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てんぷら屋に行くときは腹をすかして行って、親の敵にでも会ったように揚げるそばからかぶりつくようにして食べなきゃ……。勘定、人事、組織、ネクタイ、日記、贈り物、小遣い、家具、酒、月給袋など百般にわたって、豊富な人生経験をもつ著者が、時代を超えた“男の常識”を語り、さりげなく“男の生き方”を説く。本書を一読すれば、あなたはもう、どこに出ても恥ずかしくない!
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Posted by ブクログ
女ですが、もっと早く読んでおきたかった。 刺身や蕎麦、天ぷらの食べ方、様々な作法など若い頃から誰かしらに教わったり聞いたものの数々。。きっと池波さんの本や何かしらのメディアによって浸透したものも多いのでしょう。 衣食住に関する作法やお考えも、全ては池波さんの生き方に対する哲学、みたいなものに繋がって...続きを読むいる。「死ぬこと」を考えながら生きるとは、目からウロコものです。 江戸時代の日本というのは世界一の文化国家、そういうのをちゃんと小学校のうちに歴史で教えないとダメなんだよ、なんて言うのもそうだそうだと一人で同調してみたり。バーからバーテンのくだりもいい。他にも色々書きたいが長くなるだけなのでやめておきますw 多様性、ジェンダーレスを重んじる現代においては問題になりそうな発言が多々あるも、読んでいるうちには著者の中で差別から来ている発言ではない事がわかります。が、今だと賛否両論になりそうとは思いましたが。。 もっと早くに読んでおきたかった、のは率直な感想ですが、今読んで良かった、のも本心。歳を重ねたからこそ響く数々。何年か後に読んだら今度はどのくだりが心に響くだろうと、想像するのも楽しい。 良い本でした。
限られた服を、大切に着る 20代のうちに読んでおきたかった、本は読みたい時に読まねばならない。 小説家は人生経験がないとつまらないものしか書けない
池波正太郎作品を初めて読んだ。誰かがこの本について何か書いていてちょっと読んでみたいと思っていた本だった。かなり昔の本だけどとても身になる良い本だと思う。もしかしたら父も読んでいたかな?と思った。甥っ子にプレゼントしようかと思う。
「自分は、死ぬところに向かって生きているんだ…」 「人間とか人生とかの味わいというものは、理屈では決められない中間色にあるんだ。つまり白と黒の間のとりなしに。」
男の作法 身だしなみとかおしゃれとか、男の場合、人に見せるためにやっているところもあるけど、 やはり、自分の為にやるんだね。根本的には自分の気を引き締める為ですよ。 人間はみな、死に向かって生きているんだよ。それ自体が大きな矛盾であり、人間というものは矛盾の生き物なんだよ。そんな人間が作ってい...続きを読むる社会が矛盾していないわけがないんだよ。 男は何で自分を磨くか。「人間は死ぬ」という、この簡明な事実を出来るだけ若いころから意識することにある。もうそれに尽きると言っても良い。(中略)。自分の人生が有限であり、残りはどれだけあるか。こればかりは神様しかわからない。そう思えば、どんなことに対してもおのずと目の色が変わってくる。そうなってくると、自分の周りの全てのものが、自分を磨くためのみがき砂であるということがわかる。逆に言えば、人間は死ぬんだということを忘れている限り、その人の一生はいたずらに空転することになる。仕事、金、時間、職場や家庭あるいは男と女の様々な人間関係、それから衣食住の全てに言えることは、「男のみがき砂」として役に立たないことはない。ということです。 自分も世の中に、出来る限りはむくいなければならない。と思うことが男を磨くことなんだよ。
"池波正太郎さんのエッセイ。この人の食事に関するコメントが好きだ。 てんぷら屋に行くときには腹をすかして行って、親の敵にでも会ったように揚げるそばからかぶりつくように食べなきゃ おこうこぐらいで酒飲んでね、焼き上がりをゆっくりと待つのがうまいわけですよ、うなぎが。 などなど うまい肴とうま...続きを読むい酒これがあれば、人生楽しめます。 食事だけではなく、生活するうえでちょっと考えるようなことを池波流なアドバイスがもらえるありがたい本でした。"
GOOD
ファーストクラスに乗る人が機上で読む本、というわけで読んだ。職場のお偉方と接触機会が多い人は一回読んどいた方が良いかも。
昭和56年に上梓された本書の巻頭で、当時でも「現代の男たちには実行不可能でありましょう」と池波さんは言う。もう40年以上経た21世紀のいまでも、食文化に対する著者の考えは通用すると思う。鮨、天ぷらに鰻。どれも粋に食べられる男になりたい。日本建築、それも引き戸の有効性は池波さんが言うとおりだ。そしてま...続きを読むた、死を意識した生き方は、現代人にこそ必要なのではないだろうか。
初めて読んだのは30代のころだったか。刺身の食べ方、ビールの飲み方、ネクタイは自分で選ぶなど、随分、真似してきた。50代になって読み返してみると、新たな共感があった。 「人間とか人生とかの味わいというものは、理屈では決められない中間色にある(21p)」 「男のみがき砂として役立たないものはない(20...続きを読む3p)」 「そのときの仕事を楽しむ(212p)」など。
昭和56年のゴマブックス初版で読む。女性を扱ったところでは今なら間違いなく炎上しそうな文面も多いが、逆に寿司やそばの食べ方についてはエセマナーをズバッと斬っていて痛快。今でもバズりそうな感じである。 相手を思いやる、仕事は先回りの段取りが肝心など、基本は今後も色褪せることのなさそうな骨太な作法論であ...続きを読むる。
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