平井呈一の作品一覧
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作品一覧
2023/05/31更新
ユーザーレビュー
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『迷いの谷 平井呈一怪談翻訳集成』(創元推理文庫2023年5月初版)の感想。
平井呈一訳の怪奇小説を集めた一冊。『幽霊島』に続く第二集ということだが、間に『恐怖 アーサー・マッケン傑作選』を挟んで居り、今回マッケンの収録は無い。
収録作は、M.R.ジェイムズ2作、ブラックウッド6作、初期翻訳としてコ...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルにもなったブラックウッドの「迷いの谷」も良かったが、初期翻訳作品としてホフマンの「古城物語」が雰囲気バッチリで良かったですねぇ。そして解題にあらわれる佐藤春夫wPosted by ブクログ
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パンの大神、白魔、恐怖がよかった。マッケンは文明や進歩に懐疑的。彼が信じるのは太古に存在した神々、精霊、悪鬼たち。翻訳は時代を感じて読みづらかった。Posted by ブクログ
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現代に照らし合わせて読んでしまうと物足りなさが残るものの、この作品が書かれた年代を考えれば賛否両論巻き起こした問題作と言われるのは理解出来ます。ただ個人的には再読は無いです。Posted by ブクログ
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後期作品「恐怖」(1917)以外は1890年代の初期作品を集めた、イギリスの古典的怪奇小説作家マッケンの中短編小説集。630ページとかなり分厚くて読み応えのあるボリュームだった。高校時代あたりにマッケンは1,2冊読んでいたようだが、その頃とはたぶん違う視点で読んだ。
いずれの作品にしても、マッケ...続きを読むPosted by ブクログ