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歴史・時代 8位
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かつて、江戸随一と呼ばれた武家火消がいた。その名は、松永源吾。別名、「火喰鳥」――。しかし、五年前の火事が原因で、今は妻の深雪と貧乏浪人暮らし。そんな彼の元に出羽新庄藩から突然仕官の誘いが。壊滅した藩の火消組織を再建してほしいという。「ぼろ鳶」と揶揄される火消たちを率い、源吾は昔の輝きを取り戻すことができるのか。興奮必至、迫力の時代小説。
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Posted by ブクログ
今村翔吾デビュー作、面白すぎる。(途中インフルに罹患して止まってしまったが、、)ページを捲る手が止まらなかった。何と言っても、登場人物みんなが魅力的で、特に源吾の妻・深雪最高だった。前半のメインストーリーはぼろ鳶組の仲間集めで、麦わらの一味が仲間になる話と同等レベルで面白かったし、後半のvs狐火は緊...続きを読む迫したシーンが堪らなく、終始面白い作品だった。続編沢山ある様なのでどんどん読んでいきたいと思う。
読み終わってから知ったのだが、これがデビュー作⁉︎完成されすぎでしょ…と引いてしまうくらい、エンタメとしての満足感が高い。 ある理由から天職だった火消しを辞めて燻っていた主人公が、少ない予算の中、火消メンバーを集めてチームを再建するというあらすじ。 これだけ聞くと池井戸潤作品かな?(偏ったイメージ...続きを読むですみません)と思うかもしれないが、舞台は江戸。 宵越しの金は持たず、焼ける前に使えと言われるほど火事が多かったそうで、源吾たち「ぼろ鳶衆」はそんな江戸の街を火の魔の手から守るために奔走する。 普段時代小説はあまり読まないのだが、前述した通り、盛り上がりが約束されているような王道ストーリーで、かつ一瞬登場するだけの町人ですら活き活きとしており、すらすらページが進む。 (「お互いまた臍繰りを貯めましょうね」は粋な返しすぎるよ奥さん) 魅力的な人物ばかりだが、源吾の妻・深雪さんが芯の通った女性で最後まで頼もしかった。 この時代にはまだ一般的に馴染みのない化学的な現象が真相に近付くヒントになったり、連続放火魔を追うストーリーラインも読み応えがあった。 とどのつまりは、難しいところは一切なく面白いよ‼︎ってことです。
かつて江戸随一と呼ばれた武家火消、松永源吾。別名、「火喰鳥」のもとにひとり、またひとりとクセ者が集ってくる展開が熱かった。江戸火消アベンジャーズ。日本は昔から災害大国で 地震や火事などに何度も見舞われてきた、でもその時々で諦めずに日常を取り戻す戦いをした人達が居たからこそ今があるんだなとぼろ鳶組の活...続きを読む躍を追いながら気づかされる。今村先生は"人の力”を信じているのだなと思った。
江戸の火消しの物語り シリーズ一巻にあたる本作は落ちた頭の源吾をはじめとして、仲間が集まってくる様子が描かれている 仲間集めってワクワクしますよね そしてメインストリートの火付けを最後追い詰めるのですが… ワクワクや勢いのある火消しの場面、そして切ないラスト、世界観にどっぷりとハマりました!
これも何回読んでも面白い。 舞台は江戸時代明和、花のお江戸。人がひしめくこの都市では、頻繁に火事が起こる。その火事に対抗するのが、物語の主役「火消」だ。 この火消、今までは「暴れん坊将軍」で北島三郎さんが演じた町火消しかイメージなかったけど、大名や旗本などの武士にも火消がいて、元々はこちらが先だっ...続きを読むた、ということをこの本で知った。 明和は、暴れん坊将軍の吉宗公の時代から下がって、田沼意次卿の治世だ。 主人公は、その武家火消。 過去の失態により浪人していた元火消、松永源吾が、ある大名家の火消頭取に取り立てられて、数々の苦難を乗り越えながら活躍する物語である。 これが実に熱い! 出てくる仲間がみんなキャラが立っていて、とにかくかっこいい!特に奥さんの深雪さんが素敵なのだ!チャキチャキ江戸っ子の雰囲気からなのか、どいつもこいつも格好つけてて、セリフもいちいち極まっていて、クァ〜って言いながら手のひらの親指の付け根で鼻を擦りたくなる。お江戸の雰囲気に乗ってか、お話の疾走感も爽快。 武士のみなさんもまた良くて、その覚悟の決め方や、熱い想いに、武士の強さというものを見直せた。 源吾が士官したのと前後して、江戸では狐火という連続火付けが猛威を振るう。源吾は頻発する火事から江戸の街を救うために立ち向かうが…! 鬼平の親父さんや田沼卿も出てきて、歴史と重なったり、源吾たちがスーパーな活躍をしたりと、これは歴史ファンタジーと言うんじゃないかと思う。FF好きな自分にはたまらないw これも実写ドラマ化して欲しい!ぜひ! 今も昔も火事はとても怖い災害。江戸時代の道具で立ち向かう危険は想像以上だと思うが、当時の火消の矜持を存分に味わえる逸品だと思う。
2025年の1月から8月上旬までに東京都内で発生した火災は3,034件。2024年1年間では4,518件ったので、少し増加傾向にあるようだ。また、ここ最近で増加傾向にあるのがモバイルバッテリーや電動キックボード、ノートPCのバッテリーから出火するケース。先日もモバイルバッテリーの発火でJR山手線が一...続きを読む時運休になるという事件があったが、今までのように「ガスレンジやたばこの火に気をつけよう」ということでは防火対策としては若干不足しているということだろう。 東京消防庁が火災で1年間に出動する回数は約4,500件。1日あたり12件前後の計算になるので、2時間に一件の火災が発生している計算だ。東京消防庁は世界的にも規模の大きい消防組織だが、日頃から高層ビルでの脱出訓練や実際に火を使った消火訓練、化学防護服での特殊対応訓練や地震・津波など大規模災害時のシミュレーションを行うなど、火災対応のプロとしての訓練が日夜行われている。 時代を遡って、江戸時代の消火組織と言えば「火消し」。火消し鳶(とび)と呼ばれる面々が防火・消火活動に当たっていたが、「家事と喧嘩は江戸の花」と呼ばれるほど多くの火災が発生していたので、火消しに対する期待はかなり大きかったのだろうと思われる。 今村翔吾さんが書かれた「火喰鳥――羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)」は、そんな江戸時代の火消しが主人公となっている物語だ。 ------------------------------------------ かつて、江戸随一と呼ばれた武家火消がいた。その名は、松永源吾。別名、「火喰鳥」。しかし、五年前の火事が原因で、今は妻の深雪と貧乏浪人暮らし。そんな彼の元に出羽新庄藩から突然仕官の誘いが。壊滅した藩の火消組織を再建してほしいという。「ぼろ鳶」と揶揄される火消たちを率い、源吾は昔の輝きを取り戻すことができるのか。 ------------------------------------------ 炎を喰いつくすように消火することから主人公の源吾につけられた別名だが、火災が多かった江戸時代だからこそ炎をものともせず立ち向かっていく火消したちは無くてはならない存在だったことが窺える。現在13巻まで出されているが、どの巻も一冊ごとに一話完結という構成になっていて、単に火災に関することが書かれているだけではなく、火災を題材としたミステリーになっている。時代小説でありミステリー小説でもあるこの物語を読んで、火災に立ち向かっていく勇敢な火消しの姿に元気をもらえる心の栄養剤のような物語でもあった。
凄く良いシリーズものの一巻目だった。 しっかりキャラのたった人達が、1人ずつ仲間に加わってくるワクワク感。そして、それぞれが力を発揮できる場所があって、敵(火)をやっつける。 ワンピースの公式非公認のYouTubeで今村さんがワンピースファンかも?って話が出てたのが納得!って感じにワンピースだった。...続きを読む 奥様が一番好きかも。 早く次読みたい!
とっても面白かったです。疲れていても今村翔吾さんを読むと頑張ろうと思えるのがすごい。人情味溢れる登場人物がとてもよかった。江戸時代の火消しのシーンはドラマで垣間見るけれど詳しく知らなくて、この本でどうやって火災に立ち向っていたのかを思い描くことができて勉強になりました!1人の死人も出さないで民衆を火...続きを読むから守るボロ蔦組の心意気に胸が熱くなりました!
かつて武家火消の頭領として活躍し、『火喰鳥』の異名を冠した松永源吾。 ある火事をきっかけに火消を引退し、二度と戻らぬと決めていたが、新庄藩主の命により再度火消頭領として腕を振うことになる。 初めこそまとまりが無く、青瓢箪揃いの『ぼろ鳶』であったが、壊し屋の寅次郎・纏の彦弥・風読みの星十郎・どこか惚け...続きを読むた頭取並の新之助と信頼できる仲間を集い、数々の現場を乗り越え町人に愛される火消組へと復興していく。 主要人物たちの葛藤、『狐火』と呼ばれる謎の火付け集団、断片的な情報で変化する町人からの評価、政権争い、源吾の妻・深雪とのすれ違いと絆。 古典的なストーリー展開だったけれど兎に角熱く、グッとくる台詞が多く、あっという間に読み終わった。 今作が著者のデビュー作との事で、他作品も是非読んでみたい。
ボロ鳶とバカにされながらも命をかけて火消しをする姿最高だった。 偶然にも最近読んだ天地明察に出てきた人物に再会して感動。 新之助の二つ名には思わず笑ってしまったが、いい意味で似合っていた。
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