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作品一覧
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-200年前の大ベストセラーが文庫になってよみがえる。 1800年代のニューヨーク。路上で暮らす靴磨きの少年ディックが、無一文から成功の階段をのぼり始める・・・! ディックの人生は、裕福で優しい少年フランクとの出会いから変わりはじめます。 主人公ディックの勤勉、誠実、節約思考、向上意欲などの性質は、立身出世のバイブルとして読むことができます。 アメリカンドリーム、自己啓発の原点がここにある。 第一章 ぼろ着のディックを紹介する 第二章 ジョニー・ノーラン 第三章 ディックの提案 第四章 ディックの新しいスーツ 第五章 チャタム通りとブロードウェイ 第六章 ブロードウェイからマディソン・スクエアへ 第七章 財布 第八章 ディックの幼い頃 第九章 三番街の鉄道馬車の一件 第十章 詐欺師を信じた被害者登場 第十一章 ディックの探偵ぶり 第十二章 ディック、モット通りで間借りする 第十三章 ミッキー・マグワイア 第十四章 戦いと勝利 第十五章 ディック、家庭教師を得る 第十六章 最初の授業 第十七章 ディック、上流社会にお目見えする 第十八章 ミッキー・マグワイア、また負ける 第十九章 フォズディックの転職 第二十章 九か月後 第二十一章 ディック、預金通帳をなくす 第二十二章 泥棒追跡 第二十三章 トラヴィス逮捕 第二十四章 ディック、手紙をもらう 第二十五章 ディック、初めて手紙を書く 第二十六章 ハラハラする冒険 第二十七章 結び 原題:Ragged Dick 著者名:Horatio Alger
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4.4
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
はらはらどきどきしないものを、本棚から探したら、なにこれめっちゃ面白い!!!!!
そういえばあしながおじさん、好きでした。
小公女も若草物語も秘密の花園も響かなかったけど、あしながおじさんだけ好き。とても好き。
この好みって人格に影響を及ぼしている気がする。
孤児院の経営に悪戦苦闘するサリーを応援したくなる。
人と人との対峙、以外のやつですね。
てゆうかジュディよりサリーの方が好きかも。
正直、あしながおじさんは途中で飽きちゃったのですが(好きとは。。。?)、
続のほうはもう終わらないでほしい、もっとサリーの活躍を見たい、これから楽しいことたくさんあるのに、という気持ちであっという間に読 -
Posted by ブクログ
主人公のセーラ・クルーは環境の変化により、自分の立場や身なりが
異なるものになっても『心』までをそれに染められず、
気品と気高さを無くさず振る舞う、精神力の強さを印象づけます。
逆にセーラの周囲のキャラクターは、子どもはともかく、
大人まで自分の態度をブレブレで変化させる不安定さで、
俗世の人々の移ろいやすい心との対比がなされています。
相手の立場によって態度を変えることの卑しさは、作品を通して
俯瞰的に見れば良くないこととして映りますが、
自分たち一般人も無意識のうちに同じことをしていないでしょうか?
立場の弱い相手に対して高圧的に振る舞う姿も、
お金持ちのワガママにおべっかを使う姿も -
Posted by ブクログ
前作のあしながおじさんも含めて私が幼少期に1番好きだった本
自宅にある別の訳者さんに訳されたものと比べるとやはりこちらもより現代的で親しみやすい表現で訳されているなと思った
書かれた当時の雰囲気を感じたいか、等身大で親しみやすい登場人物を感じたいかでどっちが好みか分かれるのかなと思った
時代が時代なので障がいのある子どもたちに対して現代では考えられないような表現が使われてたりもするけど、サリーが子どもたちに対してだんだんと愛情を抱いていく姿が微笑ましいし、当時の女性たちの働き方や結婚生活が前作と比べより想像しやすい。
サリーが敵と呼ぶ孤児院の嘱託医をはじめとした個性豊かなキャラクターたちが見