【感想・ネタバレ】玉麒麟――羽州ぼろ鳶組のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2024年03月12日

今回の主役は何といっても新之助。
元々剣の達人という設定ながら軽い性格で番付と同じく中途半端な存在だったのに、一皮どころか大化けしました。
リーダーとしての判断に悩む源吾を後押しする深雪さんも格好良かったけれど、今回だけは新之助に敵いません。
そして前回までは顔出し程度だった「鬼平」も立派なレギュラ...続きを読むーになりそうな勢いなので、まだ未読のかの作品を並行して読み始めよう。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年03月09日

2024/3/8
先に読んだ家族に「新之助ちゃんと帰ってきた?」と確認してから読書スタート。
入れ込みすぎてるから安心を確認してからじゃないと読めない。
いや新之助が退場するわけないって思ってるんだけどさ。
退場どころか未来のお嫁ちゃんまで出てきましたよ。
しばらく離れ離れだけども。
お嫁ちゃんかど...続きを読むうかも決まってないけど。
新之助が主役の回だけど鬼平が目立ってた。
いやぁ会いたかったよ。鬼平。
その他の面々もいっぱい出てきて辰一までちょっとデレてた。
新之助、辰一とも互角に戦えるんだから強いよね。
ああ楽しい。
ハラハラするけど読んでる間の私はずっと笑ってるんじゃなかろうか。
そして本を閉じるとなんか泣けてくる。
胸が熱くなるんよ。
ありがたいことです。

0

Posted by ブクログ 2024年03月05日

羽州ぼろ鳶組シリーズ8作目

今作は頭取並、鳥越新之助が主役。
大ピンチの新之助がぼろ鳶組の面々だけでなく江戸火消しの主だった頭達から信頼され助けられていくストーリーがなんとも感動させられる。
毎度お楽しみの終章は少しあっさり終わった様で少し期待外でした。

0

Posted by ブクログ 2024年03月03日

ぎゃー!!何だこの巻、新之助が格好良すぎる。
こんなの好きならずにいられない!
源吾も深雪も本当にしびれるほど素敵で最高でしたーー。

とんでもない展開に、前巻にも増してページをめくる手が止まりませんでした。夢中で読み耽り、気づいたら深夜1:00。
怒濤の展開に、火消したちの活躍と無茶振り、恋の予感...続きを読むと見どころたっぷり!
胸熱シリーズ第8弾、大満足です。

『人は生きていれば哀しいことも、苦しいこともある。だがそんなときは長くは続かない。
その分、きっといいこともある。』

0

Posted by ブクログ 2023年11月10日

あー、終わっちゃったー(ToT)刻々とシリーズの終わりが近づいてきちゃう…これが今の率直な感想。
中身はもちろん文句なし。
新之助が下手人であるはずがないと信じる人々が多くて、粋だったなあ(^^)
普段はニコニコ穏やかな人柄なのに、いざとなるとめっちゃ強し!!しかも守ってくれるなんて、ホレてまうやろ...続きを読むー(*゚▽゚*)
加賀鳶もかっこいい。あと、辰一がナイス!!
映画になるとしたら、配役はどうしようかなーなんてワクワク勝手に考えながらあっという間に読み終わりました。

0

Posted by ブクログ 2023年10月26日

8作目は新之助が主人公。ええ男やねえ~ そうか、玉麒麟は水滸伝ね。かなり前に読んだので覚えてないわ。でも、きっとなれるぜ!琴音ちゃん、ええ娘やね~!

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年08月23日

新之助が犯人と追われて驚いた!そして火付盗賊改方が犯人だということにもびっくりです。次の双風神も期待しています。【小5】

0

Posted by ブクログ 2023年03月03日

回を重ねるごとに一橋卿の極悪度が増す勧善懲悪ストーリー。
今作はぼろ鳶組や主だった火消し組の思惑が入り乱れてはらはらドキドキの連続で非常に面白い。
羽州ぼろ鳶組シリーズは面白いのでついつい一気読みしてしまい寝不足になるのが玉に傷ですね。

0

Posted by ブクログ 2023年01月09日

内容(「BOOK」データベースより)
侍火消にして府下十傑に数えられる鳥越新之助。新庄の麒麟児と謳われた“ぼろ鳶組”頭取並は、闇に堕ちたのか?豪商一家惨殺及び火付けの下手人として手配された新之助は、一家の娘を人質に逃走を続け、火盗改、江戸の全火消の包囲を次々と打ち破っていく。一方、幕府の命で動きを封...続きを読むじられたぼろ鳶組頭取松永源吾は、仲間のため、己のため、決意を胸に立ち上がる。書下ろし長編時代小説。

令和5年1月5日~9日

0

Posted by ブクログ 2022年12月19日

まさかの冒頭から、怒涛の結末まで一直線!
チャンバラあり恋模様あり、今回も盛り盛りのエンタメでした。
新之助推しにはたまらない1編。
とはいえ謎が全てスッキリしたわけではなかったので、まだ先が気になるところ。
そこには何が書いてあったのか……。

0

Posted by ブクログ 2022年11月15日

新之助が主人公の8巻。
今回は殺陣のシーンが多く、ハラハラドキドキ。
新之助を信じる鳶たちの強い優しさに、鳥肌が止まらなかった!

源吾の新之助への想い。新之助の源吾への想い。以心伝心の絆が良かったな(*´-`)

てっきり琴音といい感じになるのかと思ったら...彦弥も武蔵も新之助も奥手すぎる(笑)...続きを読む火消故なのか...恋の行方も楽しみ( *´艸`)

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年09月27日

「羽州ぼろ鳶組」の8冊目。
遂に新之助が主役の巻だと思っていたら、裏表紙を見てビックリ!『豪商一家惨殺及び火付けの下手人として手配され、一家の娘を人質に逃走を続け…』って、どういうこと!?

というわけで慌てて本編に入ったけど、早い段階で、新之助に限ってそんなことはないわなぁ、何か訳ありだよねという...続きを読む流れになって、同じく裏表紙で『闇に堕ちたか?』と煽った割にはどうよと思うけど、まあ、そうなるわな。
それでも、新之助の失踪に、その見合い相手の家が火付けで炎上、そして新庄藩には出入り禁止が下されるといった謎は残り、源吾らが身動きが取れない中、田沼が乗り出すは、その使いの島田が心配してくれる(最後にはいいとこ見せる)は、平蔵が動き回るは、勘九郎以下の加賀鳶にい組(漣次)に万組、よ組(秋仁)にめ組(銀治)、火消しになったばかりの慎太郎や藍助、加えて内記(金で釣られたとはいえ)に辰一(なに考えてんだ)まで、それぞれが奔走する。そして大丸(彦右衛門)、今回も金の遣い方が男前、最後まで男前。
奸計の糸を引く一橋は火消したちの腹の中を試す思惑だが、そんなの関係ねぇという男たちの心意気に途中からはもう涙なしでは読めん。
いやいや女たちも、深雪さん秋代さんの、その夫を仲間を子を思う心根にも目頭が熱くなる。
そして、出入り禁止の中で“千人も一人もどちらも救う”ために覚悟を決める源吾と、それに続くぼろ鳶の面々。いやぁ、通勤電車の中でウルウルきて困ったぜ。

それにしても、ここまで皆から信じてもらえる新之助は果報者、そして何より、強ぇ!
真の下手人と相対し、新陰流の奥義・転(まほろば)で雑魚を屠り、捕らわれた琴音を奪い返しては首領の左手、肘から先を斬り落とす。
今回は火消ではなく、全編通じて見事な剣捌きを十分堪能した。

0

Posted by ブクログ 2022年08月19日

今回のメインは新之助!
あの剣の腕からして期待どおりのアクションシーンだった。
迫力もあって殺陣は格好良い。

追われる新之助と身動きが取れない源吾たち。
追い詰められていくような展開にハラハラしたけど、同時に引き込まれるような緊迫感とスピード感。
新之助と源吾の絆がとっても素敵だった。

0

Posted by ブクログ 2022年07月12日

はい、もう分かってましたー

結末はもう思った通りですよ
まったくもうみえみえですよ
中尾ミエですよ

こんなもうなんのひねりもない展開…最高です(最高なのかーい!)

今回はキャラクター人気投票だったら十三枚目どころか間違いなく三役の新之助がメインを張ります
自分ももう大好き

彼が火付け及び豪商...続きを読む一家惨殺の下手人として追われる身に
もちろんいつもクライマックスにはぼろを着ることになる新庄藩火消しの面々は誰ひとり新之助を疑うことなく助けに向かって泣かせます

そして多彩な、多彩すぎる脇役たち
今作は火付盗賊改方島田政弥、町火消しに組の辰一、そして八重洲河岸定火消進藤内記がいつもと違う一面を見せて「くぅー」ってなります
川平慈英の「くぅー」です

それにしても今村翔吾さんは読者が読みたいって思うことをほんとよくわかってるなーって思うのです
もしかするともしかして天才か?

0

Posted by ブクログ 2022年06月23日

今回は新之助編!
アクション満載!面白い〜\(//∇//)\
 
誰も頼れない、誰が敵かわからない
とにかく逃げて逃げて闘う!

新之助の無実を信じる鳶達がいい味出してます。

大丸と内記もまさかの援護!
この二人…なんか好き( ̄+ー ̄)

いざ9巻にε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年04月06日

今回は、新之助が主役です
お見合い相手の橘屋から火があがる
下手人は?
序盤から心をグッと掴まれる描写✨

8巻、鬼気迫る感じにハラハラ。火消し達の思いが、胸にぐっとくる

0

Posted by ブクログ 2022年02月24日

豪商橘屋一家を惨殺し付け火した挙句娘を連れ去った下手人として鳥越新之助が手配され新庄藩は何が起こったかわからぬ内に動きを封じられる

この巻はなんと言っても新之助の魅力満載でした
日頃の彼を知る人々や意外な人が助けてくれたりでそこも面白かったです

0

Posted by ブクログ 2022年02月02日

ぼろ鳶シリーズ第8作目。最新話に近づくほど面白味が増していると感じる。もちろん、キャラへの愛着が濃くなっているからという側面が大きいが、本作はこれまではとは少し異なった展開で新しさも感じられた。

本作はメインの鳥越新之助が出奔し、新庄藩が動きを封じられてしまう。そのため、中盤以降は新之助パートと久...続きを読むしぶりの登場の長谷川平蔵視点で描かれていく。平蔵と他の火消と顔合わせをし直ぐに信頼関係を作っていくところは非常に微笑ましかった。

終盤以外でのハイライトは「二人関脇」の章。これまで単発巻以外で出てこなかった進藤内記と辰一。どちらも素直ではないが源吾たちに手を貸すところは熱くなった。特に辰一の「信じて頼れ」は痺れた。

今回、源吾が「最大多数の最大幸福」に再び悩まされる。背負うものが増えるほど、多くを守るために少数を切り捨てなくてはならなくなる。小説では両方守れだが現実はそうもいかず、やはり火消が羨ましいと思う。

0

Posted by ブクログ 2021年11月26日

今巻の主役は鳥越新之助。見合い相手の橘屋が放火され、一か奉公人が惨殺された。
その下手人が新之助とされ、娘二人とともに行方不明になる。頼みの源吾らぼろ鳶は謹慎の明がある。ここから新之助の活躍が始まった。

0

Posted by ブクログ 2024年03月18日

「羽州ぼろ鳶組」シリーズ8作目!
あの…お調子者で人がよくて、それでいて剣が強い!そんな鳥越新之助が火付けの下手人???

そして新之助の無罪を晴らそうと動こうとしたその時…ぼろ鳶は幕府から出入りを禁じられてしまう。
どうする?新之助!

今回はあのへらへら新之助の本気が見れます。(色んな意味の本気...続きを読む(*´꒳`*))
-----
松永源吾の心の声より〜
『今回の相手は炎ではない。己の中に巣食っていた弱さである』

0

Posted by ブクログ 2023年08月19日

今作は序盤から緊迫した展開。それもそのはず、あの新之助に火付けの疑いが。そしてぼろ鳶はじめ新庄藩の面々も幕府から動きが封じられ、どうなるのか。今回の相手は火ではないのですが、中盤以降の面白さは、シリーズの中でも群を抜いて面白かったです。とにかく火消したちが新之助を守ろうとする様子に火消しの心意気を感...続きを読むじました。そして、今後の琴音と新之助も楽しみです。

0

Posted by ブクログ 2023年06月08日

新之助が放火の下手人に。

話の展開から、どうしても放火関連の事件ばかりになるけど、毎回いろいろな角度から盛り上げてくれるので楽しみだ。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年05月21日

あの新之助が火付けの下手人?驚きの幕開けから始まる。場面がいくつも切り替わりながら、謎が溶けていく。
それにしても、新之助、かっこいいやん。琴音とのうぶな仲が何ともいい。夢胡蝶での彦弥もよかったが、玉麒麟の新之助も爽やか。
そして、新之助を信じて動くぼろ鳶、加賀鳶を始めとする武家火消や町火消の思いが...続きを読む熱い。
いつものように一気に読ませてもらった。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年08月04日

惚れてまうやろー!
一言で表すならこんな感じ。強い優男、かっこよすぎる。あとは、頭オールスターズをはじめとした、火消しチームの連携とか(加賀鳶とに組は箱で推したい)、長谷川平蔵(二代目)がいよいよ本格始動とか。
今までの展開があってこその本巻。さて次の『双風神』を買わねば。
大奥の次に、映像化してく...続きを読むれないかなあ、えねっちけーさん。(ラジオドラマではなく)

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年12月27日

《羽州ぼろ鳶組8》
新之助が下手人なんてことはないだろうとは思いつつ、濡れ衣が晴れるまでジリジリと読み進む。
そうだよねー、期待を裏切らない最後が好き。

相変わらず鳶達の無茶っぷりが楽しい。ほんとにあいつら馬鹿だ(褒めてます)
次巻も野郎どもの馬鹿に期待。

0

Posted by ブクログ 2022年09月22日

読み出したら相変わらず面白くて一気読み

田沼意次vs一橋治済を背景に、火消たちが入り乱れ、喧嘩や殺陣に忙しい
火事どこいった笑

元々新之助の成長は顕著だったけど、八巻で更に飛躍したと思います

0

Posted by ブクログ 2021年11月24日

ぼろ鳶のムードメーカーにして、江戸十傑に数えられる剣の達人・新之助が大活躍!!!

商家に火付けをした上、娘二人を拐かして逃げた下手人とされ、懸賞金目当てに江戸中から行方を追われることになった新之助。
新之助の為人を知る火消仲間の面々が協力しあい、幕府の命に従うフリをしながら好き勝手にやっているのが...続きを読むまた痛快。

まーとにかく新之助の剣技の冴え、いつでも誰にでも明るく優しいお人柄、もしかして恋?の予感と、新之助ファンにはたまりませーん!の特盛大サービスでした。

0

Posted by ブクログ 2024年04月24日

侍火消し・鳥越新之介。”ぼろ鳶”頭取並みは、闇に落ちたのか??
豪商一家殺害および火付けの下手人として手配された新之介は、一家の娘を人質に逃走を続け、江戸の全火消しの包囲を次々と打ち破って行く。一方、松永源吾は仲間のため、己のため、決意を胸に立ち上がった。

0

Posted by ブクログ 2022年09月12日

新之助さん、かっこいいんてすけど。。琴音さんも名前といい、ルックスといい、現代美人ですよね。でもあの結末はないわ。。まあ、楽しみは後に取っておくということなのかもしれないけど。

0

Posted by ブクログ 2021年11月29日

今回の主役は新之助。
下手人と疑われる経緯や真犯人が悪事に手を染めた理由にはちょっと強引さを感じたけれど、
それを上回る火消したちの仲間を信じて助け合う姿や
ほんのり淡い恋心、
スピード感のあるバトルシーンなどに胸が熱くなった。

0

「歴史・時代」ランキング