小公子(新潮文庫)

小公子(新潮文庫)

アメリカに生まれた少年・セドリックは、大好きな母や周囲の人々の細やかな愛情に包まれ幸せに暮らしていたが、名も知らぬ貴族の祖父の跡継ぎになるためイギリスへ渡ることとなった。祖父は意地悪で傲慢で、アメリカという国を嫌っていたが、セドリックの純真さに心動かされ、次第に変化していく。だがそこへ真の跡取りを名乗る者が現れて――。川端康成の名訳でよみがえる児童文学の傑作。(解説・鴻巣友希子)

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小公子(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ・名作の持つパワーのようなものを感じながら一息に読む。読んでいる間中すごく楽しかった。
    ・丁寧でやや古風、上品な訳文がストーリーに合っている。
    ・川端康成が子どもへ向けて書いた「この物語を読む前に」という文章も、優しい眼差しが感じられてとてもよい。川端康成のイメージがちょっと変わった(笑)
    ・巻末の

    0
    2025年06月15日

    Posted by ブクログ

    読後にほっこりとしたいい気分が残る作品だった。親切な行い、心根の優しさの重要性を、セドリックを通して学ぶことの出来る、子供だけならず大人にも良書。

    0
    2024年04月12日

    Posted by ブクログ

    小野不由美さんが帯を書いていて買ったけど、買ってよかったと思えた本。主人公のセドリックが可愛い、心が綺麗、癒やされる。元気がない時、やさぐれてる時にもまた読みたい。苦しくなる場面がほぼないので安心して読める。

    0
    2023年02月24日

    購入済み

    驚きの訳者!

    えっ⁉️訳者が、川端康成⁉️
    ビックリして、読んでみた。昭和35年刊行なので、金銭的な物に関しては、少し古いなと思ったのと、名前とかの表示が、ちょっと違和感が有ったけれど、原文に忠実に訳そうという気持ちが伝わってきて、面白く読めた。

    0
    2022年07月23日

    Posted by ブクログ

    川端康成さんの訳、ということで読んでみました。物語そのものの魅力で、がっちり惹き付けられます。「川端康成」を忘れるほどに、没頭しました。児童書とのことですが、名作です。

    0
    2022年04月25日

    Posted by ブクログ

    小学生の頃、このお話を祖母に教えてもらって、
    図書室の隅にある古くて分厚い本(少年少女世界の名作文学でした…!)を読んでから、
    本が大好きになった思い出がひとつ!
    昔から変わらない、暖炉みたいにホッとする素敵なお話。

    0
    2021年03月24日

    Posted by ブクログ

    児童文学として有名ではあるが、大人が読んでも十分楽しめる作品。
    むしろ、世の中を知り、社会を知った大人にこそおすすめしたい。

    0
    2020年12月09日

    Posted by ブクログ

    「十二国記」の小さい泰麒は小公子セドリックの影響を受けていますの帯に、山田章博の装画、川端康成訳とくれば、手に取らずにいられないでしょう。子供の頃アニメでみた記憶がありますが、本を読むのは初めてかもしれない。
    セドリックの純粋さ、そして信じる心にとても感動し、何度もグッときて泣きそうになりました。大

    0
    2020年07月18日

    Posted by ブクログ

    子供の頃に読んではいるけれど、川端訳を読んだのは初めて。美しい日本語で綴られた、美しい物語。
    心が弱っているとき、ささくれ立っているときに、温かい気持ちにさせてくれる、優しく元気を与えてくれる本。

    0
    2020年06月29日

    Posted by ブクログ

    川端康成 訳と知らなくて購入してビックリ。
    ひら仮名が多く読み易い!セドリックに振り回される伯爵の様子が面白い!美しい日本語を味わえた。

    0
    2020年06月26日

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