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アメリカに生まれた少年・セドリックは、大好きな母や周囲の人々の細やかな愛情に包まれ幸せに暮らしていたが、名も知らぬ貴族の祖父の跡継ぎになるためイギリスへ渡ることとなった。祖父は意地悪で傲慢で、アメリカという国を嫌っていたが、セドリックの純真さに心動かされ、次第に変化していく。だがそこへ真の跡取りを名乗る者が現れて――。川端康成の名訳でよみがえる児童文学の傑作。(解説・鴻巣友希子)
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Posted by ブクログ
この児童文学、児童時代に全く触れておらず、児童と呼ばれる世代からはるかに年齢を重ねた今、初めて読んだ。
大変な秀作だ。ニューヨークの下町っ子がある日いきなりイギリスの伯爵の跡取りとなり、気難しくて癇癪持ちの老伯爵とお城で暮らし始める、というこの設定からしてじゅうぶんに興味深く、スリルを味わいながら読み進めた。セドリックは子供なのにいくらなんでも出来すぎているという気持ちは起こらなかった。それほどまでに彼のまっすぐな心に惹かれた。すべての読書が同じ気持ちであると確信が持てる。だからこそ世界中で、時代を超えて、読まれ続けられているのだと思う。
驚きの訳者!
えっ⁉️訳者が、川端康成⁉️
ビックリして、読んでみた。昭和35年刊行なので、金銭的な物に関しては、少し古いなと思ったのと、名前とかの表示が、ちょっと違和感が有ったけれど、原文に忠実に訳そうという気持ちが伝わってきて、面白く読めた。
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