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「皐月十五日に、船で陸奥に晦ましていただきたい」──かつて採薬使の役目に就いていた阿部将翁は、幕府の監視下に置かれていた。しかし、己の余命が僅かだと悟っている彼には、最後にどうしても果たしたい遠い日の約束があった。平九郎に仕事を依頼した将翁だが、幕府の隠し薬園がある高尾山へ秘密裏に連れて行かれる。山に集結した薬園奉行、道中奉行、御庭番、謎の者……平九郎たち「くらまし屋」は、将翁の切なる想いを叶えられるのか!?続々重版中の大人気時代エンターテインメント、堂々のシリーズ第三弾。
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Posted by ブクログ 2022年08月18日
とんでもなく上手いわー
ウィッキーさんによると本作が出されたとき今村翔吾さんまだデビュー2年目とかですよ
とんでもなく上手いわー(2回目)
もう最初から結末は分かっていて読み始めるわけですよね
くらまし屋の3人は必ず成功するわけですから
今後そこを裏切ってくるというパターンもあるかもですが
さす...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月19日
修羅の集う山で平九郎の剣がうなりを上げる、「くらまし屋稼業」シリーズ第3弾。
今回は一人の男を巡っていくつもの集団が入り乱れる中、くらませるという、これまで以上に過酷な展開で、前半はその駆け引きがポイントになっていました。
そして、後半は一気に平九郎の剣が強敵に立ち向かう展開で、目が離せま...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月07日
今村翔吾の長篇時代小説『夏の戻り船 くらまし屋稼業』を読みました。
『くらまし屋稼業』、『春はまだか くらまし屋稼業』に続き、今村翔吾の作品です。
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「皐月十五日に、船で陸奥に晦ましていただきたい」──かつて採薬使の役目に就いていた阿部将翁は、幕府の監...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月30日
年老いて、余命わずかな採薬使・阿部将翁に晦まして欲しいと依頼されるが、稀代の本草家で、その気になれば将軍さえも毒殺し得る知識を有しているため、幕府に軟禁され、裏稼業の者には攫うため「虚」を差し向けられたりと、今作はかなりハラハラさせられた。でも、最後には将翁の依頼の理由が明かされ、ロマンティックな話...続きを読む
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