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Posted by ブクログ 2017年08月28日
番外編『黒白』を読んだがゆえに深まる理解。終盤でキーパーソンとなる滝口を、かつての秋山道場へ弟子入りさせたのも、小兵衛の「人が変わった」ためであり、その発端は波切八郎の一件があったためだ。本書に登場する剣客・波川周蔵も、不幸な事件から出奔して裏稼業に身をやつすまでは波切と一緒だったが、結末に救われた...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月21日
時代小説。「剣客商売」シリーズ第14弾。長編。
「暗殺者」
剣客、波川周蔵の手並みを見た小兵衛。そして不二楼にて侍たちの「秋山大治郎が・・」との不穏の声を耳にする。弥七と傘徳とともに暗殺計画を探る・・。
小兵衛の昔の弟子、稲垣老人が小兵衛と波川を繋ぐ。
話の展開が「どうなる、どうなる」と気にな...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月01日
「池波正太郎」の長篇時代小説『剣客商売(十四) 暗殺者』を読みました。
ここのところ9冊連続で「池波正太郎」作品です。
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老剣客「秋山小兵衛」とその息子「大治郎」が悪に挑む!
累計2400万部突破の大人気シリーズ
「波川周蔵」の手並みに「小兵衛」は...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月03日
剣客商売14作目。
久しぶりの長編。
今回は、人間というものは時とともに変わりゆくもの。というのが、キーポイントかも。
波川周蔵という人物に好印象を覚えるエンディングだった。
この方は気の毒だ。
いろいろな面で。
人生の悪戯に翻弄されてしまった人。
今後は、幸せに暮らしてほしいと願う。
浪人・...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月29日
池波正太郎を初めて読んだ一冊。話に引き込まれ一気に読んだ。意外な結末に向けて、長い下調べと綿密な打ち合わせが続くが、決して冗漫になっていないのがすごい。
一見、物語に関係ないように思われる朝餉、夕餉のシーンがあることで、かえって時間の経過が感じられた。生活感が出ることで物語にリアリティが増している...続きを読む
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