伊豆の踊子(新潮文庫)

伊豆の踊子(新潮文庫)

539円 (税込)

2pt

旧制高校生の「私」は、一人で伊豆を旅していた。途中、旅芸人の一行を見かけ、美しい踊子から目が離せなくなる。大きな瞳を輝かせ、花のように笑う踊子。彼女と親しくなりたい。だが、「私」は声をかけられない……。そんなとき、偶然にも芸人たちから話しかけられ、「私」と踊子との忘れられない旅が始まった――。若き日の屈託と瑞瑞しい恋を描いた表題作。ほかに「温泉宿」「抒情歌」「禽獣」を収録。(解説・竹西寛子、重松清)※三島由紀夫による解説は収録しておりません。

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伊豆の踊子(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日本小説の珠玉の名作。
    これほどまでに美しい小説があるだろうか?

    一文一文を噛み締めるように読んだが、全ての文に「美」が宿っており、小説の真髄に触れた気分である。

    旅芸人との関わりの中で、「孤児根性」を霧散させて残った「甘い快さ」を、私も読後に感じた。

    0
    2025年07月16日

    Posted by ブクログ

    綺麗な描写やハッとする表現に夢中になりながら読んだ
    伊豆の踊子、抒情歌の小説的な美しさ、温泉宿、禽獣の時に生々しいリアルさ、どれをとっても良かった。

    0
    2025年06月06日

    Posted by ブクログ

    孤独に悩む若者の、数日間の伊豆への一人旅を描いた名作。清純無垢な踊子へ想いをつのらせ、主人公の「孤児根性」がほぐれるさまがとてもエモい。
    切り取られる瞬間のすべてが美しい、究極の青春小説。

    0
    2025年04月18日

    Posted by ブクログ

    青春物語でもあり恋愛小説でもあった。高校2年生の自分にも当てはまる節があったり、主人公に共感できるような部分が多く見られる親しみやすいストーリーだった。自分にとってお気に入りの描写がたくさんあった。

    0
    2025年03月24日

    Posted by ブクログ

    抒情歌がとても美しかった…
    西洋の香を感じたところ、好き。咲く花にあなたを感じるのも好き。主人公の女性がとんでもなく美人だと想像してしまう文章…

    0
    2025年02月20日

    Posted by ブクログ

    踊り子の幼いが故の純粋無垢ないじらしい様子と少し恥じらいも出る女性の面も踊り子の薫が非常に愛らしい。はじめは恋で見ていたが、兄の様に感じてきたのではないかと思った。

    0
    2025年02月05日

    Posted by ブクログ

    表題作だけ
    本人の生立ち知ってると⭐︎5をつけざるを得ない
    今だと偏愛に当たるのかもしれないけれど透き通った恋愛にしてしまう著者の素晴らしさ
    1人温泉旅に行って新しい人と出逢いたくなるね

    0
    2024年09月16日

    Posted by ブクログ

    郷里が舞台にもかかわらず、恥ずかしながら通読したことがなかった。はじめ、色の小説かと思ったが、芸者一行との同道で主人公が社会と和合していく小説であった。
    その和合も、具体的な描写を挙げるのは難しいが、どちらかといえば一方的・独善的に見える。栄吉をはじめとする一向の内面に含みを持たせつつもそれがなかな

    0
    2024年07月15日

    Posted by ブクログ

    「物乞い旅芸人村に入るべからず」の立札は、お前が肯定されたのは、有り難がってた世間一般の意味ではなかったんだよ、と台無しにするかのように言ってくる。

    そのせいで、「私」が嬉しかった気持ちは無かったことになっちゃうのか?

    違ってほしい。嬉しかったのは、世間一般から肯定されたからじゃなくて、自分が大

    0
    2024年01月30日

    Posted by ブクログ

    踊り子の純粋な描写から心が洗われるような物語。主人公の揺れ動く心理描写、恋の切なさ、爽やかさが読後に残る名作

    0
    2022年08月09日

伊豆の踊子(新潮文庫) の詳細情報

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