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Posted by ブクログ
助けを求める人を絶対に見捨てない。火消たちの戦い。
シリーズ最終の上下巻。
尾張藩屋敷が突如爆発。そこで出会ったのは18年前に亡くなったと思われる伊神甚兵衛だった。
彼が尾張藩屋敷を爆発させた下手人なのか、伊神甚兵衛を追って源吾たちは追いかける。
一橋との対決。まさに物語の最終回として相応しい終わり方だった。
そして個人的には若鳶の慎太郎・藍助・そして慶司の3人の成長が今後も楽しみだと思った。
確かにまだ年齢も経験も若いし、一連の騒動に関与することとしてはリスキー。
勝手に行動を起こして犠牲になったらたまったものではないのは、源吾のみならず大音勘九郎たちも躊躇してしまうのも分かる。
それは彼らの矜持まで汲み取っていなかった部分もあったのでは?と思えた部分だった。
慎太郎・藍助・慶司たちの強い思いはしっかり引き継がれている。彼らをもっと信じるべきだったと思う。
それは伊神甚兵衛のいた時代でも、きっと同じことだったのだろうかと、伊神甚兵衛と源吾との関係性を見てても感じた。
人を火の手から救うこと。時代が変われど矜持が引き継がれ、今の火消たちがいるんだなと。
シリーズを1年少々と読んでいく中で、彼らの住む世界から「人情」「仲間」というのが、こうして私たち日本人・東京に住んでる者として感慨深かったです。
まだまだ番外編もあるので、最後に締めくくりたいなと思います。
Posted by ブクログ
はぁ、もう最高。なんて無茶苦茶で格好良いの!!
読みだしたら止まらない。圧倒的熱量のシリーズ。
前作から間が空きましたが、すぐ火消したちの世界に引き込まれました。
今回は、源吾の複雑な胸中を思うとやりきれなかった。
私欲のために人の命を何とも思わぬ輩がいる。
そしてまた、そんな奴らから町も人も、どんなに絶望的な状況にあっても諦めずに救おうとする火消したちもいる。
ハラハラドキドキしっぱなし。いつもながら気になって途中でやめられず、ほぼ一気読みでした。
『今助けを求めている人を見捨てる火消しに、これから先、苦しんでいる人は救えるはずがねえ!』
新人火消も熱いものを胸に秘めていて危なっかしくも頼もしい。
そして胸熱なのと同じくらい、源吾と深雪の微笑ましい時間も大好きでニンマリしてしまう。
ぼろ鳶シリーズは熱いなぁ。いいなぁ。
今回もおもしろかった!
シリーズもうすぐ読破だけど、読み終わりたいような読み終わりたくないような気分。
Posted by ブクログ
後半はティッシュなしでは読めませんでした。
読書しながら泣く私を、愛犬が怪訝な目で見てました。笑
毎回、
絶体絶命な場面や
苦しくなる場面があって、
それを仲間たちと超えていく、
あきらめない姿に泣かされます。
本作は、
前作の零(エピソード0)で登場した、
元尾張藩火消頭取の伊神甚兵衛が登場します。
主人公である新庄藩火消(通称ぼろ鳶)頭取の
松永源吾の父親は、甚兵衛を助けるために殉職します。
火事のなか、父と死んだはずの甚兵衛。
18年の時を経て、なぜ今姿を見せたのか。
奇妙な火事が発生する。
下手人は甚兵衛なのか。
黄金の世代と言われた源吾たちは、
年を重ね、父と同様に若い鳶たちを想う。
源吾たちを試すように、
18年前を同じ状況が再現されていく。
一つ違うのは、甚兵衛の様子が以前と違う事。
登場人物が増えすぎて追い付かないですが、
それぞれに個性(特殊能力)があって、
やっぱり少年ジャンプ読んでる気分になります。
そして最後は、
大乱闘、大暴れとここも泣けて、
火事に立ち向かう火消したちの格好良さがさらに。
色々な出来事が繋がって
回収されていくのはさすが今村さんでした。
時代小説はちょっと…という人で、
スラムダンクとかワンピース(私は読んだことないですが。苦笑)が好きな人にはとてもおすすめのシリーズです。
毎回熱くて泣けるので、
私は間にミステリーとか軽い小説を
チェイサーのように挟みながら読んでました。苦笑
残すは「恋大蛇」のみ。
読むのがもったいないです…!泣
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