あらすじ
火事を起こし、その隙に皆殺しの押し込みを働く盗賊・千羽一家が江戸に入った。その報を受けた新庄藩火消・通称“ぼろ鳶”組頭・松永源吾は火付けを止めるべく奔走する。だが藩主の親戚・戸沢正親が現れ、火消の削減を宣言。一方現場では九頭の龍を躰に刻み、町火消最強と恐れられる「に組」頭“九紋龍”が乱入、大混乱に陥っていた。絶対的な危機に、ぼろ鳶組の命運は!?
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ぼろ鳶の登場人物が皆魅力的なのは、スーパーマンじゃないから。どの人物も完璧じゃない。「弱さ」がありストーリーがある。
鬼神のような強さを誇る辰一も然り。
弱さがあるから親しみやすいし魅力が輝くんだとこの作品を読み終えて改めて実感しました✨
ちなみに息子(次男)がこの本の表紙絵をすごく気に入っています
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今回も期待を裏切らない、熱い火消たちの戦い。
読み終わってじんわり熱くなった目頭に、鼻水をすすりながら感想を書いている。
辰一はなぜ火事の中で野次馬たちを次々と投げ飛ばし、暴れ回るのか??
いやー、深雪はほんとすごい。こんな奥さんだからこそ源吾も火消しとして命をかけることができるんだろうな。
なによりも、今回は病に倒れた六右衛門の代わりに江戸に来た戸沢正親。もう!あっぱれすぎる!
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3巻目も熱かった!!
江戸時代の日本人は懐の深い人たちばかり。彼らの火消に対するプライドは信念の深さも感じる。
い組の頭・辰一と強盗団『千羽一家』との関係性。そして辰一の背中に彫られた龍の刺青。すべてがこの辰一へと伏線回収される流れが、次へと次へとページを捲る。
終盤の辰一が救助に向かうシーンは人間は自分の命に変わっても人を救いたい。どんなに無謀だったとしても人はなんとしてでも人の命を惜しむことはしない。そういう辰一の生き様に感銘を覚えた。
あとは源吾を支える深雪の存在を忘れてはいけない…。
源吾や『ぼろ鳶』のみんなのために(ご飯を作るために)今回も支える良き妻(女天下は参考にさせていただきたい・笑)。
最後の章の『勘定小町』になるシーンは、まさかのつながりで思わず笑ってしまった。
ますます『ぼろ鳶シリーズ』の世界へと誘われる。次はどんなキャラが登場するのか楽しみです。
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火喰鳥シリーズ第三弾。
す、、凄いですね。
三冊目になっても疾走するどころか、加速していきますね!何だこりゃっ!
今回は、夜更けに火をつけ火事お起こし、火事で混乱している中で盗みを働く千羽一家が江戸に入ったというお話。
に組の頭「九紋龍」辰一は火事場で野次馬狩りをしていた。何のために?
家老の北条六右衛門が病に倒れ、藩主の御連枝と呼ばれる一門の戸沢正親が乗り込み、鳶の減俸等を宣言する。
↑一見バラバラなピースもしっかり毎回収まるところにカチっと嵌まるのですが、これがまた快感で(*´∇`*)
とくに鳥越新之助(私が勝手に一休さんを想像してる人)の活躍がカッコ良すぎて!
今回は沖田総司かっ!てなくらいカッコよかったです!ってことは、一休さんじゃなくて、雪さんか?(笑)
それから忘れちゃいけない、我らが深雪さん!
大活躍でございます♪
11冊買って良かったですよ!まだ続きがあると思うとワクワクします♪
先週は、一緒に働いている派遣さんの息子さんが、深刻な体調不良らしく、月末月初とお休みされており、私の読書タイムは皆無でございました(-。-;
1週間疲れたぁ。。。
息子さんの体調、早く良くなるといいなぁ。。。心配だなぁ。。。。゚(゚´ω`゚)゚。
土日はまたまた娘にお願いされ、お笑いを見に大阪へ。大阪行くんだったら、京都も観光させてくれ!とお願いし、少々京都、少々大阪の旅に行って参りました。
1日目
浜松→京都
→清水寺
→三年坂、二年坂食べ歩き
みたらし団子、抹茶団子、カヌレ
→高台寺
鰻おにぎり
→八坂神社
雲の茶カフェ
→祇園花月
滝音、すえひろがりず、笑い飯、ギャロップ、バッテリィズ
吉本新喜劇
→京阪電車で大阪
→心斎橋でお買い物
財布を20〜30年振りに新調
大丸の回転寿司で夕食
→森ノ宮
バッテリィズ、三遊間
チェリー大作戦、ツードライブ、たとえば炎、ぐろう、たくろう、タチマチ
→心斎橋に宿泊
2日目
心斎橋→出町柳
→銀閣寺
人力車に声かけられ断れず乗車^^;
が、乗って良かった。楽しかった♪
霊鑑寺
安楽寺
法然院 ※ここ良いです!
銀閣寺
人力車ここまで。
抹茶クレープ
→金戒光明寺(新撰組読んだのでとりあえず今回はココへ!)
→京都駅
五右衛門で昼食(浜松にもあるやん)
→浜松
アホな娘はヒールのサンダルだったので、長く歩けず、京都もっと歩きたかったですが、泣く泣く帰宅しました。
今度は娘にスニーカーを履いてきてもらい、新撰組のゆかりの地をもう少し歩きたいなぁ♪
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シリーズを重ねるごとに深まる世界観と高まる没入感、どんどん面白さが加速していく。
これほど期待を超えてくる作品に出会えたことが、ただただ嬉しい。
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羽州ぼろ鳶組シリーズ、3作目。
序盤から凄惨な事件が起きて、どのように物語に関わってくるのかドキドキしながら読み進めた。
長谷川平蔵と源吾が事件のあらましを見て、離れた地で、相手のことを想い合っているのが胸にグッときた。
辰一の生い立ち、「九紋龍」に隠された想いが語られる場面、戸沢正親と対峙する場面で明かされる正親の民への想い、それに対する新庄藩火消の面々の心意気に涙が溢れた。
源吾の「人は変わるものさ。」「人は何度でもやり直せる。」という言葉、1作目の「火喰鳥」が思い返され、胸が熱くなった。
今作で一番心に残ったのは、北条六右衛門の「新庄の民は貧しい。しかし決して明日への希みを捨てぬ。人への思いやりを忘れはせぬ。人の真の貧しさとは、それらを忘れることではなかろうか」という言葉。
忙しく過ごす日々の中でおざなりにしてしまいがちな、大事なことを思い出させてくれた。
また、町火消に組と新庄藩を重ねて語られた、組織の中で誰かを信頼する気持ちが、依存になり、やがて利用に変わってしまうということは身に覚えがあり、気をつけないといけないな、と思わされた。
もちろん、今作でも火消の現場は緊迫感と臨場感があり、映像を見ているようで引き込まれ、その中で繰り広げられる救出劇には胸が熱くなったし、最終章では源吾の妻、深雪の活躍もあり、楽しめた。
その後の夫婦のやり取りにもほっこり。
私も女天下してみようかな。
✎︎____________
「炎を憎み、愚直なまでに人の為に奮闘する様は笑えるほど痛快」
(中略)
「何者かの野望を打ち砕く様はさらに痛快。見栄えは悪うございますが、あれこそ火消の鑑かと」(p.29)
人は変わるものさ。良くも悪くもな(p.90)
無欠な者などおりません。それを補い合い人は生きているのです。個の力には限界があるかと(p.162)
喧嘩は江戸の華なり。大いに笑って踊るべし。(p.190)
「人は米を食わねば生きていけぬことを忘れるな」
(中略)
「そうだ。しかし人は米を食うだけでは生きてはいけねえ」(p.218)
本当に大切なものを守らんとすれば、時に相応の覚悟も必要である。(p.229)
新庄の民は貧しい。しかし決して明日への希みを捨てぬ。人への思いやりを忘れはせぬ。人の真の貧しさとは、それらを忘れることではなかろうか(p.253)
──稼いだ分、人々に恩返しをする。それが真の商いというものだ。(p.319)
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「羽州ぼろ鳶組」シリーズ第3弾です。今回もワクワクが止まらず、充実した読書でした。文句なしの安定した面白さです。火喰鳥・松永源吾の侠気と熱い想い、火消集団の信頼関係と躍動、火事場の臨場感、絡む事件、そして源吾の妻・深雪の存在の大きさ‥‥。言うことありません。
今回の新庄藩火消に降りかかる苦難は、まさに内憂外患の様相を呈していました。大きなキーポイントが次の3つでしょう。
火付をした隙に、家の者を皆殺しにして盗みを働く手口の凶悪な盗賊団・千羽一家が江戸に現れる。
ところが、最強の町火消・九紋龍の辰一が率いる「に組」が火事場に乱入、野次馬を皆捕らえる暴挙に出て、ぼろ鳶組も散々な目に遭わされる。
また、財政難の新庄から江戸に来た藩主の従兄・戸沢正親が、火消の俸給と道具の削減を宣言する。
これら、九紋龍・辰一の行動の謎、新庄藩・正親の姿勢の奇妙さが、本作の核心に迫る源流となっています。しかし、ここ一番で、源吾の人を想う心が辰一・正親に通じ、共闘していく描写がとりわけ巧く、熱くも爽快です。
そして、最後はやっぱり深雪さまですね。源吾も絶対に敵わぬ最強?最恐?の勘定小町です。妻として健気に内助の功を示すだけでなく、男勝りの肝っ玉と覚悟をもつ、陰のヒロインです。困難な状況下での潤滑油としても、重要で不可欠な存在であることに違いありません。毎回惚れますね‥。
「羽州ぼろ鳶組」シリーズを、月1くらいのペースで読んできてますが、「山形県新庄市開府400周年(2025)記念事業」の一環で、今村翔吾さんが『ダンスプロジェクト羽州ぼろ鳶組』を立ち上げたので、このタイミングで来夏のコンプ目指して、ゆっくり読み進めるのもありかなと勝手に思ってます。
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『夜哭烏』に続き、今村作品三作目。今回も熱〜い作品でした!最強の火消、辰一こと"九紋龍"の背景描写が巧みすぎて、作者の才能が怖いわw 彫り物の件なんて感心してため息しか出ない…。最後は、我らがヒロイン・深雪さま(?)が大活躍し、良い結末であった。星四つ半。
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シリーズ第三弾。ほんとに安定して面白い。
今作も強烈な個性を持つ新キャラクターが登場する。
最強の町火消し九紋龍、大文字屋の下村彦右衛門、御連枝様の戸沢正親。今後も盛り上げてくれそうな魅力溢れるキャラクターである。
そして、サイドストーリー的にラストで書かれている勘定小町こと深雪さんの才女ぶりがなんとも素敵な話で物語を締めくくってくれます。
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今作も文句なしのアツアツ展開
冬休みに入りまして、いつもより読書が捗ります。
会話のコミュニケーションは乱暴だけど
心ではお互いを信頼して焔との戦いに挑む男達
毎回鳥肌が立つのを感じながら「うぉぉ…」と声が漏れます( ^ω^ )
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文句なく面白い。ようやく理解を得た家老が倒れ、代役の若殿は、我儘でケチ。一方江戸では、放火のどさくさで残虐な盗みを働く盗賊団が暗躍。なぜか、江戸一の火消しと言われた「九紋龍の辰一」が、他の火消しを捕えるという謎の行動に出て、ぼろ鳶を邪魔する。肝心の奉行は丸切り役に立たないという四面楚歌。こんな中でも、わずかなヒントを頼りに少しずつ難題を解き、最終的には解決を見る。今回は辰一の存在がピカイチ。ストーリーのスパイスになっているのはもちろん、主人公の反面教師としての役割を果たし、最終的にはジンテーゼに至る快感。勘定小町の冴えも、物語を豊かにしている。ややできすぎの感がなくもないが、一旦忘れて純粋に楽しもう。
Posted by ブクログ
今回も最高に面白く格好良かったです!
相変わらずのぼろ鳶のメンバーたちですが、前回からのそれぞの成長された姿が今回は発揮されていて、仲間の絆もそうですが、阿吽の呼吸で動いている姿が本当に格好良かった。
私も街の民だったら心から「ぼろ鳶が来たなら安心だ!」って思ってしまうほどでした。
そして、新たに登場した火消し達、連枝様。
出だしは嫌なやつだなぁから始まって、後半にかけて、やっぱりそう来たか!と期待を裏切らない進み具合が楽しくて楽しくて最高でした。
深雪と源吾の掛け合いも、最初の頃より、ずっと深く、仲良くなっていてめちゃくちゃニヤニヤしながら読んでいました。
深雪の商人とのやりとりも格好良かったし。
千羽一家との今後も気になるし。
次も絶対に読むの決定だな!
Posted by ブクログ
2023/6/27
今回はえげつなさがいい塩梅でちょっと心穏やかに読めました。
毎回かっこいい人が出てきて涙ぐむ。
だからこそ未来に待つ史実、田沼様の失脚が怖くなるんよね。
一橋めっちゃ悪もんやん。どう納得させてくれるの?
ひー怖い。
それはともかく今回は火消じゃない人たちがとても素敵。
バカ殿かと思わせて実はとても実直な民思いの人だったご連枝様。
冷酷な四角四面の牢役人ではなかった昔源吾を捕らえてた人。
大丸の四代目、昔深雪に振られた豪商。
いやみんなかっこいい。
最後に深雪さんの見せ場も作って終了。
大満足でしょう。
シリーズ続きも楽しみ。ちょっと怖いけど。
Posted by ブクログ
僕が一番好きな人は、松永源吾と鳥越新之助です。九紋龍では、新之助が千羽一家の下っぱを倒すという大活躍をして凄く面白いなと思いました。新たに辰一や宗介などのに組の新しい仲間達も増えて盛り上がってきたので、面白かったです。4巻めの鬼煙管、5巻の菩薩花も続けて読みたいです。【小4】
Posted by ブクログ
ぼろ鳶組第3巻。
凄惨な盗賊千羽一家の犯行場面から始まる今回は、人の怖さを思い知らされる。悪人や火が人の暮らしを壊していく状況は、恐怖しかない。今回は流石に火消は手が出ないのでは?と思ったけれど、さてどうなるのか。
一方、財政難が続く新庄藩では、火消の心意気を見直してくれたご家老が病で倒れ、代わりに御連枝様(殿様の異母兄)が執政となり、またも火消の費用が削られる危機に。
さらに、最強の火消、九紋龍史進じゃなかった辰一とぶつかって、消し口を取られて散々に惨敗。
とまあ、今回もピンチの連続だが、どこまでも諦めずに火と戦うぼろ鳶はやっぱりみんなのヒーローだ。
今回面白かったのが過去の南町奉行、坪内様。町人と武士の喧嘩は最後までさせて、その後に裁定するとした御奉行で、その裁定の1つが「喧嘩次第」
喧嘩は決闘ではない。とか、遺恨を残さずやりきれ。とか。最後には喧嘩は江戸の華なり。と言っちゃう破天荒ぶりw その中で「塩梅を知らぬものは喧嘩をするべからず」とあるのが、この「次第」綺麗に整えてると思う。江戸の御奉行様は面白いなあ。
見所とも取れる火消の大喧嘩。その意地の爆発と恨みつらみじゃないサッパリ感が、今回の凄惨な事件の雰囲気を吹っ飛ばしてくれた気がする。
さて、最後には我らが深雪様が大活躍。でも流石の勘定小町でも一筋縄では行かない状況になってハラハラ、その時あの人が!
今回も魅力たっぷりな人物が続々登場。どんどん先が楽しみになっていく!
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バランスよく抜けなくまとまっておりまして‼︎よかったぁ‼︎
序章の怖さ。にしか出てこない⁉︎
火付盗賊改方長谷川平藏宣雄。
第一章冒頭のみの⁉︎田沼意次。
に組卯之助と辰一親子の因果の物語。九紋龍の意味。
頭取松永源吾と、その妻勘定小町深雪が‼︎
頭取並鳥越新之助と鳶丸 新之助のかっこ良さキレテました‼︎
山路連貝軒が風読み加持星十郎への台詞
「行け。世に瞬いてこい」
寅次郎、彦弥、前巻からの武蔵。
小伝馬町牢屋敷の石出帯刀。『切り放ち』
〜軽々しく言うな。残されたもんのほうが辛いんだ〜
源吾が好む『水府』深雪たちの⁉︎女天下⁉︎
『縹色』
盛りだくさん過ぎて‼︎
そして、お初に‼︎
御連枝 戸沢正親
大文字屋 下村彦右衛門素休
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江戸に現れた押し込み盗賊の千羽一家。
火事の現場で暴れる「に組の辰一」は、彼らと何か因縁がありそうな……。
まさに火事と喧嘩を感じる第3巻!
終盤、戸沢家の代表として数多くの商人と相対する「勘定小町」の活躍は爽快だった!!
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羽州ぼろ鳶組シリーズ第3弾_
ページをめくれば
心意気が熱い江戸の火消したちに
魅了されてしまう!!
読み出したらとまらない…
毎回感じるのが
今村翔吾さんのデビュー作となるシリーズで
“本当にデビュー作なのー” と唸りたくなるほどの
素晴らしいシリーズ作品である!!
魅力的な火消したち
悪役で描かれる者でさえも
ラストには涙を誘われる…
なんといっても最大の魅力なのが
火事の迫りくる業火の描写や
それを食い止めようとする火消したちのドラマが
毎回ドラマチックなところ!!
このシリーズは完結編まで大人買いしたシリーズなので少しずつ読んでいくのが楽しみです♡
Posted by ブクログ
今回は藩主の財政問題も交えて、どう折り合いをつけ、火消しの仕事を全うしていくかという部分が垣間見られて良かった。過去の登場人物たちとのやりとりも魅力的。
Posted by ブクログ
【羽州ぼろ鳶組シリーズ 3】
江戸の町の一人に成れるこのシリーズ♡
火付けをし、そこに大勢が気を取られている隙に、大店の一家を皆殺しにする盗賊一団『千羽一家』が今巻の敵である。
上方で大暴れをした後、江戸に舞い戻って来たらしい一団に立ち向かう火消し達。
新庄藩火消しぼろ鳶組と、に組の頭:九紋龍の辰一、藩主の代役:戸沢正親も大いに関わってくる。
敵か?味方か?
辰一VS寅次郎は、プロレスラーVS力士の様(笑) 勘定小町の深雪の算勘の力もピッカピカ!
Posted by ブクログ
羽州ぼろ鳶組の第三巻。
今回も胸熱展開満載で面白かった!
火事を消し終わった後に火消し半纏をひっくり返して町を練り歩くっていうのが本当に格好良いなぁって読むたびに思うよ。
当時の火消し半纏の絵柄が気になりすぎて、刺子絵図みたいな本調べてしまった。
水滸伝の九紋龍柄のもあって、本当に格好良くて粋。
続きもどんどん読んでいかなくては!
Posted by ブクログ
羽州ぼろ鳶組シリーズ第3弾。
火消同士の気組みが最終的には合致する気持ち良い読後感。
読み始めはどのように話が展開するのかハラハラした。
新庄藩の中も、気持ちがまとまっていく様子にホッとした。