塞王の楯 下

塞王の楯 下

814円 (税込)

4pt

太閤秀吉が病没した。押し寄せる大乱の気配。塞王・飛田源斎は、最後の仕事だと言い残し、激しい攻城戦が予想される伏見城へと発った。代わって、穴太衆・飛田屋の頭となった飛田匡介は、京極高次から琵琶湖畔にある大津城の石垣の改修を任される。立ちはだかるは、国友彦九郎率いる国友衆と最新の鉄砲。関ヶ原前夜の大津城を舞台に、宿命の対決が幕を開ける! 「最強の楯」と「至高の矛」――激突する二つの魂。その闘いの行き着く先は? 第166回直木賞受賞作品、下巻。

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塞王の楯 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    戦国時代の攻城戦を、武将ではなく石積職人に焦点を当てて描くなんて、どこに盛り上がるツボがあるんだろうと懐疑的に読み始めたが、これほど激しく胸を熱くさせられるとは思いもよらず。終盤は貪るように読み切った。登場人物の矜持が、敵味方なく輝いている。直木賞受賞、もっともである。

    0
    2026年05月27日

    Posted by ブクログ

    賽の河原で積み上げた石は、積み上がった途端に崩されていく。それでもなお、また一から、一つひとつを積み上げて、それを延々と繰り返していく。いつ終わるかわからないこの営みを前にして、折れない心が積み重なり、最強の盾となる。

    0
    2026年05月20日

    Posted by ブクログ

    上巻と同じく疾走感あふれる話だった。
    結末は分かっているけど、フィクションとしての登場人物にノンフィクションの人物がどのよう動いていくのか、とても強く惹き込まれた。

    どうしても現代の争いと比べてしまうのだけど、この頃の戦さには人として捨ててはいけないものを分かってたように思う。

    昔は「戦さ」と言

    0
    2026年05月17日

    Posted by ブクログ

    これはビビった。面白い。
    穴太衆という職人がいるのは当然だが、それを主人公にしてこんなストーリーを描ける作家さんが凄い。歴史を勉強したくなるな。
    イクサガミも面白かったけど、これも想定以上。他も読んでみようかな。

    0
    2026年05月10日

    Posted by ブクログ

    歴史小説のなかでも、有名な武将や偉大な功績を残した教科書に名前が載る人物などではなく、ただ戦を終わらせたいと願う2人の職人に焦点を置いた作品だ。主人公に関しては一応、穴太衆の匡介だと思われるが、登場する人物のキャラクターはどれも濃く、主人公に負けず劣らずと言ったところだ。戦国時代の知識は作品をより理

    0
    2026年04月26日

    Posted by ブクログ

    京極高次!お市の方の三姉妹の一人、お初が正室とゆう事しか知らなかったが人間的に凄く好感がもてる。今村翔吾さんの作品は一見スポットが当たらないような武将も描く感じがするので好きです。西国無双の立花宗茂!これは、やはり九州に住んでる者としてはにんまり!しかし、京極さんを応援したくなる!イクサガミもたしか

    0
    2026年03月27日

    購入済み

    面白かった

    始めは石積職人の話なんてと思いながら読んでましたが、徹底的なプロの話だと理解してからは一気に上下巻読み切りました
    最高でした
    ありがとうございました

    0
    2026年02月15日

    Posted by ブクログ

    泰平を願う者同士の矛盾した戦い
    最初から最後まで構図が見事だった
    史実の隙間にこんな物語が読めるのは本当に楽しい

    0
    2026年02月11日

    Posted by ブクログ

    楯の塞王と矛の砲仙が近江の大津城でどちらが太平の世をつくるかを掛けて戦う。楯は城の石垣、一方の矛は鉄砲となる。しかし、その矛楯が持つ力だけでなく、それを扱う人や更には彼らを纏める武将の人間力もが勝敗を分けるのだと思った。
    この時代に関する本を読んできた割には、蛍大名と揶揄された京極高次に家臣や民を惹

    0
    2026年01月19日

    Posted by ブクログ

    最高!!
    今村さんの作品はほんっとうに人物が魅力的。

    だからと言って人物メインではなく、
    あくまでも歴史小説らしく史実に基づく背景があり、
    日本人なら一度は聞いたことのある歴史上の人物が、命を吹き込まれて登場するのも本当に引き込まれる大きな要素になってる。

    そしてなんと言っても、穴太衆の技術の魅

    0
    2025年12月20日

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