度も見せられるなんて。
    よくこんなことまで考えるな〜さすが数学者!と思いながら読んだ。

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    2026年01月16日
  • 異常【アノマリー】

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    なるほど……面白い!確かにこれは異常だし、その異常事態を把握してからの展開がまさに予測不明でした。そうきたかぁーって感じ。
    この手のテーマを扱う小説の中でもこれは群を抜いて異常だと思える。ストーリーが破綻することもなく、それぞれの選んだ道にも納得感があって良かったです。ジャンル分けも説明も難しい、でも色んな人に読んでもらいたい1冊です。

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    2026年01月16日
  • 異常【アノマリー】

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    ネタバレ

    品性のあるブラックミラー
    3月に異常をきたした人々の、6月の群像劇

    ◯登場人物たち
    殺し屋、カエル、作家、弁護士。

    ◯品の良い展開
    派手なスペクタクル展開にもできるのに、
    あくまで人物を軸にしたストーリー展開

    ◯ワードセンスたち
    ジューンとマーチ。
    プロトコル42。

    ◯構成
    一部
    3月に同じ飛行機に乗った人々の紹介
    6月末の話。皆がラストに国家の陰謀がチラリ。
    二部
    3月飛行機と6月飛行機。
    三部
    それぞれのビフォーアフター。

    ◯リアル?な政治的軍事的な流れ

    ◯SF展開に対する多角的なアプローチ
    宗教、倫理、政治、たち。

    ◯三部の恐ろしすぎる展開


    ●人物描写の少なさ
    キャラが

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    2025年12月31日
  • 異常【アノマリー】

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    ネタバレ

    一部のラスト(180Pくらい!)までは苦痛だった。
    物語がどこに向かうのか、ともかくわからない。
    数ページごとにシーンが変わり、登場人物が変わり、それぞれの人物の物語もぶつ切り。わかりづらく、わからない。全体を通しての客観的すぎる文体も手伝い、「?」が続き、正直なところ2回くらい読むのやめよっかなと思ったりしました。

    一部の最後、一つの異常な出来事にゾクゾクする。

    そして二部。一部で出てきた人物たちの深掘りが進む。この出来事に一部のシーンがつながっていく。なんせ最初はわかりづらかったので、確認のために何度も一部のそれぞれのシーンを読み返してしまう。
    個人的に好きな要素も出てきたりして、この

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    2025年11月30日
  • 異常【アノマリー】

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    フランス発の不可思議小説。
    11名の運命を描く。
    何かを書くことが即ネタバレになりそうなので書けないが、はじめは読むのが面倒に感じるくらい緩慢だが、1/4を過ぎたあたりから事態は急展開を迎えて面白くなってくる。

    ところどころ出てくるユーモアが基本的に風刺というか皮肉が効いているし、多少偏見かもしれないが、フランス人は本当に皮肉とタブーと不平・批判が好きなんだなあと本書を読むとしみじみと感じる。

    現代においても我ら東洋の国々と西欧の文化や価値観の違いに如実に表れていて面白い。

    そして後半ラストは我ら個々の人生に対するテーゼであり、熟慮できたのもよかった。

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    2025年11月09日
  • 異常【アノマリー】

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    ネタバレ

    SFデカルト2.0
    我々はプログラムにすぎないのだろうか。

    仮に私たちがプログラムであるとして
    私たちがゲームキャラクターを思い通りに操作できても自分達自身は自由に操作できない。
    同様に私達が上位存在に操作されていたとしても彼らは彼ら自身を自由に操作できないのでは。
    だからプログラムであろうがなかろうが完全に自由な存在などいないのだからその中でどうにか生きてゆかねばならない。


    キャラクター同士のクロスオーバーが少なく「異常」にたいしてのオムニバス形式という感が強かった。故に読みやすいのだろうけど。
    誰か1人でも読んでて刺さる人がいるかもしれない。
    ラストの撃墜すると世界終焉エンドは気が利

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    2025年11月03日
  • 異常【アノマリー】

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    ネタバレ

    一度目は、なぜこんなことがおこったかの解を求めて一気読みをして????

    いろんな人の解説を調べまくって、解はないことがわかり、異常事態が発生したときの人々のものがたりだとわかりました。

    そこで、二回目にチャレンジし、日付に気をつけながら読み込むと面白さがわかりました。

    しれーっと書かれている、アメリカ大統領の対応が恐ろしさと共に、ニヤリとしてしまう皮肉をかんじました。

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    2025年11月03日
  • 異常【アノマリー】

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    ネタバレ

    面白かった。
    異常の正体も、そしてその後も。
    一番良いなと思ったのは、異常が起こり、でも今後も日常が過ぎ去っていくだけで別に何も起こらないというのが良かった。
    後、ラストの3回目以降のコピーされた?飛行機は墜落させるのがなんとも後味が悪くて、しかも変にリアリティがあって気持ち悪くて良かった。

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    2025年10月19日
  • 異常【アノマリー】

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    ネタバレ

    まず、シミュレーション仮説、世界線(人物)の分岐を扱ったエンターテインメントSFとして面白い。第一部の核心に触れるまでに不穏さが高まっていく感じがよかった。
    後半に入り、何が起きたのかが明らかになってからはコピーが生まれてしまった人間たちそれぞれの自分との向き合い方に焦点が移る。複製との協力関係を選ぶものもいれば、隔離、あるいは抹殺という選択をするものもいる。この選択は自分の絶対性をいかに信じているかによるのかもしれない。ブレイク(おそらくサイコパス)は自分の絶対性を信じて疑わない。だから複製を抹殺した。アンドレは自分の過去の行いを悔いていた。だから複製にアドバイスを与え、同じ轍を踏まないよう

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    2025年10月12日
  • 異常【アノマリー】

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    風呂敷を広げすぎていて、肩を透かされた気分…
    との感想を書くつもりでいたが、最後の数ページを読んで撤回せざるを得なかった。

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    2025年10月10日
  • 異常【アノマリー】

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    なんか格好つけた本だなって印象。

    実際、展開は格好良いんだけど、、リアルとオカルトの狭間というか、、。

    信じるか信じないかは、あなた次第です!

    のオカルト感。(逆に謎)


    しかし、よくこんな話を考えるなぁ。パンばっかり食べてるからかなぁ。(ひどい偏見)


    お国柄なのかフランス映画もそうだけど、変に静かなシーンを1カットで長く使うみたいな、ちょっと独特なリズムを文章からも感じました。(日本語訳だけど)


    異常です。(結果、これを言いたかっただけ)

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    2025年10月09日
  • 異常【アノマリー】

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    これはなかなか、まれにみる刺激的な作品 確かに事前にあらすじしってしまうと、わくわく感が半減するかも 終わり方もまあよかったかな

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    2025年09月24日