無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
「菖蒲屋」に奉公しているお春は、許されぬ里帰りをするために逃げ出した途中で飛脚の風太に助けられるが……
一巻とはガラリと趣向が変わってさらに面白くなったエンタメ時代小説シリーズ2作目!
今回は殺陣シーンもカッコいい!!→
平九郎×お春が良き……良すぎるんだよなぁ……。
あと、風太ね。好き。ラストに明かされる二つ名の意味には膝を打ったわ。なるほどな!
前作の丑蔵もだけど、悪役がしっかり嫌な奴なのもいいんだよねぇ。いい人だけじゃないお話はやっぱり作りがしっかりしていて入り込める。→
今回はラスボスというよりは好敵手?の立ち位置っぽいのが出てくるんだけど、こいつもいい味出てるんだよなぁ……。
ラスボス含めこれからどう絡むのか、続きが楽しみすぎる!!
Posted by ブクログ
お江戸の闇を人知れず駆けて依頼人を『くらます』裏稼業、くらまし屋シリーズの第二弾。軽快な筆致で描かれるお江戸事情に心躍る時代小説です。
今回くらまし屋に依頼をしたのは十一歳の少女、お春。田舎からお江戸へ奉公に出たものの、店の旦那から襲われそうになって抵抗してしまったが最後、店の金に手を付けたと嘘の噂を流され、同じ奉公仲間からは冷たくされ、女将からも手ひどく扱われる毎日。そんな中郷里の母が危篤だと聞かされ、なんとか母に一目会いたいと望むもお春は屋敷の土蔵に監禁されてしまう。頼みの綱は、一度だけ抜け出すのに成功した際、助けてくれた人が教えてくれた『くらまし屋』の存在。母親が命のあるうちに、一目会いに行くことを願ってお春はひたすら耐えていた。
今作は一部前作の内容から続いている部分があるため、薄れかけた記憶を探りながら読んだ部分もありました。読み進めているうちに登場人物のことを思い出し、読むごとに江戸の世界に入り込んでいくような感覚になれました。
作者の方の筆運びがいいのか、話し言葉が町人言葉と武家言葉で軽快に進むのがいいのかわかりませんが、とにかく読みやすいと感じます。目の前に江戸のリアルな生活が浮かぶようで、現代の話ではないのにとても現実的というか、違和感なく物語の世界観に入っていくことができます。
今回、くらましてもらうことになったお春は、十一歳とは思えないほどしっかりとしていて、賢く、よく自分を保っていると思います。きっと笑ったらおぼこい女の子なのでしょう。家族のため、おっかあのため、泣きたいのを一生懸命堪えて前を見据える姿がとてもいじらしいです。
つらいことも多いこの世だけれど、いつか彼女が心から幸せと感じられる日々がくるといいなと思います。
作中にはたくさんの剣術の流派なども登場しますが、るろうに剣心で目にした剣術も登場したりして、現実は小説より奇なりということをそのまま感じたような気がします。歴史上には、きっと今からは想像もつかないような技達者がたくさんいたのでしょうね。
前作に登場した裏の組織のようなものは、今作では存在をにおわせただけでした。次作以降でどう展開していくのかを楽しみにしています。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。