無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
時代小説。「剣客商売」シリーズ番外編。上下2巻。
小兵衛の若かりし頃(32歳~)、剣客・波切八郎との出会いとそれぞれの過ごした日々が描かれている。
波切八郎は岡本弥助、伊之吉と暗殺を繰り返す。
波切家の元老僕、市蔵は新しい小兵衛の道場に引き取られたが、八郎とお信の元へ向かう。
一方小兵衛は、ある大名の血を引いた少年、高松小三郎の指南することになり、八郎と思わぬ再会をする・・。
小兵衛の若いときのエピソードというよりは、波切八郎の生き様の方が鮮明に描かれている。
下巻に入ると人間関係が分かりやすくなり、引き込まれる。
上巻で諦めずに下巻まで読んでよかったです。
Posted by ブクログ
剣客商売番外編下巻。
ものすごいスピード感のあるストーリー展開だった。
この番外編のタイトル「黒白」は、人の人生を示しているのだろうな。
善か悪か。
黒か白か。
ある一端を見れば、悪であり黒かもしれないが、その裏には善であり白かもある。
人の人生、人というものは、黒か白かをバッサリと分けることができない。
頭ではわかっているが、黒か白かをバッサリと切ったほうが、接することも、生きることも楽チンなので、やってしまうが、そんな簡単なものではないのだ。
波切八郎も、岡本弥助も、人に好かれる資質を持っていたと思う。
そして、2人とも、それぞれの苦悩を抱えていた。
辛い人生の道に翻弄された2人という気がする。
どこかで道が違っていたら、きっと、2人は出会わず、全く異なった人生を歩んだだろうなと。
ラスト、波切八郎が無事であったことを知ったとき、小兵衛さんではないが、嬉しくなった。
生きていてくれたと。
そして、その姿から、今は幸せなのだろうと想像して。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。