【感想・ネタバレ】火喰鳥――羽州ぼろ鳶組のレビュー

あらすじ

かつて、江戸随一と呼ばれた武家火消がいた。その名は、松永源吾。別名、「火喰鳥」――。しかし、五年前の火事が原因で、今は妻の深雪と貧乏浪人暮らし。そんな彼の元に出羽新庄藩から突然仕官の誘いが。壊滅した藩の火消組織を再建してほしいという。「ぼろ鳶」と揶揄される火消たちを率い、源吾は昔の輝きを取り戻すことができるのか。興奮必至、迫力の時代小説。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

今、「イクサガミ」などでノリに乗っている今村翔吾さんの代表作を読みました。初めて読みます。
面白かったです。冒険活劇を読んでいるようで、あっという間に読んでしまいました。
男が一度ダメになって復活してゆくところ、仲間を見つけながら前に進むところ、そして放火などのミステリーの要素など、色々趣向に富んでました。
キャラクターも、様々で、良いです。悪役もです。
これは、次も読みたくて、居ても立っても居られないほどですね。
では。

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2026年01月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「新之介などは鍋の中の具材と己の財布の中身を交互に見比べている」
この一文が好きすぎてもう。
新之介、愛おしすぎる。

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2026年01月21日

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かつて「火喰鳥」と呼ばれた火消・松永源吾に出羽新庄藩から声がかかる。やがて誇らしげに「ぼろ鳶」と名乗るようになる火消たちが魅力的!
火事の話なのでつらいシーンもあるが、最高に興奮する迫力の読書体験★これがデビュー作とは知らなかった!

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2026年01月21日

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火消しの話は初めて読んだのですが個性的な登場人物が多く、なかなか楽しめました。主人公の源吾もですが、『ぼろ鳶』のメンバーにドラマがあり、それぞれ訳アリなのも良いですね。奥さんの深雪さんの性格もなかなか良くて、主人公達が振り回されてる姿も面白かったです。少しずつ伏線が回収されていくのも見事でした。終盤がアツいというかこういう物語が好きなので、読み応えがあります。

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2026年01月02日

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これはめっちゃ面白かった!
人情、キャラクター、ストーリーどれも心揺さぶる。
ちょい泣けるし、うぉぉぉ、って心沸き立つ。

火事という決して喜べない現場で、粋と男気見せて活躍する火消し達。
自分の弱みを受け入れつつ強みを活かして新しい活躍の場で力を発揮するメンバー達。
過去に傷を負いつつ人情と男気に溢れたリーダー
いい塩梅の力を貸してくれる権力者やいい感じに嫌な過去の因縁野郎や、良きライバル。
ダメな要素あります?

ってゆーか今村翔吾のデビュー作!?すごーーー

2025.12.23
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2025年12月23日

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イクサガミが良かったので、今村翔吾の作品を探してたら最近Audibleで配信されたので聴いてみた。江戸っ子気質な痛快さと温情さが良かった。
アニメ化も楽しみだし、シリーズ全作読みたい。

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2025年12月22日

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今村翔吾デビュー作、面白すぎる。(途中インフルに罹患して止まってしまったが、、)ページを捲る手が止まらなかった。何と言っても、登場人物みんなが魅力的で、特に源吾の妻・深雪最高だった。前半のメインストーリーはぼろ鳶組の仲間集めで、麦わらの一味が仲間になる話と同等レベルで面白かったし、後半のvs狐火は緊迫したシーンが堪らなく、終始面白い作品だった。続編沢山ある様なのでどんどん読んでいきたいと思う。

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2025年11月24日

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読み終わってから知ったのだが、これがデビュー作⁉︎完成されすぎでしょ…と引いてしまうくらい、エンタメとしての満足感が高い。

ある理由から天職だった火消しを辞めて燻っていた主人公が、少ない予算の中、火消メンバーを集めてチームを再建するというあらすじ。
これだけ聞くと池井戸潤作品かな?(偏ったイメージですみません)と思うかもしれないが、舞台は江戸。
宵越しの金は持たず、焼ける前に使えと言われるほど火事が多かったそうで、源吾たち「ぼろ鳶衆」はそんな江戸の街を火の魔の手から守るために奔走する。

普段時代小説はあまり読まないのだが、前述した通り、盛り上がりが約束されているような王道ストーリーで、かつ一瞬登場するだけの町人ですら活き活きとしており、すらすらページが進む。
(「お互いまた臍繰りを貯めましょうね」は粋な返しすぎるよ奥さん)
魅力的な人物ばかりだが、源吾の妻・深雪さんが芯の通った女性で最後まで頼もしかった。

この時代にはまだ一般的に馴染みのない化学的な現象が真相に近付くヒントになったり、連続放火魔を追うストーリーラインも読み応えがあった。

とどのつまりは、難しいところは一切なく面白いよ‼︎ってことです。

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2025年11月23日

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かつて江戸随一と呼ばれた武家火消、松永源吾。別名、「火喰鳥」のもとにひとり、またひとりとクセ者が集ってくる展開が熱かった。江戸火消アベンジャーズ。日本は昔から災害大国で
地震や火事などに何度も見舞われてきた、でもその時々で諦めずに日常を取り戻す戦いをした人達が居たからこそ今があるんだなとぼろ鳶組の活躍を追いながら気づかされる。今村先生は"人の力”を信じているのだなと思った。

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2025年10月13日

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江戸の火消しの物語り
シリーズ一巻にあたる本作は落ちた頭の源吾をはじめとして、仲間が集まってくる様子が描かれている
仲間集めってワクワクしますよね
そしてメインストリートの火付けを最後追い詰めるのですが…
ワクワクや勢いのある火消しの場面、そして切ないラスト、世界観にどっぷりとハマりました!

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2025年10月10日

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これも何回読んでも面白い。

舞台は江戸時代明和、花のお江戸。人がひしめくこの都市では、頻繁に火事が起こる。その火事に対抗するのが、物語の主役「火消」だ。
この火消、今までは「暴れん坊将軍」で北島三郎さんが演じた町火消しかイメージなかったけど、大名や旗本などの武士にも火消がいて、元々はこちらが先だった、ということをこの本で知った。
明和は、暴れん坊将軍の吉宗公の時代から下がって、田沼意次卿の治世だ。

主人公は、その武家火消。
過去の失態により浪人していた元火消、松永源吾が、ある大名家の火消頭取に取り立てられて、数々の苦難を乗り越えながら活躍する物語である。
これが実に熱い!
出てくる仲間がみんなキャラが立っていて、とにかくかっこいい!特に奥さんの深雪さんが素敵なのだ!チャキチャキ江戸っ子の雰囲気からなのか、どいつもこいつも格好つけてて、セリフもいちいち極まっていて、クァ〜って言いながら手のひらの親指の付け根で鼻を擦りたくなる。お江戸の雰囲気に乗ってか、お話の疾走感も爽快。
武士のみなさんもまた良くて、その覚悟の決め方や、熱い想いに、武士の強さというものを見直せた。

源吾が士官したのと前後して、江戸では狐火という連続火付けが猛威を振るう。源吾は頻発する火事から江戸の街を救うために立ち向かうが…!

鬼平の親父さんや田沼卿も出てきて、歴史と重なったり、源吾たちがスーパーな活躍をしたりと、これは歴史ファンタジーと言うんじゃないかと思う。FF好きな自分にはたまらないw
これも実写ドラマ化して欲しい!ぜひ!

今も昔も火事はとても怖い災害。江戸時代の道具で立ち向かう危険は想像以上だと思うが、当時の火消の矜持を存分に味わえる逸品だと思う。

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2025年09月28日

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2025年の1月から8月上旬までに東京都内で発生した火災は3,034件。2024年1年間では4,518件ったので、少し増加傾向にあるようだ。また、ここ最近で増加傾向にあるのがモバイルバッテリーや電動キックボード、ノートPCのバッテリーから出火するケース。先日もモバイルバッテリーの発火でJR山手線が一時運休になるという事件があったが、今までのように「ガスレンジやたばこの火に気をつけよう」ということでは防火対策としては若干不足しているということだろう。

東京消防庁が火災で1年間に出動する回数は約4,500件。1日あたり12件前後の計算になるので、2時間に一件の火災が発生している計算だ。東京消防庁は世界的にも規模の大きい消防組織だが、日頃から高層ビルでの脱出訓練や実際に火を使った消火訓練、化学防護服での特殊対応訓練や地震・津波など大規模災害時のシミュレーションを行うなど、火災対応のプロとしての訓練が日夜行われている。
時代を遡って、江戸時代の消火組織と言えば「火消し」。火消し鳶(とび)と呼ばれる面々が防火・消火活動に当たっていたが、「家事と喧嘩は江戸の花」と呼ばれるほど多くの火災が発生していたので、火消しに対する期待はかなり大きかったのだろうと思われる。

今村翔吾さんが書かれた「火喰鳥――羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)」は、そんな江戸時代の火消しが主人公となっている物語だ。
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かつて、江戸随一と呼ばれた武家火消がいた。その名は、松永源吾。別名、「火喰鳥」。しかし、五年前の火事が原因で、今は妻の深雪と貧乏浪人暮らし。そんな彼の元に出羽新庄藩から突然仕官の誘いが。壊滅した藩の火消組織を再建してほしいという。「ぼろ鳶」と揶揄される火消たちを率い、源吾は昔の輝きを取り戻すことができるのか。
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炎を喰いつくすように消火することから主人公の源吾につけられた別名だが、火災が多かった江戸時代だからこそ炎をものともせず立ち向かっていく火消したちは無くてはならない存在だったことが窺える。現在13巻まで出されているが、どの巻も一冊ごとに一話完結という構成になっていて、単に火災に関することが書かれているだけではなく、火災を題材としたミステリーになっている。時代小説でありミステリー小説でもあるこの物語を読んで、火災に立ち向かっていく勇敢な火消しの姿に元気をもらえる心の栄養剤のような物語でもあった。

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2025年08月07日

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凄く良いシリーズものの一巻目だった。
しっかりキャラのたった人達が、1人ずつ仲間に加わってくるワクワク感。そして、それぞれが力を発揮できる場所があって、敵(火)をやっつける。
ワンピースの公式非公認のYouTubeで今村さんがワンピースファンかも?って話が出てたのが納得!って感じにワンピースだった。
奥様が一番好きかも。
早く次読みたい!

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2025年08月02日

Posted by ブクログ

とっても面白かったです。疲れていても今村翔吾さんを読むと頑張ろうと思えるのがすごい。人情味溢れる登場人物がとてもよかった。江戸時代の火消しのシーンはドラマで垣間見るけれど詳しく知らなくて、この本でどうやって火災に立ち向っていたのかを思い描くことができて勉強になりました!1人の死人も出さないで民衆を火から守るボロ蔦組の心意気に胸が熱くなりました!

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2025年07月19日

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かつて武家火消の頭領として活躍し、『火喰鳥』の異名を冠した松永源吾。
ある火事をきっかけに火消を引退し、二度と戻らぬと決めていたが、新庄藩主の命により再度火消頭領として腕を振うことになる。
初めこそまとまりが無く、青瓢箪揃いの『ぼろ鳶』であったが、壊し屋の寅次郎・纏の彦弥・風読みの星十郎・どこか惚けた頭取並の新之助と信頼できる仲間を集い、数々の現場を乗り越え町人に愛される火消組へと復興していく。

主要人物たちの葛藤、『狐火』と呼ばれる謎の火付け集団、断片的な情報で変化する町人からの評価、政権争い、源吾の妻・深雪とのすれ違いと絆。
古典的なストーリー展開だったけれど兎に角熱く、グッとくる台詞が多く、あっという間に読み終わった。

今作が著者のデビュー作との事で、他作品も是非読んでみたい。

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2025年07月05日

Posted by ブクログ

ボロ鳶とバカにされながらも命をかけて火消しをする姿最高だった。
偶然にも最近読んだ天地明察に出てきた人物に再会して感動。
新之助の二つ名には思わず笑ってしまったが、いい意味で似合っていた。

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2025年06月01日

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「塞王の楯」で直木賞を受賞した今村翔吾氏のデビュー作。火喰鳥の二つ名をもつ松永源吾を中心とした火消たちの物語である。連作短編のような形式だが、全てのエピソードがクライマックスにつながっており「お見事!」と言いたくなる。
様々な背景を持つ火消たちは勿論魅力的だが、源吾の妻の深雪や、長谷川平蔵!、田沼意次!なども負けてはいない。
時代小説だが、ミステリ要素もあってエンターテイメント作品としても一級品だ。

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2026年01月25日

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江戸の火消しのお話。読みやすい。
大河ドラマのべらぼう見てる人だったら聞き覚えのある人物がちらほら出てくる。

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2026年01月28日

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源吾、深雪、新之助…今村翔吾の描くキャラはどうしてこんなに魅力的なんだろう。
江戸を守るために再起、一丸となって火消しに命をかける様。
少しずつ周囲の見る目が変わっていく様子。
源吾のためにひとつになる。
怒涛のスピード感は漫画のよう。
続きが楽しみ!

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2026年01月24日

Posted by ブクログ

中々面白かった。
火消しが題材だが時代小説ながら少年マンガを読んでいるような感覚だった。
必要な人材として1人また1人と仲間が増えていく様はまるで『ONE PIECE』?

しかし町火消しだけだと思っていた火消しのシステムがかなり複雑なものであったのをお恥ずかしながら初めて知った。時代劇の影響って恐ろしい。

マンガっぽいなと思っていたらアニメ化&漫画化されていた。中々ピッタリ。

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2026年01月22日

Posted by ブクログ

 面白かったです。
 源吾の奥さんの深雪さんがとても素敵です。
続巻がたくさんあるようですので、続けて読んでみたいです。
 アニメも始まりました♡

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2026年01月18日

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火消しの話。登場人物全員かっけー。加賀鳶もかっこよすぎる。敵もかっけーし全員素晴らしい。

イクサガミの後に読んだ

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2026年01月04日

Posted by ブクログ

まきさんのシリーズ感想で読みたくなりました。

江戸随一の武家火消しだった主人公、松永源吾。
ある火事のせいで今は浪人。そこに火消し組織再建の依頼。その組織は金もやる気のある人もいない駄目組織。まずは人材確保に走り、元幕内力士、軽業師、天文博士と異色のタレントを入れ、徐々に組織としてまとまっていく。

このストーリーコテコテの連ドラの
王道パターン!!
これを時代小説で行う事が画期的なんですかね。

そのためストーリーはある程度予測できましたが、
今村さんの筆の力なのか、個性的なキャラクターなのかで作品はとても面白い!!!

特にクライマックスの深雪と新之助の行動は感情移入してしまいました。

とにかく、キャラがいい。次も期待したいです♪

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2025年12月06日

Posted by ブクログ

表紙の後ろ姿が、なんとも言えず大好きでして‼︎
何度見ても惹かれる‼︎
そして、何度も読み返した『序』

火喰鳥と呼ばれた武家火消し〜炭をも呑み込む鳥〜

出羽新庄藩戸沢家の家臣へとの話からはじまり。
仲間とのそれぞれの出逢いのお話。
最初の出逢いは折下左門さまだ、よね。
そして、遅刻してきた火消し方頭取並 鳥越新之助
〜朱土竜〜
力士荒神山 寅次郎 〜達ヶ関 森右エ門〜
山城座 彦弥 〜待乳山の聖天さんの大銀杏〜
加持孫一 加持星十郎 〜小諸夜の蕎麦〜

そして、そして松永源吾とその妻深雪との縁。

〜人は何度でも立ち直れる〜
〜お帰りなさいませ〜

西の大関「火喰鳥」松永源吾久哥
東の前頭筆頭「赤舵」加持星十郎光春
西の前頭七枚目「谺」彦弥
東の前頭八枚目「荒神山」寅次郎
東の前頭十三枚目「襤褸鳶」鳥越新之助正勝

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2025年07月03日

Posted by ブクログ

6/9〜6/16

デビュー作とは思えないくらい面白かった!
他の方のコメントでもあったけど、先日読み終えたばかりの「天地明察」と少し内容がかぶる場面があり、
「時代小説って面白いな〜〜!」と改めて思った。
次作も読みます!

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2025年06月16日

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想像力 時代ものを読むこともあるのですが、そんなに違和感なく入り込めます。もちろん、作者の文才がそうさせているのだと思いますが、読み手側も微力ながら小説の世界に入る手伝いが出来ているのではないかと思います。私はこれまでに見た時代劇や、時代小説から勝手な想像を膨らませながら作品を読んでいます。想像力が豊かだと小説に没頭しやすいのではないかと思います。

私の想像力では毎回同じ街並み、同じ川、同じ柳になってしまいますが(笑)また、作品の設定に親近感があるときも小説に入り込みやすいと思います。江戸時代に親近感はあまりありませんが、仲間や仕事、家族というものはどの時代でも似ているもので、そういった部分が合っていたのだと思います。面白い作品でした。

江戸が舞台の小説ですが、個性ある仲間が集まり、悪に立ち向かう姿は良くある設定、ストーリーですが、飽きずに最後まであっという間に読むことが出来ました。続編も読みたいと思います。

「相撲の格付けに始まった番付であるが、ある時を境に諸事様々なものに格付けする番付遊びが庶民の中で流行し、観光名所や温泉地、食い物にまで番付が組まれ発刊されている。」番付を筆で書いているのを見て驚いた記憶があります。横綱や大関は名前が大きいから手書きでも分かりますが、幕下の力士となると細くてよく書けるな、米粒写経みたいで凄いと思いました。そんな、番付ですが今も昔もランキングは流行っていたんだなあと思いました。ランキングは偏った常識を作り出すので怖い面もありますが、初心者には役に立つことが多いです。私の読書では西の横綱は西加奈子さん、東の横綱は町田その子さんでしょうか。あっ、西加奈子さんはカナダで、町田その子さんは福岡でした。。。因みに横綱は昔はなかったそうです。

「宝永年間に開発されたという蕎麦切り」歴史物、時代小説を読んでいるとこういう情報を得ることが多々あります。この頃より前は、蕎麦団子のような食べ物を食べていたのでしょうね。まさか、ガレットが主流であったとは思えませんが、それなら面白いなとも空想して楽しめました。

「日は人々の暗い今日を消すために沈み、人々の輝く明日を彩るために登る」素敵な表現です。止まない雨はない、時は止まらない、世の中は常に変化する。終わりなどないのだと思います。

「耳朶」みみたぶと読みます。小説を読んでいると分からない漢字がたびたび出てきますが、何となくわかる場合は何となく読み飛ばし、どうしても気になる時はアプリで調べて読み進めます。これも読書の楽しみの一つです。

「鍵屋は稲荷明神の眷属様が咥えておられる鍵に由来する。清吉が独立した折には対の眷属様が咥えられている玉から名を頂き、玉屋としてはどうだ」鍵屋と玉屋の由来は知りませんでした。屋号の由来、素敵ですね。

「夫婦というものは不思議なものであると思う。日常の中ではあれほど誤解を生み合うものなのに、危機に直面すれば阿吽の呼吸で伝わる。」そうであって欲しいと思います。

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2025年12月03日

Posted by ブクログ

「火消し」という新しいジャンルの時代小説  田沼意次が大老として政の中枢にいた時代の話。

 時代小説には、町人の「火消し」はよく出てくるが、武家にも火消しがおり、江戸の消火活動にあたっていたということは初めて知った。

 主人公を中心に、登場人物は再生していく。これは再生の物語なのだ。

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2026年01月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アニメの主題歌がポルノグラフィティということで、アニメ見る前に原作を読みたくて購入。
時代小説は普段あまり読まないので言葉が難しかったけど、キャラクターみんなに背景があり生き生きとしていて、熱く人間味が溢れていて、おもしろかった。
仲間が一致団結していき、周りを巻き込んで、悪役にも悪役のワケがあり、それでもやっぱり最後は信念があって真っ直ぐな主人公達が己の過去にも事件にも打ち勝っていく…王道に気持ちが晴れる物語でした。時代背景にもっと詳しくなりたい…!

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2026年01月12日

Posted by ブクログ

今村翔吾のデビュー作。時代小説ではありながらフィクション多めのエンタメに仕上げる作風はイクサガミとも地続き。
前半は主人公源吾が一人ずつ仲間を集めるという、七人の侍やワンピース方式でまったりした展開だったが、放火魔を追い詰める後半は面白かったので一気に読み進んだ。

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2025年12月07日

Posted by ブクログ

本当は『イクサガミ』の方を読みたかったけど、時代小説だし読み切れる自信もなく、先にデビュー作から読んでみた

読み切れるもなにも、めちゃくちゃTHEエンタメ小説やん!てなりました
しかもベタ中のベタ!
とにかく火消しの羽州ぼろ鳶組が粋でいなせ
映像が目に浮かぶのでこちらもNetflixでドラマ化してほしいくらい面白かったです

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2025年10月07日

「歴史・時代」ランキング