塞王の楯 上

歴史・時代 15位

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塞王の楯 上

814円 (税込)

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時は戦国。炎に包まれた一乗谷で、幼き匡介は家族を喪い、運命の師と出逢う。石垣職人“穴太衆”の頂点に君臨する塞王・飛田源斎。彼のように鉄壁の石垣を造れたら、いつか世の戦は途絶える。匡介はそう信じて、石工として腕を磨く。一方、鉄砲職人“国友衆”の若き鬼才・国友彦九郎は、誰もが恐れる脅威の鉄砲で戦なき世を目指す。相反する二つの信念の持ち主同士に対決の時が迫る! 「最強の楯」と「至高の矛」の対決を描く、究極のエンタメ戦国小説!! 第166回直木賞受賞作品、上巻。

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塞王の楯 上 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    "石垣を積む技とは、突き詰めれば人を守る技。さらに飛躍させれば泰平を築く技だと、かつて源斎が言っていた。長い泰平が訪れればその技を振るう機会も失われる。つまり穴太衆の職人とは、
    自らがいらない世を、自らの手で築こうとする。
    という矛楯した存在であるともいえる。"

    最強の城を作る

    0
    2025年01月15日

    Posted by ブクログ

    直木賞文庫化。別のシリーズを読破中だったけど、旅行先に持参するのを忘れてしまい、急遽こちらを現地調達。宿泊先の温泉などで読み耽った。凡そ1週間で読み切った。冒頭の迫力で引き込まれて、そのた、合戦シーンの迫力に魅せられた。大名夫妻のエピソードも魅力的だった。さぁ下巻に進もう。

    0
    2025年01月05日

    Posted by ブクログ

    上下巻通して、
    人物像や時代背景や状況が、
    生き生きと描かれており
    久しぶりに読み応えがある作品。
    時代小説が好きな方なら、
    絶対に読んで損しない。

    0
    2024年12月30日

    匿名

    購入済み

    一乗谷の戦で両親と妹を失った匡介は、石垣職人の穴太衆飛田屋源斎に拾われ、石積みを中心に石垣造りを学ぶ。
    長じて匡介は、大津城の空堀を水で満たす快挙を成し遂げ、大津城主京極高次と妻お初の信を得る。
    匡介の望みは、強靭な石垣という「楯」によって、戦のない世を造ること。

    それに対して、鉄砲鍛冶職人の国友

    #癒やされる

    0
    2024年11月15日

    Posted by ブクログ

    序/石工の都/懸/矛盾の業/湖上の城/泰平揺る

    匡介は炎に包まれた一乗谷で家族を喪った
    その時出会ったのは飛田源斎
    城や土地のために石を積む穴太衆の棟梁は
    匡介の面倒を見る

    戦国の世に積む 城の石垣 彼らの目指すものは……

    0
    2024年09月23日

    Posted by ブクログ

    今村氏の作品を初めて読んだが、スルスルと入ってくる感じが心地よい。
    石の声とは、少し突飛な氣もするが、石の目を見分けるのが優秀な職人の証左であるなら、その上を行く人の才の表現としての声かぁ〜とはなっている。
    下巻に期待。

    0
    2024年08月27日

    Posted by ブクログ

    感想は下巻にて✐☡

    ✎︎____________

    お前が死ねば、家族を知る者はこの世にいなくなる。それでよいのか。それこそ真に死ぬということではないか。家族の誰がお前に共に死んで欲しいと望んでいる(p.23)

    人が何と言おうが、破られないものが最上。人の命を守るものが醜いはずはないだろう(p.

    0
    2024年08月22日

    Posted by ブクログ

     戦国時代、戦の世を終わらせることを願う石垣職人と鉄砲職人の運命の対決が描かれる。

     戦国時代を武将の立場からではなく、職人の視点から描かれているところがとても新鮮で、この物語に惹き込まれました。

     共に同じ理想を掲げながらも、相反する手段を信じて闘う男たちの姿に胸が熱くなりました。

     そして

    0
    2024年08月06日

    Posted by ブクログ

    上巻終了。熱い作品ですね。みんなが知っている時代の物語を石工という新鮮な視点で描く時点でもう面白いのですが、この作者の熱さが伝わってきて下巻楽しみです。

    0
    2024年07月13日

    Posted by ブクログ

    戦国時代の石垣職人の話で、石垣を組む技術や城の構造など所々説明的にならざるを得ないにも関わらず、気づけば物語に没頭していてさすがだなと思いました。
    どうしても主人公に肩入れしがちですが、相反する鉄砲職人の考え方にも頷ける部分があり。最終的にどうなるのか……引き続き下巻も楽しみたいと思います。

    0
    2025年01月04日

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