ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
火事を起こし、その隙に皆殺しの押し込みを働く盗賊・千羽一家が江戸に入った。その報を受けた新庄藩火消・通称“ぼろ鳶”組頭・松永源吾は火付けを止めるべく奔走する。だが藩主の親戚・戸沢正親が現れ、火消の削減を宣言。一方現場では九頭の龍を躰に刻み、町火消最強と恐れられる「に組」頭“九紋龍”が乱入、大混乱に陥っていた。絶対的な危機に、ぼろ鳶組の命運は!?
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~11件目 / 11件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
ぼろ鳶の登場人物が皆魅力的なのは、スーパーマンじゃないから。どの人物も完璧じゃない。「弱さ」がありストーリーがある。 鬼神のような強さを誇る辰一も然り。 弱さがあるから親しみやすいし魅力が輝くんだとこの作品を読み終えて改めて実感しました✨ ちなみに息子(次男)がこの本の表紙絵をすごく気に入っています
今回も期待を裏切らない、熱い火消たちの戦い。 読み終わってじんわり熱くなった目頭に、鼻水をすすりながら感想を書いている。 辰一はなぜ火事の中で野次馬たちを次々と投げ飛ばし、暴れ回るのか?? いやー、深雪はほんとすごい。こんな奥さんだからこそ源吾も火消しとして命をかけることができるんだろうな。 なによ...続きを読むりも、今回は病に倒れた六右衛門の代わりに江戸に来た戸沢正親。もう!あっぱれすぎる!
今回も面白かった! それぞれがそれぞれの長所や性格を生かす場面があって毎回すごくワクワクして読める!
3巻目も熱かった!! 江戸時代の日本人は懐の深い人たちばかり。彼らの火消に対するプライドは信念の深さも感じる。 い組の頭・辰一と強盗団『千羽一家』との関係性。そして辰一の背中に彫られた龍の刺青。すべてがこの辰一へと伏線回収される流れが、次へと次へとページを捲る。 終盤の辰一が救助に向かうシーンは人...続きを読む間は自分の命に変わっても人を救いたい。どんなに無謀だったとしても人はなんとしてでも人の命を惜しむことはしない。そういう辰一の生き様に感銘を覚えた。 あとは源吾を支える深雪の存在を忘れてはいけない…。 源吾や『ぼろ鳶』のみんなのために(ご飯を作るために)今回も支える良き妻(女天下は参考にさせていただきたい・笑)。 最後の章の『勘定小町』になるシーンは、まさかのつながりで思わず笑ってしまった。 ますます『ぼろ鳶シリーズ』の世界へと誘われる。次はどんなキャラが登場するのか楽しみです。
火喰鳥シリーズ第三弾。 す、、凄いですね。 三冊目になっても疾走するどころか、加速していきますね!何だこりゃっ! 今回は、夜更けに火をつけ火事お起こし、火事で混乱している中で盗みを働く千羽一家が江戸に入ったというお話。 に組の頭「九紋龍」辰一は火事場で野次馬狩りをしていた。何のために? 家老の北...続きを読む条六右衛門が病に倒れ、藩主の御連枝と呼ばれる一門の戸沢正親が乗り込み、鳶の減俸等を宣言する。 ↑一見バラバラなピースもしっかり毎回収まるところにカチっと嵌まるのですが、これがまた快感で(*´∇`*) とくに鳥越新之助(私が勝手に一休さんを想像してる人)の活躍がカッコ良すぎて! 今回は沖田総司かっ!てなくらいカッコよかったです!ってことは、一休さんじゃなくて、雪さんか?(笑) それから忘れちゃいけない、我らが深雪さん! 大活躍でございます♪ 11冊買って良かったですよ!まだ続きがあると思うとワクワクします♪ 先週は、一緒に働いている派遣さんの息子さんが、深刻な体調不良らしく、月末月初とお休みされており、私の読書タイムは皆無でございました(-。-; 1週間疲れたぁ。。。 息子さんの体調、早く良くなるといいなぁ。。。心配だなぁ。。。。゚(゚´ω`゚)゚。 土日はまたまた娘にお願いされ、お笑いを見に大阪へ。大阪行くんだったら、京都も観光させてくれ!とお願いし、少々京都、少々大阪の旅に行って参りました。 1日目 浜松→京都 →清水寺 →三年坂、二年坂食べ歩き みたらし団子、抹茶団子、カヌレ →高台寺 鰻おにぎり →八坂神社 雲の茶カフェ →祇園花月 滝音、すえひろがりず、笑い飯、ギャロップ、バッテリィズ 吉本新喜劇 →京阪電車で大阪 →心斎橋でお買い物 財布を20〜30年振りに新調 大丸の回転寿司で夕食 →森ノ宮 バッテリィズ、三遊間 チェリー大作戦、ツードライブ、たとえば炎、ぐろう、たくろう、タチマチ →心斎橋に宿泊 2日目 心斎橋→出町柳 →銀閣寺 人力車に声かけられ断れず乗車^^; が、乗って良かった。楽しかった♪ 霊鑑寺 安楽寺 法然院 ※ここ良いです! 銀閣寺 人力車ここまで。 抹茶クレープ →金戒光明寺(新撰組読んだのでとりあえず今回はココへ!) →京都駅 五右衛門で昼食(浜松にもあるやん) →浜松 アホな娘はヒールのサンダルだったので、長く歩けず、京都もっと歩きたかったですが、泣く泣く帰宅しました。 今度は娘にスニーカーを履いてきてもらい、新撰組のゆかりの地をもう少し歩きたいなぁ♪
また魅力的なキャラクターが登場。 さらには凶悪な敵役まで登場して盛り上がっていく物語。 それでも最強キャラはやっぱり深雪。
シリーズを重ねるごとに深まる世界観と高まる没入感、どんどん面白さが加速していく。 これほど期待を超えてくる作品に出会えたことが、ただただ嬉しい。
シリーズ3作目。今回も強敵現るといった感じ。やはりおもしろい。深雪との掛け合いもどんどんおもしろくなり最高。
羽州ぼろ鳶組シリーズ、3作目。 序盤から凄惨な事件が起きて、どのように物語に関わってくるのかドキドキしながら読み進めた。 長谷川平蔵と源吾が事件のあらましを見て、離れた地で、相手のことを想い合っているのが胸にグッときた。 辰一の生い立ち、「九紋龍」に隠された想いが語られる場面、戸沢正親と対峙する...続きを読む場面で明かされる正親の民への想い、それに対する新庄藩火消の面々の心意気に涙が溢れた。 源吾の「人は変わるものさ。」「人は何度でもやり直せる。」という言葉、1作目の「火喰鳥」が思い返され、胸が熱くなった。 今作で一番心に残ったのは、北条六右衛門の「新庄の民は貧しい。しかし決して明日への希みを捨てぬ。人への思いやりを忘れはせぬ。人の真の貧しさとは、それらを忘れることではなかろうか」という言葉。 忙しく過ごす日々の中でおざなりにしてしまいがちな、大事なことを思い出させてくれた。 また、町火消に組と新庄藩を重ねて語られた、組織の中で誰かを信頼する気持ちが、依存になり、やがて利用に変わってしまうということは身に覚えがあり、気をつけないといけないな、と思わされた。 もちろん、今作でも火消の現場は緊迫感と臨場感があり、映像を見ているようで引き込まれ、その中で繰り広げられる救出劇には胸が熱くなったし、最終章では源吾の妻、深雪の活躍もあり、楽しめた。 その後の夫婦のやり取りにもほっこり。 私も女天下してみようかな。 ✎︎____________ 「炎を憎み、愚直なまでに人の為に奮闘する様は笑えるほど痛快」 (中略) 「何者かの野望を打ち砕く様はさらに痛快。見栄えは悪うございますが、あれこそ火消の鑑かと」(p.29) 人は変わるものさ。良くも悪くもな(p.90) 無欠な者などおりません。それを補い合い人は生きているのです。個の力には限界があるかと(p.162) 喧嘩は江戸の華なり。大いに笑って踊るべし。(p.190) 「人は米を食わねば生きていけぬことを忘れるな」 (中略) 「そうだ。しかし人は米を食うだけでは生きてはいけねえ」(p.218) 本当に大切なものを守らんとすれば、時に相応の覚悟も必要である。(p.229) 新庄の民は貧しい。しかし決して明日への希みを捨てぬ。人への思いやりを忘れはせぬ。人の真の貧しさとは、それらを忘れることではなかろうか(p.253) ──稼いだ分、人々に恩返しをする。それが真の商いというものだ。(p.319)
「羽州ぼろ鳶組」シリーズ第3弾です。今回もワクワクが止まらず、充実した読書でした。文句なしの安定した面白さです。火喰鳥・松永源吾の侠気と熱い想い、火消集団の信頼関係と躍動、火事場の臨場感、絡む事件、そして源吾の妻・深雪の存在の大きさ‥‥。言うことありません。 今回の新庄藩火消に降りかかる苦難は...続きを読む、まさに内憂外患の様相を呈していました。大きなキーポイントが次の3つでしょう。 火付をした隙に、家の者を皆殺しにして盗みを働く手口の凶悪な盗賊団・千羽一家が江戸に現れる。 ところが、最強の町火消・九紋龍の辰一が率いる「に組」が火事場に乱入、野次馬を皆捕らえる暴挙に出て、ぼろ鳶組も散々な目に遭わされる。 また、財政難の新庄から江戸に来た藩主の従兄・戸沢正親が、火消の俸給と道具の削減を宣言する。 これら、九紋龍・辰一の行動の謎、新庄藩・正親の姿勢の奇妙さが、本作の核心に迫る源流となっています。しかし、ここ一番で、源吾の人を想う心が辰一・正親に通じ、共闘していく描写がとりわけ巧く、熱くも爽快です。 そして、最後はやっぱり深雪さまですね。源吾も絶対に敵わぬ最強?最恐?の勘定小町です。妻として健気に内助の功を示すだけでなく、男勝りの肝っ玉と覚悟をもつ、陰のヒロインです。困難な状況下での潤滑油としても、重要で不可欠な存在であることに違いありません。毎回惚れますね‥。 「羽州ぼろ鳶組」シリーズを、月1くらいのペースで読んできてますが、「山形県新庄市開府400周年(2025)記念事業」の一環で、今村翔吾さんが『ダンスプロジェクト羽州ぼろ鳶組』を立ち上げたので、このタイミングで来夏のコンプ目指して、ゆっくり読み進めるのもありかなと勝手に思ってます。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
羽州ぼろ鳶組
新刊情報をお知らせします。
今村翔吾
フォロー機能について
「祥伝社文庫」の最新刊一覧へ
「歴史・時代」無料一覧へ
「歴史・時代」ランキングの一覧へ
イクサガミ(1)
イクサガミ 天
くらまし屋稼業
外伝 イクサガミ 無【電子先行版】
海を破る者
じんかん
幸村を討て
八本目の槍(新潮文庫)
「今村翔吾」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲九紋龍――羽州ぼろ鳶組 ページトップヘ