あらすじ
日清戦争前夜,古代伝説の地出雲から,軍都の色彩を強めていた熊本に移住したハーン.旅の宿屋で夢のあわいに浦島伝説へと入りこんだような「夏の日の夢」,一つの心中事件を描いて日本人の〈信仰〉に迫る「赤い婚礼」他,〈詩人の直観と哲人の思索〉に基づく繊細な筆をもって書き綴った,近代日本の肖像.(解説=西成彦)
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Posted by ブクログ
所有本。流行りに乗っかって通読。想像より日本文化の文献に精通し、適宜、引用して、西洋と東洋について、深く考察したエッセイ集。時代が変われば、文化も様変わりしている。昔の方が、古代の精神の軸がしっかりしていて、西洋文化を鵜呑みにしてなかったと感じた。