ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
十歳にして両親を亡くし、親戚に引きとられたメアリ。顔色も悪く愛想のない彼女を唯一楽しませたのは、ひっそりと隠された庭園だった。世話役のマーサの弟で、大自然のなかで育ったディコンに導かれ、庭園と同様にその存在が隠されていた、いとこのコリンとともに、メアリは庭の手入れを始めるのだが――。三人の子どもに訪れた、美しい奇蹟を描いた児童文学永遠の名作を新訳。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
私の中の憧れの世界…朝起きて、バターとジャムたっぷりのご飯に熱々の紅茶を食べて、庭に駆け出す。一日中たっぷり遊んで、お腹が空いてご飯もお菓子も美味しい。夜はぐっすり、また明日。庭は毎日様子を変え、手入れをするほど元気になっていく。自分の手で、目の前の自然が生き生きとしていく、そしてそれを通して、自分...続きを読むも生き生きとする。まさに魔法だなと思う。 好奇心を持つこと、それに向かって夢中で行動すること、そして自然の中で動いて笑って…美しいムーアで子供たちの魂がのびのびと解放されていく。憧れの原風景を再訪した気持ち。
偏屈者だったメアリと全く外に出なかったコリンが、秘密の花園が息を吹き返すと共に子どもらしい子どもになる様子を読んでいると、清々しい思いになりました。また、秘密の花園が美しくなっていく様子がとても細かい描写で表現されていて、実際に花園を見た訳ではないのに目の前に花園があるかのように楽しめました。
すごくよかった…… 秘密の花園は子供の頃絵本で読んだ記憶があります。 蔦の絡まった扉にひっそりと鍵穴がついていて、特徴的な装飾の鍵で開けるっていうのにすごくときめきました。 内容は全然覚えてなかったんですが、コリンやディコンといった登場人物の名前は覚えていたので子供の頃の記憶は馬鹿に出来ないなと...続きを読む。 主人公のメアリが不器量で黄色い顔のすごく嫌な感じの子っていうのがよかった。 だいたい可愛くて素直な子が主人公じゃないですか(笑) コリンも最初はガリガリでヒステリックで自己中だったけど、メアリと花園の力でどんどん変わっていきます。 2人とも甘やかされて育ったから単に性格が悪いというより注意してくれる人がいなかっただけなんですよね。 ディコンは天使みたいにいい子。 クレイブンさんの夢に奥さんが「花園よ!」って出てくるところがいい。 クレイブンさんには今までの10年を取り戻すべくコリンといっぱい話してほしい。 「魔法」の力で恐怖から解き放たれて幸せいっぱいなラストが素敵です。
幼少期に何度も繰り返し読んだ自分の原点のような物語。思い込み(魔法)の力は良い方にも悪い方にも働くという、普段は忘れがちだけどとても大事なことに気づかせてくれた。メアリとコリンが成長する様子には、自分もその気になれば変われるかもしれないと勇気づけられる。自分にとってはお守りのような作品で、常に大切に...続きを読むそばに置いておきたい。
途中から号泣していました。 人生経験を積んだ大人が読むからこそ、泣けるのかもしれません。 大人になると忘れてしまう子供の頃の純粋さを思い出させてくれるような作品でした。
大学のレポートの題材にしようと思い呼んでみたが、児童文学ってこうだよなと読みやすさを感じつつ、大人になって純粋さを失くした自分には眩しい小説でした。健全に生きたいな……
子供の頃は村岡花子訳を、10年前は光文社古典新訳文庫の土屋京子訳、今度は新潮文庫の黒柳和代訳。12歳の時からの長い付き合いだけど、何度読んでも奥深さがある。 両親が亡くなって義理の伯父に引き取られるメアリ。インドとはまるで違う本土イギリスへ。暗鬱で荒涼としたヒースばかりの野中に建つ古いお屋敷へ住む...続きを読むことに…そうして見つけた秘密の花園。 そう、読む少女たちにとっては秘密がワクワクドキドキ請け合い。まして可愛くない性格がゆがんでる、っていうこのヒロインですから興味そそられ、そうして輪をかけたわがまま少年コリンが登場してくるので、面白くなってくる。まるでコリンが主人公のような雰囲気。 ところが野性的で植物や動物に対する知識豊富さや、おおらかさ、優しさあふれるディコンという少年が、間に入っていろいろ進展する、彼が主人公なのか? 彼のその魔法的な性格は、生い立ち、貧しい大家族、それを束ねる彼のお母さんからの影響らしい。また、登場人物皆が尊敬し、いろいろ影響を受ける、そのおっかさんの「スーザン・サワビー」が素晴らしい。この人こそヒロイン、作者の分身なのだとわかった今回の再読。
メアリとコリンの成長にとても感動 自然や、動物たちの様子が豊かな表現で書かれており、本を読むにつれて自分自身も、コリンやディゴン、メアリと一緒に作業してそして豊かな自然を見ているようなとても素敵で心地よい気持ちになれた
読んでいる途中で「えっこれいつ書かれたの?」と後ろの解説を読んでしまうくらい(1911年だった)、話が現代的だった。 ネグレクトを受け、愛情不足で育った子どもはどうすれば救われるのか…という物語だと思うのだが、作中で示される答えの一つひとつが、現代から見てもまったく違和感がない。すごい。
この時期にバスに乗りながら、電車で横目に景色を流しながら読めたのは運命なんじゃないかと思います。 希望と色と幸せな香りが満ち満ちている。花を見て空を見て空気を胸いっぱい吸い込んで、幸せだと実感する。できる、できる、できる、の魔法がある。私にもあなたにも、世界中のみんなのところに魔法はある。 生きる歓...続きを読むびを再確認しました。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
秘密の花園
新刊情報をお知らせします。
フランシス・ホジソン・バーネット
畔柳和代
フォロー機能について
「新潮文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
小学館世界J文学館 秘密の花園
小公子
試し読み
小公子(新潮文庫)
小公女
転生したら名作の中でしたシリーズ 小公女 1巻
ひみつの花園
作者のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲秘密の花園 ページトップヘ