眠れる美女(新潮文庫)

眠れる美女(新潮文庫)

649円 (税込)

3pt

3.8

「女の子を起こそうとなさらないで下さいませよ。どんなに起こそうとなさっても、決して目をさましませんから……」老いを感じ始めた六十七歳の江口が通された部屋には、深紅のビロードのカーテンがかかり、布団の中では、若く美しい娘が裸のまま眠っていた。江口が娘に触れ、布団に入ろうとすると――。「片腕」「散りぬるを」を併録。(解説・浅田次郎)※三島由紀夫による解説は収録しておりません。

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眠れる美女(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    匂いまで伝わりそうな 衝撃的な作品

    これは ずっと語り継がれる 小説だと
    思った エロスが伝わる素晴らしい文体!

    0
    2025年09月19日

    Posted by ブクログ

    眠れる美女、片腕、散りぬるをの三編を収録。
    眠れる美女は、感情を持たない異性、そしてコミュニケーションを断たれた関係という奇妙な設定によって、人間の奥底に眠る感情を強くノックされるような物語だった。
    片腕は、正直なところ、少し理解の及ばない世界だった。
    それでも不思議と読む手が止まることはなく

    0
    2025年12月20日

    Posted by ブクログ

    小説なので何を書いても良いとはいえ、3篇のどれもなかなかに背徳的で反社会的な要素に満ちている。
    「眠れる美女」は情景を想像すると絵面の気持ち悪さが先に立ち、細かな描写が入ってこない。「片腕」にも共通するが、あまり抑揚のない話であり、どこで終わっても良さそうなのに結末だけが突出しているようにみえてしま

    0
    2025年12月21日

    Posted by ブクログ

    川端康成の作品本当に数十年ぶりに
    読んだ
    3編のうち 眠れる美女は不思議に
    すっと入り込めた
    片腕はついていけない
    散リぬるをは何だか理解しにくかった

    川端文学は美しい日本の文化 人情
    所作 感情など随所に感じられる
    と言うが
    この年になってやっと
    分かると言う感じ
    これから少し読んてみようという

    0
    2024年10月04日

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