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祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり。朗々とした唄、琵琶の音が闇夜に響く。何者かが男に伝える、二十余年の歳月を要して編み上げた物語。その名は――。平氏棟梁・平清盛が四男・知盛。清盛最愛の息子とまで呼ばれた彼だが、幼い頃から病弱で出世は遅かった。だがそんな彼にも源氏という時代の荒波は容赦なく襲い掛かる。弟分で「王城一の強弓精兵」と呼ばれた教経と共に否応なく前線に立つ知盛。没落に向かう平氏を盛り返すことはできるのか。直木賞作家による、熱き血潮が巡る「真」平家物語!(全二巻)
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Posted by ブクログ
平家物語。平教盛が主人公。 時は下って源平の戦から数十年。20年かけて平家物語が完成する。誰だかわからない作者が、西仏(もと海野幸長、木曽義仲が郎党)に平家物語を数夜に分けて伝授する。 教盛の父、平清盛が生きており、すでに頼朝が立った後から始まる。宗盛が宗家を継ぎ、何度も会議が繰り返される。近江源...続きを読む氏を抑えに教盛は出陣。その後南都の焼き討ちが行われて、平家は仏敵とされてしまう。高倉上皇が亡くなり、清盛も亡くなる。木曽義仲が迫り、平家は安徳帝を擁して屋島へ。教盛は逢坂の関で義仲に反撃ののち屋島でみなと落ちあう。水島の合戦では日蝕を利用して旭将軍を破る。以下下巻。
平家の側から見た源平の戦いを平家物語を唄いながら伝えてくれる。下巻を読み終わったら平家ゆかりの土地に行ってみようと思います。
主人公の充て方が絶妙で、これが故に史実として結果が分かりきっているにも関わらず、ありきたりのストーリーに落とさず、ついつい読み進めてしまうような仕上がりになっていると思う。登場人物の相関の匠さ、映像に浮かび上がるような合戦描写など著者ならではも発揮された良い作品だと思う。
平清盛の四男・知盛は、弟分の教経と共に前線に立つ。没落に向かう平氏を盛り返すことはできるのか。 平家物語とその物語が誕生した背景が同時進行で進む展開で、とても奥深い作品でした。 主人公の知盛という存在は、今まで心にとめたことはなかったのですが、この人物を中心にすることで、平家物語が戦いの記...続きを読む録であり、さらに、人の本質をとらえた作品であるということが強く伝わってきました。 また、知盛も魅力ある人物として描かれていますが、知盛を支える教経が最強の武士であり、熱い魂を持った好人物として描かれており、この二人の友情に胸が熱くなりました。 上巻では、源氏との闘いが徐々に本格的になり、義仲や頼朝、義経たちが登場し、最終戦へ向けて進む展開で、下巻に向けて否が応でも盛り上がっていく感じでした。 題名の「茜唄」の意味を下巻でしっかりと受け止めるつもりで読んでいきたいと思います。
どうして今村さんの本は毎回 「興味も知識もないし…読めるかな」 と思いつつ読みはじめたハズなのに こんなにハマってしまうんだろう。 早く下巻が読みたい。
いやーあ、、、素晴らしかったです、、、いつかまた絶対読み返したいと思いました。今村作品はどれも大好きですが、過去イチかもしれません。 教経のようなコワモテしかし愛されキャラの武士が大好き。 小中高校生相手に教育関連の仕事をしていますが、中2国語のみならず、この作品を副読本にしてほしい。 大半の子...続きを読むどもたちは、「平家物語」とか「古文・古典」と聞いただけで、うっ、、、と拒絶します。細かい文法ばかりにとらわれすぎず、とっつきやすく、感情移入しやすく、登場するキャラが分かりやすいこういった作品に、できれば出会ってほしい。 続けて、白蔵盈太さんの「義経じゃないほうの源平合戦」と司馬遼太郎の「義経」に進みます‼︎
今村将吾が描く平家物語。清盛の死後、平家は滅亡の一途を辿るのか。人は何のために戦をするのか。上巻での源平の戦いは五分五分。下巻でどうなるか楽しみ。
平知盛は武士としての戦い方にとらわれず、優れた知力をもって源氏を迎え討つ。しかし、盛者必衰とはこのこと。偉大な父清盛亡き後、平家は滅亡の道を辿る。先を知っているからこそ読んでいて辛いな。でも、見届けたい彼らの生き様を...!早く下巻を買いに行かねばならん。
幼少期に病弱の為に出世が遅れたが頭がキレ、平清盛死去後の事実上の総大将となった四男平知盛、分家筋であるが王城一の強弓精兵と呼ばれた平教経。二人を中心に描く新説平家物語。 フィクションの要素が強い場面も多いが今村さんらしく娯楽として読みやすい作品。
今まで平家物語は、中立的な立場で見ようとしていても知らないうちに源氏寄りな目線で見ていたのだが、今回はがっつり平家の目線。 平家最高の知将知盛と、勇将教経。堪らない魅力。 まさに義経と弁慶。 上巻では、義経が登場する前までだが、歴史にそんなに詳しくなくても分かり易く物語が進んでいく。 結末を知ってい...続きを読むるだけに茜の色が、平家の赤が切ない。
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