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人間の力をもってしても変えられぬ宿命など、あってたまるものか――紫禁城に渦巻く権力への野望、憂国の熱き想いはついに臨界点を超えた。天下を覆さんとする策謀が、春児を、文秀を、そして中華4億の命すべてを翻弄する。この道の行方を知るものは、天命のみしるし“龍玉”のみ。感動巨編ここに完結!
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Posted by ブクログ
あっという間に読み終えてしまった。李鴻章がかっこよかった。ついには毛沢東まで登場するという。蒼穹の昴は終了だけど、シリーズとしてまだまだあるので、引き続き読み進めて行きたい。
この本に出会ってからかなりの年月が流れています 辛い時に何度も読み返して、思い切り泣いてスッキリています。 春児や文秀の激動の時代に相対する立場にありながら精一杯生き抜く姿に涙が止まりませんでした
中国・清、西太后と皇帝をめぐる戊戌の政変の頃のお話。 科挙とか、宦官とか、政争とか、いろいろと恐ろしい。 時代が近いだけに実感が伴って感じられます。 中国の歴史の小説によく出てくる「天命」というものについても考えさせられました。 一人一人の運命、天命があわさって歴史が作られていくどうしようもない大...続きを読むきさに心動かされるお話でした。 でも、やっぱり 「運命なんて頑張りゃいくらだって変えられるんだ。」 ですよね。 優しい心、自分のことより本当に世の中を良くしたいという心が報われる世界であって欲しいな。
風前の灯の清王朝クライマックス! 登場人物達の運命に驚いたり怒ったり悲しんだりと感情がジェットコースターだった。 続編の[珍妃の井戸]へ!
読み終えました。 達成感ありますね。 特に最後は、ハラハラドキドキ。 通勤中、電車の中で読んだので危うく乗り過ごすところでした。 浅田先生の中国シリーズ、全部読みます!
4冊のうちこのお話が1番面白かった!シリーズ読んでみて、今まで全く知らなかった中国の歴史に興味を持ちました。架空の人物も多いけど、実際にいた人たちもいて調べてみると面白い。 特にタンストンと玲玲のとこは泣けた。でも玲玲って文秀のこと好きなのかと思う描写もあって、タンストンなんだか可哀想だった。だけ...続きを読むどそれでも最後まで愛し抜いたタンストンはかっこよかった。男の中の男だ! あと文秀達の脱出劇も面白かった。作戦が素晴らしいけど、バレるんじゃないかとどきどきした! 毛沢東が出てきたり、ついに春児が偉くなったり、歴史が大きく動いたりとこれからまた面白くなりそうな予感。義母からシリーズたくさんお借りしてるのでゆっくり読んでいこう。
それぞれの結末。散った仲間もいれば、未来へ命を繋いだ者たちも… 4巻通して大変面白くわかかりやすかった。政治的な話も、日本の記者を視点に話が展開したため読みやすい。最後の春児、玲玲、文秀の迎えるエンディングは感動的。一見無関係と思われる郎世寧がそう関わるかあ、と素晴らしい構成にうなされっぱなし。
蒼穹の昴 個人的には「赤猫異聞」以来の浅田次郎さんの歴史小説。文庫本4巻の大長編小説ですが、とても面白く読めました。 舞台は清朝末期。貧家の子、糞拾いによって生計を立てていた李春児は宦官となって西太后の下に出仕します。一方、春児の義兄で同郷の梁文秀(史了)は、光緒12年の科挙を首席で合格し九品官...続きを読む人法の官僚となります。本作は、この2人を主人公に、政治の実権を握っている西太后を戴く后党(保守派)と、西太后を引退させて皇帝(光緒帝)の親政を実現しようとする帝党(革新派=変法派)の激しい対立を描きます。 この小説の読みどころは 1)魅力ある登場人物 主人公の2人はもちろん、魅力的な人物が登場します。 筆頭は西太后。悪女というイメージを残しつつ、国を守るという責務に苦しむ女性の姿が描かれています。実在した他の人物では、李鴻章、光緒帝、栄禄、李蓮英、康有為、譚嗣同、柴五郎、郎世寧などが筆者独自の解釈で描かれていますが、それぞれの人物像がストーリー展開にすっぽりとはまり、彼らの歴史の中での役割が生きてきます。 架空の人物では新聞記者の岡とバートン、星占い師の白太太、刀子匠の畢五、春児の妹の玲玲、かっての京劇の名優である黒牡丹などなど。清末の中で生きている人々を代表して描かれ、どういう人物が歴史を動かしてきたのかが俯瞰できたと思いました。 2)清末時の中国の描写 印象的だったのは科挙の過酷さ、宦官という人生の壮絶さ。北京の胡同の様子。保守派と変法派の対立を見守る各国のジャーナリストの奮闘。まさに「見てきたような嘘」が展開され、その場に居合わせた人物によるノンフィクションを読んでいるような気分にもなります。 3)先の読めないストーリー展開 本書は歴史小説であり、結末は事実として、われわれは既に知っています。それでも、実在した人物でさえ、この小説の中では史実のギリギリの中で躍動しています。 小説はクリフハンガー的なところで終わります。これは続編「珍妃の井戸」を読まざるをえません。
浅田次郎が全身全霊をかけた大作。登場人物の名前が複数あるので、分かりにくいところもあったが、西太后や李鴻章、伊藤博文等、歴史上の人物と主人公達(創作)の人間模様が素晴らしい。心を揺さぶる浅田ワールドと、歴史小説を両方楽しめる作品。テレビドラマも見てみたいな!
科挙と宦官 天与の境遇を持つ者が為すべきは民への施しではなかった。 1300年の歴史の中で高度に形式化・洗練された能力主義の仕組みのもと生まれた改革の進士は、それに気づくのが遅すぎた、という話。 西太后に龍袍を着せ化粧をすることで悪魔に仕立て上げる春児、哀しい。 春児のように強く、少荃のように真っ...続きを読む直ぐ、ケイのように勇ましくありたいと思った。 中国シリーズはまだまだあるようなので読み進めたい。
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