【感想・ネタバレ】火喰鳥――羽州ぼろ鳶組のレビュー

あらすじ

かつて、江戸随一と呼ばれた武家火消がいた。その名は、松永源吾。別名、「火喰鳥」――。しかし、五年前の火事が原因で、今は妻の深雪と貧乏浪人暮らし。そんな彼の元に出羽新庄藩から突然仕官の誘いが。壊滅した藩の火消組織を再建してほしいという。「ぼろ鳶」と揶揄される火消たちを率い、源吾は昔の輝きを取り戻すことができるのか。興奮必至、迫力の時代小説。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

最高傑作!
歴史小説で過去一二を争うぐらいお気に入りになりました!
過去に苦しみながら奮闘し、徐々に絆が高まる鳶たちと、慕われ奮闘する御頭。信じて支える奥方。信じてくれる上司。
今ほど簡単でない世の中で、こんなにも奮闘していた人たちがいたんだなぁと頭が下がります。ドラマ化希望!でも小説だからこそ生きる良さがあると思うので、是非読んで欲しいです!

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2026年03月15日

Posted by ブクログ

いや、面白いな。火消が粋で鯔背だというのは知っていたけど、こんなにカッコいい物語だったとは。

火事が多い江戸の町を守る火消たち。
その中で衰退しつつある新庄藩の定火消を立て直し、残忍な放火犯「狐火」を追う松永源吾の活躍が描かれている。
火消の詳細な区分、江戸の町の賑わい、登場人物の事情などみっちり描かれていて読みごたえがあるし、火消たちがアイドルのようにもてはやされている場面も楽しい。火元の陰惨な情景も描写される分、江戸庶民の活気もきちんと捉えていてくれる。
そして、とにかく「人」が描かれているのだ。

主人公の源吾はもちろん、その妻の深雪、源吾がスカウトする寅次郎、彦弥、星十郎と、まだ若い新之助それぞれに物語があり、すべて心に残るものばかり。
さらに「狐火」が仕掛ける明暦の大火以来の未曽有の大火事。そこに訪れる源吾自身の危機など盛沢山すぎる。
読み終わってしばらくは放心状態になるほどだった。
群像劇がお好きな方には本当にお勧めです。
個人的には、深雪さん最高でした。

続刊も読みます。
ああ、面白かった。

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2026年02月21日

Posted by ブクログ

火事と隣り合わせの江戸で、
命を張って町を守る火消したちの熱に圧倒された。

源吾の葛藤と信念、
それを支える深雪の覚悟。
どちらも“誰かのために生きる”強さがまっすぐで、読んでいて何度も胸が熱くなった。

派手なヒーローの物語というより、
町の人、仲間、家族――
みんなで江戸を支えている「共同体の物語」。

読み終えたあと、
「こんな人たちがいる町に生きてみたい」と本気で思った。

シリーズの幕開けとして最高。
次巻もこの熱量のまま読み進めたい。

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2026年02月11日

Posted by ブクログ

今、「イクサガミ」などでノリに乗っている今村翔吾さんの代表作を読みました。初めて読みます。
面白かったです。冒険活劇を読んでいるようで、あっという間に読んでしまいました。
男が一度ダメになって復活してゆくところ、仲間を見つけながら前に進むところ、そして放火などのミステリーの要素など、色々趣向に富んでました。
キャラクターも、様々で、良いです。悪役もです。
これは、次も読みたくて、居ても立っても居られないほどですね。
では。

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2026年01月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「新之介などは鍋の中の具材と己の財布の中身を交互に見比べている」
この一文が好きすぎてもう。
新之介、愛おしすぎる。

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2026年01月21日

Posted by ブクログ

かつて「火喰鳥」と呼ばれた火消・松永源吾に出羽新庄藩から声がかかる。やがて誇らしげに「ぼろ鳶」と名乗るようになる火消たちが魅力的!
火事の話なのでつらいシーンもあるが、最高に興奮する迫力の読書体験★これがデビュー作とは知らなかった!

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2026年01月21日

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火消しの話は初めて読んだのですが個性的な登場人物が多く、なかなか楽しめました。主人公の源吾もですが、『ぼろ鳶』のメンバーにドラマがあり、それぞれ訳アリなのも良いですね。奥さんの深雪さんの性格もなかなか良くて、主人公達が振り回されてる姿も面白かったです。少しずつ伏線が回収されていくのも見事でした。終盤がアツいというかこういう物語が好きなので、読み応えがあります。

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2026年01月02日

Posted by ブクログ

これはめっちゃ面白かった!
人情、キャラクター、ストーリーどれも心揺さぶる。
ちょい泣けるし、うぉぉぉ、って心沸き立つ。

火事という決して喜べない現場で、粋と男気見せて活躍する火消し達。
自分の弱みを受け入れつつ強みを活かして新しい活躍の場で力を発揮するメンバー達。
過去に傷を負いつつ人情と男気に溢れたリーダー
いい塩梅の力を貸してくれる権力者やいい感じに嫌な過去の因縁野郎や、良きライバル。
ダメな要素あります?

ってゆーか今村翔吾のデビュー作!?すごーーー

2025.12.23
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2025年12月23日

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イクサガミが良かったので、今村翔吾の作品を探してたら最近Audibleで配信されたので聴いてみた。江戸っ子気質な痛快さと温情さが良かった。
アニメ化も楽しみだし、シリーズ全作読みたい。

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2025年12月22日

Posted by ブクログ

今村翔吾デビュー作、面白すぎる。(途中インフルに罹患して止まってしまったが、、)ページを捲る手が止まらなかった。何と言っても、登場人物みんなが魅力的で、特に源吾の妻・深雪最高だった。前半のメインストーリーはぼろ鳶組の仲間集めで、麦わらの一味が仲間になる話と同等レベルで面白かったし、後半のvs狐火は緊迫したシーンが堪らなく、終始面白い作品だった。続編沢山ある様なのでどんどん読んでいきたいと思う。

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2025年11月24日

Posted by ブクログ

読み終わってから知ったのだが、これがデビュー作⁉︎完成されすぎでしょ…と引いてしまうくらい、エンタメとしての満足感が高い。

ある理由から天職だった火消しを辞めて燻っていた主人公が、少ない予算の中、火消メンバーを集めてチームを再建するというあらすじ。
これだけ聞くと池井戸潤作品かな?(偏ったイメージですみません)と思うかもしれないが、舞台は江戸。
宵越しの金は持たず、焼ける前に使えと言われるほど火事が多かったそうで、源吾たち「ぼろ鳶衆」はそんな江戸の街を火の魔の手から守るために奔走する。

普段時代小説はあまり読まないのだが、前述した通り、盛り上がりが約束されているような王道ストーリーで、かつ一瞬登場するだけの町人ですら活き活きとしており、すらすらページが進む。
(「お互いまた臍繰りを貯めましょうね」は粋な返しすぎるよ奥さん)
魅力的な人物ばかりだが、源吾の妻・深雪さんが芯の通った女性で最後まで頼もしかった。

この時代にはまだ一般的に馴染みのない化学的な現象が真相に近付くヒントになったり、連続放火魔を追うストーリーラインも読み応えがあった。

とどのつまりは、難しいところは一切なく面白いよ‼︎ってことです。

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2025年11月23日

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かつて江戸随一と呼ばれた武家火消、松永源吾。別名、「火喰鳥」のもとにひとり、またひとりとクセ者が集ってくる展開が熱かった。江戸火消アベンジャーズ。日本は昔から災害大国で
地震や火事などに何度も見舞われてきた、でもその時々で諦めずに日常を取り戻す戦いをした人達が居たからこそ今があるんだなとぼろ鳶組の活躍を追いながら気づかされる。今村先生は"人の力”を信じているのだなと思った。

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2025年10月13日

Posted by ブクログ

江戸の火消しの物語り
シリーズ一巻にあたる本作は落ちた頭の源吾をはじめとして、仲間が集まってくる様子が描かれている
仲間集めってワクワクしますよね
そしてメインストリートの火付けを最後追い詰めるのですが…
ワクワクや勢いのある火消しの場面、そして切ないラスト、世界観にどっぷりとハマりました!

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2025年10月10日

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今年こそは絶対読もうと決めていた作品。
読みたい作品がありすぎて、手に取るのがすっかり遅くなってしまった…!
羽州ぼろ鳶組シリーズ、1作目。

かつて江戸随一と呼ばれた武家火消、松永源吾。別名、「火喰鳥」。しかし、5年前の火事が原因で今は妻の深雪と貧乏浪人暮らし。そんな彼の元に出羽新庄藩の折下左門が訪れ、壊滅した藩の火消組織の再建を依頼する。

「塞王の楯」を読んだ時も思ったけれど今作も善人悪人関係なく、登場人物たちが最高すぎる。
源吾が火消組織を再建するために仲間を集めていく。その中で出会うのが突出した特技と熱い信念を持った男たち。
源吾に出会って男たちの生き様が変わっていく様は、まるで少年漫画を読んでいるかのようだった。
「狐火」と呼ばれる火付けも決してただの悪人ではない。悪人が悪人で終わらないところがいい。

火消たちが消火に当たる場面、命を擲ってでも民を守ろうとする姿に胸を打たれた。
源吾をはじめとする新庄藩火消の一人一人の成長にも胸が熱くなった。
源吾と妻、深雪の絆、「狐火」との対峙の場面も胸が熱くなると同時に涙が溢れた。

とにかく胸が熱くなる物語だった。
苦境に陥れば陥るほど躍動する新庄藩火消。
これからの彼らがどのような活躍を見せてくれるのか楽しみ。私は断然深雪推し。

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2026年04月25日

Posted by ブクログ

「塞王の楯」で直木賞を受賞した今村翔吾氏のデビュー作。火喰鳥の二つ名をもつ松永源吾を中心とした火消たちの物語である。連作短編のような形式だが、全てのエピソードがクライマックスにつながっており「お見事!」と言いたくなる。
様々な背景を持つ火消たちは勿論魅力的だが、源吾の妻の深雪や、長谷川平蔵!、田沼意次!なども負けてはいない。
時代小説だが、ミステリ要素もあってエンターテイメント作品としても一級品だ。

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2026年01月25日

Posted by ブクログ

江戸城開城から150余年 未だ”火事と喧嘩は江戸の華”なる言葉が当たり前のように残っている 現在の消防とは様々な点において比べるべきもない当時 PTSDなどという概念すらないなかで 火消の矜持と鳶口だけで荒れ狂う焔に立ち向かう姿は圧巻である

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2026年05月01日

Posted by ブクログ

面白いです!
時代劇で火消しを主人公に
絵に描いたような努力友情勝利な物語
まっすぐで短気責任感が強いリーダー気質の
主人公 粋な江戸っ子カッコいい!

主人公の脇を固める仲間達やライバル達
奥さんまでがそれぞれキャラの性格が
面白く描写が巧みでごっちゃになる事は
ありませんでした
誰でもベジータとクリリンの判別が
出来るようにです(笑)

アクションシーンもリズム テンポが良く
観たことも無い江戸の大火事のさなかに
いるようで
命がけの主人公や仲間達の行動やセリフに
ページをめくる手が止まりません

アニメにもなっていて数話ほど観ました
決して私は原作メディア至上主義ではありませんが
私的には食欲をそそる物ではありませんでしたね

続きもあるようなのでぜひ
読んでみようと思います

火の用心

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2026年03月29日

Posted by ブクログ

アニメ化されてるぐらいだし、ずっと、火を食べる鳥のお話だと思ってたら、江戸の火消しのお話でした。さらに今村翔吾さんのデビュー作と聞いてビックリ!
読むと、ここに原点が散りばめられてるのが、よく分かりました。

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2026年03月08日

Posted by ブクログ

イクサガミを聞き、時代背景が面白かったので続けて。
漫画やアニメにもなっているというこの作品を選択。

江戸時代の火消しの流れや周りからの評価、鳶と呼ばれていたこと、知らないことがたくさんあり、続けて聞きたいと思った。江戸地名が出ると場所や方角をなんとなく想像して聞くことができたのも入り込めた点である。
チームが出来上がって成功するまでの話なのかなぁと思っていたら、夫婦のきっかけを作った人が伏線になっているとは。
組頭に相応しい主人公のキャラクターは鉄板だったけど、奥方のちゃっかりしたキャラもスパイスになり、その他メンバーも所々でくすりと笑える場面もあり。
シンノスケの意外な一面を見るに、隠している人ほど有能なのだなと感じた。復活させてくれて良かった。

火事という場面で何を持って逃げるのか、その時に本当の人柄が出る。自分が大切にしたいものは何か、日常の何気ない毎日を過ごせる環境・家族に改めてありがたみを感じる作品だった。
20260211

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2026年02月12日

Posted by ブクログ

江戸の火消しのお話。読みやすい。
大河ドラマのべらぼう見てる人だったら聞き覚えのある人物がちらほら出てくる。

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2026年01月28日

Posted by ブクログ

源吾、深雪、新之助…今村翔吾の描くキャラはどうしてこんなに魅力的なんだろう。
江戸を守るために再起、一丸となって火消しに命をかける様。
少しずつ周囲の見る目が変わっていく様子。
源吾のためにひとつになる。
怒涛のスピード感は漫画のよう。
続きが楽しみ!

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2026年01月24日

Posted by ブクログ

中々面白かった。
火消しが題材だが時代小説ながら少年マンガを読んでいるような感覚だった。
必要な人材として1人また1人と仲間が増えていく様はまるで『ONE PIECE』?

しかし町火消しだけだと思っていた火消しのシステムがかなり複雑なものであったのをお恥ずかしながら初めて知った。時代劇の影響って恐ろしい。

マンガっぽいなと思っていたらアニメ化&漫画化されていた。中々ピッタリ。

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2026年01月22日

Posted by ブクログ

 面白かったです。
 源吾の奥さんの深雪さんがとても素敵です。
続巻がたくさんあるようですので、続けて読んでみたいです。
 アニメも始まりました♡

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2026年01月18日

Posted by ブクログ

火消しの話。登場人物全員かっけー。加賀鳶もかっこよすぎる。敵もかっけーし全員素晴らしい。

イクサガミの後に読んだ

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2026年01月04日

Posted by ブクログ

まきさんのシリーズ感想で読みたくなりました。

江戸随一の武家火消しだった主人公、松永源吾。
ある火事のせいで今は浪人。そこに火消し組織再建の依頼。その組織は金もやる気のある人もいない駄目組織。まずは人材確保に走り、元幕内力士、軽業師、天文博士と異色のタレントを入れ、徐々に組織としてまとまっていく。

このストーリーコテコテの連ドラの
王道パターン!!
これを時代小説で行う事が画期的なんですかね。

そのためストーリーはある程度予測できましたが、
今村さんの筆の力なのか、個性的なキャラクターなのかで作品はとても面白い!!!

特にクライマックスの深雪と新之助の行動は感情移入してしまいました。

とにかく、キャラがいい。次も期待したいです♪

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2025年12月06日

Posted by ブクログ

時代ものを読むこともあるのですが、そんなに違和感なく入り込めます。もちろん、作者の文才がそうさせているのだと思いますが、読み手側も微力ながら小説の世界に入る手伝いが出来ているのではないかと思います。私はこれまでに見た時代劇や、時代小説から勝手な想像を膨らませながら作品を読んでいます。想像力が豊かだと小説に没頭しやすいのではないかと思います。

私の想像力では毎回同じ街並み、同じ川、同じ柳になってしまいますが(笑)また、作品の設定に親近感があるときも小説に入り込みやすいと思います。江戸時代に親近感はあまりありませんが、仲間や仕事、家族というものはどの時代でも似ているもので、そういった部分が合っていたのだと思います。面白い作品でした。

江戸が舞台の小説ですが、個性ある仲間が集まり、悪に立ち向かう姿は良くある設定、ストーリーですが、飽きずに最後まであっという間に読むことが出来ました。続編も読みたいと思います。

「相撲の格付けに始まった番付であるが、ある時を境に諸事様々なものに格付けする番付遊びが庶民の中で流行し、観光名所や温泉地、食い物にまで番付が組まれ発刊されている。」番付を筆で書いているのを見て驚いた記憶があります。横綱や大関は名前が大きいから手書きでも分かりますが、幕下の力士となると細くてよく書けるな、米粒写経みたいで凄いと思いました。そんな、番付ですが今も昔もランキングは流行っていたんだなあと思いました。ランキングは偏った常識を作り出すので怖い面もありますが、初心者には役に立つことが多いです。私の読書では西の横綱は西加奈子さん、東の横綱は町田その子さんでしょうか。あっ、西加奈子さんはカナダで、町田その子さんは福岡でした。。。因みに横綱は昔はなかったそうです。

「宝永年間に開発されたという蕎麦切り」歴史物、時代小説を読んでいるとこういう情報を得ることが多々あります。この頃より前は、蕎麦団子のような食べ物を食べていたのでしょうね。まさか、ガレットが主流であったとは思えませんが、それなら面白いなとも空想して楽しめました。

「日は人々の暗い今日を消すために沈み、人々の輝く明日を彩るために登る」素敵な表現です。止まない雨はない、時は止まらない、世の中は常に変化する。終わりなどないのだと思います。

「耳朶」みみたぶと読みます。小説を読んでいると分からない漢字がたびたび出てきますが、何となくわかる場合は何となく読み飛ばし、どうしても気になる時はアプリで調べて読み進めます。これも読書の楽しみの一つです。

「鍵屋は稲荷明神の眷属様が咥えておられる鍵に由来する。清吉が独立した折には対の眷属様が咥えられている玉から名を頂き、玉屋としてはどうだ」鍵屋と玉屋の由来は知りませんでした。屋号の由来、素敵ですね。

「夫婦というものは不思議なものであると思う。日常の中ではあれほど誤解を生み合うものなのに、危機に直面すれば阿吽の呼吸で伝わる。」そうであって欲しいと思います。

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2025年12月03日

Posted by ブクログ

「火消し」という新しいジャンルの時代小説  田沼意次が大老として政の中枢にいた時代の話。

 時代小説には、町人の「火消し」はよく出てくるが、武家にも火消しがおり、江戸の消火活動にあたっていたということは初めて知った。

 主人公を中心に、登場人物は再生していく。これは再生の物語なのだ。

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2026年01月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

江戸の火消しがテーマということで、知らない世界を知ることができてよかった。
最後のラスボスは可哀想だとは思ったけど恨む相手が微妙に違くないか?と感じた。

火事をどう消すか?という部分よりも火事を通して見える人間関係や、政治的なパワーバランスとかを描いているように感じた。
ガスのくだりとか面白かったけど。

火消しに関わる色々な立場の人たちが出てきたのも面白かった。

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2026年05月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アニメの主題歌がポルノグラフィティということで、アニメ見る前に原作を読みたくて購入。
時代小説は普段あまり読まないので言葉が難しかったけど、キャラクターみんなに背景があり生き生きとしていて、熱く人間味が溢れていて、おもしろかった。
仲間が一致団結していき、周りを巻き込んで、悪役にも悪役のワケがあり、それでもやっぱり最後は信念があって真っ直ぐな主人公達が己の過去にも事件にも打ち勝っていく…王道に気持ちが晴れる物語でした。時代背景にもっと詳しくなりたい…!

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2026年01月12日

Posted by ブクログ

今村翔吾のデビュー作。時代小説ではありながらフィクション多めのエンタメに仕上げる作風はイクサガミとも地続き。
前半は主人公源吾が一人ずつ仲間を集めるという、七人の侍やワンピース方式でまったりした展開だったが、放火魔を追い詰める後半は面白かったので一気に読み進んだ。

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2025年12月07日

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