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「皐月十五日に、船で陸奥に晦ましていただきたい」──かつて採薬使の役目に就いていた阿部将翁は、幕府の監視下に置かれていた。しかし、己の余命が僅かだと悟っている彼には、最後にどうしても果たしたい遠い日の約束があった。平九郎に仕事を依頼した将翁だが、幕府の隠し薬園がある高尾山へ秘密裏に連れて行かれる。山に集結した薬園奉行、道中奉行、御庭番、謎の者……平九郎たち「くらまし屋」は、将翁の切なる想いを叶えられるのか!?続々重版中の大人気時代エンターテインメント、堂々のシリーズ第三弾。
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Posted by ブクログ
大人のヒーローもの、相変わらず面白い。 メディアミックスしそうと思っていたら既に漫画があるんですね。 少しずつ全貌が見えてきて、翌週のJUMPを楽しみにしていた頃のような感覚になります。 くらましやシリーズは以下のようです。 ①くらまし屋稼業→読んだ ②春はまだか→読んだ ③夏の戻り船→読んだ ④...続きを読む秋暮の五人 ⑤冬晴れの花嫁 ⑥花唄の頃へ ⑦立つ鳥の舞 ⑧風待ちの四傑
採薬使の役目についていた阿部将翁は、幕府の監視下の元残された寿命を掛けて行きたい場所があった。 高尾山の隠し薬園に囚われた将翁をくらますために平九郎たちが考えた方法とは…… シリーズ3作目。 今回の仕掛け、私的大ヒット!笑 くらまし方がダイナミックで種明かしを読んだ瞬間笑っちゃったんだけど、それ...続きを読むよりも裏ボス?やらなんやらともう大変! 平九郎が強くてビビる。こんなにも強かったのか……となるし、敵も強い。 それぞれの過去がじわじわと現れてくるのも面白い。塩梅がうまいなぁ。ってか、七瀬はそうだったのか。→ 惣一郎と男吏のペアもいい感じ。初谷男吏、出てきた時は絶対好きに慣れないキャラやわ〜って思っていたのに、回を追うごとに面白くなってきてズルい(笑) あと瀬兵衛!瀬兵衛好きー!!のちのち味方になったりしないかなぁ。
お江戸の闇に紛れて依頼人を『くらます』裏稼業、くらまし屋シリーズの第三弾。手に汗握るアクションが連続する時代小説です。 今回の依頼人は病を患い、余命いくばくもない希代の本草家、阿部将翁。薬草にも毒にも通じ、お上の生死すらその手にすることができるほどの知識を修めた将翁は、その知識の流出を恐れた幕...続きを読む府によって厳しい管理の下におかれていた。己の命が残り少ないことを理解し、遠き日に交わした約束を死ぬ前にどうしても果たしたいと願った彼は、『くらまし屋』に依頼をかける。しかし、望んだ期日を前に、幕府は彼を高尾山へと監禁してしまう。『くらまし屋』は無事彼の望みを叶えることができるのか。 今作では、平九郎がなぜ『くらまし屋』をすることになったのか、その動機にも触れらる場面がありました。年の功というのか、死が迫った者の持つどこか透明に物事を見通す力というのか、今回の依頼人阿部将翁という人生の酸いも甘いも味わってきた登場人物を通して『くらまし屋』たちの姿が深く見えてきた気がします。 高尾山での攻防は読み応えのあるアクションで、だんだん情が移ってきてしまったあの登場人物やその登場人物も死んでしまうのではないだろうか、とドキドキしながら読みました。天然の要塞のような姿をした高尾山を想像すると、今回の策の大胆さに度肝を抜かれます。大変に面白かったです。 平面だけではなく、表面だけでもなく、物語自体の深みも登場人物たちの心の動きもシリーズが進むごとにより鮮やかになっていくようで、続編を読むのが楽しみです。 できたら季節を合わせて、もう少し秋らしくなってから続編に手を出そうかと思います。
平九郎の過去が徐々に明らかになるシリーズ第3作。 今回も一気読みできる面白さでしたが、過去2作より明らかに物語の組み立て、様々な伏線の張り方が秀逸で感心しました。 前作に続き「羽州ぼろ鳶組」ファンの心をくすぐるシーンが所々に放り込まれていて今村翔吾さんのいやらしさ(褒め言葉)に拍手!
とんでもなく上手いわー ウィッキーさんによると本作が出されたとき今村翔吾さんまだデビュー2年目とかですよ とんでもなく上手いわー(2回目) もう最初から結末は分かっていて読み始めるわけですよね くらまし屋の3人は必ず成功するわけですから 今後そこを裏切ってくるというパターンもあるかもですが さす...続きを読むがにシリーズ3作目でそれはないでしょうからね しかも今回は表紙で虚の若き天才剣士榊惣一郎との対決があることもバラしてしまっているし まあおそらく引き分けになるであろうことも読めるわけです その分かってる結末に向かって緊張感をだんだんに高めていく過程がもう とんでもなく上手いわー(3回目) くらましの方法をちょっとづつ明らかにしてくとことか 最初にくらまし屋に敵対する勢力を全て明かした上でそれぞれの思惑を待ち構える側である道中同心の篠崎瀬兵衛を通してちょっとづつ明らかにしてくとことか そうして読者は瀬兵衛と一緒に緊張感を高めていくわけです 瀬兵衛と読者のドキドキがMAXになったところで…! とんでもなく上手いわー(4回目)
シリーズ第3弾。依頼人は本草家のおじいちゃん。 別のシリーズとリンクしてるんですか!気になるぅ。 虚の人たちも割と好き。
面白くなってきましたー! このシリーズ読む前に羽州ぼろ鳶シリーズは読破しておいて欲しい。 平九郎がくらまし屋になっている背景が徐々に明らかとなってきた本作。 平九郎の強さの片鱗が随所に現れる。 今村翔吾の作品はそれぞれが独立しているストーリーなんだけど、少しずつオーバーラップしている巧みさがあり、今...続きを読む回はイクサガミに繋がる手応えを感じた。 まだまだ解き明かされていないことが多く残るので、引き続き読破していきたい。
余命わずかな老人の最後の願いを叶えるため、壮大な仕掛けでもって人をくらます物語。 戦闘シーンの迫力は後の「イクサガミ」シリーズを思わせる。 時代小説でありながら、少年漫画のような疾走感と爽快さを併せ持つ一冊でした。
死ぬ前に約束を果たしたい老人をくらませる今回のお話。またもや初谷が出てきてドキドキした。 そしてなんと子供時代の武蔵が登場!ぼろ鳶とリンクしてるのがやばすぎる。。
死ぬ前にどうしても果たしたい約束がある老人を眩ませるのが今回のミッション。採薬使として活躍したこの老人を巡り薬園奉行、道中奉行、御庭番、謎の者「虚」達が高尾山で交錯していく様子は手に汗握った。くらまし屋が高尾山で取った作戦がエンタメに富んでいて、これまでに難しい「幕府の監視下」からくらますという難題...続きを読むをクリアし依頼を遂行する過程は読んでいて楽しかった。
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