火喰鳥――羽州ぼろ鳶組

火喰鳥――羽州ぼろ鳶組

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作品内容

かつて、江戸随一と呼ばれた武家火消がいた。その名は、松永源吾。別名、「火喰鳥」――。しかし、五年前の火事が原因で、今は妻の深雪と貧乏浪人暮らし。そんな彼の元に出羽新庄藩から突然仕官の誘いが。壊滅した藩の火消組織を再建してほしいという。「ぼろ鳶」と揶揄される火消たちを率い、源吾は昔の輝きを取り戻すことができるのか。興奮必至、迫力の時代小説。

火喰鳥――羽州ぼろ鳶組 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年08月13日

    今村翔吾さんの作品は、映画を観てるような感覚に陥ります。情景が浮かんできて、自分がその場にいるような感覚になります。

    熱い話でした。
    人々の熱い想いに感動しました。
    主人公は、完全無欠ではなく、苦悩や葛藤を乗り越えてヒーローになります。

    時代小説は読まず嫌いですが、そんな私でもすんなり読めました...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年07月27日

    久々の時代小説。
    軽いものばかり読んでいたわたしには初め少し、読み方調整が必要になってしまいましたが、最後は電車の中で泣いてしまいました。
    しばらくはこのシリーズにゾッコンかもしれません。

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    Posted by ブクログ 2023年05月24日

    江戸中期、火事が頻発する街を守る火消しの棟梁。ただ、ある事件が元で引退、引きこもった生活を送っていたところに思わぬ再登板の依頼が舞い込む。引くに引けない事情でやむなく取り組むが、お金も人材もなく、心無い中傷や因縁の相手との確執もあり、苦労の連続。徐々に理解者も増え、過去のトラウマも多少克服していく、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月17日

    一度はクビを切られた火消ししかできない男が、流れて羽州新庄藩に請われて、武家火消として組を立て直す。個性あふれる男を仲間にしながら、火消装束も整えられず、ぼろ鳶と言われつつ、人の命を救っていく。
    仲間を見つけていく話に八犬伝を思い起こした。
    町火消しか知らなかった私に、江戸の多層な火消組織とその活躍...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年01月28日

    痛快!熱い物語でやんす!江戸っ子でい!って感じ。わたしは好き。面白かったーー
    心配性なので、火消し、火付け、江戸の大火といった言葉が頻発する話は、夢に出てきそうで、敬遠して読まずにいたことを後悔。

    では次!夜哭烏、かもーーーーん♪

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    Posted by ブクログ 2023年01月05日

     羽州ぼろ鳶組シリーズの第1巻。青春アドベンチャーから入ったのですが、これ、面白いですね。
     ジャンルとしては、歴史小説なんだと思いますが、ミステリの要素もあり。歴史の史実や有名人も出てきたりで、歴史好きの琴線にも触れるつくり。
     展開は、復帰、立て直し、仲間探しと、王道ではありますが、いつの間にか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年10月23日

    初めての時代小説。

    もともと時代劇などを見るのが好きだったのもあり、かなり没入しました!

    ぼろ鳶組の人達が、火消しをしながらどんどんと成長していく流れがとても面白かった。
    少しずつ、町民達からも支持されてどんどんと活躍していく姿が本当に格好良かった!
    一人一人の登場人物のキャラも好きです。

    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年10月09日

    おもしろかった♪
    胸が熱くなったり、温かくなったり、締め付けられたり...
    みんなの違った個性がひとつの大きな力となり、江戸の町を火事から守る。
    男気溢れるぼろ鳶組。涙も笑いも愛もたくさん詰まった作品でした。

    描写が細かく丁寧で、時代小説が苦手な方も読みやすいと思います(*´-`)

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    Posted by ブクログ 2022年09月11日

    シリーズとして長いからどうしようかなと思いながら手にとったら、はまってどんどん読んでしまった。渋川晴海も鬼の平蔵も田沼意次もでてくる。時代小説にわくわくしたのは初めてかも。江戸っ子最高。わたしもてやんでえ!って言いたい。

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    Posted by ブクログ 2022年09月08日

    塞王の楯から始まった今村翔吾さんの著書あさり。
    ぼろ鳶組シリーズは読み出したら抜け出せないだろうなと、あえて手にとってこなかった。
    後れ馳せながら読んでみると、やはりのめり込む面白さ。
    これがデビュー作とは恐れ入ります。
    渋川春海が出てくるのが印象的。冲方丁さんの「天地明察」の世界と重なって厚みが増...続きを読む

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羽州ぼろ鳶組 のシリーズ作品 1~11巻配信中

※予約作品はカートに入りません

1~11件目 / 11件
  • 火喰鳥――羽州ぼろ鳶組
    かつて、江戸随一と呼ばれた武家火消がいた。その名は、松永源吾。別名、「火喰鳥」――。しかし、五年前の火事が原因で、今は妻の深雪と貧乏浪人暮らし。そんな彼の元に出羽新庄藩から突然仕官の誘いが。壊滅した藩の火消組織を再建してほしいという。「ぼろ鳶」と揶揄される火消たちを率い、源吾は昔の輝きを取り戻すことができるのか。興奮必至、迫力の時代小説。
  • 夜哭烏――羽州ぼろ鳶組
    「八咫烏」の異名を取り、江戸一番の火消加賀鳶を率いる大音勘九郎を非道な罠が襲う。身内を攫い、出動を妨害、被害の拡大を狙う何者かに標的にされたのだ。家族を諦めようとする勘九郎に対し、「火喰鳥」松永源吾率いる羽州「ぼろ鳶」組は、大音一家を救い、卑劣な敵を止めるため、果敢に出張るが……。業火を前に命を張った男たちの団結。手に汗握る傑作時代小説。
  • 九紋龍――羽州ぼろ鳶組
    火事を起こし、その隙に皆殺しの押し込みを働く盗賊・千羽一家が江戸に入った。その報を受けた新庄藩火消・通称“ぼろ鳶”組頭・松永源吾は火付けを止めるべく奔走する。だが藩主の親戚・戸沢正親が現れ、火消の削減を宣言。一方現場では九頭の龍を躰に刻み、町火消最強と恐れられる「に組」頭“九紋龍”が乱入、大混乱に陥っていた。絶対的な危機に、ぼろ鳶組の命運は!?
  • 鬼煙管――羽州ぼろ鳶組
    「人も同じ、身分は違えども煙草の銘柄ほどのもの」煙管の吸い口を見つめ、平蔵は人の儚き生を思い、正義と悪との境を憂えていた――。京都西町奉行長谷川平蔵は、火を用いた奇っ怪な連続殺人を止めるため、最も頼りにする江戸の火消、松永源吾を京に呼ぶ。源吾は平蔵の息子・銕三郎と真相に迫るが、やがて銕三郎が暴走し――。勇壮な男たちが京の街を駆け抜ける!
  • 菩薩花――羽州ぼろ鳶組
    番付のためか――。火消番付への関心は高く、お家の評判にも繋がる。その噂が人々の口に上りだす頃、ぼろ鳶組松永源吾は、無謀にも他の火消から手柄を奪おうと闘う仁正寺藩火消柊与市の姿を目にする。 そんな折、火消による付け火を疑う読売書きが姿を消し……。 真相を追う源吾らの前に現れたのは、火難の遺児を救い育て、「菩薩」と崇められる定火消進藤内記だった。 諦めの悪い火消が炙り出した、不審な付け火と人攫いの真相とは?
  • 夢胡蝶――羽州ぼろ鳶組
    花魁・花菊は死を希った。吉原の大見世で最高位の花魁となるも、やはりここは苦界でしかない。父母と彼岸での再会を望み、燃え盛る妓楼に身を置いた。だが、紅蓮の炎に飛び込んできた男がいた。花菊は業火の中、ぼろ鳶組纏番・彦弥と運命の出会いをする――。連続する火付け、下手人と思しき者の殺害、黒幕が? 新庄藩火消頭・松永源吾が情念渦巻く吉原で謎に挑む。
  • 狐花火――羽州ぼろ鳶組
    水では消えない火、噴き出す炎、自然発火…… 悪夢、再び!  江戸の火消たちは団結し、すべてを奪う火龍に挑む! 天才花火師と謳われるも、愛娘を花火の事故で喪い、妻も世を儚み命を絶つ――。明和の大火の下手人秀助は、事故の原因たる怠惰な火消に復讐を誓い、江戸を焼いた。 新庄藩火消頭松永源吾と対決の末捕えられ、火刑となったはずだが、朱土竜、瓦斯と、秀助と思しき火付けが今再び起きる!  秀助は生きているのか? その狙いは? 江戸の火消が結集し、猛り狂う炎に挑む。 「羽州ぼろ鳶組」シリーズ第七巻!
  • 玉麒麟――羽州ぼろ鳶組
    侍火消にして府下十傑に数えられる鳥越新之助。新庄の麒麟児と謳われた“ぼろ鳶組”頭取並は、闇に堕ちたのか? 豪商一家惨殺及び火付けの下手人として手配された新之助は、一家の娘を人質に逃走を続け、火盗改、江戸の全火消の包囲を次々と打ち破っていく。一方、幕府の命で動きを封じられたぼろ鳶組頭取松永源吾は、仲間のため、己のため、決意を胸に立ち上がる。書下ろし長編時代小説!
  • 双風神――羽州ぼろ鳶組
    京の淀藩常火消・野条弾馬は、己が目を疑った。大火の折に生まれ激甚な災禍をもたらす炎の旋風“緋鼬”が大坂の町を蹂躙していた。続発する緋鼬に、それを操る何者かの影を見た弾馬は、新庄藩火消頭取・松永源吾に協力を頼む。源吾は、天文学者でもある風読みの加持星十郎らを連れ大坂へ。しかし、ぼろ鳶組は、炎の怪物を眼前にすると大きな挫折を味わうことに……。長編時代小説、書下ろし。
  • 襲大鳳(上)――羽州ぼろ鳶組
    大気を打ち震わす轟音が、徳川御三家尾張藩屋敷に響く。駆け付けた新人火消の慎太郎が見たのは、天を焼く火柱。家屋は爆ぜたと聞き、慎太郎は残された者を救わんと紅く舞い踊る炎に飛び込んだ――。新庄藩火消頭松永源吾は、尾張藩を襲った爆発を知り、父を喪った大火を思い出して屈託を抱く。その予感は的中。源吾の前に現れたのは、十八年前の悪夢と炎の嵐だった。
  • 襲大鳳(下)――羽州ぼろ鳶組
    強く澄んだ眼差しは、火消のそれだった――。新庄藩火消頭“火喰鳥”松永源吾は、尾張藩中屋敷を襲う猛火の中、もう一人の鳳と邂逅を果たす。火事が特定の人物を狙った謀殺と看破した源吾だったが、背後には巨悪の影がちらつく。ぼろ鳶組の面々、同期の火消たち、そして妻深雪と子平志郎との絆が、源吾を一個の火消たらしめる。技を、想いを、火消の意志を繋げ!

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