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Posted by ブクログ
面白い、、、!!
この時代といえば源氏が正義で平家が悪という構図が一般的だと思うが、
この本は平家目線で話は進んでいく。
確かに、平家の慢心や驕りが滅亡へと繋がっていくんだけれども、
平家は平家として、理想や言い分があって未来へ繋げるために武士としてどう生きていくのが正しいか、悩みながら戦っていく。
源氏の台頭、まさに時代の移り変わる瞬間が描かれており、これまで今村先生の本を何冊か読んだ中でもかなり読み応えがある。
源頼朝は鎌倉幕府を作る時平清盛の政を参考に作ったとか。
平清盛の万能感、超カリスマが死ぬと同時に残された一族たちの路頭に迷う感じも人間的で面白い。
仕方ないことだが、清盛にはじまり知盛や常盛、教経、教盛など似たような名前がたくさん出てきて
混乱する時がある。
家系図とかがページ見出しに載ってるともっとわかりやすいのかな、、、
琵琶を語りながら西仏に平家物語を伝えているのは果たして誰なのか。
下巻も気になる。
Posted by ブクログ
平家物語。平教盛が主人公。
時は下って源平の戦から数十年。20年かけて平家物語が完成する。誰だかわからない作者が、西仏(もと海野幸長、木曽義仲が郎党)に平家物語を数夜に分けて伝授する。
教盛の父、平清盛が生きており、すでに頼朝が立った後から始まる。宗盛が宗家を継ぎ、何度も会議が繰り返される。近江源氏を抑えに教盛は出陣。その後南都の焼き討ちが行われて、平家は仏敵とされてしまう。高倉上皇が亡くなり、清盛も亡くなる。木曽義仲が迫り、平家は安徳帝を擁して屋島へ。教盛は逢坂の関で義仲に反撃ののち屋島でみなと落ちあう。水島の合戦では日蝕を利用して旭将軍を破る。以下下巻。
Posted by ブクログ
平清盛の四男・知盛は、弟分の教経と共に前線に立つ。没落に向かう平氏を盛り返すことはできるのか。
平家物語とその物語が誕生した背景が同時進行で進む展開で、とても奥深い作品でした。
主人公の知盛という存在は、今まで心にとめたことはなかったのですが、この人物を中心にすることで、平家物語が戦いの記録であり、さらに、人の本質をとらえた作品であるということが強く伝わってきました。
また、知盛も魅力ある人物として描かれていますが、知盛を支える教経が最強の武士であり、熱い魂を持った好人物として描かれており、この二人の友情に胸が熱くなりました。
上巻では、源氏との闘いが徐々に本格的になり、義仲や頼朝、義経たちが登場し、最終戦へ向けて進む展開で、下巻に向けて否が応でも盛り上がっていく感じでした。
題名の「茜唄」の意味を下巻でしっかりと受け止めるつもりで読んでいきたいと思います。
Posted by ブクログ
いやーあ、、、素晴らしかったです、、、いつかまた絶対読み返したいと思いました。今村作品はどれも大好きですが、過去イチかもしれません。
教経のようなコワモテしかし愛されキャラの武士が大好き。
小中高校生相手に教育関連の仕事をしていますが、中2国語のみならず、この作品を副読本にしてほしい。
大半の子どもたちは、「平家物語」とか「古文・古典」と聞いただけで、うっ、、、と拒絶します。細かい文法ばかりにとらわれすぎず、とっつきやすく、感情移入しやすく、登場するキャラが分かりやすいこういった作品に、できれば出会ってほしい。
続けて、白蔵盈太さんの「義経じゃないほうの源平合戦」と司馬遼太郎の「義経」に進みます‼︎
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