歴史・時代ランキング(月間)
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6位チンギス・カンは、息子たちや将軍を率い、ホラズム・シャー国に大軍で進軍する。長男ジョチはシル河下流の制圧に向かい、次男チャガタイ、三男ウゲディはオトラル攻略を任された。攻城戦をおこなうため、ボレウとジンの歩兵部隊、ナルスの工兵隊も投入されている。チンギスは、四男トルイ、将軍ジェベと共にブハラを目指す。モンゴル軍を迎え撃つのは、帝アラーウッディーンと皇子ジャラールッディーン、イナルチュク、テムル・メリク、そしてマルガーシたちだった。ホラズム国に遠征するチンギス・カンを、十分な兵力を持つ軍隊が待ち受けていた。好評第14巻。
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9位忽然と姿を消した大統領。 日本と同盟国軍の奮闘でアメリカの混乱は収束するのか―― 衝撃のシリーズ最終巻!
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11位※中公文庫『皇国の守護者1~9』(本篇および外伝、随想)と『CN25』所収の短篇を合本。既刊電子版と内容に変更はありません。※ 帝国軍怒濤の侵攻に、殿軍を率いる皇国陸軍中尉・新城直衛は奇策を以て対抗。一度ならず敵を撃退し、凱旋を果たす。だが皇都には怨嗟と陰謀が蠢き、そして厳冬を衝く帝国の苛烈な反攻が! 血塗られた英雄の伝説を描く戦記巨篇!! 本篇9巻と外伝9篇、随想1篇を集大成した完全版。 〈収録作品〉 『皇国の守護者1 反逆の戦場』 『皇国の守護者2 勝利なき名誉』 『皇国の守護者3 灰になっても』 『皇国の守護者4 壙穴の城塞』 『皇国の守護者5 英雄たるの代価』 『皇国の守護者6 逆賊死すべし』 『皇国の守護者7 愛国者どもの宴』 『皇国の守護者8 楽園の凶器』 『皇国の守護者9 皇旗はためくもとで』 「猫たちの戦野」 「観光資源」 「職業倫理」 「新城支隊」 「島嶼防衛」 「お祖母ちゃんは歴史家じゃない」 「新城直衛最初の戦闘」 「我らに天佑なし」 「猫のいない海」 筆者贅言「はじめにみえたもの」
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14位
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15位
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18位豊臣兄弟といざ出陣!戦国出世物語第六弾! いざ雲海の城攻め! 豊臣兄弟の信を得よ、与一郎! 「但馬は、小一郎に任せるがや」……黒田官兵衛が取り仕切る評定の場で、兄秀吉より但馬侵攻を命じられた秀長は、三千人を率いて生野銀山、岩洲城、そして反織田勢力の旗頭・太田垣が籠る竹田城を落とすべく動き出す。 一方、「正直無双」を旗印に掲げた結果、秀吉の勘気をこうむり三千石の機会を逃したばかりの与一 郎。秀長采配の下で手柄を上げての出世を目指すも、朋輩藤堂高虎に先を越され、家来同士は仲違い、扱いの難しい女足軽と、幸先は思わしくない。さらに、夜を徹して百匁筒を大手門に撃ち込み続けよ、という過酷な役目で……。 「三河雑兵心得」と対をなす、戦国出世物語 上司に部下に何かと難儀な第六巻!
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19位江戸情緒をたたえた捕物帳でロングセラーとなった大人気シリーズ「御宿かわせみ」の既刊34巻(文春文庫)を1冊にまとめた合本。 江戸の大川端にある小さな旅籠「かわせみ」。若き女主人るいは、元・同心の娘。町を行きかう人びとがひと時のやすらぎを求めて投宿する。ときに、表沙汰にできない厄介ごとを胸に秘めて……。誘拐、詐欺、敵討ちなど、大小さまざまの事件に巻きこまれながら、るいは一つ年下で幼馴染の恋人・神林東吾と協力し、解決の途をさぐってゆく。 東吾の友人で八丁堀の同心・畝源三郎や、将軍家御典医の倅・天野宗太郎、かわせみの奉公人の嘉助やお吉など、馴染みの面々も大活躍! 一九七三年から続く本シリーズは数度にわたりテレビドラマ化。日本最高峰の人情譚を一気に読める合本です。
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20位身上半減の刑を受けた蔦重は起死回生の策を練る。妻の死に失意に沈む歌麿の再起は… 江戸のメディア王として時代の寵児になった蔦屋重三郎の生涯を描く大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」を完全小説化、ノベライズ第4巻。 老中首座・松平定信の出版統制の波は蔦重の身にも迫り、山東京伝作『教訓読本』三作は絶版となり、蔦屋重三郎と京伝は、小伝馬町牢屋敷で厳しい詮議を受ける。取り調べにあたった定信にも蔦重は自説を曲げず、盛大に戯ける。ていは柴野栗山に会い女郎のきびしい境遇を救わんがための出版だったと訴える。蔦重は身上半減の刑に処せられ、財産から黄表紙、暖簾まできっちり半分召し上げとなる。山東京伝は手鎖の刑に神妙に服するが、耕書堂は身上半減の店と銘打って売り出し人気を集める。折しも深川の大水で行き場を失った滝沢瑣吉(のちの曲亭馬琴)が転がり込み、勝川春朗(のちの葛飾北斎)と組み合わせ『実語教幼稚講釈』を刊行。一方、最愛のきよを亡くした歌麿は失意の底に沈む。蔦重はきよの最後の姿を描いた絵を元に女性の大首絵の浮世絵シリーズを思いつく。いままでに例のない、女性の内面の思いを描いた浮世絵である。
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21位1999年10月、あの“敷島英二”率いる宗教団体、シャンバラ教団が軍事クーデターを起こし、首相官邸や陸海空軍基地が一斉に制圧されてしまう。その1か月半後、臨時日本政府は、戦艦大和を総旗艦とする新設された日本連合艦隊の出撃準備を整え、首都奪還と北海道上陸といった二つ枝作戦をついに実施する! 世界最大の海域制圧艦として生まれ変わった戦艦大和は、首都奪還をめざし、小笠原諸島沖を北上するのだが……。 房総沖で繰り広げられる激しい海戦を制するのは!? そして、地球に迫りくる惑星トータチス衝突は阻止できるのか!?人類の未来を賭けた最後の戦いが幕を開ける!
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22位史上最強の砲である電磁加速砲を装備し、アンクルドデッキを有する空母型統合護衛艦『やまと』は、国産ステルス機やドローンを搭載したまま、令和から昭和世界へと時空転移する。 終戦間際の昭和日本の海軍を助けた海自艦隊は、B−29の発進基地を壊滅すべく出撃。敵基地とともに二〇〇〇機以上のB−29が灰塵と化す。 窮地に陥った米国と連合各国に対し、日本政府が即時停戦と講和を申し出たことにより束の間の平穏が訪れるが、水面下では原爆開発に成功した米国が暗躍をはじめる。一方、海自艦隊も負けじと隠密裏の作戦を開始するのだが……。 一触即発の日米関係が織りなす運命のうねりとは!?
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25位
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28位牛の乳をきっかけに侍の死体が見つかった。「魔味」と関係があるのか。事件は思わぬ方向へ発展を。書下ろし時代小説シリーズ最新作! 牛の乳を飲む人が増えているらしい。もしかするとこんどこそ「魔食」かもしれない。味見方同心としての立場上、魚之進は調べざるを得ない。葛飾郡の船堀村というところでよく乳を出す牛を飼っている運蔵という男がいることがわかる。早速、魚之進は麻次とともに向かった。だが運蔵の牧場に着くとその姿はなく、代わりに侍の惨殺体が見つかった。運蔵が下手人なのか。管轄は八州廻りと思われ、魚之進たちは殺しを報告するに留まるのだった……。
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29位前漢の中国。老いを自覚する武帝・劉徹は、漠然とした不安を抱いていた。宮中に蔓延る巫蠱の噂。その嫌疑をかけられた皇太子は、謀反の末、自死を遂げる。国内の混乱をよそに、匈奴との最後の戦いが迫っていた。敗北を続ける将軍・李広利は、その命を賭け、敵将の首を執拗に狙う。一方、匈奴に降り右校王となった李陵は、故国への想いを断ち切るかのように最後の戦に向かう。亡き父の遺志を継ぎ、『太史公書』を書き上げる司馬遷。そして極寒の地に生きる蘇武は、友と永遠の絆を紡ぐ――。北方版『史記 武帝紀』、感涙の完結。(巻末エッセイ・小松弘明)
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32位忠義と仇討を胸に、若武者は疾走する 【2冊連続刊行! いよいよ天下分け目の決戦へ――】 慶長五年九月。主君・真田信幸の密命を受けて信州・戸石城を発ったのは、真田家の若き家臣・鈴木右近、数え十七。巨大な野太刀を背負い、家来の榛名大吉と従僕の権蔵を伴った右近は、「柳生宗矩の書状」を胸に納め、一路、岐阜へと急ぐ。 出立は九月八日午後。甲冑は櫃に回し、夜通し小走りで峠を越える――若さゆえの無鉄砲さと、任を果たす覚悟が右近らをひたすら走らせる。 八ヶ岳を仰ぐ大門峠へ、昼は日差し、夜は闇。息が上がるたびに歩調と荷を見直し、六十七里を刻む呼吸が揃っていく。右近は折にふれて懐の書状を確かめる――油紙に二重包みされたそれを、右近の剣の師・柳生宗章に何としてでも九月十四日までに届けねばならない。右近の胸の内には、愛する主君からの命令を絶対に果たすという固い決意と、仇敵・中山九兵衛への復讐心のみが宿っている――。この困難な任務の結果はどうなる!? 天下分け目の戦いを前に、真田信幸から鈴木右近に密命が下った。右近の剣の師・柳生宗章の元に、柳生宗矩からの密書を届けよ、と。信濃から岐阜へ、わずか七日の長駆。数々の峻険を越え、地侍の襲撃を退け、主君への忠義と両親の仇討二つの想いを胸に、若武者は家来とただひたすらに駆ける。困難を極める任務の結末はいかに? 右近よ、走れ。 宿命の関ケ原へ!
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33位※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大坂、夏の陣で、真田幸村はじめ豊臣恩顧の武将たちが 戦いに散り、秀吉の残した寵子・秀頼も死した。 家康は大御所として幕府の発展にいそしむが、 六男・忠輝が伊達政宗と怪しげな動きをしている噂が広まった。 その家康も病に倒れ、駿府城で75年の生涯を閉じる。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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36位蒼穹を飛ぶ後退翼の新型機――機材受領のため三菱の鈴鹿工場に赴いた風間上飛曹がまみえたこの戦闘機こそ、連合軍の侵攻を押し返す主力となるべき噴進式艦戦「閃風」であった。だが、1944年暮れの東南海地震と翌年1月の三河地震により、東海地方の航空機産業はほとんど壊滅。急遽機体を疎開させた風間を待っていたのは、思いもかけない新任務だった。一方、米軍の怒濤の攻勢を前に、海軍は太平洋の絶対国防圏を死守すべく、開発なった長距離音響追尾魚雷「回天」を前線に投入するが……。
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39位江戸時代、さまざまな身の上を生きる武家の女性たちを、山本周五郎賞作家があざやかな筆致で描く、傑作時代小説集。 馬廻りを務める高梨家の娘・織江は、縁談の話が来てもおかしくない年齢になっている。あるとき彼女は、城下のはずれで行われる荒神さまの祭礼に出かけるのだが、思わぬ事態になり・・・・・・(「ぬばたま」)。 茅乃の夫・保科定八は勘定方の下役頭を務めているが、このところ顔色が冴えない。ある日彼女は夫から、藩政に関わる一大事を知らされて・・・・・・(「背中合わせ」)。 中老を務める小野寺家に嫁いだ雪絵は、兄から若い長身の男を小者として抱えるよう頼まれる。この男の出現が、彼女に思いがけぬ影響を与えていく(「嵐」)ほか全七話。 収録作品:ぬばたま/背中合わせ/嵐/緑雲の陰/深雪花/縄綯い/あねおとうと 【著者略歴】 砂原浩太朗(すなはら・こうたろう) 1969年生まれ。兵庫県神戸市出身。早稲田大学第一文学部卒業。2016年「いのちがけ」で第2回決戦!小説大賞を受賞。21年『高瀬庄左衛門御留書』で第9回野村胡堂文学賞、第15回舟橋聖一文学賞、第11回本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞。22年『黛家の兄弟』で第35回山本周五郎賞を受賞。他の著書に『藩邸差配役日日控』『霜月記』『夜露がたり』『浅草寺子屋よろず暦』『雫峠』『烈風を斬れ』『冬と瓦礫』など。
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40位
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42位二代目千吉、上方へ! 各地で出会う人と味。 舌だめし旅の首尾は? 大和梨川藩主の参勤交代に「料理指南役」として同行。 行く先々で千吉を待つのは、初めての食材や名物料理。 のどか屋への土産は……? *本書登場の小料理* 「二種の揚げ茄子」 ・細かい切込みを入れ、ふっくら揚げた茄子に天盛りのおろし生姜を添える。醤油は別皿で。 ・赤味噌に味醂を加え、だし汁でのばしてよく練った田楽味噌を揚げ茄子にからめ、紅生姜の松葉切りを添える。 のどか屋と縁の深い大和梨川藩主の筒堂出羽守良友が参勤交代で、国元へ帰るという。千吉はそれに同行。江戸から箱根を越え、上方に向かう道中での舌だめしでは忘れられない味の数々に出会う。上方の料理に加えて、東海道のうまいものづくしの旅。『料理早指南』のために帳面にも書き留めながら千吉の学びが続く。旅先では懐かしい人との再会も果たして…。
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44位〈憑き物落とし〉中禪寺洲齋。 〈化け物遣い〉御行の又市。 〈洞観屋〉稲荷藤兵衛。 彼らが対峙し絡み合う、過去最大の大仕掛けの結末は――? 文学賞3冠を果たした〈巷説百物語〉シリーズ堂々完結! 下総国に暮らす狐狩りの名人・稲荷藤兵衛には、裏の渡世がある。 凡ての嘘を見破り旧悪醜聞を暴き出すことから〈洞観屋〉と呼ばれていた。 ある日、藤兵衛に依頼が持ち込まれる。老中首座・水野忠邦による大改革を妨害する者ども炙り出してくれというのだ。 敵は、妖物を操り衆生を惑わし、人心を恣にする者たち――。 依頼を引き受け江戸に出た藤兵衛は、化け物遣い一味と遭遇する。 やがて武蔵晴明神社の陰陽師・中禪寺洲齋と出会い、とある商家の憑き物落としに立ち会うこととなるが――。
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45位一九四二年一〇月、日米は戦争に突入した。 ハワイを出撃した米太平洋艦隊を、連合艦隊がウェーク島沖にて迎撃。この海戦で大損害を被り後退したと思われた米軍だが、日本攻略を断念したわけではなかった。隙を突いてメジュロに上陸した海兵隊が、わずか五日で飛行場を建設してのけたのだ。 連合艦隊がマーシャル防衛の要としているクェゼリンとメジュロとの距離は二六〇浬。 メジュロの敵基地が本格稼働を開始すれば、米国の圧倒的物量によってマーシャル諸島全域が脅威にさらされるであろう。 基地の完成を阻止し、メジュロを奪還せねばならない。 クェゼリン基地の航空隊と艦隊がただちに攻撃を仕掛けるのだが――。 「基地航空隊でメジュロを制圧できないとなれば、投入する部隊は自ずと決まります。機動部隊をメジュロに派遣し、艦上機で敵の航空兵力を一掃するのが、最善の策です」 目次 第一章 一夜城 第二章 マーシャル攻防 第三章 欧州第二戦線 第四章 機動部隊の標的 第五章 第三次メジュロ沖海戦 第六章 F6F始動
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46位大政奉還を経て明治の世へ。 近代の幕開けを雄渾かつ緻密に描く。 「青嵐の旅人」に続く、壮大な歴史エンターテインメント 慶応4(1868)年夏。前年に大政奉還が行われた江戸の町で、ついに新たな粋さが始まった。戦を誰より厭いながら同郷伊予松山(愛媛)の士原田左之助を連れ戻すべく上野の山に向かったヒスイ、彼女を追う弟の救吉、家老の娘嵐花を追って同じく駆けつけた藩士青海辰之進。かつて戦を通じて絆を深めた三人の若者は、はからずも再び戦の渦に巻き込まれる。一方、遠く離れた伊予松山では、死んだと思われていた〈ある男〉が町外れで目撃されて......。壮大なスケールで幕末の一幕を鮮やかに描いた『青嵐の旅人』に続く、シリーズ第二弾!
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50位徳川家康が最も恐れた男、真田幸村の謎に迫る! 「歴史ミステリとして、そして本格ミステリとして、実に優れた一作」 ――大矢博子(解説より) 徳川・豊臣両家や諸将の思惑が交錯する大坂の陣。 亡き昌幸とその次男幸村――何年にもわたる真田父子の企みを読めず、翻弄される東西両軍。徳川家康、織田有楽斎、南条元忠、後藤又兵衛、伊達政宗、毛利勝永、ついには昌幸の長男信之までもが、口々に叫ぶ。「幸村を討て!」と……。戦国最後の戦いを通じて描く、親子、兄弟、そして「家」をめぐる、切なくも手に汗握る物語。 『塞王の楯』「羽州ぼろ鳶組」シリーズの熱さと『八本目の槍』の緻密な叙述を兼ね備え、家康を「探偵役」に紡がれた、単行本時各紙誌絶賛の傑作歴史ミステリーが待望の文庫化! 【目次】 家康の疑 逃げよ有楽斎 南条の影 名こそ又兵衛 政宗の夢 勝永の誓い 真田の戦 解説 大矢博子 〈大坂の陣410周年〉
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51位昭和21年に入り世界はようやく穏やかな時代を迎えようとしていた。大官寺元帥率いる愚連艦隊最高司令部(GHQ)は来たるべきナチス・ドイツとの最終決戦にむけての準備に余念がなかった。アメリカとの同盟に調印し、後顧の憂いを払拭すると、寺中雪之丞大佐を司令長官代理に任命し、大艦隊をもってノルマンディー上陸作戦に挑むことになったのである。ドイツ海軍を率いるレーダー元帥は超戦艦アドルフ・ヒトラーを旗艦とする大艦隊を編成し、愚連艦隊を迎え撃つ体制を整えていた。霧のドーバー海峡に両艦隊が接近したとき、レーダー元帥は突如、敵前回頭を命じ、寺中ら司令部を驚かしたが、そこは悪運強い愚連艦隊のこと、なんとか被弾を回避し、ドイツ艦隊を撃破、世界に平和が訪れることとなった。奇想をもって世界に君臨した独立愚連艦隊のグランド・フィナーレはどんな結末を迎えるのか。愚連艦隊の行く末は?抱腹絶倒の羅門ワールド最終刊が華やかなマーチを奏でる。
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54位戦後80年の終わりを締めくくる1冊! 昭和天皇はどのようにして日本を救ったのか 本書は、「昭和天皇は立憲君主である」という大前提のもと、憲政史家・皇室史研究者・倉山満氏が全19巻・一万二千ページに及ぶ『昭和天皇実録』を読み解き、書き上げた一冊。 昭和天皇がどのように戦前・戦中を通して日本国のために熟慮し行動したかを、当時の政治家、軍人、官僚の人物像、思想、行動に加え、内閣や軍部の構造を、著者独自の視点と膨大な歴史史料の解析から時系列に沿って紐解いたものです。 昭和3年「張作霖爆殺事件」から昭和20年「大東亜戦争」終結、最後の御聖断まで、日本の動乱期における「昭和天皇」の偉業・功績そして苦悩を改めて明らかにしました。偏った認識の元に繰り広げられてきた東京裁判史観にトドメを刺す、いまこそ知ってほしい真の昭和天皇論です。戦後80年の最後を締めくくるにふさわしい必読の書です。
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55位「のぼうの城」作者・和田竜執筆の脚本! 戦国期、天下統一を目前に控えた豊臣秀吉。関東の雄・北条家に約五十万にも及ぶ大軍を投じた豊臣方に抗して最後まで屈しなかった唯一の支城があった。現・埼玉県行田市に本拠を構える武州・忍城。周囲を何重もの湖で取り囲まれた「浮き城」の異名をとった難攻不落の城である。 豊臣方二万の大軍を指揮した石田三成の水攻めにも屈せず、約数百の兵で抗戦した城代・成田長親とはどんな人物なのか。家臣はおろか所領の百姓達にも「のぼう様」などと囃されてなお泰然としていた男が決断した理由とは? 大ベストセラーとなった小説の執筆以前にすでに書かれていた瞠目の脚本。
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57位騙すが悪党か、 騙されるが阿呆か? お江戸を騒がす詐欺商い 裏にうごめく強欲医者を追え! 薬売りの七三郎が長屋で死体で見つかった。 折しも町年寄の元には、ネズミ講まがいの儲け話に騙された という訴えが山のように押し寄せていた。 膏薬や丸薬を仕入れて首尾良く売れれば 相当な儲けが転がり込むという話だが、 素人にそうそううまくいくものではない。 損を抱えた大勢が訴え出たのだ。 町年寄の配下として町方の手に負えぬ事件の調べを請け負う 柏木宗十郎の出番であった。(剣戟時代小説) 目次 第一章 薬売り 第二章 人探し 第三章 証言 第四章 薬草園 第五章 道場の娘 第六章 禿小路
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58位【宮城谷昌光作家生活25周年記念作品】 天下をめぐる項羽との決戦は、最終局面・垓下(がいか)の戦いへ―― 楚漢戦争、ここに終結! 項羽軍は秦の大軍を撃破、最大の宿敵・章邯(しょうかん)を下す。 一方、秦王嬰(えい)は劉邦に降伏、劉邦は秦の都・咸陽(かんよう)に入る、待っていたのは酒と美女であった。しかし、関中(かんちゅう)への入り口である函谷関(かんこくかん)を閉じた劉邦に反感を抱いた楚の軍師・范増(はんぞう)は、項羽に劉邦を討つことを進言。事態を把握した劉邦は鴻門(こうもん)に赴き、項羽に謝す。 項羽は西楚霸王と名乗り、劉邦を巴、蜀、漢中の王に封じた。劉邦にとっては「左遷」である。 項羽と天下を争うことを決意した劉邦は、韓信を大将に登用し、関中への兵を挙げる! 劉邦は趙、魏、韓、燕、漢の56万の連合軍を率いて項羽攻略に向かうが、奇襲に遭い……。 「背水の陣」「四面楚歌」「左遷」……数々の故事成語が生まれた、中国史上最大の戦はついにクライマックスへ。 自らの信念を曲げ、項羽との和解を破った劉邦の真意とは? 決死の反撃を繰り出した項羽の運命やいかに? 二人の男がぶつかるとき、中華全土に閃光が走る! 「天がわれを滅ぼそうとしているのであって、戦いに罪があったわけではない」
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59位エスピオナージからミステリ、ミリタリー、ポリティカルフィクションまで、著者の現代小説を集成した合本愛蔵版。長篇三作と、短篇「幻虎の吠える丘」を収録。 一等陸佐のもとに届いた、かつての上官である退役陸将補の訃報。彼はその死に、存在を秘匿された対敵諜報部門の関与を疑うが……。(『東京の優しい掟』) ゲーム・ディベロッパーの僕は、勤めているゲームソフト会社の社長から、独立を目論む者を突き止めて欲しいと頼まれる。何かが会社に起きている。裏切り者は誰なのか? ゲーム業界の中で新たな〝ゲーム〟が始まった。(『虚栄の掟 ゲーム・デザイナー』) 内憂外患に煩悶する青年将校が、母国再生のために叛乱を決意。果たして首都占領は成功するのか?(『平壌クーデター作戦』)
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61位上田秀人の傑作時代小説『妾屋昼兵衛女帳面』シリーズ8タイトルが電子版限定で、合本になって登場! ※本書は、『妾屋昼兵衛女帳面』シリーズ一巻~八巻を1冊にまとめた電子書籍限定の合本版です。 世継ぎなきはお家断絶。苛烈な幕法に苦しむ大名旗本は、秘かに妾屋を訪れた。そんな稼業を営む山城屋昼兵衛の元に、ある日、仙台藩主の側室の求めが。だが、それを機に将軍継嗣にも絡む大規模なお家騒動が勃発。巻き込まれた昼兵衛は、側室を守る大月新左衛門と共に、大藩との熾烈な暗闘を繰り広げる。 人気沸騰の著者が放つ新シリーズ第一弾!(『妾屋昼兵衛女帳面 側室顛末』より)
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62位ある日、女岡っ引のお蝶は、七歳の少女が行方不明になるという事件に出くわす。さっそく探索に乗りだしたお蝶であったが、まもなく少女の亡骸が川で見つかり、事件は最悪の展開をむかえた。 難事件の予感を抱いた同心・坂本弥太夫は、亡骸の検死を蘭学西洋医である沢村伊織に依頼する。これまで数々の事件を解決に導いてきた伊織は、公式に幕府検屍官を命じられていたのだ。 懸命な捜査のすえ、少女の家族の秘密があらわとなり、伊織は大胆な奇策をもって下手人をあぶりだす。 そして、さらなる不可思議な事件に巻きこまれていく伊織であったが、どの殺しの裏にも、ときに哀しくときに滑稽な男女の闇が秘められていた……。 シリーズ第十九弾!
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63位思いが通じ合った相手の元へ嫁ぐ娘と、 両親に溺愛された美しい娘。 失踪する理由もない二人が忽然と姿を消した。 --その発端は、すべての女性が持つ「迷い」。 嫉妬と憧れ。美しさと醜さ。すべて表裏一体だ。 真っ赤な朝焼けの中、娘が一陣の風とともに忽然と消えた。居合わせた父親が自信番に捕らえられるが、自ら命を絶ってしまう。不自然な失踪に「神隠し」を疑うお初と右京之介。探索を始めた二人は、娘の嫁ぎ先に不審な点があることを突き止める。だがその時、第二の事件が起こった。 悲しみも苦しみも、恨みも嫉妬も全部吸い取ってくれる。 だから、宮部みゆきはすごい。 霊験お初シリーズ、第二弾!
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66位日米両軍が激突し、硝煙と死臭漂う地獄と化したオアフ島で、伊達は最終ターゲットを狙撃したが……。ついに日米英に渦巻く陰謀が明らかに!! 第一シーズン堂々の完結。
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69位川底で不気味に光る眼。 新たなあやかしの出現。 鬼の気を持つ妙が挑む。 大川に落ちた五歳のお春を救った妙が見た異形なもの。 人間世界の欲に染まった河童の妖力は恐るべし! あやかしの闘いが始まる。 誤って大川に落ちた廻船問屋・川津屋伊兵衛の一人娘お春を救った妙。川に引き込んだのは人のはらわたを喰らうという河童の 仕業か? 川津屋に隣接する酒問屋・摂津屋の主・宗右衛門は川津屋乗っ取りを画策しているが、その恐るべき正体は……。 人を操る術を持つ親玉と幾人もの妖怪を前に妙とその仲間は果敢に闘う。果たして、川津屋を守ることができるか?
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70位
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71位
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72位『疾れ、新蔵』で時代ハードボイルドの魅力を見せてくれた「新蔵」シリーズ、最新刊。 これぞ、 エンタテイメント! 胸踊るシミタツの時代冒険小説! 故・北上次郎氏が「さすがはシミタツ、……たっぷり読ませて飽きさせない。 すてきなラストまで一気読みの傑作だ」 と賞賛した前作『疾れ、新蔵』の待望の続編! 北方謙三氏と柚月裕子氏が今回、賞賛の一文を寄せている。 北方謙三氏 「新蔵の貌が深く彫りこまれ、人の姿が立ちあがる。 そして新蔵が、いやシミタツが吠えるのだ。 底に漂うこの哀しみはなんなのだ。」 柚月裕子氏は「まさに究極のボディーガード。私も新蔵に護られたい」と語る。 そして、 「ハラハラするロードノベル、 ドキドキするスパイもの、 ワクワクするファンタジー、 すべてを詰め込んだすごい小説だ!」 「一気読み必至! 新蔵は最高のボディガードだ!」と絶賛。 【物語】 新蔵は、山中で、三、四歳の弟を背負った十歳の少女ゆふと出会った。 彼女は罠にかけた兎の皮を巧みに剥ぎ、見事にさばいて新蔵を驚かせた。 その後、ゆふは、大嵐を予見するなど、神秘的な力を開花させ始める。 新蔵は、比売巫女(ひめみこ)の能力を秘めているというゆふを、 宇佐神宮へ、送り届ける護衛を命じられた。 道中、次々に襲撃してくる謎の集団とはなにものか? そして、襲撃してきた集団をことごとく倒した後、 異国の血をひく大男の武芸者との対決が待っていた。 新蔵はゆふを無事に宇佐神宮に送り届けられるのか?
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73位鎌倉で畑の手伝いをして暮らす「はな」。器量よしで働きものの彼女の元に、良太と名乗る男が転がり込んできた。なんでも旅で掏摸にあったらしい。だが良太の料理は味わったことのないほど絶品だった──。次第に心を通わせる二人だったが、良太は突然姿を消してしまう。はなは、僅かな手掛かりをもとに、良太を探しに江戸に旅立つが……。二人の恋の行方を描く、感動のグルメ時代小説、全10巻。収録作品『はなの味ごよみ』『はなの味ごよみ 願かけ鍋 』『はなの味ごよみ にぎり雛』『はなの味ごよみ 夢見酒』『はなの味ごよみ 七夕そうめん』『はなの味ごよみ 心ちぎり』『はなの味ごよみ 勇気ひとつ』『はなの味ごよみ 涙の雪見汁』『はなの味ごよみ 蛍の約束』『はなの味ごよみ 花笑み結び』 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
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74位珊瑚海の大決戦! 山本五十六の苦悩、そして満身創痍の大和は…… 連合艦隊はハワイ奇襲に成功、ミッドウェー海戦でも勝利する。海軍への期待の高まりに陸軍首脳部はいらだちを強め、昭和17年7月、陸軍部隊が連合艦隊司令長官・山本五十六宅を包囲。政府・海軍・宮中は事前に情報を察知し、最悪の事態を避けることができた。日本はフィジー、サモアも支配下に収めて米豪遮断を図り、中国では日本陸軍が国民党に協力して共産党勢力を撃退。昭和18年6月の第二次ミッドウェー海戦でも新型空母を仕留め、米軍の侵攻を阻止する。しかし11月28日、米軍はガダルカナル島への上陸に成功。日米両艦隊は総力を結集して、最後の決戦に挑む! 帝国必勝の道を探る大型仮想戦史「大東亜大戦記」シリーズ、第5弾。完結編。 ●羅門祐人(らもん・ゆうと) 福岡県出身。血液型はO型。星座は山羊座。少林寺拳法三段。主な著書は『元祖羅門堂病院』『蒼き波濤』『独立愚連艦隊』『天軍戦国史』『列島大戦NEOジャパン』『超極級戦艦「八島」』など。 ●中岡潤一郎(なかおか・じゅんいちろう) 1968年生まれ。獨協大学経済学部修士課程修了後、テクニカルライターに。1996年『決戦!津軽海戦 鋼鉄の嵐 維新篇』で商業デビュー。以降、架空戦記、時代小説を中心に執筆。近作に『同心若さま流星剣』シリーズ、『浪人上様織田信長』シリーズ(いずれもコスミック時代小説文庫)がある。競馬好き。関東圏の競馬場、特に中山競馬場、船橋競馬場によく出向く。
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85位陸上自衛隊員・笠間慶一郎は宿敵・善住坊を倒した後、現代に帰還する。しかしそこは歴史が改変され、存亡の危機にさらされた別の日本だった。歴史修復のミッションを託された慶一郎は再びタイムスリップ、歴史に介入していくが、仲間が一人また一人と消されていく……。大人気『戦スナ』シリーズ、怒涛の最終章!
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86位その慈愛に、少女は聖き母を見た。 恩ある呉服太物所の女将を助けてほしい――。 つきまとう陰陽師。 明かされる秘密。 十三歳の娘の依頼に、市兵衛の剣が舞う! 真心と感涙の傑作時代小説 江戸のかくれ切支丹をほのめかす手紙を残して、三田の陰陽師うしな秋蔵が殺された。 一方、近くの岡場所で下女奉公するみつぐは、道で折檻されていたのを、呉服太物所の女将・婉に救われる。偶然にも婉の秘密を知ってしまったみつぐは、唐木市兵衛を頼る。 異変を察した市兵衛が独自に探索を進めると、秋蔵殺しの復讐に燃える陰陽師一派もまた、周囲を嗅ぎ回り……。
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87位総発行部数2500万部超! 坂本竜馬の奇蹟の生涯を壮大なスケールで描く、司馬文学の金字塔、全8巻(文春文庫)が合本に。 土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇蹟の生涯。司馬遼太郎の永遠のベストセラーが半世紀の時を経て、電子版で新たによみがえる! 第1巻/幼年時代から、江戸での剣術修業、奥手だった青年時代、人斬り以蔵、桂小五郎との出会いなどを描くシリーズ第1作。 第2巻/勤王・攘夷の勢力と、巻き返しを図る幕府との抗争は次第に激化してきた。土佐藩でクーデターを起し、勤王化して天下へ押し出そうとする武市半平太のやり方に限界を感じた竜馬はついに脱藩を決意する。 第3巻/浪人となった竜馬は、幕府の要職にある勝海舟と運命的な出会いをする。竜馬はどの勤王の志士ともちがう独自の道を歩き始める。「幕府を倒さねばならないのだ」と――。 第4巻/長州の没落、薩摩の保守化、土佐の勤王政権の瓦解。竜馬はついに一隻の軍艦を手に入れた。 第5巻/池田屋ノ変、蛤御門ノ変と血なまぐさい事件が続き、時勢は急速に緊迫するが、竜馬自身にも危機が訪れる。心血を注いだ神戸海軍塾が幕府の手で解散させられてしまったのだ。 第6巻/竜馬が動いた。慶応二年一月、幕府の厳重な監視下にある京で、密かに薩長の軍事同盟が成立する。維新への道は、この時大きく開かれた。 第7巻/同盟した薩摩と長州は着々と討幕の態勢を整えてゆく。そして竜馬は、思い切った奇手を思いついた。大政奉還――。 第8巻/慶応三年十月十三日、京は二条城の大広間で、十五代将軍徳川慶喜は大政を奉還すると表明した。ここに幕府の三百年近い政権は幕を閉じた。しかし竜馬はそれを見とどけることはなかった……。「竜馬がゆく」遂に完結!
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90位昭和20年8月15日、ついにポツダム宣言を受諾、日本の敗戦はきまった。武人たちは簡潔な遺書を残して自決し、天皇は「責任は私が負う」とマッカーサー元帥に告げた。そして「何世紀もの文明を抹殺する思想」で東京裁判が始まる……。滅私奉公に徹し祖国の不滅を信じて逝った人への鎮魂の巨編、完結!
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92位2009年夏の刊行開始から10年、この11巻をもって『[証言録]海軍反省会』は完結である。最終11巻には113回から131回までの録音が残された17回分を収録した。統帥権問題、特攻、5・15事件などの論議の後、丁度、「文藝春秋」が平成2年12月号に掲載した、「昭和天皇独白録」が話題を呼んだことから、反省会のメンバーも大いに興味を抱き、3回にわたってその真偽を含めた厳密な論議を展開している。また、巻末には、全巻の総目次を掲載した。残された400時間分にわたる録音の活字化は、多くの回に裏方として参加し、発言者の声を聞き分けられる唯一の人物である編者なくしては成らなかった。貴重な記録が残された記念すべき一冊である。
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93位日英独の支援を受けた東露軍はモスクワに迫り、休戦講和の成立とともにフルシチョフがロシア連邦政府大統領を辞任。ほぼ同時に北米アラスカ準州のアンカレッジでは、ロシア連邦亡命政権の樹立が宣言された。書記長に選出されたブレジネフは軍事施設を建設し、「ソビエト連邦復活」を執念深く計画する。帝国空軍に課せられた使命は、この根拠地兼秘密航空基地の位置を特定し、撃滅することである! 全16巻で構成(『大日本帝国欧州参戦』1~5→『大日本帝国欧州激戦』1~5→『大日本帝国最終決戦』1~6)された大長篇架空戦記小説。 ●高貫布士(たかぬき・のぶひと) 1956年生まれ。神奈川県出身。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代より軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出雄氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。出版社勤務を経て、軍事アナリスト兼作家として活躍。『図解・ドイツ装甲師団』『大日本帝国海兵隊戦記』シリーズなど、ノンフィクション、小説の著書多数。
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94位
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95位時空移動の力を駆使して、令和と昭和の日本を自在に行き来する鳴神武人。日本を理想の国家に変えるべく、現代の最新技術や軍事知識などを最大限に利用し、航空主体の新生日本軍を創り出すことに成功する。 未来の力による大幅な軍備増強が叶い、いまやアジアどころか世界でも有数の軍事力を保有する日本であったが、各国の思惑はときに鳴神の予想を超え、米国とソ連それぞれを相手どるという熾烈な世界大戦のうねりに巻き込まれていく。 戦争の長期化を嫌った日本は、敵国をはるかに凌駕する航空戦力を集結させ、昭和世界では常識外であった潜水艦の活用を武器に、米太平洋艦隊との最後の戦いに挑むのであった──! 大傑作時空戦記シミュレーション、波乱の最終巻!! この作品は2022年2月に電波社より刊行された『帝国時空大海戦(3)』を加筆訂正したものです。
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96位八歳で四書五経をそらんじ、十四歳で十三経に達した俊英でありながら、普段は傍若無人で傲岸不遜な近藤重蔵。五度にわたる蝦夷地巡見を終えた後は大坂弓奉行となって大塩平八郎の知己を得るなどするが、息子・富蔵ともどもの悪口乱行がたたり、ついに役なしの小普請入りとなる。 学識豊かな学者であり、あくなき探検家でもあった重蔵の、あまりにも意外なその後の道行きは。そして、生涯の宿敵となった女賊りよとの最後の対決は──。 ハードボイルドや警察小説で活躍していた著者が2000年に初めて挑んだ時代小説が、堂々たる代表作となった。「重蔵始末」シリーズ、ついに完結。
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97位
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99位当初、二百回ぐらいの約束で、新聞連載が開始されたが、作者の意気込み、読者・新聞社の熱望で、千余回の大作に発展した。一度スタートした構成を途中から変えることは至難だが、さすがは新聞小説の名手。ただし構成は幾変転しようと、巌流島の対決で終局を飾ることは、不動の構成であった。作者が結びの筆をおいたとき、十二貫の痩身は、十貫台に--。文字通り、鏤骨の名作。
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100位