くらまし屋稼業

くらまし屋稼業

704円 (税込)

3pt

万次と喜八は、浅草界隈を牛耳っている香具師・丑蔵の子分。親分の信頼も篤いふたりが、理由あって、やくざ稼業から足抜けをすべく、集金した銭を持って江戸から逃げることに。だが、丑蔵が放った刺客たちに追い詰められ、ふたりは高輪の大親分・禄兵衛の元に決死の思いで逃げ込んだ。禄兵衛は、銭さえ払えば必ず逃がしてくれる男を紹介すると言うが──涙あり、笑いあり、手に汗を握るシーンあり、大きく深い感動ありのノンストップエンターテインメント時代小説、ここに開幕!(解説 吉田伸子)

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くらまし屋稼業 のシリーズ作品

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  • くらまし屋稼業
    704円 (税込)
    万次と喜八は、浅草界隈を牛耳っている香具師・丑蔵の子分。親分の信頼も篤いふたりが、理由あって、やくざ稼業から足抜けをすべく、集金した銭を持って江戸から逃げることに。だが、丑蔵が放った刺客たちに追い詰められ、ふたりは高輪の大親分・禄兵衛の元に決死の思いで逃げ込んだ。禄兵衛は、銭さえ払えば必ず逃がしてくれる男を紹介すると言うが──涙あり、笑いあり、手に汗を握るシーンあり、大きく深い感動ありのノンストップエンターテインメント時代小説、ここに開幕!(解説 吉田伸子)
  • 春はまだか くらまし屋稼業
    704円 (税込)
    日本橋「菖蒲屋」に奉公しているお春は、お店の土蔵にひとり閉じ込められていた。武州多摩にいる重篤の母に一目会いたいとお店を飛び出したのだが、飯田町で男たちに捕まり、連れ戻されたのだ。逃げている途中で風太という飛脚に出会い、追手に捕まる前に「田安稲荷」に、この紙を埋めれば必ず逃がしてくれる、と告げられるが……ニューヒーロー・くらまし屋が依頼人のために命を懸ける、疾風怒濤のエンターテインメント時代小説、第二弾!
  • 夏の戻り船 くらまし屋稼業
    704円 (税込)
    「皐月十五日に、船で陸奥に晦ましていただきたい」──かつて採薬使の役目に就いていた阿部将翁は、幕府の監視下に置かれていた。しかし、己の余命が僅かだと悟っている彼には、最後にどうしても果たしたい遠い日の約束があった。平九郎に仕事を依頼した将翁だが、幕府の隠し薬園がある高尾山へ秘密裏に連れて行かれる。山に集結した薬園奉行、道中奉行、御庭番、謎の者……平九郎たち「くらまし屋」は、将翁の切なる想いを叶えられるのか!?続々重版中の大人気時代エンターテインメント、堂々のシリーズ第三弾。
  • 秋暮の五人 くらまし屋稼業
    704円 (税込)
    八朔の日、亥の刻。芝湊町の土蔵に、見知らぬ者の文で呼び出された男たちが、密かに集まってきた。骨董商の仁吉、役者の銀蔵、寄木細工職人の和太郎、浪人の右近、板前の壱助。文の差出人は果たして誰なのか?五人が呼び出された真の理由とは?一方、虚の一味、初谷男吏と榊惣一郎は仕事をしくじり、高尾山から江戸市中に戻ってきた。めくるめく展開に一瞬も目が離せない。まさかのラストに、驚愕すること間違いなし。最強の決闘あり、ミステリーあり、人情あり……無敵のエンターテインメント時代小説、熱望の書き下ろし第四弾。
  • 冬晴れの花嫁 くらまし屋稼業
    726円 (税込)
    「一日だけ、儂を晦まして欲しい」――飴売りの仕事を終え、日本橋の波積屋で鮃の昆布締めと肝を肴に一杯やっていた平九郎の元に、口入れ屋の坊次郎が訪ねてきた。幕府御庭番の曽和一鉄という男が、くらまし屋に仕事を依頼したいと話を持ちこんできたという。なんと依頼主は、老中松平武元――。虚、御庭番、道中奉行……次々とすご腕の遣い手が現れる中、くらまし屋は、殿さまの命をかけた想いをかなえることができるのか!?続々重版の大人気シリーズ第五弾、益々絶好調。
  • 花唄の頃へ くらまし屋稼業
    726円 (税込)
    三郎太、蘭次郎、幸四郎、林右衛門の四人は大旗本の次男、いわゆる部屋住みの身分で、半分無頼の悪仲間であった。ある晩、酒場で盛り上がった帰り道、三郎太が何者かに腹部を深々と刺され、首を掻き切られて殺された。彼は、一刀流の皆伝で剣の達人。いったい誰が、何の目的で!? 自らも狙われるかもしれないと怯えた蘭次郎たちは、各々身を守るために、裏の道を頼るが……。裏稼業の必殺仕事人たちが、己の掟に従い、命を賭けて戦う。続々重版の大人気シリーズ、熱望の第六弾。
  • 立つ鳥の舞 くらまし屋稼業
    748円 (税込)
    「葉月十二日、巳の刻。湯島天神内宮地芝居の舞台に、瀬川菊之丞を連れてきて欲しいのです」――濱村屋の年若い主人・吉次からこう切り出された平九郎は、驚きのあまり絶句した。希代の女形であった菊之丞は、吉次の義父で、五年前すでに亡くなっていた。そして実は、吉次は赤也の義弟であったのだ……。赤也の隠されたもうひとつの人生に渦まく陰謀。平九郎たちが仲間のため命を賭して闘う天下無敵の時代エンターテインメント。三十万部突破の書き下ろし大人気シリーズ、第七弾。
  • 風待ちの四傑 くらまし屋稼業
    880円 (税込)
    霙ふる師走のころ、夜討ちの陣吾と呼ばれ、裏の世界で畏れられている男が、平九郎の露店にやって来た。呉服問屋の大店「越後屋」に勤める比奈という女性を晦まして欲しいという。一方、極寒の「夢の国」に送られた「虚」の一員・惣一郎は、敵の襲来を待ちわびていた──。江戸と「夢の国」で繰り広げられる平九郎・迅十郎・惣一郎、そして今一人……、暗黒街の凄腕たちの人智を超えた超弩級の戦い。興奮と感動必至。直木賞作家の本領、天下無敵の大人気エンターテインメントシリーズ。

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くらまし屋稼業 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年06月08日

    めちゃくちゃ好き!
    登場人物が魅力的で、スピード感あり、かっこいい!
    かなり好みでこのシリーズ大切に読み進めたいと思います。
    今村翔吾さん、読み漁りたいです。

    0

    Posted by ブクログ 2022年02月19日

    必殺仕事人のようであり、キャラが際立っている時代劇ヒーロー小説。それでいて古臭さは微塵も感じさせない。

    続編に期待高めるラストも良い。

    0
    購入済み

    面白いシリーズを見つけました

    2020年05月26日

    何か、面白い本はないかな?
    と探していた所、新聞に紹介文が掲載されていました。機会をみて、購入し読み始めましたら、引き込まれてしまいました。今回も、一気によんでしまいました。

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月25日

    フィクション要素の強い時代小説。確かな金銭とルールを遵守する者なら悪人だろうと確実に逃がす晦まし屋という裏家業が題材。

    時代物ってとっつきにくいんでしょ、のイメージが100%払拭されるほどの読みやすさと、シーンを可視化できるようなわかりやすい描写で一気見しました。

    0

    Posted by ブクログ 2023年06月18日

     初めて読んだ今村翔吾さんの小説。

    夢中になって読めるシリーズ物がないか探していた時におすすめされたのがこの本。
    確かに、読み始めたら一晩で読んでしまった。

    たくさんの見張りの中、依頼人をどのように逃がすのか、その方法を知った時は「なるほどね」と思ったり、意外な裏切りに切なくなったり、ラストは平...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年05月06日

    今村翔吾の長篇時代小説『くらまし屋稼業』を読みました。
    ここのところ、時代小説が続いています。

    -----story-------------
    万次と喜八は、浅草界隈を牛耳っている香具師・丑蔵の子分。
    親分の信頼も篤いふたりが、理由あって、やくざ稼業から足抜けをすべく、集金した銭を持って江戸から逃...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月12日

    池波正太郎か、と思うが、トリックの部分を増やし、超人的という部分を少し強調し、心理の細かい震えは、思いきってフォルムに抽象化すると、こんな感じになるのかな?
    スピーディーな展開で、読んでいる間は、ずっと幸せだ。

    0

    Posted by ブクログ 2022年12月31日

    ヤクザ稼業から抜け出したい2人の男は追い詰められ金さえ払えば必ず逃してくれる『くらまし屋』を頼る事に

    くらまし屋達のそれぞれの手腕が見事にはまって爽快です
    平さんの抱えてるものや『炙り屋』や敵になりそうな人達も気になる〜

    この先面白くなりそう

    0

    Posted by ブクログ 2022年12月30日

    香具師・丑蔵の子分である万次と喜八は、足抜けしようと集金した売上を持ち逃走しようとするが、丑蔵に勘付かれて追い詰められる。そこで、丑蔵と敵対する禄兵衛の元へ転がり込むが、丑蔵の執念に根を上げた禄兵衛から出て行ってくれと言われ、「くらまし屋」を紹介される。くらまし屋の平九郎の武術の腕前が半端なく、赤也...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年12月18日

    くらまし屋シリーズ、第一作目。
    テレビの時代劇を見ているような感じで
    スラスラと読み終えた。

    普段は飴細工屋、実は人の存在を消すくらまし屋。
    そしてさらにもうひとつ、その男には秘密があり。。
    シリーズの最初を飾るにふさわしい、
    あざやかでいて、ちょっとダークなエンターテイメント時代劇。

    悪役には...続きを読む

    0

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